2021/05/06

クライミングの歌

■ 自分の打ったスクリューを振り返って良し!と思う

アイスで初心者からリードをしていたころは、自分が打ったスクリューを振り返ってみて、ロープドラッグが発生していないことを見て、

深い満足感

を感じていました。 

日暮れで焦り始めたり、登攀に余裕がなくなったりしてくると、それが、自分が登った形跡に現れる…

ので、フォローで付いて来てくれる人には、とても感謝していました…。私はビレイさせられるばかりで、ビレイヤーとしてアイスでは、だいぶ虐げられていた時間が長かったと思いますが…

それでも、

1)ロープが出るスピードが遅い とか

2)スクリューの間隔が極端に狭い とか

そういうことがスタートすると、

青木さん怖いんだなぁ…とか…

と彼が奏でているクライミングの歌が聞こえて来ていました。ビビり物語ですよ…クライミングは。

私は、青木さんがビレイを嫌がるので(アイスで初心者のビレイをしてやるのは、忍耐が要ります)、リードできなくなり、リードを捨てたとたんに、ムーブが格段にアップしました。ムーブだけに集中できるからですね。

私にとって人工壁の位置づけは、そんな感じで、自分がすでにできているムーブをさらに自動化で洗練させればいいだけ、と言うことでしかないような気がしますね… なので、人工壁でグレードピラミッドを上がることは、私の上達にとっては、ホントに意味がないことなのかも‥‥