2023/01/22

天気痛=タウリン、なら、高所登山=タウリン?

 ■ 高所への感受性                   

感受性が強い人は、5ヘクトパスカルで気分が悪くなるそうです。

私はそこまでセンシティブではありませんが、飛行機は海外へ飛ぶと必ず、すぐに降りれないほどの強い頭痛で、頭が割れそうに痛くなります。

新幹線がトンネルを通るくらいで、30ヘクトパスカルだそうで、私はこれくらいから頭痛です。

■ 2400mなら平気だけど

2400にある山小屋でしばらくバイトしていたことがありますけど、その時は順応して、後の山、楽勝でごぼう抜きにしましたが、九州に来てお天気痛復活。

お天気痛に弱い人は、

 気圧の変化

がダメです。 変化がダメなのであり、一定していれば低い気圧でもなれると思いますが、高所の順応って、上がって下がって、なんですよね・・・

まさに変化。どのくらいの気圧で自分がどうなるか?天気痛に弱い人は、下界でも、記録が有効だそうです。

たぶん、天気痛があるような人は、高所には向かないと思うんだけどな・・・


■ 自律神経=ホメオスタシス

人間の体にはホメオスタシスが備わっており、それがうまく働かない=自律神経失調症。

つまり、人間のできばえ、として、あんまり強くないってことだと思うんですが・・・。

子どものころから食がほそいなどの人は、B、マグネシウム、亜鉛などの摂取が不十分であることで、自律神経失調症を加速させてしまうようです。

精神科医の廣瀬ドクターによると、同じような症状の人に、

タウリン

が良く効いているそうなので、ということは?という

逆算で、高所登山の順応にもタウリンは良いのかもしれません。

後、栄養でいえば、ナイアシンは血管拡張作用があるので、凍傷の特効薬、です。

念のために備えて、ナイアシンを携帯しておくのはいい考えなのかもです。

リスペクタブル山や の講演情報

■ほら貝のゴルジュ

ほら貝のゴルジュって山岸さんの初登だったんですね
知らなかったなー。

私も行ったことがありますが、登るより、キャニオニングで下るのが楽しい沢です。

真夏の暑い日が待ち遠しくなる沢。

これのためにウエットスーツ買ったんですよね。買って良かったです。 

いいルート=みんなが遊べるフィールド。

■クラブ蒼氷

クラブ蒼氷って聞いたらすごいな!と思うのが普通の山やだと思いますが、今どきのクライマーって、無学なので、ツヨツヨ山岳会の名前を聞いても分からない。小川山レイバックで蒼氷の先輩と出会ったので、私はラッキーでした。

横浜蝸牛も三つ峠で初めて登った日に、同じ日に敗退記録が出ており、そうか~こんな強い人たちの会も敗退した日に鈴木さんは登ってくれたんだ~ありがたいなーって思いました。

人のことばかり見ている必要はないけど、記録を見慣れていないと、あまり自慢にならないようなのを投稿してしまうということになるような気がする。

■ 若い人はどこで指導を受けたらいいんでしょうね?

チーム84って今やってるのかなぁ・・・現代の強いクライマー(5.12がスイスイ登れて、40kg歩荷しても遅くならない人)は、アルパインの指導・・・ヒマラヤにこんな山があるんだよーとか、かな?・・・を先輩から受けたくても、行くところないんじゃないですかね?たぶん・・・ 

それ以前に、インドアジム出身クライマーが外岩に来て、インドアのやり方でポロポロ落ちて、岩場で事故ッている件をなんとかしたほうがいいかもしれませんが・・・私もどうしたらいいのか分かりません・・・引率のお母さんにされるのは嫌だからなー。

