2019/10/02

インスボン情報2019

■ インスボン 行ってきました!

インスボンから昨日の夜帰ってきました☆ 

今回は、膝を亜脱臼してしまっていたため、びっこを引きながら出かけましたが、5,6時間の縦走なら、テーピングやサポーターをして、ですが、歩けるようになって帰ってきました。

今回は、インスボン単体ではなく、北漢山国立公園(Bukhansan National Park 発音はプッカンサンナショナルパーク、です)の5,6時間程度の縦走をしてみました。全体像を把握するためです。

登攀ルートは、1日だけショイナードBを登りました。膝の故障によるフォール1回、本当に登攀力がなくて落ちるフォール1回でした(笑)。

インスボンのベータ(=登攀するために必要な周辺情報)が、溜まりましたので、ご参考になるかと思いますので、ぜひ参照ください。

■ 白雲山荘が泊まれなくなった

聞くところによると、九州などからのメンバーは、市中のホテルなどに泊まって、地下鉄+タクシー+アプローチ1時間を毎日荷揚げするという、”通勤”登攀スタイルに慣れていたようです。が、登攀三昧をするのに、白雲山荘に泊まれば、時間を登攀だけに使えて、”登攀三昧”ができる。それが、インスボンの魅力でした。

その登攀三昧は、山小屋に宿泊も食事もお願いできるから、というのが大きかった。

ですので、食事と宿泊は大変重要です。

白雲山荘(ペグンサンジャン)の李さんが亡くなったあと、小屋の運営はどうなったのか?と事前に韓国の山岳会の人に問い合わせしましたが、全員が、宿泊はできなくなったという返事でした。食事は、それ以前にできなくなっていました。

ので、下界で泊まる=通勤スタイル です。 となると、途中のタクシー通勤は誰でも端折ることができないので、地下鉄通勤をいかに短くして、朝の取りつきを楽にするか?が、登攀三昧には、課題となります。

そこで、今回の宿の選択は、どれだけ登山口のBukhansan Ui(プッカンサンウイ)に近いか?にこだわりました。

今回使った宿はこちらです。AirBだったので、大変安くつきました。ただし、小パーティ(最大3名)のみが利用可能です。3名だと2名は布団は二人で1枚です。

Buk-Han Mtn. Pine tree Guesthouse
https://www.airbnb.jp/rooms/25699559?source_impression_id=p3_1569966768_H3%2FjazcdZiautlUO

■ 登山口情報

これまでずっと、登山口をトソンサ、その下で、実際、公共の交通機関との接続口になっている場所をウイドンと呼んでいましたが、ウイドンというのは、結構大きな地名で、早良区みたいな感じです。厳密ではありませんでした。

プッカサンウイと言うとピンポイントに正確なようです。新しくできた地下鉄のBukhansan Ui 線で終点駅です。以前は、スユ駅からタクシーで来るか、バスで来て終点のバスターミナルがあるところでした。登山ショップや飲食店が集まっています。

参拝客用のバス
そこから、登山口までは、タクシーで10分ほどで、参拝客と登山客のためにタクシーが循環運転しています。大体4000KRW~くらいなタクシー代です。トソンサ寺を参拝する人たちのためには、募金制の循環バスもありますが、登山者は使うべきではないようです。

登山口の地名も、トソンサと言うとお寺の名前ですので、正確には、Beagun Information Center (
ペグンインフォメーションセンターと発音)です。

実際には、トソンサに行く参拝客がバスを降りる場所と、登山者の登山口は同じです。インフォメーションセンターとトイレ、カフェ、自販機があり、Wifiが入ります。

■ アプローチ

アプローチは、一般ハイカーと同じ登山道ですが、今回は前回より、さらに整備されていて驚きました。木道や手すり、階段が整備されています。

約1.5時間です。登山口にあるインフォメーションセンターで、簡易的な概念図を貰えます。大きな山岳エリアの一部です。

■ おすすめルート

仮に一日しか登れないとすると??? たぶん、

 シュイナードB …日本人に最も人気のルート
 医大ルート… 韓国人に最も人気のルート

です。

■ 下界情報

Bukhansan Ui駅近くの宿泊が楽ですので、宿泊がないかと探しましたが、ありません。

が、Motelと書いた看板を数件見かけました。どうも現地の人に聞いたら、ラブホのようです。というので、連泊は(笑)。下山で遅くなって暗くなっちゃった!もう泊まるところがない!みたいな緊急時は、いいのかもしれません。下界も、山も、テント泊や野宿は禁止です。

飲食店は多数ありますが、あまり英語は通じません。韓国語でメニューは対応表を作っていた方が良いと思います。写真もあまり出ていないですが、出ているところもあります。

登山ショップが多数あり、基本的なギアは駅の周辺で手に入ります。また、NorthFaceもあります。

サウナがあり、下山後にひと風呂も可能です(サウナも入ると7000KRW)。雑魚寝ですが、宿泊も可能なようです。

■ Dulegil

Dulegilからみたインスボン
私たちが取ったAirBの宿は、Bukhansan Ui駅から、2駅先の、4.19National Cemetry駅にありましたが、そこまで約8.5㎞の遊歩道(Dulegil)が整備されており、騒々しいバス道を通らなくても、歩いて帰宅できます。駅と駅の間もかなり近く、徒歩10分ほどです。

Dulegilは、高齢市民の森林浴ブームに答える形で、行政が整備した道で、一部は住宅街などの舗装路も通りますが、史跡や景観の良いところをつないで遊歩道が整備されており、ほとんどが土の上を歩けます。8割は森の中のご機嫌な小道です。リスなどの小動物にも会えます。

