2024/08/27

【クライミングによる地域おこし】地域おこしになぜか、積極姿勢になれない理由

 最近、自分の夢への実現が一歩前進するようなことが起きている。

しかし… 問題が…この夢の実現に関して、なんか躊躇があるのだ。

■ 地域おこしのスキル?

クライミングによる地域おこしをするのにあたって必要なスキルは、クライミング能力ではなく、地域おこし能力のほうだ。

だとすると、地域おこし、さらに言えば、最も大事なことは何だろうか?

地域に、愛着を持てるかどうか?が核心になるのではないだろうか?

では、私はクライマー連中に、愛着を持てるだろうか?

いや~持てませんね。あいつら、自分のことしか考えていない究極の自己中ピープルなんで。

では、地域の人は? 地域の人に対して愛着が持てるかどうか?は、どのような地域性を持っているか?によるだろう。

儒教文化の人は私は愛着は持てない。なぜなら、儒教の教えというのは、支配者が支配を楽にするための教えであるからだ。

■ 日本人の日本人らしさ

海外にいると日本人の日本人らしさは、いいなって思う人が多いだろう…。

日本人同士でも、相手の領域に、土足で入るようなことはしない。まずは相手を配慮して、そして、自分の居場所を確保する。

海外でも、お先にどうぞ、という文化はある。AfterYou、というが。

そうした文化はどちらかというと、ヨーロッパにあり、アメリカにはないと思うが、アメリカ人の中にもいない訳ではない。

私のアメリカでの人格は、そうした人たちに近かったと思う。

しかし、問題は、アメリカでも、日本でも、

 わがままで駄々っ子で俺はダメな奴だと主張して、こちらから慈悲という行為を引き出して、裏であっかんべーとやっているような奴ら

である。この人たちは、日本的気質と言えるのだろうか?私には日本的というよりも、むしろ、アメリカの功利主義的な人に見えるのだが。

例えば、怪我をした仲間を置き去りにして、自分は登りに行ってしまうような奴とか、である。山でも、高山病になった仲間をほっぽって山頂に行く人いますからね。

そういうような人たちを利するようなことは絶対に嫌だなと思っているのである。

しかし、地域おこしビジネスには、そうした人は多い。それは、結局、政府からの大量の補助金が流れ込んで、楽して儲けられる仕事になってしまっているからだ。

■ 外国人による、乗っ取りを避ける

立山に行く前に、非常にマナーの悪い外国人(観光客ではなく、住んでいるのではないか?と思われる人たち)でいっぱいの谷町線を天王寺で見た。

なんとなく、日本が乗っ取られるのではないか?みたいな危機感を抱いた。

その危機感は、立山で、リアルな現実として具現していた。

実際、乗っ取られていた、のである。

乗っ取っていた人たちは、国内外国人のタイプで言えば、良いほうの外国人だったと思う。特に中国人のLee君は小屋の親父さんからも信頼が厚く、仕事もうまく回していたと思うが…それでもやっぱり日本人の自己主張力が弱いので、治外法権化してしまう。

いい人なのになぜそうなるの?と思う人が多いだろう…

例えば、餅事件があった。賄いの朝食の卵焼きをフライパンで作るのだが…

「これ、どう焼いてほしいの?」

「餅」

「え?餅って?」

「…。もーいい!」

結局、餅って薄焼きのことで、日本では餅と言わない。ところが、中国人のほうは餅と言わない、という学習機会ではなく、ったく日本人は分かっていない、という学習機会にしてしまうのである… いや、ここ、日本ですよね? 日本語使いましょうよ。

たぶん、薄焼きではなく、日本の卵焼き風に丸めてしまうくらいの自己主張パワーが日本人には必要らしいのだが、自己主張をしないで相手に寄り添うのが、日本人の日本人たるところなので、国際社会ではそういう性格は

 透明人間

ってことになる。そういう人が生きやすいか、生きづらいか?明白であろう。

そして、乗っ取っているほうも不幸だし、乗っ取られている日本の側も決して幸せそうには見えなかった。

Lee君は一生懸命働いてくれたが、それが日本の山小屋の親父さんには、ちょっと違う、と感じられる。だから、日本人が欲しくなる。でも、その日本人らしさが何なのか?親父さんは言語化ができないのだ。

海外にはクライマーの町はいっぱいある。しかし、そこは、外国人の文化で運営されているから、日本人が出かけて行っても、楽しいのである。日本人は郷に入れば郷に従うから。

逆に、日本的な家庭的なノリで、運営したら、日本人は、相手に過剰に親切すぎ、軒先貸して母屋取られる、ことになるし、それは双方にとってハッピーではない。

受け取った側は、返礼しないといけないくらいなら、最初から親切を求めていない、と思うだろう。

まず与えて、そして、受け取る、は、ほぼ日本でしか通用しない。

■ 治外法権、ニセコの二の舞?

しかし、海外にあるようなクライマーの町をそっくり、日本に持ってきたらどうなるだろう?

ラオスを事例にすると、地元のラオス人に対する恩恵はないのである。

グリーンクライマーズホームは3度も火をつけられている。つまり、地元の人からは、歓迎されていない。

そりゃそうだ、クライマーズパラダイスを作っただけで、そのパラダイスには、地元の人は含まれていない。

それでは、地元の人は面白くないのが普通だろう。

考えても見れば、西洋人というのは、こういうことを延々と歴史の中でやってきた人たちなのである。

例えば、ある国にコーヒーの木を見つける。そして、そのコーヒーを安く買って高く売る。

儲かったのは誰か? 見つけた西洋人だ。それだけなら、現地の人は何も言わなかったかもしれない…しかし、それ以上のことを起こす。平和な現地の生活を捨てさせ、コーヒー農園の労働に駆り出され、結局、利益は? 西洋人ががっつり取っていく、ということになって、ローカルの人々は伝統的な生活を破壊され、貧困に追いやられる。

クライミングだって、同じやり方をグリーンクライマーズホームはしてしまったのだ。

無自覚に。

■ ローカルビジネス

一方で、そういう事態を見て、クライマーの増加に目を付けた一般のラオス人がやっているゲストハウスもいる。

そうしたゲストハウスは、楽しいのではないか?と思って、次回は、何泊か、そういうゲストハウスに宿泊したいなと思ったりもしているんだが…前回、だいぶ現地で見つけてきたので…

そうすれば、ラオス経済に、ちゃりんとお金を落としたことになるだろう。

ラオスでも言っていたが、西洋人は、別にお金を落としたくないのではない。ただ、ラオスが提供するものに、先進国の彼らが欲しいものがないのだ。

西洋先進国では目が肥えてしまっているのである。

近所の雑貨屋ひなたさんがやっているようなハイレベルな雑貨だったら、みんな買っていくだろう。

■ 以上が躊躇の理由だ。

ということで、機会は舞い込んだ。

後は実践をするだけなんだが…私はどうしたら、良い形で、これらの実践を地域にもたらせるだろう?

なんせ、訪れてくる西洋人は、ローカル経済への貢献が、岩場存続のカギだとは考えていないのである。

ただ、便乗できる岩場が見つかった、それだけのことしか考えていない。

無料で遊べる安い岩場がある、彼らの狙いは、それだけのことだ。

そんな、穴場みっけ!みたいな扱いを受けて、地域経済はうれしいか?

うれしくないに決まっているだろう… ゴミと迷惑と事故しか、クライマーは落として行かない…それが、これまでの日本国内のでの日本人クライマーの歴史で、クライマー本人はそのことに無自覚だ。

その日本人クライマーに、さらに輪をかけてパワーアップしたのが外国人クライマー…

クライマー側からしてみれば、ただ登りに来ただけなんですけど… 

そりゃそうだろう…

でも、一般の観光客だって、京都でオーバーツーリズムとなり、迷惑がられているんである。

ゴミ、迷惑、事故は、言わずもがなだが、自国の風習を勝手に日本に持ち込むのは、文化の破壊行動だ、という自覚が、外国人にはない。

あまりにも、自己中すぎるので、どんなに内向的でおとなしい人でも、自国の習慣、例えば、公衆の面前で、裸同然のキャミソール姿になるとか、熱烈キスやハグをしてそれで普通である、とか、そんなことをしても、本人らは気が付かないのである。

それを阻止できるか?一般の地域のおじいちゃんやおばあちゃんが?

まぁ、無理であろう…

その、きっかけを作る、そんな存在にはなりたくないのである。私は。

したがって、考えついたのが、

 小値賀方式

である。外国人は一か所に集めると、そこで外国文化を形成するのは当然だ。なら、分散させれば、日本人が主導権を握ったままでいれる。

小値賀は、それを地域住民による民泊という形でうまくやっている。1組しか泊まれない。

植樹祭広場が、治外法権化しないことを祈るばかりである。




2024/08/26

【大阪ライフ】大阪にある幸せ&伊藤貫&チョイスセオリー

 ■ 雑貨屋好き

学生のころから、雑貨屋さんが好きで、日本ではホームインテリアのことを雑貨屋、と呼ぶと思う。

神戸元町には通っていて、今では普通にどの駅にもある、カルディだの、成城石井だの、でしか買えない輸入食品は、その昔、神戸グローサリーまで出かけて、一缶800円もする、ブラックチェリーを買って、学生寮でチェリータルトを作るような学生生活をしていた。アメリカの郷土料理である。

今思えば、卒業論文はポリティカルコレクトネスだったのは、現在を先取りしていて、私は非常に先見の明があったのだ、と思う・・・当時は卒論はやっつけ仕事で、本当に楽しんでいたのはアメリカ料理の習得。

あの頃、使っていた世界の料理という百科事典的レシピブックは、今探してもどこにもなく、また手に入るなら、手に入れたい…。おかげでだいぶ、アメリカには行く前からアメリカ料理に詳しかった。

最近、偶然発見した、このサイトが、マイヒット中だ。

アメリカ南部の台所

『アメリカの食卓』という本間さんの本を長く愛読した。本間長世教授は、東大のアメリカ研究者だが、今思えば、アメリカが見せたいと思ったアメリカしか見ていない学者で、御用学者、と言えるのかもしれない。

遠い過去、アメリカにも主婦がいたのだ、今はいないけど。

■ 人種問題と民主党

そのような学習をして臨んだアメリカだが…意外なことが多くあった。

サンフランシスコで会った南部からの黒人さんは、街の人が黒人差別がないことに非常に驚いていた。

アメリカと言っても、人種的多様性があるのは、大都市のことで、田舎では違う。

サンフランシスコ、といえば、極左の町、先鋭的な民主党員ばかりみたいな町である。日本人というだけでアイドルになれる。日本で、ガイジンというだけでアイドルみたいなものである。サンフランシスコはそうゆう街だが、外国人であるということと同程度に自分を

特別

にしてくれるのは、同性愛であることだ。性的倒錯は、自分を

特別

にする手段になっている。

サンフランシスコでは、住んでいても、ちょっと変だな、ということは頻繁に起こる。

例えば、私がいたころは、中学の入試で、血筋にインディアンの人がいると、有色人種枠で有利だ、というので、必死に親戚筋にインディアンいなかったっけ、とレズビアンの大家さんが探していたのであった…。レズビアンなのに、子供がいるというのが不思議だったが…。

要するに、当時から、アメリカはおかしかった。30年前から。

■ 伊藤貫

さて、現在のアメリカでは、トランプ大統領に代表されるような、共和党が台頭…というか、民主党の極左…社会主義的政策は、実際は誰を利しているか?という真実に目覚めた国民とそうでない国民の一騎打ち、みたいな様相になっている。

結局のところ、勤勉な日本人が労働で得た対価も、アメリカの0.1%の富裕層、つまり、オリガーキーに富を吸い取られるだけのことなのである。オリガーキーって、世界の富を独占している上位1%の人たちのことだ。DS、ディープステイとという人もいる。

伊藤さんの解説を聞いていたら、政治献金の7割が、誰から来たのか、分からない匿名の資金だそうで、これが例えば、税を払わないジェフ・ベゾスやら、ザッカーバーグから来ているらしいのだ。

日本でも似た構造で、結局、民主主義だと、まともな人は誰も政治家になりたがらない、と話をしている。

https://youtu.be/c-dgMfr-FtI?si=w8MSnyXJh8NUoXjR

その人たちって、シリコンバレーの民ですよね?ってので、またもやサンフランシスコベイエリアは、沸点みたいな場所であるのだが、その時代は終わりつつあり、もはや、古き良きアメリカを求めて、テキサスまでIT拠点ですら移動しているそうである。

そういえば、IBM関係の仕事をしていた山梨時代の前、17,8年前、関連会社がみな、テキサス系で、自家用ジェットで飛ぶ経営者たちの世界観に、日本人経営者の社長さんは毒されているようであった…。

以上は時代を目撃した私の目撃情報ってところである。

■ 30年前の富裕層

しかし、私が見た、30年前のアメリカ富裕層の暮らしは、金銭的には豊かでも、心はそれは寂しいもので、ビバリーヒルズ青春白書に出てくるようなプール付き豪邸に、昼間住んでいるのは家事使用人ばかり、という世界だったけどなぁ…。

私の最近気に入っている子供動画のような、健全な家庭生活は存在していなかった。富裕層の暮らしには。親は子供の世話を焼かず、知的で優秀な教育係が焼くのがアングロサクソンの伝統で、そこに日本人大学生はぴったりのようだったが。暖かい家庭生活がそもそもない、ということにかなりびっくりした私だった。

欧米人の大人としての生活は、誰が誰と寝たとか年がら年中その話で辟易だった。

アメリカでクライミングしていたら、たぶん、同じように誰が誰と寝たとか、そういう話ばかりでくたびれるんだろうなぁ…関係ない世界に生きたい。

■ 大阪にある幸せ

さて、大阪では、近所の雑貨屋さん巡りで、昨日と今日の収穫が素晴らしい。

■ 谷六 日本の雑貨ひなた&フランス雑貨Carbon

ひなたさんもCarbonさんも、とってもかわいい雑貨屋さんで、隣り合っている。目のご褒美である。

思うに、女性は日常のちょっとしたかわいいものが必要に出来ている。可愛いもの、を持つ程度で、心が満たされるのなら、安い買い物ではないだろうか?

