2020/12/31
クライマーの危険認知 スライド
2020/12/30
2020のクライミング活動のまとめ
2月 大堂海岸&岸良
3月 杉野ショック
4月 特になし コロナ自粛 激化
5月 小山田さんの自粛期間の投稿に感銘を受ける
6月 中津神護寺に護摩焚きで八面へ
7月 自分の価値観の深堀り&内省
8月 井上さんと中津へ
9月 石田登山塾石田さんよりアドバイス来る
10月 米国人クライマードンを日向神に案内
11月 子供体験クライミング&八面ツアー
12月 鈴木さん到来。二子山町おこしクライミングで勇気をもらう
でした。転機というか潮目が変わったのは、8月ですね。
現代クライマーのためのクライミング指導法
1)為末大学が参考になりそう
2)アルパインクライミングの教え方で、フリークライマーを作るのは難しい。
3)インドアのスポーツクライミングの教え方で、フリークライマーを作るのは難しい。
4)ボルダーからフリークライマーになるのは難しい。
5)障害は、命知らず自慢、ビレイ、ロープワーク、外岩の危険
6)障害は、そのグレードを登るクライマーのために打たれていないボルト
7)障害は、時代遅れな知識
2020/12/29
クライマーのスコトーマ
私はクライミングパートナーが、何もかもを分かっている、とは期待していないので、組んだ人とは、互いを理解し合うために登っていると理解していますが…。私はクライミング歴が浅いので、大体組む人は、自分より経験が長い方です。
前提として、盲点は誰にでもある。しかし、一般的には、経験の長さで、盲点は、カバーできる確率が多くなります。一般的には、というのは、ところがそうはならない場合もあります。思考停止している場合ですね。
以下、私が気が付いた(経験の偏り)×(スコトーマ)の存在です。
女性を男性のミニチュアと思っている
2)若い人と登る経験がないクライマー
これくらい知っていて当然と思っている
助け合いができない
他の人の能力が限界に来ても理解できない
相手を思いやることができない
考え深さで、経験の浅さをカバーしないといけないのが分からない
例: 女性でイケイケの人…
ヒマラヤキャンプにも参加した30代の女性で、かなりトレーニングを積んだはずの方がいましたが…宝剣で遭難。彼女は、山ヤだったら、誰にも理解できそうな因を持っていました。
登攀やクライミングで死にそうな因がある、というのは、
1)計算されていないリスクを好む傾向がある、
2)プライドなどの非論理的な面で譲れない傾向がある
と言うことかなぁと思います。ギャンブルと同じで、論理に根差した行動原則を守れば、そこまで危険と言うことはないので。
2020/12/28
現代クライマーのためのクライミング指導法(案)
現代クライマーのためのクライミング指導法ということを、ずっと考えています。
1)為末大学が参考になりそう2)アルパインの教え方で、フリークライマーを作るのは難しい。
3)インドアスポーツクライミングの教え方で、フリークライマーを作るのは難しい。
4)ボルダーからフリークライマーになるのは難しい
5)本人系の障害: 命知らず自慢、ビレイ、ロープワーク、外岩の危険無知
6)環境系障害:そのグレードを登るクライマーのために打たれていないボルト
7)その他障害:ビレイ、時代遅れな知識、年功制度 例:ブーリン、棒フレンズ、肩がらみ
自分の価値観を譲らない強さを持つ必要性
だな、と改まって振り返って反省しています。頼りなくても、自分は自分の正解をみつけることができると信頼する、ということですね。つまり、ベテランなどの外部に正解を求めたり、頼ることはできないということですね。
以前、23歳男子の後輩ができました。
彼はアイスは初心者でしたが、若い人は見たものをコピーする能力に優れているので、アイス40年の青ちゃんとのクライミングに混ぜてあげたら、あっという間にムーブを身につけました。
が、ロープワークを覚えないと。外アイスで時間がかかるロープワークを教えるのでは、寒すぎる。季節のいい時期に岩で、となるので、他の先輩に出動してもらったりして、岩講習を彼のためにセットアップしたり、色々と急がしかったです…。
たぶん、アイスをしたいのだけなのに、なんでロープワークを覚えないといけないのか?初心者の彼の立場からは分からない。
年配の人の言うことを真に受けすぎというか…素直な良い子はクライミングにはイラナイというか。
とはいえ、自発性があり、自立していこう、という独学派は抜けも多い、です。
私もそうかもしれぬという思いがあるので、いつも自信をもって教えているわけではありません。
私がやったことをそのまま他の人がやると(例:三つ峠2度目からリード)、途中で死ぬかもしれませんし、同じ失敗を繰り返す必要はないと思うし、指導ができるほどの視点には、まだ立っていないので、という部分もあります。
自己責任が身についている人でないと、教えづらいというか、教えたことがすべて正解と解釈する人だとダメなのです、クライミングは。クライミングというか、安全管理は、ですかね?登るほう、ムーブなどは、ほっといても誰でも上達するので。
というので、私も独学者の域を出ないので、自信がない。ので、来てくれた若い人は、大体、年配のベテランと言われる人たちに託してきました。経験の厚みが、抜けをカバーするものと思われたし、今まで生き残っている事実がとりあえず安全管理能力を示すからです。