というので、ちゃんとした山やの講演は、聞く価値があると思います。 山にどのような態度で臨むのがかっこいいのか?とか分かると思う。

九州の人は、南谷さんをすごいと勘違いしていたくらいだからなー。

■  FBで回って来ました…

ーーーーー以下コピペですーーーーーーーーー

 地球永住計画公開対談「現代の冒険者たち」
山岸尚將(クラッククライマー)×関野吉晴
日時:1月24日 午後7時〜9時
場所:武蔵野プレイス4階フォーラムA
 申し込みは以下に
・当日払いチケット 1500円
https://www.kokuchpro.com/.../a326bfca9070d1c33164016298.../
・オンデマンド収録配信 視聴チケット 1000円(2月11日配信)
https://passmarket.yahoo.co.jp/.../detail/01y5hihx5iu21.html
https://chikyueiju-yamagishi2023.peatix.com
詳しくは公式ウェブサイトをご確認ください。
https://sites.google.com/.../gakuen/boukensha/yama2023
 

 山岸さん本人は「私はサラリーマンをしながら、子育てしながら、コツコツと山に登って来たので、現代の冒険者たち」に登場するような山登りはしてこなかった」と多くの名クライマーと同じようにとても謙虚なのですが、山での記録をみると、実に超一流クライマーなのです。
 奥さんも大学山岳部から社会人山岳会JECCでアルパインクライミングに傾倒してきて、共に国内外で登攀したり、子が出来ると、家族で山に登って来たそうです。
 当日は写真を見せてもらいながら、話を聞くのが楽しみです。(関野吉晴)
 

 山岸尚将 プロフィール
 1969年7月7日生  東京都豊島区出身
 幼少期から自然の中での活動に憧れ、中学生時代に本から得た知識で山を始める。 
 早稲田大学稲稜山岳会で本格的な登山を始める。
卒業後はサラリーマンとして働きながら、登攀クラブ蒼氷、山岳同人チーム84、遡行同人螳螂の仲間と共に活動する。
 様々なジャンルの登山を行ってきたが、克服、挑戦という意識はなく、生身の人間が自然の中で知恵や技を生かして行動すること自体を楽しんできた。
 中でも、岩や険しい山中に開けた自然の道ともいえる、沢、氷瀑、岩の割れ目(クラック、特に岩が大きく割れたワイドクラック)を生かして登ることに強い興味を持って活動してきた。
 シーカヤックや洞窟なども興味があり、やってみました。どれも最高に面白かったですが、結果的に一番やったのが山でした。
  沢登りでは
・2001年 山梨県笛吹川「ホラノ貝ゴルジュ」 フリー登攀(これ以前に記録なし)
・2003年 日本最大の滝である富山県の称名滝全段の初完登(チーム84の仲間と)
 アイスクライミングでは
・1990年代からテンションレス(道具にぶら下がらない)でのアイスクライミングを実行
2002年 高難度で知られる、南アルプス荒川出合の氷瀑「夢のブライダルベール」単独初登攀
ワイドクラックでは
2004年 山梨県瑞牆山不動沢で「不動の拳」(5.12d/13a)初登(ワイドクラックとしては日本最難)
・2005年 ワイオミング州ビデブーで「スクワット」(5.12b)登攀
・2013年 山梨県瑞牆山で「帝王」(5.12a)第2登
・2014年 山梨県瑞牆山不動沢で「Mr.スランプ」(5.11b)オンサイト
・2021年 長野県川上村で「ワイド百貨店」(5.12b)登攀
2022年 山梨県瑞牆山で「カーテンコール」(5.12a)オンサイト
などを登る。
 

※「5.12~」などの数字はクライミングのグレード。クライミングの難しさは、おおむね「5.~」という数字で表され、最も易しいものが5.0、最も難しいワイドクラックは現在5.14bである。
 

 妻亮子は大学山岳部から社会人山岳会JECCでアルパインクライミングに傾倒してきた。
 

共に米子不動の氷瀑「正露丸」テンションレス登攀などを共に行った後に結婚し、子供が2003年に誕生してからは、家族での行動も「生身の自分が自然の中で行動する」テーマの一部となり、子供と共に、マルチピッチのクライミングを、海外も含めて数多く行う。
この中で、安全確保を追求することの面白さを近年感じている。
(冒険とは、危険を冒すというよりは、不確定要素が多い中で、それをコントロールし、安全に行動することであると考えている。