Carbonさんは、金曜と土曜しかやっていないそうだが、とってもすてきなフレンチ雑貨屋さんである。

となりのひなたさんは、日本の手仕事作家さんの作品を置いている。手仕事のレベルが高く素晴らしい。行った時は野鳥シリーズの日だったらしくて、作家物のアクセサリーなど、こまやかな仕事ぶりの野鳥の作品がすごかった。山で見るお土産も野鳥物は多いが、はるかにしのぐ、レベル感だった。

https://maps.app.goo.gl/Xot5seZqSGiG7VE89

上高地とかでやったら、売れそう。




                雷鳥の置物


■ ココア専門店 アカイトリ

仕事で使うような普通のビルの一階にあって、空堀に引っ越してきて20年なのに、今頃知った老舗ココア専門店。

一か月ローテーションしても、まだ違うココアが飲めそうなメニューの充実ぶりだったし、しかも、ヨーロッパのショコラティエ並みにおいしい。

レッドペッパーチョコレートなんてあります。

オレンジのココアを飲んだのだが…これが、まるで、バルセロナの高級ショコラティエの味がした。

ヨーロッパのショコラティエって、ホントおいしいですよね。

しかし、カカオも、コーヒー同様、植民地での搾取をベースにした作物…あまり深入りしないほうがいいかもしれない。

まぁ近所にすごい実力派のココアを飲ませる店がある、というのは不幸なことではない。

https://maps.app.goo.gl/QPWGUYMwMNAbHYo19


■ パカラ堂

今日は、女性の日でもあったので、クライミングは取りやめて、パカラ堂でのんびり読書して、乙女に過ごすことにした。

近所の高津神社の境内入り口にある、こじんまりしたカフェで、焼き菓子がとてもおいしい。

そこで読んだショートショートが印象的だった。

枝付き干し葡萄とワイングラス (講談社文庫)

浮気を妻に告白した男の一人語りなんだが…、妻の逆上する様子やその逆上を甘んじて受け入れる姿、どっちも好き、みたいな女性の側からしたら、は?!みたいな返事をする本人…、

人間ってこんなものだよね~みたいな、割り切れない部分が描かれている。

そういえば、子供のころは、こういうのばかりを読んでいたよなぁ…。

小説の世界は、割り切れない人間の心情を描くもの、であるが、ビジネス書や心理学などの学術書は、割り切れないものを説明しようと追及するものだ。

割り切れないものは割り切れないまま、やり過ごす感というか… 

ビデオトークでOKというか、実況中継でOKなのだ感というか…

というので、心理学の本も持って行ったが、解明よりも、実況中継、の意味を感じた。

神は人生を解明しろ、と人間に言わず、人生を楽しめ、と言ったらしい。

■ おしゃれ花屋のMojo

その後、花屋のMojoさんへ出かけた。ここは、観葉植物も生花もおしゃれなのである。

が、谷町九丁目は寺町なのに、お寺の副業でラブホをやっているところが多く、なんと今日は高校生が制服姿で、まるでゲーセンから出てくるように普通のノリで、これまた、どこにでもいるような男性と出てくるのを見かけた…

アメリカもくるっているが、日本もくるっている。

ひとしきり、花屋さんとの相談で、花瓶はあきらめ、月桃をドライフラワーにする予定で購入した。

花はなかなか満足の世界は遠い。福岡では、花屋が安くて良かったなぁ。

でも、一輪でもいいので、花があると生活の潤いが違う。

生活のうるおい…こんな漠然とした言葉に、真理を見出せるようになるとは!

小さなことに幸福を見出すのが大事、とはよく言われる。が、若いころは、ただの負け犬の遠吠えにしか聞こえない。

それが、本当に見出せるようになる、という実感が、良き発見かな。

若いときから花には慰められてきたが、ある意味、敗者の慰めというか、大きな成功への郷愁的な感傷もあった。今は全然ない。

こだわりみたいなものが減ってきている。好きな花もあるが、好きでない花もきれいだ。

花があるといいなって単純に思う。

わざわざ深山に行って、高山植物を大げさに眺めたり、写真を取ったりするのと違う。

単純にきれいだな、って思うその気持ちが穏やかで、幸福だなって感覚である。

だから、花が道端の花でも、野菜の花でも、スーパーで買ってきたのでも、オサレ花屋さんのでも、どれでもよくて、ただ、花があるといいな、っていうもの。

   カラードフラワーは人工的で嫌いだと思っていたが、そうでもなかった。

子どもが楽しそうだと見ていて嬉しい、とか、犬が無邪気にボールを追っているのが平和だ、とか、そんなのと似ている。

クライマーは、登る者。ただ登りなさい、みたいな(笑)?

ただ登ったり下りたり…、それで幸せになって、なぜそれ以上を望むんだい?みたいな?

英語では、whatever というんだが…クライマー間の主義主張の小競り合いの不自由さというか、自己呪縛というか…小ささというか…いつまでそんなどうでもいいことにこだわって、楽しむ時間を無駄にしているんだい?みたいな???

クライマーが年を取り、そして、クライミングって楽しいなって、良さを実感するというときには、こんな気分になるのではないだろうか?

…というわけで、読書好きで、家が好きで、コーヒーとチョコとワインが好きで、世界情勢が気になる私は、まぁ、そのままでいい、みたいなんですよね(笑)。

いいみたいってのは、幸福みたい、ってこと(笑)。

どこかへ向かおうとしなくても…。何者かになろうとしなくても。

ただ、在れば。

自分であることを楽しむ。…その自分であることの一部に、私は不思議なことにクライミングがあったのである。いい香りの石鹸を買いたい、とかと同列に。ということを実感した一日でした☆ 幸福☆

           最近の本棚 あまり増やさないようにしてる

2024/08/25

【クライミング心理学】トランスコーチングで自分と同じ人の事例を見る

 ■ トラウマが深刻な人は、オープンカウンセリングに向かない

神さんという人がやっているトランスコーチングのオンライン教育に一年近くの時間をかけて参加しており、昨日がその最終回だった。

これに参加したのは、傾聴を主体とするセラピーは、トラウマがある人にとっては、トラウマ体験を思い出すことで、傷が深くなるだけで良いことがない、という確信があるからだった。

もうね、自分の子供時代が大変だったことについては、語りたくないんですよ…というか、終わってせいせいした!というのが、18歳で家を出て経済的に独立したときの感想だった。

当時私は、アメリカ”黒人”女性文学史の学徒だったが…アメリカで黒人で、女性って三重苦って意味で、その人たちに共感するくらいだから、母子家庭で、長子で、女性って、日本では三重苦です。どれくらい、しんどい子供時代だったかというと、奴隷と同じくらい、って意味です。現代日本なのに。

まぁ、一般的には、そんな大げさな…と子どものたわごとと思われるだけなのです。お母さんはそれでもあなたを愛していたんですよ、みたいな。しかし、私、過労で玄関で気絶しましたからねぇ…。子供は加減を知らない。その上、日本では、儒教教育と、体育会系ののりと、奴隷根性丸出しの勤労の美徳の押しつけ、があるのである。これだって三重苦だな。

その”勝者”にいったんはなったんだが…それは非常にメンタルに悪い。

幸福からは遠ざかる道だった。というので、傷を広げるだけで、癒し効果がないセラピーには、正直うんざりしていたのである。

世の中は素人セラピストであふれており、安直な銭稼ぎに目がくらんでいる人たちが主体である。

目を付けたのは、神さんのセッションではなく、スティーブ・ギリガン先生やアメリカの女性の先生のセッションのほうで、日本人はなぜか、直接こうした偉人のセッションを受ける機会が授与されていないようである。

さて、ここまでがオープンセッションを受けない理由だ。傷が深くなるから。

で、まぁ、ある意味、損はしている。

昨日は、佐藤さんという方のオープンセッションを解説してくれる日で、眠い目をこすりながら見た。

見たのは2度目なのに、ああ、この人は私と同じ傷を抱えているのだ、ということが分かった。

キーワードは、長子、親の期待、成功、である。

■ 長子という病

簡単に言えば、

 ①彼は、親の期待に答えなくていい、

 ②自分の好きに生きていい、のに、

 ③そのエネルギーが出なかった、のである。

長子の病、とでもいうべきだろうか? 最初の子供には、親の期待は非常に大きい。長子が担う責任の重さはかなり重たい。

私が感じていた期待の重さは、アトラスが地球を背負っている、その姿くらい。山登りが好きだったのも、重たい歩荷に自分の人生の重荷を重ねていたからである。

重たい… でも、頑張らねば…それは、私自身の姿。その先には、ご褒美として、山の景色があるのである…

しかし…そうしたことを、クライミングに来て、”倒錯” と感じるようになった。

わがまま放題に甘やかされて育った男性クライマーは、自分で自分のロープを担ぐことすら、”え~” っていうのである。彼らはひたすら、自分が楽にかっこよくなることを目指しており、そのために他者を利用することすら、いとわない。その他者が、たとえ、自分より弱いもの、社会的に、弱者であっても、利用するものは利用するのである。

そんな、”お子様”のクライマー連中を見て、私は思ったのである。 

「へぇ~ 世の中、そんなんでも生きていけるんだ~」

そう。生きていける、のである。

日本ほど、日本男児にぬるま湯な世界はないであろう…

現に、クライマー界は、トンデモレベルの人のほうがトップに座っていたりする。まともな社会人っているんだろうか?くらいなレベル感でクライミング界は、成り立っている。

事例としては、ビジネスの勉強なんかしなくても、クライミングジムビジネスは楽勝だったらしいですよ(笑)。というのは、全くビジネスに関心がそもそもないジムオーナーの様子から、逆算して、うかがえるのである。

要するに、世間は私が理解しているより、相当、ぬるま湯。

なぜ、私は、世間を厳しいもの、アトラスのような姿に誤解したのだろうか?

それは、幼少期の苦難がそう思わせるのである。

■ あれ?みんなレベル低い?事例

だから、いきなり、アメリカに行っても、”うちにも来てくれ”とベビーシッターの仕事が引く手あまた…となってしまい、結果的に収入は普通のアメリカ人並みになって自立出来たのである。あれ?1号事例。

だから、いきなり、新卒入社した人が、”一流企業”の”開発部”で、”業務改善”してしまい、問題が明るみに出て、最後は”研究所付きのエンジニア”になってしまうのである…。あれ?2号事例。

だから、いきなり、登山で雪の山に行っても、これの何が難しいのですか?となり、一升瓶担いで阿弥陀北稜なんて馬鹿げているでしょ!ということになり、山岳会の恥部が露呈してしまうのである。あれ?3号事例。

同じことで、白亜スラブの登攀や九州クライミングで起きたことは、ぜんぶ、私にとって、

  なんで普通のことがみんなできないのか?謎

であった。

50mシングルで行っているときに、25mと35mのピッチをつないだらどうなるか?なんて、天才でなくても、計算改めてしなくても、無意識レベルで分かりますよね?

壁から離れたビレイとかも同じである。ロープの意味ないじゃん、それ。

ランナウトも同じで、ランナウトって地面にぶつかりますって意味で、それ以外のものは、そもそも、ランナウトと呼ばない。ただピンが遠い、っていうだけのことだ。ランナウトにはRをつける、

…というわけで、私からすると、もう、どんだけ~ な感想であった。

そして、どうも、世間の基準は、どんだけ~と私が感じる、その甘々の側に合わさっているのである。

どれほど、過酷な子供時代を生き延びたか…ってことです(ーー;)。

リビングのモノの配置が昨日と変わっていないというだけで、掃除していないでしょ!で、ビンタ打たれるくらいの厳しさで育ちました(ーー;)。

■ 生き延びただけでオッケーと思っていた

というわけで、ほうほうの体で、子供時代を生き延びたため、私の中では、この後の人生は、ただ

生きてさえいれば、もうけもん

ということになっていました…。もうこれ以上の成功をおさめなくても、自分がただ生き延びていれば、もうこの回の今生は、OKだろうと。なんせ社会貢献みたいなことは、すでに小学生、中学生でやった。

すでに子供時代に、人生一回分の成功体験と苦難は確保した、みたいな?

これ以上、私に”成功”を求めないで、みたいな?

もう何も出ません、くらいに、心的エネルギーは、すっからかん、だったのである。

■ まだ出せるらしい

しかし、私はトラウマによる、無意識の自動行動で、

・ナルシスト

・依存者(被害者タイプ)

に対しては、能力や時間、愛情を無限供給してしまうのである。

あれ?供給してしまう?まだ、タンクに入っているのかな?

そうなのである、空っぽと思ったら入っている。

以下は、南ユウタさんのメマガの抜粋である…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あなたも、「与え過ぎる人」ですか?

他人に率先して親切にすること
他人に親切にしてもらったらお返しをすること
子どもにとってやさしい良いお母さんになるために、毎日がんばること
恋人のために一生懸命にがんばること


これらは、それ自体は本来はとても素晴らしいことですよね。


でも、行き過ぎるとあなたも相手も不幸になります。

なぜか?


