2024/04/07

【気づき】テクニックがなければ自分を出すしかない

 ■テクニックがなければ自分を出すしかない

本気勝負のクライミング。ずく(本気)出さなければ、まぁ死んでしまうわな~。

テクニックがなければ、自分を出すしかない。

これはトランスコーチングのテクニックを学んでいる途中で、神先生から言われた言葉ですが、まさしく、クライミングもそうですね。

そして、これが白亜スラブで、相方のアラーキーが、25mのピッチと35mのピッチを、50mのシングルロープでつなごうとしたときに起こったこと。

テクニックがないので、彼は自分をさらけ出すしかなかった…。

そして、それが、”私が”、望んだ、要求したことでした。素のままの姿を見せてくれなければ、ロープなんて組めませんよねぇ… 彼、ずっと、猫、被っていたからなぁ。

で、素のままの彼が見えた結果、やっぱりロープは組みたくないなと思いました。

それまでも、彼からは、はてな?というような行為がいくつかありました。

めんどくさいので詳細は省くが、

女性全般を下に見ている(女性は男性に尽くす存在として先入観で見ている)

それ以外に

フォロー(セカンドのこと)を下に見ている

というアルパインの悪しき慣行を持っているようでした。

■ フリークライミングは平等な世界

フリークライミングの世界では、リードするほうが楽しいんだから、誰でもリードを取りたがります。別にトップは偉くないんですよ?アルパインみたいなリスクないんだから。

しっかし、支点が作れないとか、25mと35mのピッチを50mシングルでつなごうとする奴にリードさせられます?

男性たちは、こうしたミスに易しく、御坂山岳会時代も、死者が出ている滝をノーザイルで登ろうとした大バカ者に、「本人に言い聞かせれば分かるはず」と言った人がいましたが、その人分かるまでに、その後5年かかったんですよ? 

誰からも一緒に登ってもらえなくなって、私に泣きついてきて、やっと、フリークライミングはロープに頼らずに登るものなんだ、と気が付いたみたいですが…。

男性は、男性同士なので、あいつを許してやれ、って思うと思いますが、そんなにそいつが好きなら、自分が一緒に登ってやったらいいですよね?

例えば、マルボーさんが、アラーキーと登ればいいんじゃないの?

誰も一緒に登りたがらないハズレクライマーばかりと組まされて、ほんと嫌だったわー。

ハズレクライマー以外は、トップクライマー。青ちゃんは、なんだかんだ言っても登山学校の校長先生ですからね。故・吉田さんは言うに及ばす。1年半くらい組んだ別の方は、蒼氷の先輩です。

もう、フリークライミングの世界に来たら、トンデモクライマーしかいないので、登りたくても登れないです。

私のせいじゃないと思うよ?

素を出したら、あれなんじゃ…

ラオスでルーフをやっているわたくし。 もう日本のクライミングはボルトも悪いし、ビレイ教育もダメダメで、岩場だけでなく、人間も危険極まりないので、初級者は海外に行くほうが安全だと思います。

ルーフこそ、リードもセカンドもカンケー無いクライミングです。