■ 株の学校に通っていた20代後半
私は、もともとがすごく自立志向でした。
親元から経済的に自立したのは、公式には18歳ですが、実際のところは、15歳あたりから…です。朝からパン屋でバイトして、自分のお受験に必要な模試代とか、Z会の費用は自分で出していました。
金融教育の重要さは、アメリカの富裕層に暮らしたころ実感。みなさん、投資信託でお金を増やすというのが普通みたいでした。30年前なので、日本では投資信託って、一部の富裕層のもの、みたいな感じです。
さて、アメリカの市民並みの運用を目指していたのですが、日本ではなかなか適切な金融教育がなく、FPは結婚してすぐのころサクっと終了。28のころに株の学校に通いましたが、当時はチャート、なんと手書きでした…(汗)。こんなのやってらんなーい!とすぐになりましたけど…
さて、愚痴はひとまず、やっとこさ、私の財務内容も米国市民並みになりました…。
現在はシャープレシオ1.1で運用されている状態なので、ほっと一息つけるというか、まずは安全圏に着地みたいな感じです。とはいえ、暴落を恐れて市場ウォッチから目を背けることができないというのは開放されていません。何とかしなくては。
しかし、本当に今の日本は20年前、28歳のころと比べても、雲泥の差で、もうガンガンテクニカルな分析がPC上で可能になりました。
しかし…現代日本を見渡すと、30年前の私と比べても意識が低いというか、自分で自分の年金をつくるという意識がある若い人にはあまり会いません。
■ 依存から自己責任へ
https://www.ntaa.or.jp/ntaw/02-cnt/uploads/2023/07/technicalhandbook1_20230701.pdf より引用その後に続くのは、
ーーーーーーーーーー
日本でも企業が老後の資産形成を面倒見てくれた時代から、自分で積み立てたお金を自分で運用し、老後に備えるという時代に移行しようとしています
ーーーーーーーーーー
思い出すのは、ラオスで登っていたおじちゃん…いや、おじいちゃんクライマーたちです。
日本のおばちゃんクライマーが、国内にいたときとよろしくかいがいしく世話を焼きまくって、通訳してあげていました…
それを見て、ほんとに情けない姿だと思いました。女性もですが、男性もです。
誰か俺の面倒見てくれ… → 有能な女性を頼る
ってことになっていそうだった…(汗)。
これでは、女性は、男性の自己実現の道具にされているだけ、です。
何も協力し合うなと言うのではありませんが、協力と、共依存、がごっちゃになっている…のが日本。
■ 山岳会
同じことが山岳会に言え、昔は、新人がどのような山のキャリアを作っていくのか?は、会に任せていればよかったわけです。
昔所属していた会の、全然登れなかった人が、谷川岳馬蹄形をやっていて、あらー、先輩たちは彼を谷川岳の岩場に連れていく気なんだろうか?と思いました。
谷川岳は私はお誘いは受けましたがお断りして行っていません。
38歳から、山が美しいからと言う理由で山をスタートした人に谷川岳が必要なのか?というと、なんか必要と思えませんでした…。
こういう風に言うと、明神主稜には行ってるじゃーんと言われますが、明神が死の山って聞いたことないですよねぇ…
明神を選んだのは、上高地で一般登山道がない山は明神であるのと、本来上高地へ入っていた古いルート、クラシックルートの徳本峠越えでは、最初に見える山が明神だったらしいからです。上でのんびりテント泊して幸せでした。小屋泊は、好きになれないんですよね。
そんな理由で何も自分が憧れるルートは、
誰かに自分がすごい登山者であることを示そう!
としたことはありません。山に詳しくない人が勝手に誤解をするだけのことです。
なんせ混んでいる山は嫌いなのです。山に行く目的がのんびりしに行くことなのに。
と言うわけで、ヒマラヤにも全然興味ありません。どちらかと言うとチベットなどの宗教のほうは興味がありますが、厳しい山、高峰、高所でのマルチピッチなどはしなくて結構、という感じなんですよ。ヒマラヤのアンナプルナサーキットみたいなトレッキングも誘拐されそうなので遠慮中です。
それより、のんびり落ちても死なないことが確実なフリークライミングで身体能力を高めたいです。
おいしく食べて、ガンガン登って、健康的なクライミングブートキャンプ、そんなのが理想です。
それに一番必要ないのが、共依存、なんですよね。
■参考
日本テクニカルアナリスト協会
https://www.ntaa.or.jp/mw_wp/handbook3