のんびりとした道ですので、急いでいる朝には向きませんが、レスト日のアクティブレストには最適です。

■ もらうべきガイドブック

Gangbuk-gu, City of History, Culture and Tourism

というガイドブックがVisitorCenterで、入手できます。

新しくできた地下鉄BukhansanUi線は、ほとんどの地図に駅の場所がまだ書いてありませんが、さすがにこちらのガイドブックには正確な場所が書いてあります。

私たちが宿泊したエリアあたりからだと、朝は、タクシーで宿の前から、BeagunInformation Center(=登山口)までで、8000KRWくらいです。

地下鉄に3名で乗るより安くつくかもしれません。地下鉄に乗ったとしても、そのあと登山口までは、どうせタクシーを使わないといけないので、それなら宿の前から乗ったほうが良いです。

行きは、タクシーはどのタクシーでも、トソンサまで乗り入れできますが、帰りは来るタクシーがみな、循環タクシーなので、最寄りの地下鉄駅までしか乗れません。タクシーでは”トソンサ”と言えば、登山口まで連れて行ってくれます。

帰りは、他の登山者と乗り合わせてタクシーで、最寄り駅である、Bukhansan Ui駅まで降りて、地下鉄、もしくは歩きで帰る、というのが妥当だと思います。

登攀で疲れていたら地下鉄2駅乗って帰ってくると良いと思います。

今回、私は、縦走で下山したのは12:30と早く、そんなに疲れてもいなかったので、偵察がてら、Bukhansan Ui駅から、隣の松林駅(Solbat駅)まで10分ほど、バス道(41号線)を歩きました。ラブホが2件ありました。

松林公園からDulegilを利用して、家の近くにある、4.19記念公園まで、歩いて帰ってきました。12:30に下山して、途中コンビニでアイスコーヒーを飲んだり、松林公園で遊んだり、と油を売りながら歩いて、帰宅したら、14:00でした。

インスボン登攀であると助かるパンフレット一式





2019/09/21

明日からのインスボン

明日からインスボンで、あらかた用意は済んではいるのですが、最終チェックしています。

膝を12日に亜脱臼してしまったですが、予後が悪く、まだ不安定感があり、立ちこめません(><)。
なのに、スラブのインスボンとは…3月にふくらはぎを断裂したため、まだ右足がきちんと回復していなかったのかもしれませんが、右の膝のじん帯は、バレエの頑張りすぎで、もともと緩くなっており、ロンデジャンプをすると、カクン、カクン、と音がします。可動域が広がりすぎたところに、体重が今1,2kgですが重いため、膝が外れる方向に力がかかった時、対抗できなかったのだろうと思っています。

というのは、膝にガングリオンができたためです。実は手首にもガングリオンがあり、これは平均台で模範演技をしていて、中学のころ作ってしまったものです。私は体幹とじん帯の柔らかさのコーディネイションが悪いのではないかなと思っています…

そんな足では、登れないだろうとは思うのですが、最初の三日は別の人が登ってくれそうだし、後半だけでも登れたらいいし、韓国に行く、めったにない機会なので、行くことにしました。

例え、登れなくても、トラベリングロッククライマーと言う理想を追いかけることはできるだろうと。行くだけでも得るものがあるのが海外です。

というので、今、パッキング中ですが…

ユマールとアブミを一台入れましたが、ユマール…米澤さんが一人登攀用に加工してくれた痕があり、それを外すのが結構大変なのですが、これはこれで、大変、ありがたいことをしていただいたなと思って感謝しています。

しっかり加工してくれているので、加工を説くのにエライ時間がかかった…(笑)。

本来の用途ではない使用方法なので、加工が必要になるので、私は2つチェストアッセンダーを買いました。ので、ユマールは本来の仕事をしてもらおうかな…今回。

今回は、自分がリードしたい初心者向けのルートをたくさん研究したのですが、その努力もむなしく、この足では、セカンドであってもオールユマールが適当なように思います。

悲しい…でも、やれることをやっていく、それが大事なことですから…。

なら休息しているべきだという声も、どこかしらから、聞こえては来ますが…どんな形で会っても登攀しつづけるのは、大事かなと思っています。


それにしても、高くついたなぁ…

初心者にボルダーを紹介してあげるというの…

住み込み内弟子×クライミング×国際交流

■クライマーのゲストハウス

住み込み内弟子×クライミング×国際交流

=日本の岩場整備

という目論見が私のクライマーのゲストハウスという話です。


囲碁の世界では、日本は他国に負け始めたそうで、巻き返しで、住み込み内弟子制度を取り入れたそうです。そうしたら、強くなったそうです。

これをクライミングでやれば、失われつつある技術というか、ものの考え方が、伝承できると思います。

「山に一か八かはない」

と私は教わりました。そういう技術以外の面、ものの考え方、精神を伝えなければ、男性はすぐドラミングを始めるもののようです。

国際交流で、海外からのクライマーをおもてなしすれば、日本の常識が世界の非常識となってしまっている乖離現象を縮めることができます。

日本人はほかの分野でもガラパゴス化しやすいのです。

いかに愚かしいか、はっと気がつけば、それだけで、後ろに走らないと、ちゃんとビレイもできないような、変なルートを引っ込めるでしょう。

2019/09/16

できないことをできるようになりたい

先日、2名の初心者を連れて、クライミングに行きました。

2名は対照的で、一人は執念深く何度も岩に足を掛け、一人は結構ふーんって感じ?

「岩登りの面白さとは何ですか」

と聞かれたのですが、私は自分がまだ修行中のため、的確にこたえるのが難しいのですが、

  面白さは、人それぞれ

なんですが…

・スリルが好きと言う人もいるし、
・私には今ここ、の強制瞑想
・肉体を使ったパズル
・てっぺんに立ちたい!