そもそも与え過ぎる人は、「与えないと不安になる」のです。

単に与える人は、「与えることが喜び」です。
与えないでも不安には特になりません。

与え過ぎる人は、一度与えても、それが相手にとって良いものになるか確信が持てません。

だから、また与えようとします。

こうして、気づいたら次から次へと与えまくる人になるのです。

中略‥‥

「与えないと、私が価値のない人間になってしまう(そう評価されてしまい、見捨てられたり、無価値感を味わう)」


という、いいね軸の生き方特有の不安が根底にあるのです。

だから、過保護過干渉気味なセラピーになります。

すると、本来は「相手のためfor you」にセラピストになったはずなのに、気づけば「自分のためfor me」のセラピーになっちゃうんですよね。

また、こういうタイプの人は、「オレ様タイプ」や「被害者タイプ」のクライエントからは餌食にされます。

全部、セラピストである、あなたのせいにされます。(ガスライティング)

本人は、そもそも他人への過度な依存心自己中心性が本当の課題なのに、そこには気づくことはありません。

あなたがケアテイカーとして、救世主になろうとしてしまうからです。

(中略)

これは恋愛にも、夫婦のパートナーシップにも、子育てにも共通します。

脱出のためには、「与えなくても大切ないのち」という「いのち軸」な生き方へシフトすることです。
ーーーーーーーーー

これは、クライミングのパートナーシップでも言えます。

私に近づいてくる人は、今のところ、ナルシスト君、もしくは、依存ちゃんの2パターンでした。

■ 傾向と対策

さて、ここまでで、①親の期待に答えなくていい、の原理が、

  期待に答えないと不安に駆られるという原理

であることが分かりました。

敵は、期待をかけることで、こちらを利用したり、コントロールしたりしようとしてくるということです。

期待が武器で、目的はコントロールとこちらのリソースの搾取、です。

クライミングに置き換えると、期待という武器は、

 クライマーは自己責任、とか、クライマーなら〇〇して当然…、女性は〇〇してくれるおもの…という押しつけで

目的は、ドレイヤー、ゲット。そして、こちらのリソース、いつでもビレイに出て行ける時間的ゆとり、豊富な安全知識、そこまで労をいとわず来てくれる親切さ誠実さ、ギアを充分持っていること、IT知識が豊富で頼れること、語学力などのリソースへの便乗です。

仲間意識、俺はダメだから、俺は男だから、などを不当に利用しようとします。

一般に、それくらいしてくれるのが当然だろ、と押し付けられるので、有償だと何十万も掛かるお世話をしても、なぜかお返しも、感謝もない、ということから、一方通行、つまり、テイカーだと分かります。

ナルシストの場合は、強い奴が得するのは当然だろ、みたいな行動原理です。

普通の感性の人は、何かしてもらったらお返しをする、というマッチャーの感性を持つのが普通です。

つまり、この人たちには、この返報性の法則という心理が働かないです。頼んでいないんだから、してもらって当然感があります。

たとえ、俺ってかわいそうアッピールを200%出していても、です。おれ子供が6人もいるんだ~とか。明瞭に、こちらの慈悲の心にすがろうとして、してもらったことは、してもらった、には彼らには入りません。

■ 好きに生きる には?

さて、期待通りに生きている人は、親の敷いたレールに載っていることが多いものである。

佐藤さんもそうだった。しかし、はた目には、本人がそれを負い目に思っていることは分からない。

なぜ、いきなり、なんか厳しい様子で、出入り業者を責め立てるのか、傍から見たら分からないが、彼の内部では、公僕としての使命感で、税金から出てるんだぞ!ちゃんとやれ!と思っているから、ガラの悪いあんちゃん、が出てくるのである。

正義感があることは悪いことではない。その正義感を肯定できないのはなぜか?

好きに生きている人は、自分の正義感も、肯定できるだろう…

自己受容ができていない、と指摘するのは簡単だ。

しかし、自分でもなぜ、ちゃらんぽらん系業者がいい加減な見積もりを出してきたときに、こんなにも、厳しく追及をしたくなるのか、本人には分からない。

ACは、チャイルド自我で生きている人を見ると、腹ただしいという法則の発現事例なのです。

しかも、これ、課題の分離という定番心理技法では解決できない。

課題は分離されていて、業者は自分の責任をきちんと全うしていない。クライマーも同じで、自分の命をきちんと面倒見る奴は、人のロープでリードしようなんざ思わない。

課題を分離したら、お前ちゃんとやれよ、で終わってしまうし、ちゃんとやらない人は、困っていないので、カウンセリングには来ないのである。

と、ここで既存の心理学だと袋小路に入ってしまうのである。

さりとて、この問題をうっちゃって、

 もーいい!

と怒り、

 自分の好きに生きよ!

と開き直っても、それってどんなのか?具体的には分からない。

今、好きに生きていないのか?と言われても、それなりに好きに生きている気がするし…。

同じように、ちゃらんぽらんになんてなりたくないんである。

これは、俺様タイプのカウンセラーにかかると、コンフォートゾーンから出なさい、などと的外れな指摘をされて終わりである。

とっくの昔に出て、立派に自分をイジメた結果、今があるんですよ。

■ 無意識に状況を探してしまう…

例: そろそろ息子も大きくなったし…

好きに生きていない傍証は、

 周囲とのハーモニー、調和を取ろうと先に考える

ことから分かる…

自分がしたいかどうか?よりも、状況や、都合、を優先的に考えている、ということである。

たとえば、

・今は時間がないから…時間が出来たら…

・今はお金がないから…お金が出来たら…

・今は子供が小さいから…

・今は夫が忙しいから…

分かりやすい事例で行くと、お金が出来たら開業する、と思っている人は、お金ができない。開業を避けるためにお金を作らないという行動に無意識で出てしまうからだ。

逆に、開業するためにお金を貯めています、という人は、思わぬ収入増加で、開業が早まることがある。

これは、私の人生で2度、具現したことがある。英語とプログラミング言語の習得。話せるようになってからアメリカ行こう、とか考えたこともなく、とにかく行くんだから、困らず話せるくらいには…と、起きてから寝るまでを飛行機内で読み込んだ。プログラミング言語も同じで仕事を受けてから、勉強した(笑)。上手く行かない人は専門学校へ行こうとする。

たぶん、クライミングも同じで、登ったから、登れるようになっただけで、登るためにジムに行くってのは、本末転倒な気がしたんだよなぁ。

さて、話を戻すと、

 ○○したら、×× する

式の思考法を、「反映分析型」と梯谷先生は呼んで、自己実現の阻害要因として挙げています。対比されるのは、「主体行動型」です。

主体的行動がとれていない、って意味です。

逆に言えば、何か状況に依存ではなく、主体的にやっていれば、それが大げさな、いわば、大文字の

 自分の生きたい生き方

ではなくても、そんなキラキラワードでなくても、それが”あなたらしい”ということです。

ただ、反映分析は戦略的に有効なことがあります。私は高校英語では赤点です。わざとやっていました…。こんなところで暗記に労力つかうなんざアホ、と思っていたのです。なので、他のこと、例えば、もっと重要だと考えていたリスニングに時間を回せました。

その時は状況反映型思考のほうが、”したいことの実現に有利”だったのです。

■ 選択の練習

自分の生きたい生き方をできていないとき、選択の練習をするのは有効かもしれません。

小さなことでは、今日食べるものを選ぶとか、着るものを選ぶとか。

しかし、これは、オフィスに行くのにジーパンを履きたい、というのと、はき違えると良くないです。ジーパン履きたいから、きちんとした仕事に就けない?それ、単なる甘え、ですよね?

ここで、出てくるのが、昨日、紹介したチョイスセオリーで、選択した後、自分の思考が良い思考になり、感情が良い方向に動き、神経物質で言えば、コルチゾール以外が出る、という行動をチョイスするのが大事です。

自己観察はここでしましょう。

■ ③そのエネルギーが出なかった

のも、当然なのです。

心的エネルギーが出るようなことをやっていないのだから…

周りの人の都合に合わせて自分を押し殺していて、心的エネルギーが出る人いますかね?

いませんよね。

誰かの期待に応える活動で、心的エネルギーを消耗する

→ 心的エネルギーが出ないから、自分のしたいことが分からない

→ さらに、最低限人の要求にこたえることだけして生きよう

となる…

まずは、テイカー、自分から心的エネルギーを奪い取っていく人や活動から離れましょう。

そして、休息。たぶん年レベルで必要かもしれません。

なんせ、20年、30年、50年と人のために消耗してきたとしたら…枯渇具合は、かなりなものになっているでしょう…

それに環境も大事です。私はアメリカでは、自由に生きれました。日本では、難しいです。

なんせ、日本では、女とみたら、自分のメンタルトイレにしてよいと思っている人が人口の半分も、いるのです。

そして、自分のしたいことが何か、今すぐ分からなくても、そりゃ当然です。

そのセンサー、かなり麻痺していますから。

大体の男性は、センサーは、かっこいい、です。おれ、かっけーって感じることが、大体は、その人の正解です。(違う人もいるかもしれませんが)

女性は、もっと複雑です。これは別に詳述することにしますね。

まぁ、総論として、

 日本では、ナルシストと被害者タイプは、好き勝手に生きている

 世界では、基本、みんな好き勝手に生きている & してはダメなこと以外は全部していい、

です。

今は目標やビジョン(上質世界)が見えていなくても、人だからそんなときもあります。

いつでも、がつがつビジョンに向けて猪突猛進している人なんて、絵にかいた餅です。

あの、ユージさんですら、前回のオリンピックでは、もうやだ、とケツまくって逃げているシーンがありました。嫌なことからは逃げてもいいのです。

何もしなくても、あなたはあなたのビジョンを体現していますので、安心しましょう☆

神さんのセッションでは、佐藤さんは、先祖からエネルギーをもらっていました。それも一考です。

          前から雪が好きって言ってるんだけどなぁ…




2024/08/24

【クライミング心理学】グラッサーの”選択理論”、学習中

 ■ グラッサーの選択理論

は、一言でいえば、

 気分 は 自分で 選べる。

です。もう一つは、

 脳内伝達物質は、自分で選べる、です。

詳細はこちら: https://www.choicetheory.jp/about/

■ 基本

行動(アクションとは?)

= 行為 + 思考 + 感情 + 脳内物質

という基本公式から成り立ちます。

ある行為を選ぶ。

すると、思考が湧きます。

すると、感情が湧きます。

すると、それに応じた脳内伝達物質が出ます。

■ クライミングは分かりやすい…アドレナリンジャンキー?

行為:クライミングに行く

→ 思考: これ、おっかねー

→ 感情: 恐怖

→ 脳内物質: ノルアドレナリン / コルチゾール


行為: 登れる

→ 思考: やったー!

→ 感情: 達成感

→ 脳内物質:ドーパミン


行為: 登れない

→ 思考: なんで登れないんだー

→ 感情: 俺はダメな奴だ 

→ 脳内物質: コルチゾール

うーん。クライマーはどこで倒錯したんだろうな?

登れないのが楽しいって感覚は、違うかもしれんなぁ…。

■ 登れない課題にしつこく登ろうとする=良いことだ、みたいなのが、クライミングの成長阻害要因のような??

しかも、クライマーたちの性格が、

 相手に厳しく(して)

 自分に優しい(自分を持ち上げる)

の結果になっている理由のような気がします。

大体、クライミングって非日常動作なので、結局のところ、触った量とどれだけ幼少期から接するか?が運動理論的には、優位なので、個人の資質より、おかれた環境依存のような気がします。

大体、ツヨツヨクライマーって二世ですもんね…。

■ 自分で自分の機嫌を取る

ここ数年、キーワードで出てきていたのが、男性は

 自分で自分の機嫌が取れない人が多い

ということでした。 最近、Youtubeで子育て動画見て、

 子供は自分で自分の機嫌が取れない

 &

 お母さんに機嫌を何とかしてもらうのが前提

となっているんだよなぁ…と再確認中…私も小さい母として、弟や妹の機嫌を取る子供時代で、えらく疲れました。それで、大学で学生寮に入寮したら、最年少で、誰の機嫌も取らなくていいので楽だった…(笑)

私は勝手にお菓子を作って遊んでいました☆

アメリカでは、ベビーシッターで生計を立てましたが、子供は機嫌を自分で取れる年齢だったかも。マシュー元気かなぁ。

■ 私は私の機嫌をどう取るか?

私は、何があると、ご機嫌なのか?

ちょっとした冒険と発見、かな~。

昨日、メキシコ雑貨のトンボラさんを見つけたら、トキメキました(笑)

発見、大好き。

発見をどうやったら、持続可能に出来るか?やっぱり読書かなぁ。

グラッサーの選択理論も、野口先生の動画から、おすすめされたものです。

これはいいな!と思いました。

感情は選べる。脳内物質の何を出すか?も、選べる。

ならば、幸福も選べる。

幸福を選択するには? 何を選んだらいいのか? そこが個人差があるみたいですね!

メキシコ雑貨屋さんで買ったキッチンクロス、サビニャックのマグ、グラッサー


■ 今までに貯めた、感情と機嫌の経験則

自己犠牲感 → 選ぶと不幸

だれかへの非難 → 選ぶと不幸

不満 → 選んだ方が良い場合もある、不満は表明すべき

自分への非難 → 選ぶ必要なし 

自分への反省 → 自己肯定感上がる

他の可能性を考える → 自己効用感が上がる

動画などを見るときに、どの脳内物質が出るか?考えながら見るといいかもしれませんね。


      メキシコのヒンメリ 麦わらあれば作れるんだけどなぁ





【ジム】 Day7 垂壁から傾斜壁へ 足指の強化

 ■ 垂壁が多いジムないかな?