ーーーーーーーーーー

■ オマケ 山崎さんとの思い出

師匠のお母さんが、お買い物依存症になってしまい、飲み屋でその苦労を聞かされたことがあったんですが・・・

「あたしなんて、それを中学生でやったんだよ!」と師匠に言ったら

「ほんま、大変やったね…」と返され、かなり癒されたんですが・・・

その時、いいね!押してくれたことが印象に残っており、

 そこらへんの男性クライマーにない共感力の高いクライマー

だと思っています。

娘さんや奥さんといつも登ってるのがステキで、こんなクライマーファミリーっていいよな~っていつも思う。

最近、8歳の子どもが、グランドティートンを登ったというコンラッド・アンカーの記事を、ジミー・チンが流していましたが、強い男性というのは、えーなんで俺がリードなんだよ~とか、えーなんで俺がビレイなんだよーとか言わないものだと思うな~

本気ルートは、ツヨツヨ男性同士で登りましょう(笑)。

2023/01/21

My health problem Updates B12 and Anamia

Knee dislocation and Anemia and Depression

Bad things comes in series... after I have gone to a trad sea cliff, in Kishira, Kagoshima with my climbing mentor, in 2019, I got a toned muscle in my right knee, there, I got another injury, a knee dislocation in the same leg, right leg, and then, I became very weak and sick, because of this anemia, caused by B12 and folic acid deficiency... 

My right leg first got weakend because of mussle strain... I had drived 4 to 5 hours straight and landed on the sea cliff with heavy pac on my back... so my muscle could not bare the weight. 

This is me reading 5.7 trad with injured leg.

I got injured even before I climb a climb.



so this is what happened. 

I had to stay in bed full two month, without any excercise. 

so This made me very weak.

After this injury, back them my climbing partner wanted to go to outdoor bouldering, and I dislocated my right leg knee, on landing from a boulder. 

I guess going to bouldering was a bad choice, I should have taken advantage of rope climbing. 

It was a really sad thing...  But I took this injury as a message that I am climbing with wrong people.  My mentor did not listened to me that I kept tellling him that I need to go see a doctor, so I could not go home for 2 days... also my climbing partner was a guy does not really understand climbing... he was interested in attracting people and getting approvemnet than enjoying climbing itself. He was a kind of person who is so proud of falling on 3 cams and they popping off, since it was poorly set. I was simply does not agree with climbing ethic with them. 

Two year off from climbing

After this knee injury, he stopped asking me for climbing so I was forcusing on my recovery.

But it does not cure at all... I stated to feel strang about it... injury should be cured about half a year or so... my orthpedican assuremed with X ray, that my knee is OK.

But I was feeling unstability on my knee and felt if I climb now, I will destroy my entire climbing life. 

so I was swimming and bicycling... but it was so strange that I don't get better sooner. 

Then, in 2022 winter, I became very depressive... like I want to kill myself.  There was another time I wanted to kill myself...it was long time ago, but I remembered that feeling so I realized this is a serious depression... 

Did I do something unusual... ? I asked myself and realized that I did became a vegan in this 4 years. 

I consulted a doctor in orthomolecular medicine and the test on my blood, and it said B12 and folic acid deficient, led to Anamia... my red blood cell was huge.  The test suggested also, I did not have enough protein and B6, magnesium and zinc.  

I was so surprised since I was totally confident about being vegan. But back then, I wasn't feeling good at all... I did not feel like going outdoor... 

so I changed my diet toward eating meat...  Now it's been half a year since I started to take vitamins and meat... based on the orthomolecurlar medicine theory... 

This is the vitamins I am taking currently;

  Vitamin C 1000mg X 3 times each meal

  Vitamin B 50  X 1 a day

  Citrate Magnesium  X 1 a day

  Zinc  X 1 a day 

I am going through my 2nd time blood test now, and to see how much improved. 

