クライミングしていて、これは時代に逆行しているな~と感じることの一つが
マチズモ
です。まさか、現代のトップクライマーに
イヤよ、イヤよも好きのうち
な人は、いないと思いますが…と願っていますが…
クライミングで似ているものは、
リード無理強い
と言う文化が日本のクライミングにはあります。マッチョ性の誇示みたいな部分が強いからですかね??
海外のクライミング文化と違うのは、マッチョ性=スポーツ と結びつかないで、マッチョ性=男尊女卑、と結びついていることかなと思います。
海外 = マッチョ = スポーツ
日本 = マッチョ = 男尊女卑
男性が登れない課題が女性に登れたりすると、男性たち中には、俺たちの男性性(社会的優位?)が脅かされる!と感じる人が一定数いるようで、とても残念です。
サバージュババージュのチッピングの件は、そうした心理でなされた行為なのかもしれませんし…。
そこには、特権の保持と支配の思想が見え、”皆で楽しく登ろう!”な思想が見えない…
■ デジタル性被害の現状
私は、長子なので、頼りにされることが多い人生でした。
クライミングでは、スタートが遅い&女性というのは弱者と言う意味なのに、クライミングでも、頼りにされてしまい、えー?困るなーって感じです…。一番頼れない人種に頼ってこないでほしいなぁ…。しかし、やはり相談役にされてしまうことが多いです。
というので、性被害関係のセミナーを受講しました☆
昔からAVと言えば、若い女性が無理強いされて出て、無知に付け込まれるもの、と相場が決まっているんだが… 今もその状況のまま、ネットの普及で被害状況が拡散しやすく、収束しにくい状態になっていることが分かりました。
小学生の間で、逆さ撮りが流行し、男の子が気軽なお小遣い稼ぎのつもりで、女の子のスカートめくり感覚で逆さ撮りをした写真が、ネットで200~300円で売られ、それが、今度は、大人に買われて高額売買されるのだそうです…世も末。
■ アルパインクライマーはマチズモカラーが強い
しかし、登山の世界でも、アルパインクライマーの世界は、女性の性を売買する感じが強く残り、私の名前はOで終わるためか、男性と混同され、クライマー風女性の胸やら、尻やらエッチ画像がFBで回ってくることも多かったです。
性の軽視というのは、人としての尊厳の軽視、なので、ほんとに辞めてほしいです。
男性は自分の性を軽視された経験がない人のほうが多いのかもしれないですが、ジャニーズ事件にみられるように、性被害の精神的苦痛は、ほんとに根深いです。
デートレイプや夫婦間の性同意がない、なども同じことですからねー。
たぶん男性は、女性に受け入れられないと一方的に拗ねて、自分で問題解決=自分で自分の機嫌を取ることができないなど…で、全く自分の犯しているルール違反を分かっていないと思うけど。
■性行為の同意を紅茶に置き換えて下さい!
こういう風に考えるのが、世界的に水準になっています。子供達にはこう教えましょう。
■ 相談先
性的被害にあった場合には、心のケアが必要になることが多いです。
相談先: https://www.paps.jp/
■ 参考情報
『ポルノ被害の声を聞く デジタル性暴力と#MeToo』
『ハヨンガ: ハーイ、おこづかいデートしない?』
『「助けて」が言えない---SOSを出さない人に支援者は何ができるか?』