しかし、抜けなく学べるというメリットは少なく、逆に間違ったことを覚えてしまうリスクのほうが高いかもしれないと、ここ最近は思います。
例えば‥‥
2)悪いところを身に着けてしまう事例 ビレイ
などです。
岩に置き換えるとボルトや支点ですね…。
今までは山梨で一緒に登っていた先輩と登っていましたが、彼もこんなヘンテコな支点は見たことがないので、どうしたらいいものか、お互いに分からなかったのです…。山梨は外クライミング先進国なので。九州クライマーは、これが普通だと思っているので参考になりませんし…。
ビレイも課題で、ベテランというのは、昔はフリーを練習するインドアジムなんてなかったわけなので、もれなく全員がアルパインクライマーです。つまり、アルパインクライマーと言うのは、決して落ちない。落ちない登りしかしないのです。ということは、アルパインのクライマーに育てられたビレイヤーは、要するにキャッチの経験がないということです。
ところが、リードしろと強いられて本当に嫌でした。その時は、大勢の人の前で大喧嘩して、そのようなクライミングは否定しました。
そういう、ある種の強さ…がないと、ハイハイ、と言ってリードでとりつき、ミックスで落ちて、ダラリンビレイで下の氷にたたきつけられても、自業自得、というのがクライミングの掟というか、そもそも、人生の掟、なのです。
とくに湯川は距離が短いのでビレイはシビアなのですから…。
リスクはスキルアップで克服する
素直なよゐこに欠ける資質はそこかなぁと…。
2020/12/26
2020/12/24
命題: ボルトの状態が判断できないなら、登るべきか、登らざるべきか、自分で判断しなさい
A) ボルトの状態が判断できない × 登る
→ 落ちない登りしか許されない課題 もしくはバクチ登り
→ 当然 → 現代の若者がロープしない理由
→ 死んでも自己責任 → ほぼほぼ 古い岩場の状態 さらに条件分けしてスタイルで安全性を変えて登る
→ 安全
E)ボルトの状態が判断できる × 悪い × 登らない
→ 当然 → 現代の若者がロープしない理由
F)ボルトの状態が判断できる × 良い × 登らない
→ なんで? ま、いいけど…
と言うことになるよなぁ。
反社会的でなければ何をしてもいい
1)川上村 女山
初めての山岳会の先輩が示してくれた山は、マイナーな里山の雪稜。ずーっとラッセル。山を見つけるところから勝負。いかに地図を熟読して、駐車可能な林道をみつけ、余り歩かずに取り付けるか?が勝負。危険はないけど、雪と孤独はいっぱいある。体力はいっぱい必要。体力維持と山カン維持の山。
2)太刀岡左岩稜
易しい、半アルパイン半トラッド半フリーで、ボルトもあり、整備された5.6~5.9くらいの岩稜登攀。落ちたら大変ですが、このグレードならまず落ちない。2段を登り、ガイド資格がある若者のクライマーが、これが好きと言うのですから、意味することは重い。これが登れたら、登山ガイドはどこでも可能。
3)阿弥陀中央稜 体力測定の山
最初の師匠の鈴木さんの山。南稜を毎年登っていたそうですが、年を取り、グレードダウンして中央稜。なかなか良い尾根です。ゲレンデのアイスとか鈴木さんは、南沢小滝や大滝は決して行かない。混んでいる=危険、です。実際その通りでアイスの一番の危険は、上から人やアックスが降ってくることです。教え方は最初からリードでした。
4)インスボン
青ちゃんの山。とにかく30回も行っているんですから大好きなんでしょうねぇ…。私は一回行けば十分。私的には韓国はむしろアイスゲレンデが楽しいような気がする。教え方や考え方が合わず、全然リードさせてくれないのでストレスを溜めました。男子と行くとリードの取り合いになって、喧嘩別れするそうです(笑)。男子とじゃなくても同じかい!リーダー固定制度の山。
5)ラオス
新保さんの山。フリーで初めて楽しくなった。石灰岩という新境地が開けた。石灰岩よりも、世界のクライミング文化が好きになっただけなのかも?
行く以外、何もすることがないくらい手軽。行くだけで80%は、こっちのもの!みたいなところなので…。つまり登らなくても、何もしなくても、行くだけが価値があるので、みんなにも行ってほしい。日本でもこんな岩場が一つくらいあってもいいのに、と思う。
なんというか、西成区が岩場にあるみたいな(笑)? 昼間から飲んでるおじさんのクライマーバージョンが常駐中みたいな?(飲んでクライミングをする人がいるというわけではありません) 毎日遊んで許される場?
■考察
現代の社会状況下で定年した人は、基本、やりたいことをお預けにして、我慢して定年退職を迎えてきた世代です。その心理的ニーズは、”もうしたいようにしたいんだよ”、でしょう。
その、 ”もうしたいようにしたい”(不満) が
1)不倫であるとき → 山岳会がセクハラの場になる
2)自分の山であるとき → 体力低下や力量低下に見合った後輩(多くは女性であることが多い)を探すようになる。一軍クラスの山は、その人が本当に望んだ山と言うよりも、世間に対する自己証明であることが多いのが男性の山屋としてのピーク期だからです。
3)リードだけ&特定の山だけ楽しみたい → 付き合ってくれる人(初心者であることが多い)をとっかえひっかえする
4)自由にしたい → バム?ラオスみたいな岩場?
5)人間的成長 → 岳連などの役職や後輩の育成
6)栄誉に浸る → 名誉職に安定
7)知りたい → 世界放浪?