Meanwhile, my right knee doesn't feel right yet... even though it's been over 2 years now after the injury. 

I got a lot of time to think for this two years... I was teaching Yoga as my occupation but I could not teach since this injury... not just being able to climb in my spare time... 

It's been toughest time in my life loosing almost everything I earned... very low time. 

Now, it seems a bit improving that I find a next hobby that I can enjoy... MTB. 

Climbing is not really no.1 activities to do in Kyusyu... since almost every crag is installed 40 year old cut anchors, only few climbs are replaced into new bolts with modern strength of 25kN.  

I was watching UIAA, ice world cup and felt like climbing again... this southern island of Japan is the worst place for a ice climber, but... it is a climb I like most. 

Also my mountain bike mates are really great, not like climbers here in Kyusu... according to them, not just me feeling so, also them, think that climbers are death wishing in Kyusyu... climbing is attracting only those people who thinks climbing to enjoy adrenaline rush... I totally disagree and I was a pretty safe climber so it is no doubt that I don't agree with them...

                                  This is truly my feeling now.....






【クライミング指導法】成人クライマーに対する正しい指導

 ■ 日本には、成熟した大人の生涯スポーツに対する適切な指導がない

日本にないのは成熟したスポーツ文化。子どもは減って、老人と高齢者ばかりなのに、子供に対するのと同じスポーツ指導をするから、山は遭難ばかり、岩場は事故ばかり、になる。

子どものエリートに対する指導と同じレベルで、大人の指導は

 個別化教育 

が必要です。もう成長期ではないので、生徒を変えようと頑張るより、トレーニング内容を生徒に合うように変えるほうが有効です。つまり、子供を教えるより、より高度な教授法が必要ということです。(そんなことは常識ですが、どうも、クライミング界では理解されていない様ですよね)

例:

 子ども=3回落ちたら、ハイお終いでも、こどもが合わせる

 大人=3回落ちたら、ハイお終いは合う人と合わない人がいる。

一度も落ちずに粘って、クライムダウンして、レッドポイントする私みたいな人がいるかと思えば、2時間ハングドックして解決するタイプの人もいる。

大事なことは、どうするか、は、本人が決める、ということです。 

本人が決めるのが創造性。自分のクライミングとはこのようなクライミングです、と言えるということが大事です。

私は、2時間ハングドッグで粘って、5.12が登れました、みたいな瞬間風速追及型クライミングはいやで、同じレッドポイントでも、安直にロープにぶら下がるのではなく、一度クライムダウンして、再度、トライする、というスタイルが好きです。

■ 子供と違い、大人は自分で、自分の個性を自覚することができる

大人は子供とは違い、自分のトレーニング内容を自分で管理することができます。

伴奏も、子供ほどの密着度はイラナイ。最近どうですか?とコーチが無理をしていないかチェックするレベルでOKです。

 子ども= クライミング4時間ぶっ続け = 体を壊さないで、成長する

 大人 = クライミングを休んだら、休息が得れて、成長する

私は、故・吉田和正さんに、ジムに長居し過ぎだと言われて、ジムに行くの辞めたら、登れるようになり、一同ビックリでした。

■ インチャの癒しとは?

 (まずい二次体験)を (良い二次体験)に

 (自分で変更する活動)

と理解しました。

https://www.summary.pureheart-counseling.com/description-of-basic/0300-2/

その際に無意識を書き換えるのが大事です。書き換えには、暗示のテクニックを使います。

不味い1次経験しかないのが私の福岡クライミング…良い2次経験に書き換えが必要です。

書き換えは、水泳、マウンテンバイク、テニスで行うことにしました。

■ 暗示のテクニック 

二度イエスという言葉を引き出してから、次に、肯定的な態度を示す言葉で上書きします。

最後にもう一度相手に寄り添います。

例:

