仏教用語で邪慢という言葉を知りました。
・窃盗犯がどうだ俺ほど早く人の財布をすれるものはないだろうと自惚れたり、
・刑務所では前科の回数が自慢のタネ
・どれだけスピード違反をしたかを自惚れ
・試験の点数の悪い事や、単位を落とした事を自惚れたり
”恥ずかしい事でも自惚れの材料にしてしまう”のが、
邪慢
です。となると、クライマーバージョンのの邪慢は、やっぱりランナウト自慢とかではないのかなぁ…
■アレックス君のコメントから類推
■アレックス君のコメントから類推
アレックス・オノルド君、アダムオンドラ君との対談で、初めて作ったルートは手打ちだったので、「超怖いルートになってしまった…」と普通に言っており、”どうだ!俺のルート怖いだろ!これに登れない奴はくんな!っつー意味だぜ!”とか、別に言っていなかったです…。
岩的に必然性のないランナウトは、フリークライミングの世界での”正見”は、
岩的に必然性のないランナウトは、フリークライミングの世界での”正見”は、
ただルートづくりが不慣れで下手くそだった作品、
ってだけのことみたいですよ?
■ 現代のランナウト王子
■ 現代のランナウト王子
ランナウトはアルパインの伝統です。たしかにアルパインで、数ピッチ行ってから、いちいち2m起きに支点を作る意味ないというか…私もリッジ系のに登るとき、ほとんど形だけです。支点。だって落ちないですから… 落ちた時、死体が行方不明にならないためのロープなんで…。
現代のランナウト王子と言えば、佐藤祐介さんです。確かにユースケさんもランナウト王子ですもんね…
若い男性の憧れの的?アニキだったユースケさんこと、佐藤祐介さん…スーパー赤蜘蛛フリーソロの方ですよ(笑)。
ランナウト=ボルトがあって、ロープをつけている意味がない、ではなく、
フリーソロ=最初からロープ要らねー、ですからね…。
5.12が含まれるルートです…。
そういう記録をきちんと読んでいたら、4級でランナウトしているようなので、威張っていても、”なんだかなぁ…”という感想になるような気がするのですが…。
4級だから要らねーではなく、意味ないランナウトをして、ええかっこしいしているのって、状況見えていなくて恥ずかしいなぁみたいな?…ランナウトへの耐性は、もっと必要な時に取っておこう、みたいな気分になると思うのですが…?
山ではしたいと思わなくても、そうならざるを得ないとき、一杯出てきますからね…。
しかし、なんでこんなカルチャーになってしまったんだかなあ…