2020/11/23

子供の世界認識を変える

■子供の世界認識を変える

いじけたり、拗ねたりする人は、子供に限らず大人にもいます。そういう人の世界認識は、

どうせ

みたいなところです。拗ねたり、いじけたりすることで、周囲を動かそうとする意図が見えるときは、私はあんまり助けてあげたいという気持ちにならないですが…(笑)、私の時代は、クラスメートの中に、いじけや拗ね、ではなく、本当に

引きこもりや不登校

が多かった時代でした。学校も苦痛だし、かといって学校さえ行けば正解と思っている親が主体の家も苦痛で、居場所がないという時代です。クラスメートで知っているだけで4人いて、一人は大親友だった人でした。一人は妹です。

そういう彼らがどうやって居場所のなさを乗り越えたか?というと…? これは私自身も含めてですが…

人生のピンチに追い込まれる

なんですよね。クライミングって、そのプチ疑似体験なんじゃないでしょうかね???

ピンチに追い込まれる
=頑張る
=知らなかった力が出る
=周囲の人も応援したり、助けてくれたりする
=引きこもっていたことを忘れる
=あれ?悩んでいたのは何だったんだろう???となる

という具合にピンチが、モノの見方のステージを上げてくれる

私の一回目のピンチの逆転経験では、孤独だと思っていたら大阪ではおばちゃんが誰にでも飴ちゃんくれる世界で温かいなぁ、人は、と思いました。

2回目はアメリカ。単独で渡米して働きながら英語を習得したんですが…やってみたら色々と楽勝な部分もありました。帰国後の日本の生活再建のほうが大変だった。

3回目は転勤ですかね…今5回目くらいのピンチですが、まぁ今の楽勝そうに見える転勤みたいなほうが、アメリカで一人暮らしするより、苦戦していますね…

ピンチはステージを上げるチャンス、ホントにそう思いますが、大きなピンチのほうがホントは、人生にはありがたい経験なのかもしれません。

子供たちにとって、学校を”イヤイヤ”する、というのは、命の道と反するから、で、生物として正当な”イヤイヤ”のような気がします。

私も子供のころ本当に嫌だったのですが…今と違って竹刀で子どもを暴力で従わせるような教育でした…水泳の時特にそうだったのですが…大人になって水泳したらなんということもなく泳げたし… 

大人が見せている世界に嫌だ!という本能は、子供のほうが正しいと思うので、子供たちには、大人からの価値観の押し付けやこういう風に生きなさいという押し付けに屈せず生きる強さを身に着けてほしいです。

とはいえ、何も指標がないと、人は迷います。

その時に寄る辺になるのが、原理原則、であり、その原理原則は、自然界の中に見出せる、と思うのです。

その自然界の原理原則を人間社会に置き換えた言語でまとめたのが、仏教、だと思うのですが、このことについてはいまだ確認中です。