ロクスノより引用
0 = ボルトが打たれたスポートルート。ケガの可能性は極端に低い。
0.5 = プロテクションが良好なトラッド
1 = スタンダードなトラッド
1.5= わずかにランナウト 場所によっては危うく感じる。ケガの可能性あり。
2 = ランナウト グランドフォールの可能性あり。危険というよりは恐怖を感じるもの。
2.5 = 非常にランナウト。高度で専門的なビレイテクが必要。
3 = 危険。高度で専門的なビレイテクを使ったとしても、グランドフォールの可能性あり。
3.5 = 非常に危険。大けがする。
4 = 極端に危険。怪我することは保証付き。稀
■ これ、トラッドルートですよね?
つまり、カムで登るルート。でも、日本の岩場って、ボルトの間隔が超ランナウトしていますよね?
例えば、九州の四阿屋のインディアンフェースとか。5.10bって書いてあるから、インドアクライミングジム出身の新人クライマーでも取り付いてしまうけど…。実は、5.10dで、なおかつ、2ピン目から3ピン目がランナウトしていて、その間で落ちると、グランドフォールになる。九州での初回クライミングでグランドフォール事故を見た。
関西なら、斜陽が有名ですよね。
私が登った奴だと、最初から、「大ランナウトが核心」と言われて取り付いているので、大きな問題ではありませんでしたが、小川山の春の戻り雪3ピッチ。スラブだけど、大ランナウト。
■ 前提が間違っている!!
だから、この書き方だと、ボルトルート、安全・安心、って、誰でも無意識に誘導されていますよね?
前提が間違っている!
だから、ボルトルート(スポートルート)に取り付くときにボルト間隔を見極めないでしょう。
そこが盲点になって、事故が起きているんでしょ?
なんか、問題の核心を避けたような、紙面になっているんだよなぁ…いつも。
本当のことを語ってほしいなぁ。
日本の岩場事故で問題なのは、トラッドでRX登るような上級クライマーの事故なんかほとんど起こっていなくて(分かっている人なんだから)、ジムから外岩に来たばかりの、外岩事情が分からない人たちの、暗黙の事故、なんですよ! 黙殺されている。
スポートルートなのにランナウトなんて、語義に反するでしょう!
アイスは自分でスクリュー打てば、ランナウトしないから、安心・安全