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『トップロープのときはいいんだけど、リード怖いでしょ』
 

「そうか、怖いよね」  → ペーシング 一回目

「ボルトが遠いとき、怖いのね」


「そうか、ボルトが遠いと怖いのは当然だね」 → 二回目ペーシング

「ムーブで登るのが、クライミングの基本だから、怖いと感知できたときに、根拠なく突っ込むのは、感心できないね。その課題は、もう少し細かい足が拾える力がついたときに置いておく、というのはどうだろうね? これが登れなくても、弱虫ってことにはならないよ」 

→ リーディング

「そうか、ならそうする」

「そうだね。細かい足を拾う課題、がんばってみよう」→ 3回目ペーシング

「うん」
ーーーーーーーー

これがコーチたるもの、きちんと誘導できている、つまり、指導で来ている事例です。

大人は自分でこれをやっています。なんで、落ちろ落ちろって余計なお世話なんですよ!

40年ものカットアンカーの外岩リードで、安直にデッドで取っていたら、そいつは素質の無いクライマーです。

登らないなら、登らないで、大人のクライマーには、きちんとした理由があるもの。落ちたがらないなら、落ちたがらないで、きちんとした理由があるもの。

自分のクライミングスタイル…時に無謀…を相手に押し付けるのは辞めましょう。

 例:迷ったらハードプッシュ 

その心:フィジカルが弱い人が迷ったときハードプッシュしていたら落ちるだけです。

登れるだけでロープの使い方を分かっていなかった典型的スポーツクライマーのリード画像

 ロープが屈曲して出なくなり、落ちてもビレイヤーには何の衝撃も来ない 

しかも、このロープ私の。スポーツクライミング出身の人には、ロープは、ぬらさないところから教えないといけません。

学習:ロープを人に貸さない

体質に合った食事法を身に着ける

■ 体質に合った食事法を見つける

一般的には、食事の内容というのは、住んでいる場所に拘束されるので、個人の自由にはならない、というのが普通かな~とは思いますが… とはいえ、遺伝型でふと気が付きました。なんか玄米菜食が合わない体質みたいなんです。

ハプログループDの人は狩猟採取型みたいで、私に合うのは、赤身肉、みたいなんですよね…。アメリカにいたころは、ブリトーで生き延びていましたが(笑)、別に太りもしなかったしなぁ。アトピーが良くなったという結果付きでした。ブリトーの中身は、大体、豆と豚肉、チーズです。

■ 卵、肉類を増やす

『野菜中心をやめなさい』という本を読んで、 https://amzn.to/3GYPfIU


一食50gくらいを目安にしていた肉と一日一個を目安にしていた卵を、それぞれ


 50g→100g
 1個 → 3個
 チーズ好きなだけ
 
へ増やしてみることにします。

この本では、 肉 一日 200g、卵 3個、チーズ120gを推奨しています。一般成人男性はこのくらいは平気で食べれそうです。この量を確保したのち、野菜、炭水化物などの糖質は、自由にしてよいようになっています。

チーズは高級品だし、し好品なので、一日120gは、財布的に無理そう。雪印カマンベールを6個入り一つだと25gくらいだろうか。買い物による欲求不満解消は、チーズで解消しようかと思います(笑)。

ここ最近、近所のスーパーの肉売り場をほっつき歩いているのですが、国産しか扱っていないスーパーもあるほどで、赤身主体の輸入牛肉が手に入らないという状況っぽいです。反対なのかと思っていたので、多少驚いています。もう何年も肉売り場とは疎遠でした。

今日は初めてスマートトライアルにいき、豪州ステーキが600円くらいだったので購入。しかし、半分くらいで満腹です。驚きのハイテクスーパーでした。

食べれない人は小分け作戦が有効だそうです。

■ 病気でないのが健康、ではない

現代の医療は、病気でなければ健康(例:胃がん)としていますが、胃の問題にしろ、悪性貧血となる(=症状がでる)まで放置すれば、当然、そのプロセスでも、健康ではありません。

本当の健康には、数段階あるそうです。周りの人…医師…が考える健康(胃がんはない)に入っていても、本人の感じ方で、快調でなければ、それは質の劣る健康、病気でないってだけの健康です。