ジムクライミング7日目。

うーん…。このジムは、課題はよく練られていて、とっても面白いんだが…いかんせん、課題数が少ない。まぁ、そのほうが繰り返しで練度が上がると言えるか。

9級が他所の8級、8級が7級くらいだと思うが、終わってしまったので、次に行かないとなんだが…数えてみたら、全部で50手くらいで、長物一本分かな。全部をやってアップ完了という仕組みなのかもしれない。

つまり、岩場で小さな岩場と似ている状況かもしれない。みんないつもいつも同じの登っていますよね(笑)。

■ ムーブができないのではなく、怪我の後遺症かもしれん

レディースのマンスリー3番目で、例のレイバック&正対つま先置き課題が出てきたんだが… あれ、左足首の手術をした人には向かないかもしれん…

現在、アキレス腱手術からの復活中…。

しかも、バレエの廣瀬先生によると、バレエの弊害みたいなんですよぇ…

こちらの動画は、非常に興味深いです。

https://www.youtube.com/watch?v=zMwK7QKxNCY&t=7s

ホント、教えるプロってこういうことを研究している人だと思うけど…

 本人の意思や努力に関係なく、

 解剖学的な骨格の個人差とか… 

 筋力の発揮のされ方

で、

 一人一人能力は違う

という前提に立っていないで、俺ができるムーブは、みんな全員ができるはず、と思っていませんかね??

昨日は、ツヨツヨ女子クライマーと登って楽しかったが… 彼女いわく、

 「男子に教えてもらっても役に立たないんですよね、それ、できないし」

でした(笑)。

なんか、何回か聞いたことがあるセリフだな~

クライミング界って、努力の問題ではないことまで努力の問題にしますよねぇ?

■ 一般的に言ってクライミングのインストラクターの思考回路が他業界と比較して未熟な気がする

そして、結論が、俺はできるし、にいつも落ち着く気がするんだよなぁ。クライマーの教え方って。

俺はこのムーブができる&お前はできない

=能力が低い奴が何とかしろ、つまり、数打って努力しろ、

=教える側は責任放棄

というか…。

インストラクターって、私も教える側なので、分かりますが、学習意欲の高い相手がやる気があってもできないのは、相手のせいではなくて、教え方のせいと自らの課題として考えるもの、ですよ。

水泳の先生(80代女性)や、テニスの先生(大学生男子)は、そうだった。クライミングだけがそうならない。

武井さんもそう言っている。

https://youtu.be/KbS0ETuZxEM?si=Qsf33cgMD5ljyJrz

最も楽なトレーニングを最も短時間させて、技術を習得させるのが、トレーナーって武井さんも言っているよ?

で、できなかったレイバック系の動きは、できるところまで分解はされず、これをマスターするための宿題トレも出なかった…。どういう努力を積めばいいのか明らかでないので、何が核心で出来ないのか、不明瞭のまま終わった…ので、教えたいというのは、指導したい側の自己満足なのかもしれんと思いました…。

というのは、最後はヨガの人って、みたいなレッテル張りだったからです。あんたが悪い、ヨガが悪い、みたいな?しかも、ヨガ自体も知らない…で。知らないことを知っていることにしている…。

まぁそこは置いておいても、日本女子の大部分が内足なのは、認めるが。それは股関節のソケットのつき方の話だぞ?

というので、結局は、登れるようになりたいという私の役に立ったかというと?

微妙かな

まぁ、私が、この人、才能豊かなのにもったいないなぁ…と、私が習得したマーケ技術を使えば、もっと良い本人の長所を強調したマーケティングが可能なのにねぇ…と、いろいろな人に対して思うのと同じかもね♪

三〇ガイドの時は、私のマーケが適切かつ必要だった、と証明はされたわけだが。

■ ねじり、胸椎、足首

さて、自分の問題に戻ろう。廣瀬さんによると、バレエが作ってしまう身体的欠落は

・腰骨盤筋の可動性、低い

・胸椎のねじりが弱い

・左足首が弱い

・結果としての膝の痛み (私の場合、亜脱臼した)

まんま、これでした。

ヨガをスタートしたとき、バレエでのターンアウトやりすぎで、ターンインが弱くなっており、アーサナを一人だけインにするような指導を複数のヨガ指導者に受けました…。もうだいぶ治っていると思ったけど、整形外科の先生によると、左の股関節のターンインは、まだ弱いみたいだった。

一年みっちり、リハビリしたけど、ターンインに使う内転筋が弱いままなのかもしれません。

もっとレップ数を上げるかね?

Leg Lateral ReachTestというのを知ったので、ちょっとこれでテストしてみようかな。

https://www.youtube.com/watch?v=4iwcsiuPsf8

これ、すごく良いような気がするので、これで股関節の問題は目安になるな。

あの緑3は、まぁ、いつか身体の問題が解決してから戻ろうかな。

■ アッパーボディ強化月間にしよう…

もう、できるのを登っていくと、もう緩傾斜の壁に入ってしまった。

しかし、アッパーボディだと、アッパーボディより先に指が痛くなるんだよなぁ…

今、指チェックしたら、やっぱりこわばりがありますね…。

一応テーピングしてやっているけど、指まっかっか。

やっぱり、だから、アイスが好きなんだよなぁ…。

私はフリーはハードに登れなくてもいいのかもしれない。指を犠牲にする気にはなれない。

指と体重の割合で、指の強度が全く足りていない。

昨日、その強い女性クライマーと話をしたら、指、痛めていた…やっぱりなぁ。

私も、なりかけたんですよね、前回…。同じ道を歩まぬようにしなくては。

面白いから、つい、やり過ぎちゃうんですよね。やり過ぎないように、今警戒して、あまり長居しないようにしているが…。となると、今度は、

総合的な運動量自体が足りなくなる

しなぁ。12000円あれば、普通のスポーツジムでもそのくらいなので、総合的に運動できる。フィットネス…つまり健康度は上がるのである。

というので、クライミングジムだけでホリスティックな健康を得るのは、土台無理なのである。

家で

1)ストレッチ、

2)整形外科的弱点の強化トレ、

3)筋トレ、

4)有酸素運動、

5)コンディショニング系の体操、そして、

5)栄養のある食事と

6)十分な休息(睡眠)

の6点は、やってきてもらわないと、そもそも、強くなれない。

腹筋、背筋、頑張る。となると、今度は、体の歪みから来る問題が、強烈になるんである…。となると今度はコンディショニンが必要。(大体、ツヨツヨクライマーって猫背)

猫背の人って、猫背から来るメンタル問題も抱えている。スマホ首の人は、発想自体が歪んでいることが多いのは、心と体はつながっているからである。

体は心を表現している。

まぁ、今回は、3回も登れば、また体がクライミングを思い出すということも分かったので良かったのであるが。

というので、またカーブス的な部分的筋トレの良い動機付けになった。

■ ヨガより、コンテかも?

アシュタンガヨガの再開を考えたが…(憧れのマイソール&OL生活)、どうも、膝にかなり良くないんですよね…アシュタンガヨガ…。

これも指導者次第だが、指導が古いと、膝をリスクにさらす…

しかし、廣瀬先生の話を聞いていたら、コンテンポラリーダンスは、よさそうな気がする。

というので、作戦を思案中である。

■ ポキポキ堂

その作戦の一環…重心の改善…として今週末 ゼロシューズの講習会に行くんだが…というのは、登山靴以外のちゃんとした靴を持ってきていない… 

福岡に帰れば、良いランニングシューズはいくらでも持っているが…そのためだけに帰る気にもなれないし、往復交通費で靴一足、買える。

で、整形外科的に正しい靴を履きたいと思っているんだが…福岡で履いていたマンサンダル…あまりにもクッション性がないので、あまり都会のアスファルト歩きには向いていなかったんだよなぁ…

というので、今は100円ショップのビーサンでお茶を濁している(笑)…。ちゃんとした靴が一足あってもいい。と思っている。


というので、

足は、現在、酷使されていてかわいそうなので、何とかしたいと思っているんだけど…。

指を使うトレーニンググッズも福岡。というので、トレーニング用品がない。毎日マッサージで乗り切っているところだ。

■ 足も手も、指が課題のような?

たぶん、私が思うには、私は…というか女性は…足の指も手の指も力が入らない…。回路がそもそも、つながっていないのではないだろうか?指先の問題が解決するほうがいいような気がする。

とここまで書いて、だいぶ

 弱点や方針が明らかになってきた

指力強化しよう~

というか、一朝一夕には強くならないのが、指ではあるが。

クライミングは体幹とか言われますが、あれ、指がそもそも強い人が主観でそう思っているだけの気がするんだよなぁ。

だって、手が開いてくる感覚ありますもん。

ツヨツヨの人たち、その感覚、感じたことないですよねぇ?


2024/08/23

【幸せ】大阪で幸せが戻ってきた☆

■ のんびりとした休日

昨日は、突然、休暇に…

ぶらっと大阪の街を味わいたいと思い、近所にあるというマグナムコーヒーさんを、

 ”遠回りに”

目指した(笑)。 

○○へ行きたい!というときに、最短距離を行かない(笑)。道すがらも、楽しいのが好き。

昨日は、上汐エリアが穴場だということを発見した(笑)。

日本の伝統を感じさせる提灯屋さんや、まだ残っている戦後の焼け残りの長屋が賃貸に出されているのを見つけた。家の前に木が生い茂っていて、すごくおしゃれになっていた。

提灯って、お祭り以外で使わなくなりましたよねぇ…長いこと。

八ヶ岳の山小屋、青年小屋の玄関には、まだ赤い提灯がぶら下がっているのだろうか(笑)?

などと、思いつつ…二つの公園をつないで、目的地マグナムコーヒーに到着。

■ マグナムコーヒーさん、ヒット

すると…

常連になれるカフェ、ついに発見。マグナムコーヒーさん、お兄さんは平出和也似で話しやすく、過ごしやすいカフェだった。

色々バリスタのお兄さんとお話ししていると、空堀商店街は、なんとテナント料が上がって、もともとの住民以外は、利益が出せないのだそうです… 

あんまり地域おこししても、若い人が入ってこれないってことですね…

マグナムさんは、上汐にあります。まったくノーマークだった、上汐…マンション以外は、地域の下町っぽい工場みたいなのしかない。今ならおすすめの地域カモ?

アメリカでも、地価が安いところに、若い人がやる楽しい店が入り、そのおかげで地価があがれば、払えるような全国チェーンの店が入り、払えない個性的な店は出て行って、という地上げサイクルにあった…

私がいたころは、それは、ミッション地区でした…今はどうなっているんだろうなぁ…

っていうか、このサイクルだと、若い人が開業した店は、先鞭をつけるばかりで、全然、豊かになれないって意味だけどなぁ。

頑張ってほしいな、マグナムコーヒー…

なんせ、フラットホワイト(エスプレッソ4杯分)なのに、たったの700円なんですよ?

激安!

■ フラットホワイトで大コーフン!

フラットホワイトってオーストラリアでよく見るメニューなんですが、普通のラテより、エスプレッソの量が多くて、なんと4ショットも入っているんです…

久しぶりに飲んだら… 最近カフェイン控えめにしていることもあって、効いた~

めちゃ気分が高揚して、飲んだのは、午後3時くらいなのに、夜中も良く眠れないくらい効き目ありました…

こりゃ受験生向きだな。

カフェのお兄さんが、商店街好きな人で、私と同じ趣味だったので、いろいろ教わって楽しかった☆

住吉の粉浜商店街、とてもお勧めだそうです。今度、遊びに行こうかな!

町、街、を楽しむ、という姿勢が大事ですよね。

若いころは、ほんとずっといろいろな街を探検しまくっていましたが…例えば、神戸の元町とか、サンフランシスコのミッション地区とか… 町大好き人間だった。

空堀でも、まだそのお兄さんに教えてあげるだけのネタを持っており、一応、お兄さんに、面目がたった(笑)。

空堀では、コーヒーが飲めるカフェはあまりないですが…エクチュアというおいしいホットチョコレート店があります。

あと島之内が中国人街化していることを教え、上海老味道やスジェを教えました☆

カフェって、町の観光案内所的な時がありますよね。

このマグナムさんは、通山珈琲的に使えるカフェでおすすめです。コーヒーの内容は、心斎橋ミルポアと同じで、深入りとエスプレッソマシンを使ったメニュー中心ですが、店舗が広くて、まったりできます。こっちの店舗には、外国人観光客は、ほとんど来ないそうです。

外人さんのたまり場みたいな感じですよね、リロとか、ミルポアは…。交流の場にはいいけど、本を持って行って読みたい、というときには向かないです。

■ 香りが必要…

昨日の用事は、あとは、適当に運が良ければ、香りがあるものを買いたい、と思っていました。

香りは脳に直接作用するので、リラックスしたいとき役立ちます。

後は、乙女っぽい生花を買いたかったのですが…こちらでは、福岡でご贔屓にしていたウーハさんのような、おしゃれ花屋が少なく、どちらかというと、寺町なので、仏花が多いみたい。菊かぁ… 御紋って感じ?です。

青山フラワーマーケットにも顔を出してみましたが、ちょっと価格が見合うものはなかった。

大阪の家の壁は、背景が白ではないので、花瓶自体が白いのが壁に映えるんですよねぇ。というので、今はマグカップ利用中です。

というので、結局、

 ローズマリーの香りの石鹸(夏っぽい香り)

 オレンジの香りのルームスプレー (幸福感のある明るい香り)

 バンクシア 一輪 (ドライにもなるから)

を買って帰りました☆

これで心のコップが満たされた~と思ったら…

帰りに近鉄デパートで、オーガニック食材売り場を発見したので、オーガニック醤油の補給もOKに…♪

うれしい☆

近鉄上本町って、奈良や三重と電車で一本なんで、もっとちゃんとデパートのバイヤーが入ったら、商品力バッチリの地元の食材を定期的に下ろす、生産者直売所が出来そうですよねぇ…。もったいなー。

あー、それ言ったら、中央線とかもか… あの、がらがらの中央線、特に鈍行って誰が乗るの~みたいな電車だったけどなぁ… あの空きを使えば、少量の貨物輸送も、もっと効率よくできそうなのに。

例えば、赤目では、実はニンニクがすごくよく育つのだそうでした…福岡のニンニクって、作ってみたけど、小指の爪サイズだったけどなぁ。まぁ青森が産地なくらいなので、ある程度の寒さがニンニクは好きなのでしょう…

あ、そんなこんなでオーガニックの野菜をつける八方酢も買いました。500円くらいでした。

■ 心が満たされたせい? 