と言う人もいます。実は、私は岩は苦手で、どうしても、あの灰色で憂鬱な、ごつごつとした岩肌が、私をいざなっているとは思えないのですが、これが白い雪山のピークだったり、しっかり凍った美しいアイスクライミングルートで、おとぎの国みたいだったり、になると…あ~、行く行く~みたいになります(笑)。それでも、しっかり凍った易しいの、限定です。私はスリルを求めているクライマーじゃないので。

でかい!というのが、男性の征服欲を盛り上げるようですが、私はきれい!というのしか盛り上がらないです。

でも、スリルを求めているクライマーを否定するものではありません。クライマー人種の何割かは、国を問わず、必ずそういう人です。

もう一人の方は、若きお医者さんだったのですが、岩に執着心が!あとちょっとで、登れそうだったんですよね!それで、だいぶチャレンジしていました。できそうで、できないから、できるようになりたい!というのが、その人の動機かも?

遊びなんで、動機は何でもいいんですけど、私の場合に限って言えば、岩が楽しくなってきたのは、ラオスに行ってからで、自分で自分の登りたい課題を選ぶ、と言う自由が与えられてからです。

日本の岩場は、易しい課題が超ランナウトで、初心者が取り付くにはリスクが大きく、そこは経験者が吟味して、これなら君にも登れるよ、と味見や毒見をして登らせてあげるのが、残念ながら安全のために仕
方なく通例となっているので、楽しみが見いだせない人も場合によってはいるかもしれない…

海外に行きたいクライマーの動機の半分くらいは、勝手にやらせろ、というものかもしれません(笑)。海外では、スポーツルートという性格がスポーツルートらしく収まっているというか。

遊びなので、やってみて楽しくなければやらなくていい訳なんで、気軽に取り組んでください☆

2019/09/14

ゲストハウスの代行をしました(天空の茶屋敷)

英語で感想を書いたのですが、日本語版も必要だと分かったので、書いています。

■海外放浪

数か月から数年にわたる海外放浪や世界一周旅行、憧れている人も多いと思いますが、経済的に無理!とあきらめている人もいるかもしれませんね?

みんなどうやってんだろう~?でも聞きにくいな~と思っている人もいるかも???

でも実は、そういう時は短期の旅行、会社を辞めないで行ける範囲で行って見たら、

 端緒が開ける

かもしれせん。実は海外のバックパッカーの宿では、無料で宿泊できる仕組みがあります。宿のお掃除などをして、宿泊費と相殺するとかお留守番して、相殺などです。お宿代自体が10ドル~30ドルと安いので、労働時間も1時間~3時間と短いので、観光をメインしている旅行者は、メリットがあります。それで1か月も2か月も滞在する人もいるくらいです。

■ 定年退職者の間でもポピュラー

欧米では定年退職した人の間でもこうした仕事はポピュラーで、日本で言えば、住み込みのビル管理人みたいな? マンションの一室を無料で提供してもらう代わりに管理人しているとか、駐車場の管理人とか、多いですよね?あれのゲストハウスバージョン?

私はニュージーのオークランドで泊まった時は、大きなビクトリアンハウスに泊まったのですが、イギリスの年配の人が、ご夫婦でゲストハウスの代理をしており、なんか雰囲気にマッチして素敵でした。1か月くらいいるそうでした。もともとはパン職人だったそうで、パンを焼いてくれていました!近所のパン屋にもアルバイトに行っているそうだった…ので、経済格差が少しあることにより、イギリスの人の老後は、ニュージーランドなんだーと思いました。日本だと年金だけでフィリピンなら暮らせる!みたいな感じ?

■ 今回の目的

今回は、私は古民家ということに、そこはかとない不安があったので、その不安が解消できてよかったです。古い家ってなんか私の体質に合わないっていうか…アトピーひどくなるんですよね。それは湿気とカビとカビに来るダニのためだと理解。

私が洗濯が大好きなのは、私がアトピーもちで、寝具の清潔が、私の快不快に直結するからです。お肌弱いです。

1)古い家に住む経験ができて良かったです☆

2)あと鶏を買う生活☆

3)農村に住む生活☆

4)一日即席茶摘み娘体験☆

5)一日即席茶づくり体験☆

玄米とお茶と卵が食べ放題(卵は生まれたときだけ)でした。お茶は緑茶とほうじ茶。

畑で採れたなすが数本。ピーマン。畑は猫の額ほどだったので、もう少し大きかったら、全然自給自足できそうでした。

都会のお客さんが、生ごみを燃えるゴミに入れてショック!!ええ~?! 燃やせばゴミ、貯めておけば堆肥!=栄養。コーヒーかすとか、茶殻とか、めっちゃ再利用していました。

山の生産力が絶大なので、冬に木こりをして炭焼きすれば燃料は十分、雑草は緑肥になり、夏は釣りして、ヤマメを取って、秋に仕掛け罠でイノシシ取れば、完璧?!

できないことはなさそうな羨ましい住環境でした!

■ ワールドツアーの若者

このゲストハウスはワールドツアーの若者…メインはヨーロッパ人がコンスタントに流れを作って来ています。

世界放浪はヨーロッパは豊かになり、休暇が長くなったのでやっている人が多いです。日本人の発想のように高級ホテルに泊まって、世界放浪をする人はすごく少ないです。なぜなら、ホテル=孤独。誰とも交流しなかったら、何のために世界を見て歩いているのだか、となります。

クライマーのようにテーマを持った世界の旅も、市民権を得ているようで、お茶で泊まっていたフランスの方は、宇治、静岡、八女、と泊まっていたそうでした。まさにお茶の歴史をたどる世界の旅です。

クライマーの場合は岩場に限定されますが、ヒマラヤ→中国の岩場→韓国の岩場→台湾→日本(福岡)→タイ→ラオス→アラスカ?! などはできそうです。

日本の岩場が東アジアクライミングツアー中の若者の中継点になれば、こんなにうれしいことはありません。

日本の岩場にも海外の岩場の情報が入ってきて、良い影響がありそうです。





 茶畑の中に小さいボルダーがあり、子どもには受けそうです。
 鶏さんは、ここのメインのプロテイン源、卵を産んでくれ、虫も食べてくれるので、共存共栄の選択肢です。
 トランポリン…浮遊感?