■ サプリは良いお金の使い方

ザ・ベストの健康を皆が求めるようになったら、iherbにサプリ市場を独占される羽目になるのかも?というのは、ファンケルとか太刀打ちできようはずがない格安です。なんであんなに安いのか謎。

サプリは医療ではあまりに効果がありすぎるためにバッシングされた歴史があるそうですが、この安さで効いてしまっては、他に選択肢があっても、かすんで見える安さです。特にビタミンc。

亜鉛やマグネシウムは、サプリの低価格の恩恵も受けにくく、元々吸収が悪いので、貝類やにがり、あるいはエプソムソルトが良いかもしれませんが… 

ビタミンcとB50に関しては、もう右に出るものがないカモです。

■ 睡眠が劇的に改善したナイアシン

私はナイアシンも取っているので、劇的に睡眠が改善しました。もともとアレルギーが強くヒスタミンが溜まりやすい体質のように思います。ナイアシンはヒスタミンを開放するそうなので、3年コースで取る予定です。

オマケで、明晰夢を自由自在に見れるようになった(笑)。


■ 基本的健康に高額サプリは不要。

私が取っている食事とサプリの戦略は、現在のところ、基本的な栄養素に限定されており、特に高機能サプリは取り入れていません。 高機能サプリは、非常に高額で効果もあいまいなものが多く、サプリの選別や取捨選択が難しい場合が多いです。

一つ例外は、統合失調症(気分循環性障害)に廣瀬ドクターが進める、タウリンです。これはアミノ酸の一種です。

私は、気分が一定しない、雨の日の天気痛、もとがアダルトチルドレンなどがあり、タウリンが効くと廣瀬ドクターの動画にあったので、取ったらホントに効きました。が、お薬見たいに効くので、めったに使わない系です。

天気予報を見て低気圧の接近に合わせてタウリンを取ると良いかもしれません。

■ プロテインと糖質

山の食事で問題になるのは、エネルギー主体の、高炭水化物食を取ると、ビタミンB群が体内から使われてしまい、枯渇することです。

体はエネルギーが足りないと、筋肉を分解して、エネルギーに変えてしまいます。最初に使われるのが要らない筋肉。

私の上腕の逞しかった腕の筋肉は、すっかりいなくなりました。腕はイラナイからですねぇ…

もともと食が細い人は、胃で消化されるタンパク質は、食べると胃が重く感じられるので、どうしても、胃の軽さを快適と感じて、胃はスルーして腸へいく糖質を取りがちです。お砂糖はすぐエネルギーになるからですね。

そうすると、ビタミンB群が消費されることになり、より疲れやすい体質が強化されてしまいます。

もちろん、運動時にその場ですぐにエネルギーになる糖質を取るのはいいのですが、糖質以外で通常はエネルギーを作るのが良いように思います。

OL時代、お昼はお弁当や近所のうどん屋さん、みたいな食生活でした。

そのつけは、クライミングで疲れやすい体質、で現れました。雪山登山の前は、お餅で糖質ローディングが定番でしたが、今朝にお餅を食べると?頭がくらくらします。

というので、食には、TPOというものがあります。

以前、山屋の強さの元は内臓、と聞いたことがありますが、 

 生まれついた消化力の強さ=アスリートとしての資質

であることは間違いないと思います。

そうでない人に同じのを求めないでください。






貧乏人の味方 iherbのススメ

■ ベーシックサプリは、格安

ビタミンcサプリが切れたので、今必要なのはこれだけだし…と、近所のドラッグストアで購入しようかと思ったのですが、あまりに高額で挫折しました。一袋980円とか、うそでしょ、と思います。iherbも、実はこのところ高価格化しているそうですが。

