2016/09/18

出会いがつむぐ山

今日は、とてもうれしい知らせが届いた。

なんで山登りをしているんだろう・・・と時に思う。人との出会いが、私の山を紡ぐ。

敦子さんとは、南アルプスで知り合った。当時、私は、”ぬんちゃく”という言葉も初めて聞く登山者だった。

敦子さんは病の身だった。私と同様に生い立ちから苦労されている方だった。いくつもの困難を潜り抜けて、それでも山を歩き続ける。

その姿にいつも感銘を受ける。

あの時以来、いつか、敦子さんにトップロープを張ってあげられる自分になれればいいな、という思いが、私を前に動かしている。

去年は編笠山をご一緒したんだっけな。その前は、バイトしている小屋に会いに来てくれたのだった。

いつか、登りたい山がある・・・ それは、山が好きだから山に登る人と一緒に登る山。

山の凄さを競い合うのではなく、心の絆を紡ぐ山。

勉強もせず、ただの自己顕示欲だけで登る山ではない。

≪大切な人≫
  
眠れないときに顔が思い浮かぶのが大切な人。
 
辛いときに声を聞きたくなるのが大切な人。
 
嬉しいときに連絡したくなるのが大切な人。
 
怒ったときに本気でぶつかれるのが大切な人。
 
困ったときに本気で助けてくれるのが大切な人。
 
どこにいても何をしていても、一緒にいたいと思うのが大切な人。