クライマーの余暇としては、

スラックライン

がおすすめです。
 トランポリンは快適なベッドでした。

というか室内が湿度が高くて不快でした…雨が続いたためですね。

福岡も湿度が高く不快です…

ああドライな山梨に戻りたい。
 ここは集落の最果てです。

お隣さんのおじいさんがスーパーおじいさんです。

毎日遊びに来てくれます。

 ゲストが大喜びする、餌やり。なごみます。
  お台所でお料理。


 庭で採れたものの食卓!

薄あげは違うか・・・焼いて醤油をかけただけです。

豆腐は頑張れば自家製が可能です。
クライミングで国際交流!

ポーランド人の若きお医者様です。


お茶の葉の中にカエル君がいます。

子どもがいたら、大ハッスル。
 夕食がだんらんです。

現代では失われた家族の時間は、地球規模の拡張家族と!

2019/09/13

Working in Sky Tea Guest House

Temporary job
I have been working as a temporary guest house keeper in Sky Tea Guest House, for 12 days.

https://www.skyteahouse.com/en-facilities

This guest house is in 40 min drive away from Hyugami Crag but the Owner Jiro, speaks English, since he has done travelling around the world for about 6 years. He says he's done with it and now he wants to start a family.

So he was on his way for his bride and I took care of the house while he is away. The place is bit far away from the crag but I had such a great farm stay!

Hyugami Crag and world climbers

The Hyugami Crag is the crag that all Kyusyu climbers gather... and Fukuoka, the capital city of Kyusyu, is attracting a lot of foreigners, many are on south Asian world tours...  so I thought Kyusu has a potential to be a gateway for travelling climbers also.

Since world travelers are on "general" world tour,  so to say. Climbing trip in series  is like "climbing specific" world tour.

When I went to Laos, two years ago, I met so many climbers on world tour, connecting, Himaraya, China, South Korea, Taiwan, and Thai and Laos.  Climbers are on "climbing specific " world tour.

I did it in miniature version last year, I rock climbed in Laos, then ice climbed in Japan, then went to ice climb in Korea, in February. (https://allnevery.blogspot.com/2018/02/blog-post.html)

I think the world tour is getting popular and popular among European and American people, as we move toward freedom economically.

Tea traveler; travelling as pilgrimage

Not just climbing, I met a woman who were chasing after the places for tea... a french woman was visiting a tea source land, like Sizuoka, Kyoto, and Yame.  She was going after the history of tea, and tea has spread from India to China, then to Japan... she was experiencing the history of tea also, by visiting place to place.

I think this style of world tour will get people more reason to go travelling... to dig deeper and deeper the theme, what ever the theme it is... for me, it just happen to be "climbing", and for her it happen to be "tea".  I am so sure that people will soon chose specific theme to travel the world for.

I myself think, just a general world tour is boring... to be honest.

I have done travelling on my business in my 20's a lot... involving like one month stay in Intercontinental hotel... not just once... in series.  I hired a translator and driver and visited the company executives for marketing researches. It was interesting and I learned a lot but that was all... so I am more knowledgeable on the world than an average Japanese but I saw what's common than what's different... so I lost my appetite for trip. I am more skeptical on a dreaming of luxury world trip around the world. I guess I was lucky that I was given the opportunity to experience such thing at my early age...

Anyway, so far, I am dreaming something more worthwhile, or what I think worthwhile...

... which is to increase "world travelling climbers in South Asia"!

I hope this working at Jiro's guest house had become a baby step toward my dream to come true...

One day, I hope Hyugami crag to be included in Hymaraya, China, South Korea, and Japan, then, Thai, and Laos! Maybe Alaska!

The general information on this guest house is here;
https://climbhyugami.blogspot.com/2019/06/climber-friendly-guest-house-in-yame.html

Free Accomodtion (plaese google translate)
https://www.skyteahouse.com/post/free_accomodation

 Jiro on a small boulder in his rice and tea field.
 Jiro's Kitchen. Classical Japan.
 Chekens are let play all day at his garden and they produce about 5 eggs a day.

Our main source of protein.
 The trampoline in front yard was the best place to sleep unless it rains...
 In a morning dawn... with chickens.  They will wake you up!
 The house is located in the end of Kasahara village.

No house further more... so, it is pretty isolated.

There is one house down below, and old farmer couples are living there... they are so nice visit each other every day!
 Guest are having fun feeding chickens.
  A couple fixing something to eat...


 Traditional Farmer's dinner, vegan!
Climbing in a secret area.


 A tiny frog in the tea leaves...
 Dinner is usually fun time together.

2019/08/30

エントリーと損切

■ エントリーと損切

FXって考えてみると、アルパインクライミングの思想がそのまま生かせるみたいです。

 損切=敗退
 エントリー=未来予測して、これなら行ける!という確信

 エントリーしない=経済指標の発表=雨の日=山、行かない

みたいな感じです。

今日はチャートで、上昇トレンドができてから(=晴れの日)、106.30付近まで上昇、と読みました。午後3時までは晴れるだろう、みたいな感じ。天気図を見るのと同じです。

天気図を制する者、山を制す。チャートを制する者、トレードを制す。

トレンド(天候)が、見極められないうちはエントリーしない(=山に行かない)のですが、それは、登山で、晴れの時でないと登らないのと一緒です。

まぁ、下降トレンドと分かっていれば=曇りと分かっていれば、それなりに工夫があるというのも同じ。

段々、判断が正確になれば、大きな山、リスクが大きい山に挑んでいきます。

このたとえで言えば、今のところ、私は1時間で登れる山を登ってる、みたいな段階です。

2019/08/29

You can NOT fall on 5.10something in Japan

This is a translation of my own article in Japanese.  