となると思います。
”したいようにしたい”のが人間の本来なのですから、それでいいと思うのですが、問題になるのは、”したいようにしたい”の中身が反社会的な時です。
例えば、不倫など。セクハラや、例えばお妾さん、浮気などは、男の甲斐性というのは、いつの時代の話ですかと言うことなので、現在は犯罪です。
私が寛容に感じるのは、バム生活者の方で、経済的負担をどこにも掛けていないのですから、岩場に住んでいるみたいな状態でも、いいじゃないかと思います。若者も、いつでもビレイヤーがいるというなら、気楽に岩場に出かけて行けますし。物質的な豪奢をあきらめて、毎日クライミングという生活を選ぶ選択肢があっても、別に良いではないか?とすら思いますね。
故・吉田和正さんを擁護するわけではありませんが。
指導者に求めるものとステージ
先生を選ぶ基準
2020/12/22
2020/12/21
終了点とプロテクション
1)プロテクションも悪く、終了点も悪い
=ギリギリボーイズの方限定。一般クライマーは登らない
2)プロテクションが悪く、終了点は良い
=トップロープ課題
3)プロテクションは良いが、終了点は悪い → TRADクライミング
=リードして懸垂で降りる
4)プロテクションは良く、終了点も良い → フリークライミング
=普通のあるべき姿
クライマーの自己責任の取り方 ボルトに対する対応力:事例集
はじめに。最もあってはならないこと:煽り&煽られ。
事例1)シャックル直付けのような、確信犯的に信用してはならない終了点の場合
→ 係数2で落ちるクライミング(RP型)はしない。TRは必ず3点で取る。
→ プロテクションに頼らないで登る、もしくは、各駅停車でテンション登り 係数2のフォールはしない
1)ヘルメット着用
→ ベテランクライマーがノーヘル、ニット帽だったりすることを気にせず、揶揄されても気にせず、ヘルメット着用する。
3)ほかの人に紹介するルート
RPにも内容の良しあしに色々な細かい違いがあります。
古いクライマーからは、落ちるクライミングをする若い人たちが危険だ、という指摘が根強いです。
11程度を登る一般のスキルレベルのクライマーにも、自分の身を守る方法論が必要ですが、こうした事情説明は、昔の登攀しか経験がないベテランからは出てこないのが現状です。ベテランの中でもラッペルのスタイルに進んだ人は理解がある場合もあります。
大事なこと。 落ちながら登るには、確実なプロテクション(ボルト)が必要です。
悪いボルトのルートでは、確実にオンサイト出来るつもりでないとバクチになるので、フリークライミングの見た目をしたアルパインクライミング、とでも表現したらいいような課題については、オンサイトにこだわる必要はない、というのが実情です。2000年代以前に開拓された岩場は、ほぼそのような岩場です。(小川山も結構そうです)
■ 世代間の知識の差について
エイドをやっていない現代クライマーは、クライミング中のチョンボ棒によるプリクリップクライミング、については、よく分かりません。1ピン目が遠い時にかけるプリクリップ以外のことは無自覚かもしれません。落ちれないボルト配置(ランナウト)のような課題の場合、ルートの途中でプリクリしないと、いくらビレイヤーが良くても、墜落すれば、怪我を免れません。それで登る勇気が出なくなった場合、敗退するにも、その前のボルトに落ちてぶら下がれない、という意味です。その場合は、なんとかプリクリするしか、安全に敗退する方法がないです。
12でひいひい言っている人と、10でひいひい言っている人と、14でひいひい言っている人の心の中は同じ動きです。
2020/12/20
一般向け外岩整備と現代初心者向け外岩講習の両輪
前に一緒に登っていた開拓者のボルト感覚っていうのは、
ガバ=ボルトを飛ばしていい
フリークライミングは、理論上は1ピン目を掛けれたら、後はどこで落ちてもいいハズです。甲府で一緒に登っていたクライマーには、そういう風に教わりました。
現状では、インドアクライマーが、アウトドアデビューするには
・ビレイ位置
・ヌンチャク一個持っていくこと
・捨てビナなどの敗退
・落ちていいところと悪いところの講習
・落ちる時の体制の事前学習
などがデビュー前に必要かなとおもいます。
2020/12/18
二子山エアウェイ 5.11c →7c 当時日本最難
再生された岩場で、看板ルートを再度登ってみたら、あれま!難しいじゃん!って話題です。
昔のルートって、これがありますよね。
なんとエアウェイは、7cなら12d、当時日本最難でしょう、とのこと。高難度と言っても、まだ12台なので、手ごろ感あり、とりついて頑張る男子いるかもしれません。7cかぁ。
その辺が日本では確立されていないので、常にリードしながら成長していくことはできないクライミング事情となっています。本来は、限界グレードはリードしながらあげれるはずですが、TRでの暗記が必要になっていますが…。
2020/12/16
UKのボルト基金
https://ukboltfund.org/?fbclid=IwAR097xAi6MfGIedKlM9zjNQa9K181u2VMNtnmmjI87v8pEnoM1fmwi1DHR8
こちらを見ると、各地域ごとにボルト基金があるようですね。
やっぱり岩場ごとか、九州なら九州全体のボルト基金が必要で、全国バージョンというのは、東京一極集中を生むため、地方の人はモチベーションが上がらない仕組みかもしれませんね。
JFAによると、岩場指定の振り込みも可能だそうですが、フリーファンをみても、そんなこと、どこに書かれているのか、分からない程度にしか書かれていないし…。
■ 余談:昨今のクライミング雑誌の低落ぶり
硬派のフリーファンですら、クライミングソックスの特集に14Pだと。そんなことだから、誰も読まなくなるんですよ。
ロクスノのチョーク特集もいいかげんにしろ、なノリでしたが、中身のないものを買う人がいないのは当然ですよねぇ。
再燃中のアクセス問題に14Pをさき、全国的に知識を共有すれば、無い知恵もでてこようというものです。ソックスは2P程度でいいというのが正常な物事の比重感でしょう…
だから結果として、リボルトが進まないんですよ。
やり方が悪い、ということの結果=現実、は明らかですなぁ。
12月15日のネット調査 水平打ち + ASCA
1)避けるべき危険なボルト(米国版)American Safe Climbing Association(ASCA)
https://www.safeclimbing.org/education/dangerbolts.htm?fbclid=IwAR0zUe1gdbC-JnaXr13vrlUso-BI176apHtxpmhDa9q_tsSnpWsZKX5_MOQ
2)BMCのボルトガイドがここから、ダウンロードできます。すごく良い資料ですがかなり重いので各自ダウンロードが最適。
この形だとキンクします。
2020/12/15
リボルトの遅さ
本来、生かされるべき、