お気に入りのもの=コーヒー、良い香りの石鹸、花、香り、オーガニック食材で、心が満たされた一日でした。

好きなものに囲まれる=心が満たされる。

休日とはこのように過ごすべきものですね~

なんか、深く充足感があり、満足して帰ってきたんですが…、おかげか、そのあとも感性が研ぎ澄まされ感がありました。

ホントはみんな、こんなに幸福なんだね。


■ カフェで使っている皿をネットで買うという販売チャネル

ネットで、マグナムコーヒーで使っていた、サタルニアのお皿を見つけたら、レイモン・サビニックのマグを見つける芋づる状態になり…。

サタルニアはイタリアの業務用ブランドでした。サビニャックは、フランスのイラストレーター。

両方ぽちっと。やっと手ごろな価格でマグカップゲット。

実は、こちらに来て以来、コーヒーを飲む用の大きめのマグカップが、ずっとほしかったのですが、近所であれこれ見ても、ほしいのがなかったのです…。

サタルニアのお皿は、なんか厚みと重さがいいなって思って、裏返してブランド名を知り、検索したらあった。

■ 厚み好き&白

若いころ、アメリカの帰りに、実は、好みの白の食器セット一式を重たい思いをして持って帰ってきたことがあった。

アメリカでは当時、家庭用品のおしゃれな店…クレートアンドバレルに憧れていました。価格もイケヤみたいで安かったんですよね…

でも、食器4ピースセットを持って帰るのは、かなり重かったです…飛行機で白い目でみられましたけど…。

10年くらいは、使っていました。シンプルな業務用のセットって感じ。その後、ばらけて、あんまり食卓に満足感がなくなった。

同じような手触りで、いい感触でした。洋食器は、和の器とは、また違った良さが。

というので、

 気に入ったモノ

に囲まれる生活、また一歩前進して、幸せ度がアップ。

■ 良いこと…いっぱいで幸福感充足

さらに、なんと女性の友人ができた☆ 良かった☆

気分良く、分子栄養学的に正しい、たんぱく質三点盛りのサラダを食べて、のんびり、日本育ちの外国人の方の動画を見て、田中泰輔さんや大井幸子さんの投資指南を復習して、一日を終えました。

田中さんのスタンスと同じスタンスで投資しており、なんか安心感がある。大井さんの思想も、私が学生時代の30年前にカリフォルニアで勉強していた思想と同じで、民主主義の尊重と非動物王国化です…オーウェルの1989を避ける…。

アメリカは、何かおかしな方向に向かいつつあることは、9.11で感じました…あれ、でっち上げだったんですよ?今では国民の9割が知っていることですが。今回のパンデミックもプランデミックであることが判明しています。

あれ、クライミング?いない… 

日本国民は、一度入ってきた知識をアップデートしないという悪習慣がありますよね。クライミングのエシックも同じなんじゃないのかな? 今アメリカ人で、プリクリしたらレッドポイントにならないなんて、言ってる人いないんじゃ? なんせプリクリは、UIAAですら、おすすめの登り方です。

昨日は、ジム向けに、再度ストーリーの構築。自分の記録を見て、何手登るのを課題にしようか、考えて終わりにしました☆ 

40手時代に入ることにしようかなぁ。まずはスタミナを戻さねば…

たんぱく質を多めに取らないと、脳内セロトニンができない。=いろいろメンタル系障害に。

それだけでなく、補酵素としてビタミンも要ります。だいぶ長期にわたって、ビタミン不足だったらしいことが判明しました…(汗)。2016年の記録から、ドラッグストアのビタミンを取ると調子が良いと言っているようです。

他の方も同じかもしれませんね、特に女性。家庭で十分に栄養をもらえる立場にあるのは男性で、女性は、食べ物を譲る立場ですもんねぇ…日本では。

 



2024/08/22

【近況】最近の様々な進捗…AC進捗とクライマーの宿ガイジン対策の充実

人間関係で疲れてしまう人の5つのタイプ 【アダルトチルドレンの処方箋】

■ その1 アダルトチルドレン関係

私にとって、クライミングは、子供時代の再体験と同じ意味であった。

そして、それは、白亜スラブの登攀で、2歳時の非言語のトラウマ記憶が、映像でフラッシュバックする、というトラウマ記憶の復活によって終わりを迎えた(汗)。

父親に殺されかけた…

これが、私の原体験か。

■ AC離脱の旅がスタート中です

いや~、その自覚から、AC離脱の旅が、本格的にスタートしたともいえると思う。

幼少期の心理的なトラウマは、心の外傷、であり、その傷は、骨に刻まれているのと同じく、そこにあり、消えない。

しかし、それ自体とともに育ってきているため、自覚すること自体が難しいのである。

自覚したら自覚したで、苦悩が長い。ACである、と思っていても、実際の傷を具体的に見るまでは、自分でも、まさかそんなにズダボロとは思っていないのである。

いろいろなカウンセラーさんの本を読んで、その人の傷について話を聞いたが、

 え?そんな程度でそんなに大きな傷を受けるの?

と驚くような、些細なことだった…。これは口が裂けても当人には言えない。が、由井寅子先生の傷を見て、私の傷が些細だと思えたのは、錯覚だったんだなと分かった。

ここでは当方の傷の話は端折るが… カウンセラーになったほどの人と比べても、かなり重症患者なのだと分かったので、その重症の自覚自体が、重たく、苦しく、悲しいのであった。

その沼にいたのが、3度目の鬱時代だったのだろう…

■ 大阪にいて幸せ

ところが、立山に行き、なんか、小屋バイトしている、のんき気ままな人達と過ごし、まるで私の母のような神経質で理不尽な様子の親父さんに、高校生ですら、全くスルーで動じない姿を見たら、「ああ~、私は、まだ幼い子供で、そして深く母を愛していたから、母の無理難題に振り回される結果になっただけだったんだ…」と心底、分かった。

オヤジさんはアスペだった。青ちゃんもアスペだった。私のママは、ASD受動型だった。自閉症スペクトラムの人に振り回されるのは、相手がこちらの生死を握っているときだけだ。

逆に言えば、相手から見れば、あなたが唯一、自分の不機嫌に振り回されてくれる相手、だ。

そりゃ~、未練があるだろう…

さて、福岡にいれば、ビンビン念として感じられる母の未練たらしい、子供を支配したい気持ち…チャングムや、親孝行しておくれ…みたいなやつ…を、大阪にいれば感じずに済む。

大阪にいたら、やっぱり人情味あふれる大阪だと思え、だいぶ幸せになってきたのである。

大事にしたのは、花。(という自然)

福岡では、切り花だが、大阪では、ドライやプリザーブド。

そして、人。笑い。食。

今日は、豆乳ヨーグルトが成功していた。

2歳で、父親にプールに投げ入れられ、溺死しかけた。親に裏切られた、文字通り、投げ捨てられ、死の淵に追いやられた、ということが、私の視点…男性と社会に対する、原風景なのである。

あいつらは危険だ、と思っているってこと。

私が、社会を安心の場、私にとって危険はない場、と認識するのが難しくても、まぁ、不思議はあるまい。一度、殺されかけているから、そうそう、信頼できるはずはないのである。


  ビレイヤーに落とされて頭7針縫いました。殺されかけたの、2歳から数えて2度目。
せっかく、社会を信頼するという方向に進んで治癒していたのに、落とされた。その後、白亜スラブで、これでもか!とトラウマフラッシュバック。

そして、その資質が、登山をするにあたっては、プラスに働いた。

下界並みの安全安心感覚で、つまり深く考えもせず、クライミングのマルチピッチに行くことが、まぁ、若い男性クライマーの主たる死因である、と究明できた。もちろん、平出さんなどのきちんとしたクライマーの死は、これに該当しない。

ということで、AC関係のことで進捗があり、山に呼んでくれた、おかみさんには本当に感謝している。

今日、細口ポット届きました☆ コーヒー淹れたら、やっぱりおいしかった。

■ 三の舞を避けたこと。

ジムつぶれそう…? 私が救世主?な、タダ働きする羽目になる、三の舞を避けれたのは、実は、店長さんが正直な気持ちを表現する人…あの~迷惑なんです~という人…だったので、三の舞が避けられたんだが…。

私自身は、これが、

 お金に困っているママを助けなくては!というインナーチャイルドの発動

だということに気づくことができなかったので、一人で、いや~、このジム、このままいくと、倒産だよな~と、”なんとかしなくては”というストレスを貯めていたんですよね。

私の母は3人も子供がいるのに、50万円のお着物を買ってしまっても危機だ、という自覚がない人だったんですよね…。まぁバブル期で浮かれていた世間の空気に流されたというのもあると思うが。

後日、大人としての目で見ると、母はASD受動型だった。この病名は最近知ったが、中学2年頃から、母の大人としての人格には、?と思っていた。というのは、月収が25万円の時に50万の買い物をすると、帳尻が合わないことは、小学校レベルの算数でも分かるから、だ。

その当時、私は天才児路線を突っ走っていたが、どう考えても、我が家は、恐慌、ならぬ、破滅の道を突っ走っているようにしか見えなかったのである。

それで、14歳の私はパニックだった。14歳で大人並みの知性というのは、別に珍しくない。でも、14歳には働く権利が授与されていない。今の社会と違って、当時は14歳の言うことを誰も聞いてくれない。ので、私は17歳から経済的には自立しているが…いやはや、あれは本当に大変だった。

このときの不安が、再発したのだ、ということに気が付けたのは、店長の小島さんのおかげだ。正直者万歳。

アラーキーについても、彼がロシアンルーレットを地で行っていることを教えてやらなくては、と、私は、一人で責任をしょい込んでいたのである。

死にたい人は勝手に死んでください、ただし、私を巻き込まないで。

■ 自分の課題へ戻る

17歳当時も、母を助けるということ、つまり、境界線の越境、ではなく、自分の問題に集中したので、あれは正しかったと思う。

一方で、今だが、お金を稼ぐ、ということについて、ビジネス上の知見はもう十分あるのに、なんか私にとって業務上のチャレンジじゃないんだよな~と感じて、自分のことは、後回しにしているのであるが…(脳内の親が、なんとかしろよ、と突っ込むが)。

なんか違う感というか…。

そのなんか違う感を掘り下げると…。私が自営ビジネスに猛攻性をかけないのは、観光ガイドとしての活動は、HPなんて作らなくても、私の場合、口コミで、海外のお客さんは、それなりに来てくれるのである。また、今度、瑞牆に行くことになったし。

しかし、これは、私の個人の魅力であって、

 非俗人化 = ビジネスの仕組み化 = マーケ化

しないと、私がいなかったら、回らなくなってしまう…というのでは…。もうスタートするより先に失敗だなって感じなのである。

そのための仕組みとして、小値賀島の仕組みを考えている。一般家庭に民泊してもらうことで、人と人の関係を築く、というもの。

■ 治外法権化は阻止しないといけない

でも、山小屋勤務で分かったが、

一緒に暮らすだけでは、相手…この場合、日本人だが…の価値観に、自分から配慮するということが外人さんにはできない。

外人さんは、下着姿で歩いたり、公衆の面前で抱き合ったり、そういうのが日本では、顰蹙を買う、ということに気がつくこと=自己抑制…ができない… 

ということは、雷鳥沢でも、

 そりゃ、管理側が管理しないといけない問題だよ~

ということを海外ヒッピー歴の長い管理職の人、複数に教わった。外人って基本そういう奴らでしょ、ってわかってるじゃん、って話だった。分かっていて雇っているのだから、管理側の管理責任ということだ。というので、

 ここは日本です、という運営

が必要だと分かった。のが、著しい進捗だった。

・室内では靴を脱ぐ

と同じレベルで、

・公衆の面前ではキスをしない、熱烈のハグ禁止
・下着同様の姿でウロウロしてはいけない

と言っておかないと、ダメなのである。

■ 脳内の親を育てなおす

ということで、一人インチャ発見できた、良かった。

それに、リスクも一つ排除できた、良かった。

いくら読書で対策しても、生の経験による学習には、かなわない。

■ クライミングより、食?

私は子供のころから、料理しているのであるが、あまりに便乗されるのが嫌だったので、料理そのものが福岡では嫌でたまらなかった。

なんか、夫にうまいことしてやられたというか… 私は3度目の無理強いされた失業で、苦戦を強いられた上、夫にとっては、専属シェフ付き。あなたはいいわね、豪華なお身分で、ということに丸め込まれ感があった。もちろん、いい身分なのは夫の方である。

それは、夫がどんどんと、赤ちゃん化していった様子から明らかだった。

なんで、赤ちゃん?みたいな感じだった。私は夫の母親役に仕立て上がられてしまったわけである。

私は結婚はしたが、妻になったつもりであって、夫の母親になったつもりはない。

というわけで、福岡時代は徹底抗戦していたわけなんだが… 大阪に帰ってきて、戦う相手がいなくなると?