Free Climbing means you can fall at any place

For free climbers, a fall is basically everyday life, and catch is totally what you expect as a normal action, without feeling any obligation... 

One of my friend who climbs 5.13 says he is falling from the rock 90%... and 100% catch, of course. 

But this style is not possible in Japan and Japanese climber got to be a bit smart or he/she will get in trouble.

This is a historical reason.  I was climbing with an old climber last season and I noticed his theory of bolting was based on alpine climber's logic... which is when you are feeling secure, you skip the bolt. 
 
Many alpine climbers used

日本の5.10代の課題は、もともとアルパインのクライマーに開拓されているケースが多く、ボルト配置の良しあしの幅が多きすぎます。

2から3ピン目までの距離が1ピン目までより遠いとかです。3ピン目で落ちたら、きちんとビレイしていてもグランドフォールするという課題もあります。その場合、ビレイヤーは後ろに走る必要があります。


ビレイを習うとき、後ろに走るとか、習いますか?習いませんね?


■ 一つのグランドフォールから学ぶことは多い

九州で初のクライミング日に、グランドフォールをみました。
https://allnevery.blogspot.com/2018/04/blog-post_23.html

四阿屋のインディアンフェイスと言う5.10bです。ビレイヤーはきちんとしていたのに、グランドフォール。腰椎骨折で全治6か月、復帰まで1年です。

おそらく、九州のクライマーはアイスもしないし、クラックもしないから、ピン間隔=ガバで登れるならイラナイ、です。

これはアルパインのリッジクライミングでのプロテクションの法則だからです。私もリッジだったら取らないです。おちないですので。

一方フリーでは、どこでも落ちていい、という配置でボルトを打たないといけないのですが、この切り替えがオールドクライマーの方にはできない。そこまで望むのはオールドクライマーに対して望みすぎです。

また、登れない初歩の段階から、自分でプロテクションを打ちながら登らないと、正確なプロテクションの幅間隔は、身に着けるのが困難です。

アイスやクラックをやると、最初から、プロテクションは自前です。これがない九州では、かなり適正プロテクションを覚えるという意味では、不利な成長環境です。

九州に限らないと思いますが、地方では、グレードもいい加減です。

12登る先輩が見晴らし岩で、5.10bで落ちていました。偶然ではないと思います。インディアンフェイスは登れていたので。

それが日本のローカルの岩場の現状のようです。別に九州だけのことではなく、東京のお隣、佐久も多分、似たり寄ったりです。八千穂レイクの岩場で、理解しました。あれはひどい。あまりにひどいので登らないで帰ってきたほどです。









国際的に、”スポーツクライミングとして”通用するボルト配置(そのグレードを登る人にとってプロテクションになるような配置)になっていないことについては、小川山も同様です。海外のクライマーの間では、小川山は怖い岩場で有名な話のようでした。

シンガポールの人に、そのことを教わりました(笑)。

シンガポールで噂の怖い岩場ってことになっているのかもしれない?ですが、それが、かっこいいこと、クールなことと受け取るのが日本のクライミング文化です。


で、危険な岩場と受け取るのが大衆化したクライマーの国際社会と言う感じです。


日本以外の海外ではクライミングは、浸透していて、女性や子供も楽しむレジャーです。ほぼ確実に安全なトップロープだけではなく、普通にリードもしています。


しかし、それは、命がけ度、神風特攻隊度を競うクライミング…俺がやらねば誰がやる…という日本のアルパインの伝統、アメリカヨセミテのフリーソロを至上価値とする文化、ではなくて、単純な喜び、”やったー!できたー!”を味わうクライミング=スポーツクライミング、です。


つまり、もっと気軽であるということ、墜落が前提である、ということです。


日本で登る場合、大事なことは墜落を前提として打たれているボルト配置と、そうでないボルト配置の2タイプがあるということを、しっかり自覚的に覚えていき、そうでないボルト配置の課題に取り付かない、ということです。


九州では、私がこれまでのところ知っている危険なルートは、四阿屋の”インディアンフェイス”とか、日向神、道端エリアの”太郎”です。


こうして、落ちれるボルト配置のフリーと、落ちれない配置のフリーが混在していること、が明示的にトポには記載されていないことが、多くのクライマーが現場の案内人なしでは、日本では登攀できない理由になっています

国際交流クライミング@八女、もとい糸島

■ 古民家改修→ボルト基金→外国人ガイド

EnjoyWorksさんのWSに出たことで、

 ゲストハウス構想 → ボルト基金

と転換され、私自身は、古民家を取得したりと苦労しなくてもよさそう♪、ということで、肩の荷もおりたところで、ちょうどタイミングよく、体験クライミング向けの人材から宿泊依頼がきました。それで、ロシア人のゲストを受け入れていました。


■ 意識高い系

ロシアの現代の若者は、意識高い系でした。ロシアが多国籍民族であること、ウクライナの件、強制収容所の話など…ロシアについて、ほとんど無知な私で、基本的に反プーチンなんで、心配していたのですが、現代のロシア人は普通のアメリカ人みたいな感じでした。

日本では50代くらいの感じです。日本の50代くらいの男性で、若いころ海外にいたことがある人と意見が合いそうでした。彼の興味があるのは、基本的に政治情勢でした。

そういう人が日本で観光するには、どこがいいんでしょうね?

