2016/09/30

ワクワクすることを続ける

■ ワクワクすることを続ける

10月はカモシカ山行で、奥秩父の縦走を予定している。これが決まった途端にワクワクし始めた。

カモシカ山行とは、夜通し歩く山である。私にとっては3年越しの実現。

山岳総合センターのリーダーコースを受講していた13年当時から、やっておかなくては、と思い、翌年は会にも提案したし、ルートも作成した。が、却下された。「うちの会ではそこまでやらなない」というのが回答。つまり、本格的にハイキングの会に舵取りしたよ、ということだった。

・・・ので、よりヤル気のある会に移動して提案したが、その会でも実現ならず・・・残念賞。

そもそもカモシカをしたくなったのは、山田哲哉ガイドの『奥秩父、山、谷、峠、そして人』を読んで感銘を受けたため。

夜間で歩く縦走ずっとしたかったんだよな~。 

金峰山~甲武信は12年に女性だけで縦走した。一日14時間歩いて、運転も各自したので、けっこう帰りの運転で眠気が襲って大変だった。2泊かかるところを一泊しかしなかったからなー。でも、夜間は歩いていない。

一緒に行った人が後ろを歩きたがるので、参ったなーという山だったんだっけなー。

奥秩父は石楠花の時期に行く人が多い。でも、よく考えたら、真冬でも全然歩けそう・・・。

金峰山はちなみに真冬に歩けば、赤岳より大きな山だ。体力的にも読図的にも、ひと気がないと言う意味でも、より大変である。

真冬に縦走したら楽しいかもしれない??最近は雪が少なくて、縦走したいと思っても、雪がないことがあったりもする。

■ 私の山の綴られ方

どんな人もその人なりの山の綴り方というものがあると思う・・・

何がその人をワクワクさせる・・・Turn Onする・・・スイッチを入れるのか?ということだ。

分かりやすい言葉で言えば、私の山はご縁が作る山、という感じがする。

登山初年度で、いきなりマイナーピークの西岳に行ったのも、ご縁だ。マイナールート好みに育ったきっかけに相応しい山だった。メジャー派ではないみたいなんだな。

雪山で山をスタートしたのもご縁。山梨に住んでいたら八ヶ岳が近いのだから。最初から雪志向。

ピッケルの使用法を教わった三上さんに、読図の大事さを教わったことが、私を読図好きにした。そのとき、『八ヶ岳研究』を貸しだされた。だから、八ヶ岳には特別な思いがある。

まだ本格的な登山が何かを理解していない頃、南アで敦子さんに出会ってクライミングなるものを教わったのもご縁だと思う・・・それで本格的な登山を志向するようになり、敦子さんにトップロープを張ってあげられる自分になれたらいいなと思い始めた。

その後、後立の小屋バイト中、敦子さんが訪ねてきてくれたのも、うれしかった。去年は編笠山をご一緒している。

気に入る山、ときめく山というのは、大体において、伏線があることが多い・・・

旗立岩中央岩稜もそうだったし・・・ 物語がルートの背景にある。

ただ唐突に行くことになる、というのは、珍しいほうに入るかもしれない・・・。

2年目で行ったアルパイン入門コースのツルネ東稜も、私が川俣尾根に行きたいと言ったからだし・・・。

そういうわけで、行ける順番通りに行くことにはなっていないのが、山。

錫杖は、もともと左方カンテなら行けそうだと思っていたのだが、今は、注文・・・よりも、見張り塔・・・のほうに興味が湧いてきてしまった・・・。

スキルアップして、いつか行けるような自分になりたい。

■ 怪我をしないように続ける

左手が弱いので、右手は強いかと思いきや・・・ 今日は驚いたことに右手の薬指が腫れており、腱鞘炎である。

急いでアイシング・・・ 

クライミングは集中的に行うことで、上達することができない活動みたいなんだな・・・

こっちはのんびり鈍行列車。