これが料理が楽しいわけなんである。毎日、分子栄養学的に正しいお食事作りが楽しい☆

買い物に行く豆腐屋さんとの会話も楽しいし、お魚屋さんなんて、もう常連である。

山小屋では、無意識だと思うが、

 賄いは自分たちで食べるものを自分で作るのは当然なのだから無償労働

となっているが、9人分を1人が作り、しかも、誰も手伝う気配を見せないのだ…。

なぜなら、お母さんを模した社会が形成されるため。お母さんを手伝う発想が子供役側にはない。

その”お母さん役”が嫌な役であることは、山小屋の親父さんが困り果てているところから、性差の問題ではなく、誰だってその立場に立てば、

 なんで俺だけ…(こんな目に合わなきゃならないんだ?)

になるのである。私が福岡で、なんで私だけ…?になったのと同じである。

つまり、日本の文化では母親役って、誰が引いても、男が引いても、ババ引きのババってことである。

解決案は、すでに近隣のホテル系山小屋では提供されていて、

 賄いを作る専門職

の人がいるのである。山小屋として働きやすかった岩根山荘も、井出さんという板さんが賄いを作っていたので、バイトはホントに楽でよかった。

逆に、五竜では最悪で、私はどこに行っても年長者になるため、男子といれば、お母さん役にされてしまい、ママ、ご飯まだ?というノリに、誰も疑問をいだかない、自動的にババを引かされるのである。それで同じ時給で続く人がいるはずがない。

ということで、賄い専門職を山小屋は雇ったほうがいいですね(笑)。

そして、私の料理嫌い化は、

料理が嫌いなのではなく、料理によって対価がゼロどころか、みなのメンタルトイレにされる立場

が嫌なのである、とはっきりした。

こないだ、春子さんとランチボックスを作ったが、それは相当に楽しかったのである。

そりゃ子供役をやったんだから、当然であるが。

ということで、このツアーに出かけたのは、心理カウンセラーのセッションに出るより意味があった。

ということで、最近の進捗は、かなり良い。

これで、AC改善の旅への幸先はだいぶ良い、ということが分かった。

飲食店でアルバイトしようかな~

2024/08/21

【ジム】 Day6 レイバック

■【ボルダリング】レイバックで体が開いてしまうあなたへ!コツやポイントを解説します!

今日、ムーブクリニックで、出てきたレイバック…。湯川の時代から苦手。というのは、結局、すぐ疲れてしまうから。

大体の女子は苦手だということになっているでスルーしてきてしまったが…。いや~苦手。課題にもよるが、今日は指が先にいたくなったんですよね…

■ デッド&レイバック 

指摘が、

1)ムーブが静的過ぎる

というのと

2)レイバック

だったら、そこまで目新しい弱点ではないなという感じでした。まぁ細かい点を見ていけば、他にもいろいろあるんだろう。

今取り組んでいる課題・・・ そこがレイバックがムーブであるという認識がそもそもなかった。内足に取るより、外足に取ったほうが、次が伸びあがりやすい、という話で、内足では、とりあえず、そこは立てて、次のホールドも取れはしたのですが、次の足踏みかえで狭すぎッて結果になりましたが…

そこは、外足にとって、立ちこんだほうが、次のホールドが取りやすいそうなのです。

そうなのかなぁ… なんか、取りやすいかどうかは謎。というのは、外足に取るムーブがまだできていないので、立ち込めていないから…ホールドに多少妥協して、登りやすくしてから、このムーブ習得したほうがいいかもしれません。

ムーブには上下はないそうなので、このムーブでないとしても、もともとのムーブでも、いいのかもしれません。

しかし、これ、ボルジムだから、勝手にレイバックは出てこないと思っていました(笑)。ホールドでもレイバック出てくるんだーな感じです。

あとはホールドの向きを考えろ、とのお達し。まぁ、そこは、ぼちぼちですね、再開なので。向きはだんだんシビアになって行きますよね…級が上がると。

■ ヨガの人へのレッテル張り

今日は、ちょっとこれはレッテル張りではないか?と思うことがあった。

いつも思うんですけど、ヨガの人って…〇〇なぜできないんですか?みたいな?

私はヨガより、バレエの歴が長いので、バレエの障害は体に出ているなぁと思うのですが、
お尻が出やすいというのは、股関節のソケットの付き具合の話で、日本人女子は8割はそうだしなぁ。股関節の柔らかさとは関係がない。

ヨガの人特有の体の使い方って、そんなにないと思います。

ヨガやったことがある人の意見なら、その意見聞くけど、ヨガもやったことないし、やる気もないそうで、ヨガやっています、って言っている人の母集団が、本格的なヨガをやっている人じゃないんではないですかね?ヨガのほうが普及率、クライミングより高そう。

ただの一般女子の観察結果なのでは?

アシュタンガヨガはちなみにこんなものですよ‥‥ たぶん、クライマー男子はアシュタンガヨガをやるべきだと思う。ヨガに対する誤解が深すぎる日本。インドでは女性はヨガしない。男性しかしない。

たぶん、想像しているのと全然違うと思うが。

知らないでレッテル張りしているような気がしたんだけどなぁ。指摘をしたが、意見を変える気はなさそうだった。

■ 良きこと

ジムがつぶれそうという悲鳴に関しては、なんか、通い始めて、知れば知るほど、言っていることとやっていることの乖離が明白になって、ちょっとした親切で何とかなる程度の傷ではないみたいなんだが…。それを指摘すると、店長さんも情報アップアップだそうだ。

拒絶にあった。しかし、このことは良き事であろう…

というのは、マーケティングの知識だって、得るのに、数十万円の投資と時間的投資が必要なのである。

私の講師の垣岡さんは、トップマーケターであった…。GMSの講師って誰でもはなれないです。

そこで学んだ知識とソフトウェアエンジニアとしての日曜エンジニア程度の知識ではあるが…それらを動員して…

以前に三〇さんのHPを作った時は、天から彼を助けるように声が聞こえてきてしまったため、無料でHPを作成してやったが、お礼は、ゼロ、ほとんどないに等しいものだった。つまり、タダ働き。

(あの時は、その天の声に、ほんとに彼ですか?と聞き返してしまったのだが…)

そのHPはまだ健在で、彼は雑誌のBパルから取材が来る人気ガイドになったが…いつも俺だって佐藤ユースケと言っていたくせに、結局Bパルからの注目では不満だそうで、雑誌の取材もお断りしていたし…。その後も、売り上げのベースにあるのは、この私が作った無料サイトからの電話問い合わせと思うが…。こないだちょっと、ガイドサイトをチェックしたら、登山ガイドのためのIT戦略講師などと名乗っていた…はー?どの口が言うんかい!って感じだな。 

というのも、私が、今時HPに公式サイトがないなんて、名刺なしでビジネスしようとしてるビジネスマンみたいなものですよ、と教えてやったためである。10数年前。

それだけでなく、GPS端末で現在地が示せることも彼は私たち夫婦から教わったのである。

それも、ちゃっかり、まるで自分が最先端であるかのように、年配の登山者のお客さんに自慢中だったんだが…まぁいいけど…。

たぶん、マーケティングのみならず、私のコーディングやIT知識を総合して、最低でも、30万円、相当の知識を使った結果を、そもそも対価なしに彼は得たのであると思われ、それは、子供が6人もいて、気の毒だ、と、母子家庭に育った私が思ってしまったためだ。

これは、母が子供が3人もいて気の毒だと思った長女時代の二の舞である。

あとから、私のインナーチャイルドが、ママを助けないと不安だ!と叫んだために起きたことだと分かった。

今回も私ばかりが焦って対策を考えるという、インチャの不安発動したんだが…心の中で、

”これは私の課題ではない”と何度も唱えた…(笑)。

実際その通りなんである。私の課題ではない。

逆に、相手にとって迷惑になっていたそうで、それを聞いてほっとしたというか、なら、手を染めなくていい、タダ働きしなくていい、ということだ。

今回は、三の舞は避けれた。

というか、相手から迷惑なんです、という自己申告で、肩の荷が下りた。

というのは、こんな明後日の方向を見ている失敗マーケ事例を、真っ向な方向に向かせるのは、何にも分かっていない人のHPをゼロから作ってやるのより、大変なんである。

思い込みがあるほうがないより難しい。軟式テニスをやっていた人のほうが硬式テニスに塗り替えるのは難しい、みたいなもので、相手からも、情報が消化できないので無理、と言われたのであるが、自らを助ける気にならないのであれば、もう助けること不可能…なので、私の心理的負担も降りて、ほっとした。

たぶん、そもそも、ビジネス自体に興味がないわけで、ここ10年、興味がなくても、何とかなったのだろう…ということで、クライミングジム業界は、すごいぬるま湯というか、ジムは追い風ビジネスだったってことなのだろう…

まぁ、日経平均爆上げだった2023年みたいなものですかね?最近、くるくる詐欺だった暴落が本当に来て、備えていた私はやっと備えが実効あり、で、なんか、気分がいいんだが。

ちなみに今の相場の上りは、ブルトラックといって騙しなので入ってはいけない。

■ マーケの4P

Product、Place、Price,Promotion ジムなら、

・Productは、課題、
・Placeは、立地、
・Priceは、価格、
・Promotionは、誰に売るか、どう売るか。

私が思うには個人経営の小さいジムは、大手のように初心者を相手にするのではなく、小さなジムです、とうたい、アットホームなノリを歌うべきであろう…

一日遊べるだけの課題数、ないような気がしますしね。というか、作りたくても作れないのかもしれない。

山梨には、偉大なジム、ピラニアがあるので、大規模な全国チェーン店みたいなジムは入ってきていない。

最近、再チェックしたら、ピラニアでは、外岩講習が充実していて、やっと山岳会の弱体化に気が付いてくれたんだな~と思った。山梨の山岳会は、もう外岩デビューの世話ができる状態にはない。

だから、地元の山岳会で育ったクライマーでも、アホな奴に捕まると、50mシングルで35mと25mをつないで、あれ??おかしいな??とか言ってしまうレベル…考えていないのである。

えー、そこから~???なレベルに堕ちてしまうというか…ほっといても自学自習できるレベルの人は地方都市にはいない。いるのは、都会。

地元の名士図鑑に載るような人がやっているピラニアがあるので、グラビティリサーチだの、Dボルだのが入っている大阪とは様相が違うとは思うが… 

山梨のような田舎でも、小さいジムであっても、顧客への手厚い指導や、ツヨツヨクライマーのニーズを満たすニッチな課題作りで、発展しているジムはある。アクティバもそうだし、シナプスもそうだ。

そういう自分の強みに自覚的になる、という発想がなく、お客さん減ってきたー→大変→初心者歓迎と歌おう、というのでは、マーケティングの問題というより、

 マーケティング不在の問題

ってことなんだよなぁ。

まぁ、ビジネスに興味がない場合は、逆立ちしても意味自体が分からないだろうなぁ…

ちなみにマーケッターって、この顧客層に、この値段か、ちと外しているな~とか、そういうことを年がら年じゅう考えている人のことである…。

マーケとは売れるしくみづくり。仕組み自体に興味がある人がマーケッターだ。

広告宣伝のことではない。

■ セッター向き

年がら年じゅうムーブのことについて考えている人は、たぶん、セッターに向いているんじゃないだろうか?出張セッターは荒稼ぎしているみたいだけどなぁ。

めっちゃ尊敬される立場ですよね、セッターって。ジム運営より、セッター稼業が天職だったりして(笑)。

ということを考えた、今日のムーブクリニックだった。

私は昼しか時間が取れないので、お昼の時間帯って、お客さんが少ないので、大体のジムは放置だし、ムーブ解説も、セッションもないことを考えると、よく今の5.11まで、独学でやってきたもんだ、と思う。

しかも、現在怪我からの回復期。よくやっている。

おまけ。今日の分子栄養学的お食事。
       これに、冷奴を付けました。ワインが当たりだった。

豆腐はスーパーではなくて、豆腐屋さんのを買わないと、おいしくないことを最近、発見した。餅は餅屋ですね。

ここ数日で、空堀生活が快適化しているので、このまま3度目のラオスに向けて旅立ちたいものだ。



【海外岩場】チッピングメインの岩場があるそうです(驚)

【海外ツアー】ビュークスをみて死ね!チッピング文化に触れてみた【クライミング】

海外って何でもあり!な世界ですよねぇ…

クライミングでも、おフランスはチッピングで出来た岩場があるそうで、しかも、なんか楽しいのだとか…。

そういうカルチャーを垣間見ると、自分が無意識で受け入れた、文化的なものが、絶対ではない、ということが分かりますよね。

つまり、視点が高くなる。

しかし…日本で起きているチッピングって、個人に対する私恨ではないんですかね?

なんで、倫理上の問題というより、伝統的な

 ルサンチマンの問題

のような気がするけどなぁ。

つまり、男の嫉妬問題。

成功しているクライマーを祝福する ってのはなくて、

足を引っ張る

っていうのが、チッピングの心理的原因なんでは??