■ 自然災害は国の特色

だから言ったじゃーんな海、茶色
今回は、お国柄的に、雨がリスクになるというのは、日本の自然独特なのだと思いました。

これはアメリカの自然災害の脅威のリストです。(ロシアのは検索ヒットせず)

1位:地震(全体の21.1%)
2位:竜巻(17.6%)
3位:自然火災(山火事等)
4位:台風
5位:洪水
6位:干ばつ
7位:強風
8位:雹(ヒョウ)

トルネード… オズの魔法使いですね。

ロシアは自然災害が出てこない…。調べたら、基本的に自然災害が著しく少ないらしいのです。

水道凍結、山火事… なにこれ?野辺山(笑)? 内陸部の問題でした。

要するに、日本の災害シナリオが頭に浮かばないのです。

山が河口と近くて、山間部で雨水で山が削られて、土砂を下流に運び、その土砂が下流の河口部で緩い地盤を作り、というシナリオが頭に入っていないのです。ので、基本的に、能天気で、頭がお花畑系です。

山がダメ?なら、海ならいいんじゃない? みたいな…(笑)

いや、大雨だったら、どっちもダメでしょーって分からないのです…(><) 

■ 管理された自然のことを 大自然だと思っている…これは世界共通か?!

基本的に、外国の自然、アウトドアは、国や国立公園レンジャーの手で人為的に管理された公園です。

つまり、

・トイレが整備され
・電気が来ており
・水源があり
・登山道があり
・木道があり
・小屋がある

とまぁ、要するにオフグリッドの、自分でなんにもしなくて良い版。疑似体験版。

なので、
・トイレは屋外で青空
・電気はないので、ヘッドライト持参で
・水道はないので、サーモス持参で
・無舗装路
・道はなく、歩いたところが道になるんです
・お家は担いで歩きましょう

ということは考えられないのではないかと思います…。山をしていると、何日間かのことですが、野生動物はほんとにすごいな~、これ365日やってんだもんなーと思います。

一番、堪えるのが、水だなぁと心から思います。水がないと人は生きていけない。

■ 水、雨、日本の自然

日本の自然と言えば、雨、つまるところ水が作ってきたものなのですし、そう考えると、日本の固有の、アウトドアのすばらしさ、というのは、



ではなく、



にあるのかもしれません。岩、というのは、乾燥した、ドライな国にあるものでしょう。

アルパインスタイル、という言葉を紐解くと、アルプスを登るためのスタイル、と言う意味ですので、結局のところ、ヨーロッパアルプスの文化が世界に波及して行っている、そのムーブメントの末端を担っているということでしょう…

フリークライミングということになれば、今度は、ヨセミテスタイルです…。アメリカ文化です。

スポーツクライミングということになれば、フレンチスタイルです。フランスの文化です。

そういう、ヨーロッパ、アメリカ、フランスの文化の中で、日本人が新しいアウトドア文化を発信できるとすれば?

それはやっぱり、沢なのかもしれないですね。

お魚釣りもいいのかもですが…沢やとは、仲悪いしな(笑)。

■ 塩田 またいちの塩

今回糸島で訪れた場所で素晴らしいなと思ったのは、Doverさんのアトリエ?と、糸島で塩づくりをされている、またいちの塩、さんでした。


昔ながらの工法で、塩を作っておられ、舐めてみたら、おにぎりの味がしました☆

これは!というおいしさ! 今まで赤穂の塩を使っていたのですが…。私が小さいころに食べていた味は、

1)八女のお茶
2)有明海の海苔
3)ササニシキの米
4)日本のお塩

でした…。私は母から、料理を習っていないので、多くの料理が、料理本であるし、私は20歳でアメリカに行っているので、当時から、海外のお料理のほうがよく作っているのです…。自分でベーグルも焼けるくらいです。なかなかいないですよ、自分でベーグル焼く人は。

しかし、日本の伝統から断絶してしまっている…という悲しさを感じることも多いです。

とくに今回のように、偶然、おいしいものを発見してしまうと…。そうだ~こういう味がおいしいという意味だったんだーと思い出す感じです。

■ 西洋の価値軸で図られて、切り捨てられるということ

というわけで私は日本の良さを知るのに、一押しスポットは、塩田、と思いましたが、ビクター君の反応は、結構イマイチでした…

理由は、タイで天日干し塩の現場を見たことがあるからだそうです。タイの製法のほうが優れていると感じたようです。太陽しか使わないからです。

しかし、それはタイで、日本の製法は日本の製法だよ、と説明しても、どっちが優れているか、合理的か?という発想になってしまうのが西洋人の悲しい性かもしれません。

合理性で勝敗つけるのなら、化学合成に勝るものはありませんけど(笑)? それで色々病気とか作ってきたわけですよねぇ?

これも、なぜ日本では、このやり方でやるほうが合理的なのか?という説明があればいいのかもです。日本人はとても合理的な方法でやってきたはずなので。世界のほかの製法との比較の中で日本の良さを見せてやる、ということです。