日本の外では、若い人も年配者もみんな楽しく、新しい岩場で、バンバン落ちるクライミングを楽しくやって、ヒマラヤトレッキングの帰りにラオスやタイに登って、実家はアラスカでーす、みたいな人が一杯、回遊魚のように世界中の岩場を、安くなった格安航空券とネットでできる仕事の強みを生かして回っているのに…。
日本だけ若い人は、蟹工船…
悲しすぎる現実だわー
2020/12/14
岩場におけるフォール事例集を外岩に行く前に見ましょう
https://www.instagram.com/p/CIq6Cdtj_6n/
こちらはインスタグラムのフォール動画です。
このような動画を、外岩にデビューする以前に、クライマー同士でたくさん見て、
1)どのようなフォールが危険で、
2)どのようなフォールが許容範囲なのか、
ということの合意を作っていかないと、今の状態では、
落ちて行けないところで落ちるクライマー
という問題が解決できないだけでなく、
落ちていいところでも落ちれないクライマー
という問題も、同様に出てしまいます。
■ 初心者向きの課題を選ぶ能力
どこなら落ちてよいのか?というのは、経験による知識 です。経験による知識、というのは、経験がない人でも、想像力がある人にはカバーができる知識です。
ので、想像力の強弱で、結果が分かれてしまいます。想像力が欠如した人は、怪我をするにせよ、しないにせよ、偶然によって結果を得ることになってしまいます。
それを避けるには、想像力がない人にも事前に起きることの結果が予測できるように、こうした動画を事前に共有するしかありません。
そうすることで、
初心者の自分に向いたリード課題を選ぶ目
ビレイするときにクライマーに怪我をさせないビレイ
の2点が確実に得れることになります。
この2点がないまま、外岩に行くことが、基本的には、事故が減らない原因です。
2020/12/12
今回の一連の登攀で
キーボウさんからアドバイスをもらったら…
上部エリアの10Cとは、シティラインですね。終了点前の1手は難しいですが、大蛇山よりは易しいですよ。7つの子は良く覚えていませんが適正グレードだと思います。
ーーーーーーーーーーーー
と言われ、目がテン…。
大蛇山も10cだが、2テンで登っていたあの頃、昔の自分は偉かったなぁ~ということなのだろうか… ともかく、小さい足が拾えなくなっている。
今回の登攀は、トータルすると、どれだけ力が落ちているか?という比較になったのだが…
…と言っても、別に他にすごくしたいことがあるわけじゃないが…。
ということは、ルートセットを覚えたいのだろうか…うーん、謎だなぁ。適切なボルト配置を覚えたいのですが。
大安心
自然農をしていると、自分の寄る辺、例えば、水源、とかどうなっているか?すごく身近に分かるようになり、それが安心につながるのですが…、その安心を
私も雪山の登山では、自然界の中での自分の身の守り方、という意味で、この”大安心”を積み上げて登ってきたと思います。
読図もそうで、山が怖かったのは、道に迷うということからでした。今は全く怖くない…。
山に一人で行くのが怖いのも、犯罪者が怖かったからです。例えば、富士見平小屋で女性登山者が小屋番に殺害されていましたよねぇ? 今は怖くないです。なぜなら、もはや小屋には泊まらないですし、犯罪者はたぶん読図できない。ので、逃げれる。そもそも、犯罪者が来れない山にしか行かないです(笑)。
ので、私が積み上げてきた活動は、”大安心”を積み上げる活動でした。
しかし、クライミングになると、そうではなくなり、なぜか、心の充足、ということがなく、10Aが登れたら、次は10b、10bが登れたらさらに10c、と、延々と世界最高難度が登れるまで、エンドレス…。キリがなく、しかも、競争心の世界で、みなどうどうとマウンティング中です…。ので、最初からやる気になれません。
クライミングでは、むしろ、人間関係の問題が増え、大安心ではなく、
・ビレイヤーのスキルは信頼しても大丈夫か?
・この男性と二人で山に行っても、セクハラされないか?
・怪我をしたときに、ちゃんと保険になってもらえないのではないか?
等々…ほとんど常にびくびくとしていないといけない。ほとんどの場合において、不安の方が勝り、大体において、その不安がリアルに現実化してしまう…ということになります。
というので、私にとってはクライミングは、現在は魅力的な活動ではまったくありません。
2020/12/10
二子山の地域おこし活用事例:社団法人化がポイントらしい
Mt.Hachimen Crag! How to get there and accommodation!
A climbing bum friend visited me!
A climber friend has visited me so I was on overnight climbing trips last week. We've gone to Hyugami crag, the biggest crag in Kyusyu, also the Mt.Hachimen crag, the smaller but nice crag with nice long routes in the northern Kyusyu island... it was a fun time!
The Mt.Hachimen has a very easy access from Fukuoka, the biggest city in Kyusyu, also, the bolt situation is much better than Hyugami crag so I will write beta here for the English speaking visitor's convenience...
On Mt.Hachimen
Mt.Hachimen is a hiker's mountain and also religious mountain. One of my English speaking friend whom I took to the temple on the foot of this mountain was so impressed by religious tradition here. There are Jingo ji temple and Yayama Shrine in this mountain and the mountain it self is considered god itself.
The Access
You can use JR train from JR Hakata station, the cost is 2800 yen one way. Get off at Nakatsu city station at Oita prefecture. Oita prefecture has so many other destination such as Beppu and Yufuin, those are the very famous tourist spot.