 やはり、iherbに匹敵する安さのサプリは、国内では見つけられないようです。

このように購入しました。

ビタミンc 60粒 1000㎎ 284円 ×3 1日3粒=2か月分

ビタミンB50 60粒     608円   2か月分

マグネシウム 100粒     1205円   

亜鉛 60粒          248円 

ビタミンcサプリは、消耗が激しいので3つ注文しないと、注文のタイミングがずれてしまうと学習。1カプセル1000㎎で60粒入りだと、60粒入りでも、毎食後なので、20日でなくなる。一日3gのビタミンcはあまり多い方に入らないです。アスリートにはもっと必要だと思われます。

他に絶対切らしたくないB50…608円。B50は、食生活の内容が糖質に偏っている人には必須です。糖質を消化するときにB群が使用されてしまうからです。私は、ぐるぐる思考とブレインフォグがB50で良くなりました。B50なしの生活は今では考えられません。ただ、20代の若いころ、この快適さが分かったか?というと分からなかったと思います。今、会社勤めではなく非常に穏やかに暮らしているので、意識を体のほうへ向けることができ、感受性が高まったから分かったことで、そうでない限り、無視してしまっていたかもしれません。B50は、本当に現代人に枯渇する栄養素ですので、ぜひ取られてみてください。働き盛りの人にお勧めです。

亜鉛248円、マグネシウム1205円。亜鉛は、男性にも欠乏しがちなミネラルです。精子に元気がない人=亜鉛不足の人。マグネシウムは、アスリートはこむら返りを防ぐミネラルとして有名ですね。しかし、マグネシウムは、とても吸収が悪いので、お風呂にエプソムソルトを入れる、などのヘルスケアのほうが良いかもしれません。購入の際は、クエン酸化マグネシウムを買わないと意味がありません。例えば、酸化マグネシウムはただの下剤です。

トータル3333円だった…これで、2か月分。一か月に直すと、約1700円くらい。食品でとると、これ以上安くはできないくらいになります。

食品で、毎日Cを3g取ろうとすると、どんだけ大量に食べないといけないのだろうか?ということになるよなぁ… 

昨日はシジミ汁を飲んだが、シジミでも1パック200円くらいで、結局、食品添加物の害(サプリには様々な添加物が使われることが多いです)について目をつぶれるなら、サプリの方が絶対的に食費的には安くなります。

添加物も、ビタミンcなどは、アスコルビン酸ですから、あまり気にすることはないような気がしますね。気にした方がいいのは、抽出のより厳密なものや、固形化が困難な成分のように思います。

栄養学の歴史上、サプリがあまりに病気を解決するので、医療から妬まれ、阻害されてきた歴史があります。

■ 精神症状に隠れた身体症状

私は一気に鬱になり、おかしいと気が付きましたが、精神科に行ってしまうと、投薬で栄養欠損という根本原因がわからないまま、悪循環の道をひた走ることになってしまいます。

私の根本原因は、胃酸の出が悪いこと、です。もともと食が細い。=栄養にならない = 造血されない =貧血 です。

と言っても貧血の原因は、鉄ばかりではなく、F2+をとっても、私の症状は解決しません。B12と葉酸が必要なのです。 この場合、投薬でも解決しません。鬱などの症状を対症療法で解決しても、全く無意味な投薬で、むしろ、胃をさらに荒らし、腸内環境を悪化させてしまいます。

現在は、胃腸を専門とする医師のもとで、2度目の血液検査を受けているところです。それでも、胃酸が出ない、というような、死に直結しない症状は、医者は 主訴としてみません。しかし、胃酸が出ない=食品が栄養になっていない=マイルドな死、ですから。

”人が老る”ということは、”消化力が弱る”ということです。

若い時と体形が変わってしまった、骨川筋衛門になってしまった、という方は栄養を少し見直されることをお勧めします

(正確なことは血液検査に現れていますが、症状でも予測がつきます)

ちなみにプロテイン不足とB軍の欠乏は、認知症の主原因と目されています。 精神症状の裏には、栄養欠損があることがほとんどなのです。

『モリソン先生のルールアウト』 より 悪性貧血=B12欠乏 です

コップの水は、半分もあるか?半分しかないか?12しか登れないのか、12も登れるのか?