■ たけちゃんねるは勉強になるなぁ = インフォーマティブ

私も別に海外に登りに行こうと思えば、ワールドツアーをするのは、語学力もあるので、そう難しくないんですが…

しかし、女性って、犯罪にあう率が高いです。

アメリカでは、ミッション地区をはじめ、サンセットやバーナルハイツなど、6か所、郊外も入れると7か所に住みましたが…

男性と一緒でないと、やっぱり大変だよなぁという感想でした。半分が恋人との住居シェアで、たぶん、アメリカのワンベッドルームの部屋って、GCHのバンガローと同じで、男女のペアを前提にしていると思います。

それを日本の商習慣と同じで、山岳会で5人で借りて、4人は床に寝ることになった人たちがいましたが… なんか、ダサいなぁ。

今回の立山の山小屋でも、いましたが、西洋人って基本カップルでの行動を基本にしていることが多いです。

男女ペアって意味ですね。世界放浪するような人も同じ。

一方で、日本の男子って、男子同士で行きたがりますよね…。しかも、二人とかではなく、4人も5人も… 男子も実は外国人男性が怖いのかな~と思ったりします。

タイは通過するだけでしたが、その通過で、ホテルまでのタクシーのシェアは、すぐそばで同じ飛行機から出てきた女性としましたが、そういう、コミュニケーションを取るのが、日本人は一般的に苦手そうで、コミュ力高いのは女性のほうです。

海外では、コミュ力=身の安全、です。特に女性の一人旅。

で、コミュ力ない日本人男性は、日本人女性のむしろ重荷です。なんせ、男性がいるだけで、ボラれる。一人の時より、トゥクトゥク代が高くなりました。男だから、金持っていると思われる上、交渉下手だから、本人がぼられてもいいや、みたいになってしまうんです。

私はいやなのに…

というわけなので、日本人男性って国内だけでなく、国外でも日本人女性のお荷物化しているんですよ…

国内なら稼いでくるなら、まぁ、イーブンに無理やり持ち込めそうでもありますが、国外だと、ただの面倒増えるだけ。

ということが多いので、岩場でも、自立してない初心者などを連れて海外に行くのは、何かなぁ…と思ったりします。

それでも、アラーキーは頑張って韓国は連れて行きましたけど…。韓国なんて儒教国で、ほとんどカルチャー日本と同じなのだから、外国と言えるかな、ですが…。あの時は師匠の青ちゃんの美しいロープワークを盗んでもらいたかったのでした…残念ながら、全くその目論見は成功しなかったみたいですが。

男性でも、たけちゃんねるみたいに、一つの学びで10個学べる人もいれば、何回同じ目に合っても…例えばカムが3個抜けても‥‥一向に反省につながらず、むしろ、俺って運がいい!もっと攻めれる!と考える人もいる。

クライマー界で増えているのは、後者のような気がします… 

■ ただの嫌な奴であることが堂々と書いてあるブログ

https://ope160531.exblog.jp/
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、登った後にはみんなで「Good Job!」って言ってたんで「惜しかったね!チョンボさえしなかったら登れてたのに!」とも言ってやりました。
ーーーーーーーーー

こりゃ~ 一般の人からみたら、やっぱり、ただの嫌な奴じゃないですかね?

プリクリップは、UIAAの事務局長だって、おすすめしていましたけど?

なんかクライミングをプライドの問題にして、しかも、

 それを普通の人に押し付ける

から、岩場で事故が減らないんじゃ? 

ルールじゃなくて、価値観の押しつけになっている。しかも、本人が自覚がない。

それ、一般のクライマーじゃなくて、RXを登るような倉上さんとかユージさんとかトップの人がやればいいんで、フツーの人が命がけで、楽しめるか?楽しめないのが普通でしょう。

鬱になるのがせいぜいですよ。

一般人はセーフクライミングで十分です。

2024/08/20

【ジム】Day5 クライミングでも脱・拝米主義

■ 伊藤貫先生

超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治ー貧富の差は世界最悪!!!(伊藤貫)

最近、スタンフォードの西鋭男先生とか、ウォールストリートに長年勤めた大井さんとか、続々、アメリカで日本人の才能を発揮してきた人が帰国して情報発信していますが…
伊藤貫さんは、まだワシントンで頑張っている。

日本人みんなで支えたい、国宝級の人だなと思いました。YouTubeでポチって押してほしいです。登録500人いないと収入にならない。

脱・拝米主義は、経済や文化だけでなく、クライミングでも必要なんではないですかね…

日本のイケイケカルチャーってヨセミテクライミングの受け売りですよね?

ーーーーーーーー メモ ーーーーーーーーーー
  • 政治資金:追跡できるのはせいぜい3割
  • 7割の出どころ不明な政治資金でアメリカ政治は動いている
  • これ民主主義?法治主義?
  • 一人150億円使った人間が6人いた=イスラエル系
  • ブルーンバーグ 1800億円使った
  • ソロス 900億、1100億円使った
  • ザッカーバーグ 700億円使った
  • クリントン政権時代から、7割の人の実質生活レベルを下げ、0.1%の人たちはやりたい放題、法律はあってなきがごとし
  • アメリカ崇拝、拝米保守は辞めたほうがいい
  • アメリカの経済政策を猿真似すると4割はどんどん貧しくなり、結婚もできず、子供も持てない
  • 日本という国自体が滅んでいく。
ーーーーーーーーーーー

こういう勉強ができるようになったのは、登るに値するジムがないなら、フレッド・ベッキー化でもしようかと、トレードを始めたおかげ。

脱・拝米中…のワタクシです。

■ ヨーロッパクライミングに移行できていない日本?

どうもフランスのブローは皆が憧れた岩場らしいが…今の流行はカタルーニャ地方らしい。

どっちも私は行きたいのか?そこすら不確定だが…どっちにしても、私の考えでは、今のクライミング力で行って楽しめる課題あるのかな?謎。

スペインは新婚旅行で行って、普通のアパートを借りて、夫と、超レトロなエレベータに乗りましたけど…普通にアパート借りるのは楽勝でした。

なので、一緒に登る人がいれば別に生活は楽勝です。

アメリカ生活と何も変わることがなかった。アメリカでは、自営業で働いて、運転も普通にしていました…というか、初めて免許取ったのがアメリカだけど。

アメリカに残らなくてよかったのか悪かったのか、最近よく考えますが、考えても仕方ないよなぁ。

■ 今日は靴下屋さんに、素敵なロースターを教えてもらった♪

今日は、オイトスさんに用事があったので、早めに出たら、あれ?火曜日定休日?

で、近くの靴下屋さんに入ったら… ちょうどブラキャミが欲しくて、購入。締め付けないのが好きなんです。締め付けゼロでした。

そこで教えてもらった、心斎橋のロースター…ミルポアさんに行ったら、当たりでした。

リロさん、おいしいけど、1000円は高すぎで。こちらは、価格で頑張っているロースターで600円でした。

可愛いお姉さんが一人で切り盛りしていました☆ オーナーさんは別の方みたいです。

https://keny.jp/mill-pour/



余談ですが、ミルポアって料理の世界では、みじん切りしたスープの素ですけど…

https://southern-kitchen.com/mirepoix-soffritto/

ミルポアって聞いて、てっきりおフレンチのレストランなのか?と思った(笑)。

このサイト、私の好みのお料理が多いです。ちょうどよかった、研究しよ☆

■ ジムではちょっと進捗

今日は、4日ぶりだったので、体が重く、全体がアップ、みたいな日だった。

女性クライマーしかいなくて、静かで登りやすい日だった☆

帰って、空堀のおいしい豆腐屋さんで、豆腐を買って、こんなにおいしい豆腐が160円で食べれるなんて、なんて幸せなんだ~と思いました。

コーヒー600円も幸せだけど、豆腐はなんてったって160円しかしないわけで…

外国に暮らしていたら、コーヒーは、1.5ドルだけど、豆腐は6ドルでしょう…

どっちが栄養価高いか? 豆腐だよなぁ。

【考え事】今日はしとしと雨… ひん死のジム?森秋彩さんのリーチ問題

■ 機能不全家族どころか、機能不全国家じゃないか…?

大阪は今日はしとしと雨… 台風7号が東京を直撃して以来、大阪は比較的涼しくなりました。直前に39度になった日があり、ジムへいくのに20分歩くだけで、え?!という玉の汗… あまり汗が出ないようにゆっくり歩こう!みたいな感じでした。

そんな熱帯のような日も、もう終わりなのかなぁ…

クライミング関係で、最近の気になる出来事と言えば、

 1)ジムのマーケティングが全く言ってることとやってることが合っていない…

 2)オリンピックの森秋彩選手のリーチ問題

でした…

私は書いて考え、書いて吐き出せば、一応自分の立ち位置ははっきりした、と感じ、すっきりするのですが…

スッキリしていないのが、1)ジムのマーケでした。

たぶん、本音は初心者なんて教えたくないんじゃないかなぁ…違うのかな?

■ マーケティングに対する誤解

マーケティングって、広告宣伝と誤解されていることが多く、特にネット系の人は、Google広告を出すことや、SEOに引っ掛かる良いキーワードを探すことをマーケティングだと誤解しています。全く違います。

(違うけど調べるなら、3Cと4Pだけで説明着きますので、これらの整合性を取ってください)

そんな小手先の技よりも、そもそも、ちゃんと、

 本当に自分のしたいことを、したい、と正直に言える人

にならないと…。

本当は、上級のトップクライマーのムーブのコンサルやサポートをしたいのに、初心者歓迎とかって書いても、それは、ただ大衆に媚を売っているだけで、態度(非言語)では、全く初心者歓迎していないんですよ。

なんせ、9級5本、8級5本の10本しか、初心者が登れる課題がない…なら、どうやって成長しろと…。その間は、どこかよそで埋めてね~って意味ですよね?

■ つよつよ専門ジム事例:シナプス

そういえば、シナプスは元気なのかなぁ… 

初心者にちっとも優しくなく、初心者当時の私は一つしか登れる課題がないジムだったので、2回しか行ったことがありませんが。(ほんとの初心者の時1つしか登れる課題がなく、2度目は3個に増えていて成長を感じた(笑))

検索したら、ご健在というか発展していた。つまりツヨツヨしか相手にしないジムでも発展できるということです。

https://www.instagram.com/synapse_climb/

田舎の甲府で、ツヨツヨクライマーしか相手にしないジムが発展出来て、大阪の真ん中でで発展できないなら、ジムの場所を移転する、っていうほうが、正しい戦略である可能性が濃厚だよなぁ…

福岡では、ツヨツヨにしか用がないジムは、ホアホアです。どんどん激辛化していったそうです。女子いません(笑)。

そんなところに知らずに行って、びっくり仰天したビギナーさんたちが、どんなに怖い思いをして、一般社会並みのボルダリングジムのブラボーにたどり着き、ほっとしたか…を想像すると…笑える(笑)。

そして、そういうツヨツヨ系ジム、初心者を”虐待”するので、むしろ、クライマーがやっていないジムの追い風になっている…ということが分かります。敵に塩を送っている。

お客さんを追い出しているのは、玄人のジムのほうだけど、ジム自体はそのことに無自覚で、接客だけフレンドリーならいい、と思ってすらいるかもしれません。

でも、心理学でも、

 非言語と

 言語

では、非言語のコミュニケーションのほうが強力だと言われています。で、非言語のコミュニケーションで伝えていることって

 これが登れない奴はそもそも来るな!

です。まぁ、ジムの個性と言えば、それまでですが…。

私もピラで煮詰まったら、ベースキャンプに遠征したり、アクティバに行ったり、新しいグラッパに行ったりで、ジムのカードだらけでした…。楽しかったのは、ラオスですね。

ホームジムになってもらう…ホームは、セッターは誰もいない小瀬運動公園の壁だったような気がしますが…小瀬のリード壁は、誰もいない、ただのガラーンとした人工壁で、強傾斜で、一番易しいのが5.11Aしかないので、その傾斜を15度くらいに緩めて、まぁ5.10Aでは?みたいなので登っていましたが… 人工壁リード壁だと、ムーブを習得させるように意図はされていないので… この壁を登るのは、たんに腕力というか、持久力トレって感じでした。

隣のボル壁で、適当にホールド拾って適当に登って遊んでいました。

そういう時代を経ての、福岡クライミング… いや~、まじ、あの世界は変だった。

人工壁登りを外岩に持ち込む愚を全く自覚しない指導が白昼堂々と行われていました。

そりゃ、人が死ぬわ… 人工壁の前提と自然壁の前提は異なるからです。

というわけで、全く福岡のクライミングには未練がないです(笑)。

そして、森さんの事件…国際問題にまで発展しようとしていますが… 一般の人の感覚から見たら、そりゃイジメになるよな~

こちらのサイトから、一般の人の指摘をピックアップしますと…

■ ピックアップ

  • 低身長の選手が競技すらスタートできないというのは競技として欠陥でしょ。よくあることと言ってる時点でおかしいと思う。疑問に思わないというのが不思議。

  • それをOBが言っちゃうのがまた…

  • 天然自然にできた岩場ではなく人為的に設計された足場だ。 しかもどんなやつが登るかが事前にわかっている。 森選手に起きたことはアクシデントではなく設計上の仕様。

  • ほんとそれな。 「152㎝の人が4位になるのがすごいだろ、バスケやバレーでこんなこと出来ない」とかぬかす奴が居るのがまた不快。

  • 一般人からしたら欠陥にしか見えんわな 低身長の一般人は見てるだけで胸が締め付けられたんじゃないだろうか スポーツ応援してる人のなかには、自分の体格と同じような人に勇気を貰う人も多い あえて一般人の方はとか玄人ぶってる意見を一方的に言ってるんだから、酷い意見だよ。素人は黙ってろという意見にしか見えんね

  • ここまで騒ぎになってたら問題だよ。 クライマーならわかってるはずだぞ。 みんな大々的に言わないだけで、おかしいと思ってる層はクライマーにも存在するって。 そもそもワールドカップの時にクレーム入れてんだから、問題視が一切されてないかのような言い分は無理ある(笑) 決勝の課題はフットホールドが存在していたから、まだ技術でカバー出来るという言い分はまだわかる。 しかしマットから直接飛ばせる課題もある。その存在を無視して地ジャンを語るのはおかしいな。 そもそも技術でカバー出来たとしてもクライミングの本懐は地ジャンからスタートホールド掴ませることなのか?ていうね。 ボルダーの一種であるというの当然だが、大会をやる以上は高さ規定が必要。 やりようによっては180cmの人でなければ絶対に届かない高さにも出来るし、140cmの人でなければ離陸不可能な超キツキツスタートにも出来る。 これでは大会として全然面白くもないし、確実に白けさせるよ。

  • いやこれがよくあることとか言うなら選考に身長入れないとダメでしょ

  • 物理的に届かないとか「誰しも競技する権利」を侵害してるわな

  • 差別に鈍感だとコレが差別に思えないんだよね。 連中はそれっぽい理由をつけて差別してくる。スキージャンプのときもそうでしょ。自分たちのほんの一部を巻き込むことで、我々も同じ条件だとか言うんだよ。全体で見たら彼らに有利なルールになってる。

  • 専門家の方がむしろ見えてない場合もあるのだと今回のことで学んだ 中からはその異常性が見えていないんだな

  • 昔から良くある不公平さを取り除くのが国際競技連盟の役目ちゃうんかい...