At Nakatsu station, you can get on a bus to goto Mt.Hachimen or take a cab. It is about 15 min car ride. There are buses only 3 times a day, so check the time schedule here first or use a cab.
https://www.navitime.co.jp/diagram/bus/00254674/00050263/0/
The bus takes you to Peace memorial park(where US aircraft had fallen while WWII) in the Mt.Hachimen... get off the last stop or if you are staying over night there it will take you to your accommodation... there are two choices, Hachimen sansou, and Kogane onsen sansou.
The location of the mt.Hachimen is here.
Accommodation
There is no tent site. Two choices. You can stay at;
Hachimen Sanso
https://comhits2014.wixsite.com/hachimensanso
https://nakatsuyaba.com/?introduce=hachimenzansou
or
Kogane Onsen Sanso
https://koganesansou.com/
Kogane Onsen Sanso is a high class Ryokan(Japanese style inn) so you can experience Japanese style retreat, and the Hachimen sanso is more economical, often kid's soccer team stays for a long term for training.
From the both place you can walk to the crag but if you have a car, the crag is only short distance of walk from the road, max.15min.
This is a dinner at Kogane Sanso.
The accommodation fee for the Hachimen Sanso is 1520 yen per person, or per room 5090 yen/up to 6 people to 10180 yen/up to20 people, so ask for the tourist office to give you assistance in Japanese. There is a tourist desk in JR Nakatsu station, or call here 0979-23-4511, or write here(https://nakatsuyaba.com/?page_id=928)
The latest leaflet says, the dinner is 1060 yen, and breakfast is 690 yen. Public bath is only 320 yen(10:00 to 16:00).
Approach to the crag
Mt. Hachimen has 3 lead climbing area, and some boulders.
The climbing guide book for this crag is the famous "Nihon Hyaku Iwaba(Japan 100 crags) " and the details can be seen at the climbing-net. You need to make your own account to view the topo guide in this net.
https://www.climbing-net.com/iwaba_detail/%E5%85%AB%E9%9D%A2%E5%B1%B1/
Upper area
The entrance to the Jyoubu area(Upper area) is the mark "L" in this photo.
Within 5 min or so, you will see the off-trail, climbers foot trace, in your right side. If you go to No1 look out, you are gone too far... Be careful when walking down to the cliff, it has 3 roped sections since it is very steep. Non-hiker might get injured...
Middle area
The Chubu area(Middle area) entrance is the mark "S" and you will see climbers foot trace on your left. If you are visiting crag often, you will not miss... if you are not used to climber's trail, you might end up just staying on hikers trail, which goes around the pound, which is also a nice walk. You have to go down the cliff, but the entrance is pretty obvious. The middle area is nicer and bigger than the upper area.
Lower area
Skip the Kabu area(lower area) since the bolts and anchor situation is bad. It is not considered safe.
My day for example;
I have gone to the Chubu Area at first and had climbed Nanatsuno ko 5.10a.
Then went to the Jobu Area, I did Cappuchino 5.9 and Koino takinobori also, a long 5.9(easier).
The harder City line 5.10c is also recommended.
The popular routes has better bolts and anchors but other than that, some bolts are still cut anchors, so do you observation at first and climb safely!
Sample photo:
The other You tube video
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%85%AB%E9%9D%A2%E5%B1%B1&pbjreload=102
2020/12/09
八面、七つの子&シティライン
上部エリアのシティライン 10c TRやけど、大変やったわ〜。中部の七つの子10Aですら、ワンテン…レイバックみたいになってしまって返せず…。アドバイス貰って、バックステップみたいなバックハンドを使ったら、登れた…これ、リードで取りついたのですが、マスターで行かなくて良かったです…。トラバースのところ、一部遠かった…。
よみがえる小川山の思い出…。遠いクリップはビビり入ります。
課題は、細かく足を拾うことと、立ちこみ…。今回は身体張力使って体もくたびれ…あざだらけです。
岩場に行ったら、若い男子のグループがいて、聞いたらノースのショップ店員たちのグループだそうでした…一本に5人も6人も登り、それぞれが登るのに、とても時間がかかる。
今日はバムクライマーと登れて、経験値も増え、とても助かりました…。凹角はスリングを延ばさないといけないけど、そうすると結局、長さが出るので落ちれない…ないよりマシ、というランニングですね…。
ただ、なんで日向神から行っても、福岡から行っても、同じくらいの時間かかるのか、謎。
清掃登山の重要性
岩場には、”地権者”という存在がいて、登っていいかどうか?というのは、きちんと確認が取れているものだ、と『日本百岩場』に記載がある岩場については、クライマーなら誰でもそう思っていると思うのですが…。
ところがどっこい!な現実があると、以前、JFAの井上さんが言っていました…(汗)。
要するに現状は、
…ということが現状なのです。
”既成事実”
世間が期待するクライマー像とクライマーの真の姿は、それくらいかけ離れているってことで、世間が求めているのは、
「スゲー!」のほうじゃなくて、「しっかりしているね!責任感あるね!」
2020/12/05
フィジカルダウン… 言葉の力
■ 2度目の大蛇山 レベルダウンを理解
怪我をする前の2年前の1月と比べて、自分がどれくらいフィジカルダウンしているのか?
知りたくて、出かけた大蛇山5.10c…
右足の肉離れと右ひざの脱臼をしていますが、脱臼は用心が必要で、癖になるそうで、膝を脱臼するって、ホントにめったに聞かないことなのです。おそらく、筋力低下はだいぶしているだろうと。
今回は、大蛇山、2年前は2テンで登っているのに、テン山でした…今も腕が張ってパンパン。
■ バムパートナー
バム生活をされている珍しいクライマーと登ることになったので、ラッキーな感じ…でビレイに甘えて登りましたが…やっぱり、時間がかかるビレイでもやってくれる人がいると嬉しいです。
えーとか余計なこと言わない人(笑)。
じゃないと、クライミングに集中できない…。
外国人と良く登っていますが、外国人は多様性に慣れているので、自分の基準で人を判断しないことに慣れているためだと思いますが、別に私の登攀に文句言う人いません…人それぞれなので。
日本だと、一定基準、つまり、”自分と同じ”、じゃないと、”お前はクライマーじゃない判定”されてしまいます。
それは、正確に言い表せば、”お前は18歳男子新人の基準を満たしていない”という意味ですので… 気にする必要はありませんが、実際問題、気にしなくても、パートナーとして不適切です…。えー、とか言われている段階で、ラポール築けていない。
エーというのが、そもそも、そのクライマーがより成長する糧になるでしょうか?なりませんよね?じゃ、その言葉発する意味ありますか?ないですよね?