海外の人全般に言えることは、

 教えてあげないと物事の価値がわからない

ということです。今回我が家に来て、

一番喜んでくれたのは、アスパラガスで1kgくらい入って399円だったもので、
一番無下に扱われて悲しかったのは、私がいつも飲んでいるスペシャルティのコーヒー豆

です。 

価値が分からない人に高いコーヒー豆をあてがうものではありません… とほほもいいところでした。

■ まとめ

今回は、なぜか

クライミング国際交流もとい 糸島、 もとい沢登り、という結果になりました。

あと、以下は外人さんの案内する際の注意点まとめです。

ジーパン+Tシャツ、スニーカーでOKなアウトドアが求められている

・外国人でネイチャー好きの人でも、リスク管理は甘々。

・日本での災害については知識がなく、津波と地震だけ抑えておけば大丈夫と思っているため、警報レベルの豪雨でも、雨が止んだタイミングで外出したがります。

・海外の人が良く使うアプリでは、警報が英語で表示されることがないようです。

・河口や土地の低い部分など、道路でも冠水が問題になることなどは都市にいる限り認識ゼロです。

・土砂崩れに対する認識もゼロと思います。

・昨日芥屋の大門に行きましたが、レインウェアは貸し出しましたが、下がコットン(ジーパン・Tシャツ)。

これが外人のデフォルトです。ウエアが日本の湿った気候に適していない可能性が濃厚です。

なので、濡れると乾かず、その上から風が吹く(自転車に乗るなど)と低体温症になります。

・アウトドア慣れしている人であっても、海外のアウトドアは管理された環境でのアウトドア(登山道は石畳だったり、木道で整備されている)ので、脚力など期待できません。

・乾きやすい化繊のウエアを下着を含めて着てもらうよう義務付けたほうがよいかもしれません。

・上記のような理由のため、強風、雷、台風については、主催側は用心深く、相手の意見を取り入れないようにした方がいいです。何か文句を言われても、無視する。

・経験上、ここまでの雨でなくても、濡れたままの状態でアウトドアにいるのは日本の場合は不快ですが、海外は湿度が低くドライなので、傘を差さない人がいるほどです。

・コーヒーは安物をあてがうべし(笑)

以上でした☆

















2019/08/27

Stump

そういえば、金曜日にスタンプさんに行ったのを書いておくのを忘れました。一週間、壁に触りたいと思いながら行けなかった…ので、やっとレディースデーになった!と喜びいさんで出かけたのですが、肩透かしでした。

結論から言うと、レディースデーで900円で行ったけど、あまり価値を感じられないで、うーん、となって帰ってきました…。

とりあえず、6級でアップして、5級を一通り。

 リードクライミングジムで会ったワールドカップ出場者のお兄さんがいたが、なんか、一般人とは違うぜオーラ全開で、腹筋中。

左の写真のブルーの課題に取り組み中だった。

人の模範となるように、みたいな、他人の期待を背負った人は大変だなーと

子供時代の私を思い出したりした(笑)。

私は子供のころは、めちゃまじめでした。

だから、今遊んでいます~
この日は早々に帰ってきたのですが、まぁ登れる課題を登りつくして、無くなったのが一点ですが、もう一点は…。 120cmの女の子。

お母さんとお姉ちゃんと一緒に来ていましたが、お姉ちゃんが登れる課題が登れない…。

で、私と一緒に登ってほしそう~に憧れのまなざしで私を見るんですね~。いや~参ったなー。

私は5級を登るので、まぁそれなりのムーブのきれいさと言うか、まぁクライミングやってきている人だなーと誰が見ても思うとは思いますが、別に人が模倣するような上手さはないので…

しかも、その子のほうが、うんと努力している…。どっかぶりのルーフで落ちて、熱い視線を感じ、振り向いたら目が遭った!

ので、再チャレンジしなくてはならなくなり…(そこでやめると、教育上、悪いかと…)、年齢を行った指に悪い…。

ので、これは、あまり長居できない日だと分かりました。

■ お母さん

こども2人とお母さんで、お父さんは一人で夕食だそうで、子どものためにお母さん、お父さんが頑張っているそうでした。子供たちはクライミングブームらしい。

子どもに、もっとこうしなさい、なんでできないの?!とお母さんの叱責が少しあったので、まぁホールドどれでもいいんじゃないですか~とやんわり諫めたりしました。

登らない人には、分からないので、「お母さんもご一緒に登りませんか?」と声をおかけましたが、、、「私なんてとてもとても」系の人でした。

やる前からできないって言わない!という教育を地で来た私には、もったいないなーとか、子どもが気の毒だなーという感想になりました… 全然、間違った方向性で教わってしまうことになるからです…

でも、スタンプさん、課題は良いハズですけどね。何しろ国際セッターのルートセット。

しかし、やっぱり、私が教える立場とは、思えず…。5級なんて、子どもたちはすぐ終わってしまいます。ただその子は120cmの身長では届かないだけです(笑)。152cmの私で、届かない!って文句言っているのに。

今の時代の子どもたちやティーンが、手厚いクライミング指導を受ける機会が多いみたいで、羨ましいな~と時に思う私ですが、この日は、羨ましいというのは間違いだなーと理解しました。

私は大人になって、自分の自由意志で、クライミングするようになって良かったな。

一生5.10代でも、まぁいいかな~って思いました。インドアクライミングジムに通うことについても、なんとなく、プレッシャーと言うか、月会員で通えば強くなるのに~という周囲の無言の圧力を感じていましたが、それはNO!と否定すれば良いと分かりました。

まぁ、じっとり通い続ければ、強くはなりそうですけど、私のいるべき場じゃないですね。

やっぱり外岩、日向神で、登れる課題はすべて登り切ってしまうことかなと思いました。


2019/08/26

Bolt Standardization ボルト整備

■ 空き家再生プロジェクト → ボルト基金

私のクライマーのゲストハウスと言う夢は、実は、物件取得と開業資金で躓いていました。

 物件取得 → 岩場まで歩いて行けるところに空き家がない!

 開業資金 → 開業資金を銀行から借りれないだろう(フリーランスで社会的信用がない)

というので、最近は、一生懸命、開業資金融資関係のセミナーに出ようとしていましたが、なんと!

■ 出会い

EnjoyWorksさんの空き家再生Project in 福岡の 参加前日に、奥日向神キャンプ場のオーナーと出会いました。

奥日向神キャンプ場を取得した人が現れた!神の使い?!