  • 身長180センチ以下は届かない設定でズーッと大会を運営することも可能ってことですかね?

  • スタートラインにすら立てないことは やってる人から見たら正常 でも見たこと無い人からしたら異常 ようは経験者は感覚麻痺しとんのね 外からの意見も大事にするべきよ

  • 昔からよくあることだから問題ない =︎昔からある問題を野放しにしてる

  • バスケットのゴールやバレーボールのネットの高さは変わらないだけまだマシ。 ルートセッティング(本部)の気分次第で優勝候補になったり、メダルは到底無理になったり変動する。最初からズルーレット要素ありきな競技って認識でOKか?

  • 昔からおかしい競技をオリンピック種目にしたんだね

  • 昔から競技が成立してないんじゃん。

  • 昔からイジメられてたのに、気づかないフリしてきたんでしょう

  • クライミングだけじゃなく、これ程不愉快なオリンピックは今までなかったな。これに触発される事無く次回からはいつものオリンピックになる事を祈ります。 クライミング問題に関しては、「有利不利」と「不可能」の違いも理解できないのかなと思う

  • 尾川氏の素人意見の全否定とスタートできないことは興行上の問題との認識から、このスポーツの組織が競技として未熟であることと改革する意思が無いことがわかった。選手の足を引っ張るだけじゃないのか

  • なるほど特定の国や選手を落とすためのイジメや差別は昔からあって今回もなのか

  • 得点に絡まないスタートホールドの位置が 例えば誰も届かないであろう5mの位置にあったらみな平等でルール上は問題なしだが誰一人として得点なし、果たして競技として成り立つだろうか?誰が挑戦し誰が観るのだろうか?

  • そうなんよ、あーだこーだいいわけしてるけど、見てて不快な設定に正当性なんかあるかよ

  • その競技で力のある人がこんなことを言ってるからいつまでたっても改善されないんだよ レジャーとして楽しむだけならそれでもいいけど、競技として競い合うだけの体を成してない

  • よくあることとか言ってる奴。よくあってはいけないことすらもわかんねえの?

  • 低身長の人間はクライミングすなって事と認識した。

  • 低身長の人だけスタート出来ないのは特定の人に対する嫌がらせだと思うんだが?何故そんなことする必要があるのか

  • スタート地点を高く設定したら、意図的に身長何cm以下の人は排除出来る。。というのは、スポーツとして欠陥だと思う。

  • 元々の娯楽スポーツとしてのボルダリングを競技スポーツに生まれ変わらせるのなら今迄の文化を引き継がせるべきではないと思う。

  • 20年も前から問題があってそれ放置とか、スポーツとして広める気ないとしか思えん

  • まぁ素人から見て不快ってのが全てよね オリンピックの話を競技者に内輪ノリ弁護されても・・・って感じでちょっとズレてんだよね 多くの素人が見るであろうオリンピックで素人視点に欠けてたのが問題なわけで、次で改善されてりゃいいね?って感じかな

  • クライミングを知らない人にはどんな説明をしても受け入れがたい特徴があること。こちらがどんな説明をしたところで、この問題を「いじめ」や「差別」でないとは絶対に認めない勢力がいるということ。

  • 森いじめ ではないけど、低身長いじめ でしょ?それは間違いない。

  • 20年前からってアホかと思うのが普通じゃないの? スタート地点に立てない競技って競技と言えるのか?
■ どうですか?

ここまで、クライマーと一般人の感性は解離しているんですよ。

少なくとも、その解離が巨大だ、ということについては分かりますよね。

だから、クライマーがやっていないジムが繁盛して、クライマーがやっているジムは繁盛しないんですよ。


■で、クライミングに落とし込むと、これです

      ラオスではこれが普通です。スタートすらできなかったら何が楽しいの?

これは、初心者だから、ではなく、世界最難を登っているギンちゃんも、石ころに乗ってスタートですよ?

嘘だと思ったら、サフィラを見ましょう☆


2024/08/19

【クライミングジム】ジム運営が楽しくて仕方なくなる方法

 ■ 昨日は楽しかったなぁ…

楽しいってどういうこと?っていうことが、もしかしたら、古いクライマーは分からなくなっているのかもしれないなぁ…

 ガハハ~ とか、ワハハ~

とか

ニコニコ顔で笑っているのが、

 楽しい!!

って意味ですよ~ 

眉間にしわ寄せて、うんうん唸っているのが楽しいんだ、ってことに倒錯してるのかもなぁ…

実はバレエは、女性版クライミングみたいな感じで、Mな業界なんですが…。本音は、もう、めちゃ大変なんです。なので、そういう

 M的な倒錯に、慣れていた、

というのが、私がクライミング界に来たときに、すでに免疫持っていた理由なのかもしれません(笑)。

■ クライミングジム同志が仲良くないのかもしれない?

クライマーは、ローカルクライマーと、都会からのビジタークライマーでは、全然仲良くない…。

チームたわしの内藤さんは、荒らし、だったのだろうか…?よく分からんが、

  外部の人が来ると、グレード激辛になる

そうです(笑)。小鹿野で聞きました。すぐ競争したがるところが、男の子は…、って感じ。

上手く行っているクライミングジムに視察に行く、とか、沽券がかかわるのかもしれないなぁ…と想像したりしています。

でも、沽券とジム存続では、沽券?存続?

■ もう限界?

やれること全部やってから、もうダメ~(><)というのなら、分かるけど、やれることやらないで、もうだめ~って言っているような印象を持っていたりする。

もちろん、閾値はそれぞれなので、違うのかもしれないが…。

東京へ行くつもりで、沖縄方面に向かっているような努力をしていませんか?

もし、ラットレース(走っても走ってもどこへもつかない)にハマっているような気がしたら、立ち止まり時、ですよ。

■ ルートセットが、”消費される問題” への解決策

どこかのジムで、ルートセットが、お客さんに”消費される問題”ってのが語られていたんだが…

この消費への簡単な処方箋は?

ホームジムのピラニアでは、すでに処方されていました。

ピラでは、常連さんは、自分で課題を設定して、公開するんですよ。

それで、「誰とかさんの課題、もう登った~?」「ううん、まだー」みたいな会話が成立します。

私は、小瀬人工壁育ちなので、もう最初から、自分でホールド見つけて登らないといけない、感じでした。誰もセットしていないので。

セットをするのは、セッターだ、

とか

ビレイをするのは、コーチだ、

とか、

先輩は落ちないからロープは持っているだけでいい

とか、

(マルチの)セカンドのビレイはどうでもいい

とか

全部、心理学上の課題で、間違ったクライミング指導法による弊害ですよね…。

ジムの運営とか、マーケティング手法の問題ってよりも…

■ 問題解決が得意です☆

あー、また

 問題解決志向

になってしまった… と、こういうことを考える度に反省しています。

問題解決が得意な人に育ってしまったんですよねぇ…。子供時代から、親の親をやっていたため…。

大学進学費用がない!っていう問題すら、自力解決してしまった…ワタクシ…。

本当は、問題解決志向ではなく、

 目的志向型

でありたいな~と思ったりしているんですが、今、適切な目標が見当たらないんですよね。

目的志向などの言葉は、梯谷先生の心理技法で、私も気に入っていた女性スピリチュアルリーダーの体に聞いて食べなさい、の著者、リズ・ブルボーの理論をさらに発展させたものです。

■ 問題回避型と目的志向型とは?

 問題回避型=俺を馬鹿にしてきた奴らを見返してやりたい!

 目的志向型=目標、ゴールが明確

です。

見返してやりたいクライマー多いですよねぇ… 

3級しか登れないのに2段をノーマットで登りたいって言ってたボルダラー、あの後、登れるようになったのかなぁ…。2段に行く前に足の骨、折るよね~な方でしたが…。

このように、何となく、劣等感チックなのです…。問題回避型の人って。

昔バカにされた、とか、貧乏から抜け出したい、とか、自分を変えたい、とか、生きている感覚がほしい、とか、

なんか、クライマー界で良く聞きそうではないです?

それ、楽しくない原因です。

だって、

 昔バカにされた → どーだ!(観客が必要)

 貧乏 → 成金見せびらかし (観客が必要)

 自分を変える系 → どーだ!(観客が必要)

 生きている実感 → アディクション (依存症)

と 上の3つには、幸福感に 観客、が必要、最後の一つは、アディクション(依存症、中毒)ってことになってしまいますよね。

つまり、自立していない。自分で自分を幸せに出来ていない。

■ 劣等感を見直す

つまり、もし何かが上手く行かない場合、自分の劣等感を見直すと、うまく行き始める場合が多いです。

人が、何を行動の動機にするか?という、動機の点で、人の動機には

 問題回避型

 と

 目的志向型

の二つがある、ということなのです。

■ 悲観的防衛主義を持とう

が、クライミング界では、例外的というか、悲観的防衛思考が不足しており、

 外岩に出る前に、ロープの技術を全く学んでこない

クライマーが多数です。

■ 岩場のマナー違反が減らない理由… 疾病利得、です

私の経験では、10年登っていても、50mシングルで、25mと35mのピッチをつなげて登ろうとすらします。それで、10年、5.12RP、偏差値50の普通レベルのクライマーです。

そんな状態で40年登り続けているのですから、そりゃ当然アクセス問題にもなろうというもの…

いくらJFAが口を酸っぱくして、迷惑駐車はダメだ、残置ビナは持って帰るな、等々、PRしても、そりゃ~こういう人たちが聞くわけないですよね…。

逆に聞いているヨイ子ちゃんだけが、閉鎖された岩場から登れなくなり、肝心の迷惑行為組は、JFAが言えば言うほど、ガラガラで空いてる岩場になって登りやすくていいわーとなります。

貸しきりにしたい、ってのが迷惑クライマーの真意で、ホワイトクライマーは一杯食わされています。コロナの時、閉鎖の岩場の最寄り駐車場にいっぱい停まっていましたよね。

というわけで、クライマー界の実態は、悪いことをしている人が現実的には利益がある、ようになっているんですよね。罰則などもないわけですし。

これは、心理学で、疾病利得、って言われています。

一般に無自覚ですが、クライマー界では、自覚ありそうです(笑)。

余談ですが、これ、アメリカの銃規制と同じなんですよ。アメリカでは規制しても悪い人は規制無視で、良い人だけが規制を聞くので、聞いたほうが損することになっている。

■ 自分のビジョンを確立するのが大事

さて、話を戻しますと、

一般に行動の動機は

 A)ネガティブを避けたい

 B)ポジティブを得たい

の2つの方向があります。 

ネガティブな出来事を避けたい人は、備えます。一番の備えが、保険ですね。あまり行き過ぎると失敗を恐れて前に出れなくなります。

ポジティブを得たい場合の代表的事例は、何でしょうか?モテたい、なら、ヘアカットする、とか、そういうのですかね?モテたい男性が、一流企業に入るとかも入るかもですね。

人間は、どちらもしますが、ポジティブな動機、〇〇したい、が強いほうが、行動の動機として強力だということなのです。

なので、例えば、ジムの経営にしても、

 ビジョンを持つ、

というのは大事なのです。

■ ビジョンは持っていないようで、皆、持っているもの

私は、別にビジョンなどなく、クライミングはただ楽しいからやっていたんですが、言われてみたらありました。

師匠の青ちゃんとの二人だけのクライミングには、いつも、できるだけ若い男性などの、

 今からの子、

を連れていくようにしていました。だから、ギリギリボーイズの伊藤さんも来てくれたのです。

大体、クライミングで安全なのは、3~4人だし、あと一人いないと、写真も取れないし、ビレイがちゃんとしているか、見張りもできない。

つまり、私のビジョンは、

 みんなで登る

だったわけです。インクルーシブ、ということです。

これって、

 岩場の課題がそもそも挑戦状

 これを登れない奴は来んな!

と言っている外岩の構造と真逆ですよね?

つまり、日本の外岩は、大体全部、インクルーシブの反対で、エクスクルーシブなんです。

特権主義的という意味です。

これをクライミングジムに置き換えると?

もし、初心者もどうぞ~とインクルーシブなPRをホームページで歌いながら、実際のジムは、常連さんが固まっていて、なんか居づらーい雰囲気だったりしたら…?

要するに、言っていることと現実がマッチしていない、

つまり、マーケティング失敗事例ってことですよ。

処方箋は、自分はもともと、どんな思いでジムを立ち上げたのか?初心に帰ることです。

自分を固めた後、立ち止まって、本当はどんなジムにしたかったのか?心に問いましょう、そしてそれを実現させる活動をしましょう。

そうすれば、生きていることが楽しく、ジム運営が楽しくて仕方なくなりますよ!