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自分を他の子と比べながら・・・
「私の脚はあの子と違って太くてみっともない」
あの子と比べることで、あなたの脚は変わるの?
太くてみっともないと言ったところで、あなたの脚は変わるの?
この言葉を発することで自分の脚を好きになる、それとも嫌いになる?
自分を卑下する言葉を使った先に、本当に内側から綺麗になることってあるんでしょうか?
指導者が生徒に向かって・・・
「そんな大きいお尻でどうするの!」
どうするの!って言ったところで、その子のお尻は小さくなるの?
今ある体を否定することで、その子が自分の身体をしっかりとケアしたいって心から思うことにつながるんでしょうか?
親が子供に向かって・・・
「あの子(子供の友達)、痩せて綺麗になったね」
痩せたことと綺麗になったことを繋げることで、あなたの子どもはそれをどう受け取ると思いますか?
もしもそれを聞いた子どもが、あの子よりも太っていたら?
「私はあの子みたいに痩せてないから綺麗じゃない」という考えに辿り着くのは当たり前じゃない?
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https://ameblo.jp/dancersdontdiet/
カットアンカーは現代の基準にそぐわないボルトですよ
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カットアンカー
事故事例: 烏帽子岩「目玉おやじ 5.12a」
事例:山神社の西壁の殆どのルート
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http://climber319.blog89.fc2.com/blog-category-24.html?fbclid=IwAR1MSPD6J6H7VRQ6GXbyQeEY3MJrpmFObQL8QuuN2pduVDuf_ERJqrSww4Y より引用まとめ。
私が思うには、おそらく現代の若者?というか、現代人みんなかもしれませんが、文章力や読解力が異様に弱いので、プレゼン資料のように、きちんと二項対立構造を作って、図画で見せないと、意味が理解できないかもしれないと思います。
一般に筋肉寄りの人は、学校の成績は…のことが多かったのではないかと。まぁ私には弟がいて、超逆△筋肉隆々男だったのですが…彼はもともと頭は良かったと思いますが、なにせ親が彼に勉強より、筋肉を要求したので、彼は、ぜんぜん学校の勉強は振るわず、地元でヤンキーの高校しか入れなかったです。通知表、2ばっかり。同じ土台でも、置かれた環境が違うと、こうも違うのかね?な実例でした。
その弟のことを考えると、クライマーが分かるように解説する本が足りていないのではないですかね?
今どきのクライマーが杉野保さんのような知性は伴っていない、というのは、新人に2、3人、接すれば、すぐ分かります。
2020/12/02
現代レベルの資材を使いましょう
■大前提
電話は、現在スマホが主流。スマホの時代にケータイを買う人は特殊な人だし、その時代に固定電話を設置する人はいないし、さらに言えば、黒電話を設置する人はいない。ベトナムやタイは、固定電話の時代を経ず、いきなり携帯ですが、さらに後進国のラオスはいきなりスマホから電話デビューです。
いくら歴史ある岩場で、今黒電話のようなボルトやアンカーであっても、黒電話→固定電話→携帯→と歴史をたどる必要はなく、普通は、現在手に入る一番良い手段を採用するのが合理的でしょう。
■参考サイト
■ 一般的感覚とクライマー界の感覚の乖離
一般に、
・カンパで募ったお金で
・強度不足の資材を使い
・岩場を整備したら
その整備した人は、開拓者としての責任を十分満たしているとは言えない、というのが世間的な標準の見方であると思いますが…
悪しきクライマーの伝統で、クライマーのオウンリスク制(自己責任制)により、
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開拓クライマーは資材に何を使用しようが開拓者の勝手なのです。公開後に設置されている資材をクライマーが見て登る登らないの判断を自己責任で行います。大丈夫と判断すれば登り、危ないと判断すれば登らなければ良いのです。余程ええ加減な施工で無い限り開拓者への責任追及は難しいと思います。近年は少し違ってきているかもですが・・・2020/11/30
地域おこしにクライミングを!八面の事例探求
私は、和予石も行ったことがなかったし、パラグライダー発着場もスルーしており、クライミングで一回、ニッキーを連れて1回、他の方の案内で1回、と3回行っているだけではありますが、クライマーってホント、岩場に直行直帰だからなぁ…と思いました。
八面は、もともと宗教的な場所で、下にある神護寺に伝わる修験道の伝統が、山全体が
ということで、分かったことは、金色山荘宿泊でのクライミングツアーが可能だということです。(他にエコノミークラスの八面山荘もあり)
2020/11/29
八面山カプチーノ&鯉の滝登り オンサイト
いや~今日は、オンサイト2本で、地球は美しい~と思いながら、帰ることができた☆
池田さん、ビレイありがとうございました! いや~久しぶりのオンサイト~☆
直近の岩場、大堂海岸では、テンション入っちゃったからなぁ、5.8だったのに…。
とくに5.9っていうのは、クライマーと呼べるギリギリラインなので(笑)。怪我と故障続きで、膝も相変わらず、寝てると痛いし、人工壁嫌いで、全然トレーニングが出来ていないけど、5.9OSはまだできるらしいです…(ホッ)。
2020/11/27
2020/11/23
子供の世界認識を変える
いじけたり、拗ねたりする人は、子供に限らず大人にもいます。そういう人の世界認識は、