となると、私はオーナーにならなくていい!日中家に縛り付けられる(と言っても、チェックインとチェックアウトくらいだが)ゲストハウスオーナーをしなくていい!

となり、一気に肩の荷が下りた!

となると、すべきことは、ボルト整備です!

誰が来ても大丈夫なように、国際スタンダードでボルト整備をしなくては!UIAAの助言はすでに取り付けてある!

ボルト整備にはお金がかかるので、日向神のボルト整備には、

 クラウドファウンディング

がいいと思っていますので、経験者談、求む!

相談したいことは、

 集めたお金を管理する法人の形態

です。日向神だけのボルト基金としたいと思っています。受益者負担の原則からです。

My dream of having a climbers guest house like GCH in Laos had 2 problem. 

 No1:  There is no old empty house called Akiya near crags... 

 No2:  No money to buy the property. 

But I must be blessed by God of climbing!  I met someone who acquired "Oku Hyugami Camp site " which locates 5 min walk from the Hyugami crag, just few days ago! 

It was on my way back from regular climbing day and my partner said, "There's people, let's go and say hello to them! "

Whoa!  They were a new owner of the camp site, best location for climber's residence! 

So now I don't need to buy the property! No need of money! 

Now what I need to do is 

  Fund rising for bolts.

I think for this, using crowd funding is the best. 

I am seeking an advice for what style of organization is the best choice for fund rising for bolt  standardization. 

It is important for Hyugami crag to have internationally  standardized anchors as you see below. 

What we have is OK not the best. 

This is what we have now

This is what we want


   

2019/08/24

日本の5.10代は10台を限界グレードとするクライマーが落ちながらリードするのは危険であること

■ どこでも落ちていいのがフリー

本来、フリークライミングは1ピン目から落ちていい、というのがフリークライミングです。

5.13登る甲府の友人は、9割落ちているよと言っていました。

ところが、このスタイルのクライミングは、10台を登るクライマーには日本では許されていません。

■ アルパインの法則で打たれたフリーのボルト

日本の5.10代の課題は、もともとアルパインのクライマーに開拓されているケースが多く、ボルト配置の良しあしの幅が多きすぎます。

2から3ピン目までの距離が1ピン目までより遠いとかです。3ピン目で落ちたら、きちんとビレイしていてもグランドフォールするという課題もあります。その場合、ビレイヤーは後ろに走る必要があります。

ビレイを習うとき、後ろに走るとか、習いますか?習いませんね?

■ 一つのグランドフォールから学ぶことは多い

九州で初のクライミング日に、グランドフォールをみました。
https://allnevery.blogspot.com/2018/04/blog-post_23.html

四阿屋のインディアンフェイスと言う5.10bです。ビレイヤーはきちんとしていたのに、グランドフォール。腰椎骨折で全治6か月、復帰まで1年です。

おそらく、九州のクライマーはアイスもしないし、クラックもしないから、ピン間隔=ガバで登れるならイラナイ、です。

これはアルパインのリッジクライミングでのプロテクションの法則だからです。私もリッジだったら取らないです。おちないですので。

一方フリーでは、どこでも落ちていい、という配置でボルトを打たないといけないのですが、この切り替えがオールドクライマーの方にはできない。そこまで望むのはオールドクライマーに対して望みすぎです。

また、登れない初歩の段階から、自分でプロテクションを打ちながら登らないと、正確なプロテクションの幅間隔は、身に着けるのが困難です。

アイスやクラックをやると、最初から、プロテクションは自前です。これがない九州では、かなり適正プロテクションを覚えるという意味では、不利な成長環境です。

九州に限らないと思いますが、地方では、グレードもいい加減です。

12登る先輩が見晴らし岩で、5.10bで落ちていました。偶然ではないと思います。インディアンフェイスは登れていたので。

それが日本のローカルの岩場の現状のようです。別に九州だけのことではなく、東京のお隣、佐久も多分、似たり寄ったりです。八千穂レイクの岩場で、理解しました。あれはひどい。あまりにひどいので登らないで帰ってきたほどです。





国際的に、”スポーツクライミングとして”通用するボルト配置(そのグレードを登る人にとってプロテクションになるような配置)になっていないことについては、小川山も同様です。海外のクライマーの間では、小川山は怖い岩場で有名な話のようでした。

シンガポールの人に、そのことを教わりました(笑)。

シンガポールで噂の怖い岩場ってことになっているのかもしれない?ですが、それが、かっこいいこと、クールなことと受け取るのが日本のクライミング文化です。

で、危険な岩場と受け取るのが大衆化したクライマーの国際社会と言う感じです。

日本以外の海外ではクライミングは、浸透していて、女性や子供も楽しむレジャーです。ほぼ確実に安全なトップロープだけではなく、普通にリードもしています。

しかし、それは、命がけ度、神風特攻隊度を競うクライミング…俺がやらねば誰がやる…という日本のアルパインの伝統、アメリカヨセミテのフリーソロを至上価値とする文化、ではなくて、単純な喜び、”やったー!できたー!”を味わうクライミング=スポーツクライミング、です。

つまり、もっと気軽であるということ、墜落が前提である、ということです。

日本で登る場合、大事なことは墜落を前提として打たれているボルト配置と、そうでないボルト配置の2タイプがあるということを、しっかり自覚的に覚えていき、そうでないボルト配置の課題に取り付かない、ということです。

九州では、私がこれまでのところ知っている危険なルートは、四阿屋の”インディアンフェイス”とか、日向神、道端エリアの”太郎”です。

こうして、落ちれるボルト配置のフリーと、落ちれない配置のフリーが混在していること、が明示的にトポには記載されていないことが、多くのクライマーが現場の案内人なしでは、日本では登攀できない理由になっています。