今日は、とてもうれしい知らせが届いた。
なんで山登りをしているんだろう・・・と時に思う。人との出会いが、私の山を紡ぐ。
敦子さんとは、南アルプスで知り合った。当時、私は、”ぬんちゃく”という言葉も初めて聞く登山者だった。
敦子さんは病の身だった。私と同様に生い立ちから苦労されている方だった。いくつもの困難を潜り抜けて、それでも山を歩き続ける。
その姿にいつも感銘を受ける。
あの時以来、いつか、敦子さんにトップロープを張ってあげられる自分になれればいいな、という思いが、私を前に動かしている。
去年は編笠山をご一緒したんだっけな。その前は、バイトしている小屋に会いに来てくれたのだった。
いつか、登りたい山がある・・・ それは、山が好きだから山に登る人と一緒に登る山。
山の凄さを競い合うのではなく、心の絆を紡ぐ山。
勉強もせず、ただの自己顕示欲だけで登る山ではない。
≪大切な人≫
眠れないときに顔が思い浮かぶのが大切な人。
辛いときに声を聞きたくなるのが大切な人。
嬉しいときに連絡したくなるのが大切な人。
怒ったときに本気でぶつかれるのが大切な人。
困ったときに本気で助けてくれるのが大切な人。
どこにいても何をしていても、一緒にいたいと思うのが大切な人。