みたいなところです。拗ねたり、いじけたりすることで、周囲を動かそうとする意図が見えるときは、私はあんまり助けてあげたいという気持ちにならないですが…(笑)、私の時代は、クラスメートの中に、いじけや拗ね、ではなく、本当に
引きこもりや不登校
=頑張る
=知らなかった力が出る
=周囲の人も応援したり、助けてくれたりする
=引きこもっていたことを忘れる
=あれ?悩んでいたのは何だったんだろう???となる
自分の実力の客観視(正見)
私はアイスでドラツーのほうに進みたかったのですが、3年前で、M5からM6のところでしたが、基礎体力のところで、跳ねられて、そもそも入門ができない状態です。それは、コンペクライマーが主体のドラツー仲間との比較で分かったんですが…。
コンペに出ず、岩しかしないと、自分の実力の本当のところは、比較されないので、分からないで済まされてしまう…。ロープが出るリードクライミングは、体力差が比較的出にくいクライミングなのです。業界では老後の愉しみと言われているくらいなので。
ので、アラーキーがコンペを避けていることは自信の無さ、の表れと思っていました…敗北の屈辱に耐えれないと自覚があるんだろうなぁと。
例えば、甲府にあるシナプスというクライミングジムでは、初心者当時の私が登れる課題は1個しかなかったのです… ので、そのくらいレベルが高騰していたんですよね…。 そういうところに年配の人は行かないから、気が付かないでしょう?年配の人は年配の人と群れるので、気が付かないで済んでしまいます。
まぁ、外岩志向の人が、シナプスに行っても楽しくないですが…。逆にそういう強いクライマーが、外岩に行っても、慣れていなくて登れないので、年配のクライマーのほうも、「なんだ、2段というから、もっと登れるのかと思ったら、俺より登れないじゃないか」と誤解してしまうのです。互いが互いの実力を理解できるだけの慣れが生じるまで、互いの世界に足を踏み込まないから分からないのです。
分かっている人は、コンペクライマーを指導する、外岩上がりのクライマーくらいです。
で、私がコンペに出たら?思った通りの年齢順な順位で、5位/7人でした。アイスとは言え、コンペで強いのは、リードできる外岩クライマーじゃなく、トップロープで雑に素早く登れるジムあがりクライマーのほうです。氷と対話なんてしなくていいのがコンペですから。時間との闘いです。タイムトライアル的、ということです。
…とはいえ、私の場合、納得したというか、そりゃ、そうだよな~と思いました。38歳で山を始めて、41歳で登り始め、43歳でコンペに参加して5位だったら、別に悪いことないですよねぇ…。
ということで、やっぱりなーとは思ったけど、悔し~とは思わなかったのです。私は私の楽しいクライミングを続けていきたいなと思っただけで…。
ただドライをM5からM6のレベルに上げるには、岩で11の人が12に行くくらいの身体強度の脱皮が必要で、それを個人の筋トレ努力で克服するのは無理と思いました。
自分でやれるのかもなぁと思ってやっては見たけど…。水泳のバタフライは、17メッツ以上の運動強度の高い運動ですが、別に私はなんともなく25m泳げるようになったので、これ以上、強度強いのを趣味に掛けられる時間のレベルでやっていくのは、個人の力では無理そうだと思いました。
ので、能力を上げる限界はすでに見えていて、特殊な外力がもたらされない限り、まぁ私は一生10プラクライマーでいるでしょう…。先日、久しぶりに日向神へいったら、一応9はちゃんとリードできました。
一生、世界最高難度を目指して、頑張り続けるクライミングは成長期のクライミングです。
2020/11/06
自信過剰バイアスに陥らないために…単独で行くことを前提にして活動すべし
【事例:未知&単独で行く場合に必要な準備能力】
・八ヶ岳固有の天候を知る力 例:例年 正月第1週目は晴れが多いなど
・あらかじめ全山縦走をして、各ピークの位置関係を知っておく(遭難対策)
・八ヶ岳固有の雪の性質
・雪上歩行
・凍傷にならない、雪と気温のあしらい方
・雪崩を回避する方法
・ラッセル
・ルートファインディング
・単独用のロープ構成やギアを考える力
・遭難の場合の回避スキル
・遭難の場合の保険をいかに掛けるか 例:仲間に行くことを伝えておく、レスキューができる知人を持つ
・下山が核心と知る読書力
・一定時間内にピークハントして帰って来れる脚力
・計画立案力
・雪崩ポイントの知識と、積雪量どれだけで登ってはいけないか知る
・基礎体力
2020/11/03
クラックリードは、カムの設置能力と登攀能力の総合力です
自分も来た道、今から行く道
という単純な話が今日の仏教説話でしたが、これは、その選択肢を取ると、同様に自分もそう扱われるので、結局は自分を損なうよ、と教えるのが良い、という意味かなと思いました。
2020/10/30
自主練へ移行
水泳は、大体、4泳法は習得したので、自主練へ移行することにしました。
教えを乞うて、習得に2か月要しました。かかったお金は入会金を入れて、約2万円ほどです。週に2、3日。これで得られた幸福や技能?を考えると、非常に効率よく技術習得できたなぁと思います。来年も夏になったらやりたいと思います。
余談ですが、水泳の教え方のスマート度を考えると、クライミングインストラクター業界は、本来対価として、すべきことのほとんどを全然実践していない。登りたい人に施設開放して放置プレイって気がします。それが、たぶん、事故多発の原因です。
そうした人の言い分は、「俺は習わなかったぞ」ですが…。教えてくださいと入門してきている人に教えななかったら、詐欺です…(汗)。ガイドさんは、特にです。トップロープ張って終わりでは。
ま、水泳でもバレエでも、教え方を知らない若い先生は、できない人に向かって「なんでできないの!(怒)」路線です。そして、お手本をやって見せてくれ、生徒にやらせて、生徒があまりに下手なので、自尊心を高めて喜んでいます。うーん…。3歳からバレエ踊っている先生と、19歳でスタートした人を比べても…、です。
クライミング界のゴッド、室井さん、5級で私がうなっている課題、相談したら、さくっと、あ、こっちのホールド持ってやっていいよ、と…。要するに、課題が問うているムーブが同じだったら、保持はどっちでもよかったらしいです…。
その人なりの今ある体で登れるベストを引き出す、それしか教育者側からは、できることはない、と自分のヨガ指導歴(6年)から考えてもそう思います。
それができないのに、俺の言うとおりすれば泳げるようになる、踊れるようになる、登れるようになる、っていうのは、条件になっている、あるいは制約になっている、前提を見落としている態度のような気がします。
バレエは180度のターンアウト前提で組まれているので、本場ロシアでは、その条件に見合わない人は最初から入門できません。そのような技術をそうした条件によるスクリーニングなしで、日本人はやっているので、バレエで体を壊す人は大変多いです。
クライミングは、バレエより、うんと間口の大きな、誰でもできる運動ですが…それでも指が曲がってしまうまでやれ、とか、肘が痛くてもやれ、っていうのは、人生に楽より苦をもたらす行為のような気がします。もう成長期ではないんですから。
日本の5.9はほとんどの看板ルートで5.9ではないことが多く、エゴのためにピンもとおーくになっているので、全然5.9とは言えないので、5.11がジムで登れるようになって、それでもトップロープで取りつくべきです。これは、私が実際に実践してきた安全マージンより大きい安全マージンですが、石田ガイドが推奨しています。
私はクライミングスタートしてから3か月で5.8に取り付いています。心が疲れて大変でした…。
ガイドがそのほうがいいっていうなら、そうだろ、と思う2020.私が歩んだ道は、獣道、でした…。王道ではなく…。
水泳は王道で歩めて嬉しかったです。あとは大体、自学自習できると思うので、自立します~。
2020/10/21
私にとって、失礼とは…
先ほど友人からなのですが、誰でも歩けるような低山のトレッキングの誘い、有料で2000円が来て、
かっちーん
無料だったら行ってあげてもいいけど、有料だったら絶対行かない(笑)。マイクロバスに乗るような山をしないで済むために、登山能力を高めてきたわけで…。
私の理想は、どんなに力が衰えても
レベルをどれだけ下げても、「け!こんな山しか登れねーのか!」と私は言わないと思いますが、マイクロバスで行く耶馬渓に敬意を感じることは、ちょっと出来かねますね~
2020/10/14
できる、までの段階 詳述
1)やらない
2)できるわけない
3)もしかしたら、できるのかもしれない
4)騙されたと思ってやってみようか、失うものはないじゃないか
5)やってみてもいい
6)やってみる
7)少しはできる
8)意外にできるもんじゃないか
9)まぁ、完ぺきではないができたかもしれない
10)なんだかできてるような?
11)だいぶできているような?
12)ずいぶんできるようになったな
13)できた
■ 事例
山登りしているときは、クライミングが山登りの一部であることについて、かなり懐疑的で、必要があるとは思っていなかったです。しかし、必要だと言われて、仕方ないなぁ、とやり始めましたが…。初めての人工壁は、3mくらい上の一つ目のハングで落ちていました…
観念して、打ちこんだら、ボルジム5級は登れるようになった。ので、この経験を基にすると、もう一回観念してうちこめば、3級になるとは思いますが…。
元ある身体を傷つけず、健康効果があるな~、という程度で、つまり、”楽しんで登れる”という範囲は、私には、ボルジム5級マスター程度なのでは?と思います。つまりデシマルで言えば、10プラクライマーってことです。RPギリギリで外岩5.11が登れ、オンサイトは5.10Aってレベル感です。途中の10代は、課題で様々ってレベルです。
■ 膝のこと
長い間、私は皮膚が弱いため、塩素が問題で、水泳を嫌ってきましたが、今年9月は塩素を乗り越えるのに捧げたかもしれません…
2020/10/09
誤解を受けることと無理強いされること
私の日向神一本目は、この課題で、1ピン目はるか遠くです。降りて来たら、クライマーに、「これが遠いって文句あるなら、この岩場に来るな!って意味だよ」と言われました。男性です。
私は152cmなんで、同じスタンスに立っても届くところ違います。マスターとぬんがけリードはエライ差です。しかも、一回リードで落とされて、頭縫っています。血みどろの岩場になって救急車です。身をもって安全とは何か?学び中です。
クライミングで、新人さんや、その岩場に詳しくない人は、何を登るべき段階か?分からないというのは真実です。
なので、これを登ったらどうお?というのは親切です。
ラオス行ったとき、13を目指しているヒロさんは、私が6Aでテンションして、スイマセンと言ったら、俺らも同じよ、と言いました。
というので頑張っていない子呼ばわりされると、大変、腹が立ちます。
日本の岩場は、基本クライミングのエリートが作ったもので、エリートでないと楽しめないようにできていると、あの北山真さんも著書の中で述べています。
クライミングではまるでお荷物みたいな扱いを受け、なんだか頑張りを理解してもらえなかったので、納得がいかなかったです。
今、水泳で、他の人からみたら、ホントに初めてですか?と言われるくらい上手に泳げるので、クライミング、別に下手くそでないんじゃないかと、先日の米国人クライマーと比較しても思いました。
2020/10/04
久しぶりの日向神
今回の人は、誰か登った人のついでのロープで登りたいという感じの人なのかな~、と思います。グループに混ぜてあげる段階で十分みたい。