■ 今日も基礎心理学のお勉強

”コップの水が半分しかない”、というものの見方は、ネガティブシンキングとして否定されている現代ですが、私は、強すぎるポジティブシンキングは、頭がお花畑、とでも表現すべき事態だと思うんですよね。

ネガティブでもなく、ポジティブでもなく、客観的、な切り分けが必要です。それを分けるのは?コップの置かれた環境です。

 もある  → 水道が整備されている場所では、も、になる
 しかない → 砂漠  では、貴重なので、しかない、になる

https://www.summary.pureheart-counseling.com/description-of-basic/0300-2/

■ 私の妄想か?それとも社会の妄想か?

要するに、同じ半分の水でも、

環境が豊か = 貴重性はなく、もある、になる

環境が乏しい= 貴重性があり、しかない、になる

ーーーーーーーーー

その背景を理解しないで砂漠のど真ん中にいる人に、暗示注入的に「コップ半分も水がある」と思い込ませようとしても、それは無理なことです。

逆に、近くに水道があると思えば、「コップに半分も水がある」と思えるでしょうし、砂漠のど真ん中に居れば「コップ半分しか水はない」と思うのも当然です。

ーーーーーーーーーー

で、九州のクライミングは、” 暗示注入的に「コップ半分も水がある」と思い込ませようとしても、それは無理なこと” を実証実験したような経験でした。

九州はクライミング砂漠なのです。

 40年前のカットアンカーの岩場 ”しか” ない。

と私が感じても、まぁ仕方がないことでしょう。

■ 砂漠でも成長はできる ただし条件付き     

  ・ところで、そこは本当に砂漠ですか?
  ・あなたにとっての本当の砂漠とは、どこのことなのでしょう?

という質問がありますが、本当の砂漠は、

  岩場がないという砂漠ではなく、クライミング教育の砂漠、

です。

スポーツクライミング(人工壁)教育 をそのまま外岩に持ち込んだ教育をしている点。そのために、すぐ落ちるクライミングを外岩で推奨してしまっている点。インドアグレードをそのまま外岩に適用してしまっている点、です。

インドアと外岩は、外的リスクが全く違います。インドアでは、落石はほとんどありませんが、外岩では常にリスクがあります。ホールドが外れるとかもそうですね。

■ 私にとっての本当の砂漠とは?

私の心に寄り添う能力があるビレイヤーがいないことですね。そういう関係性なしに、好きに登って取れるクライミング能力はもう身に着けてしまったからです。

自分より深いクライミング理解がない人とは、相手の方が登れるグレードが上でも、一緒には登れませんね。

 ■ おまけ 5.12RPはどのようなグレードか?

5.12も登れる   → 昔のほとんどの人が5.9止まりだった時代は、も、になる
5.12しか登れない → 現代の大抵の男子は5.12RPは普通の時代は、しかない、になる

 ■ おまけ 5.12オンサイトはどのようなグレードか?

5.12も登れる   → 昔のほとんどの人が5.9止まりだった時代は、神、になる
5.12しか登れない → 現代の大抵の男子は5.12RPは普通の時代は、俺もいつか、になる

          分かっていない終了点 事例
 

2023/01/20

ムーブは阿頼耶識に蓄えられている

■ ムーブは阿頼耶識に蓄えられている 

さっき明晰夢を見て分かったのですが、色々な情報が阿頼耶識(無意識)に蓄えられていますが…
 

ムーブ
 

もその一つで、出てくるきっかけは、
 

 危機感
 

あるいは、
 

 自己有能感
 

とかそんなのです。 危機感(=怖い)で、出てくる体質だったのですが、九州に来て最悪なことは、危機感で固まるモロー反射のほうが優勢になったことです。 

なんせ、九州のボルトボロイし、指導者も、まだクライミング数年の私よりもクライミングを分かっていない人しかおらず…(汗) 私が逆コーチングしないといけなくなりました…(このブログってほとんど逆コーチング内容になっていますよね)

それにしても、自己効力感によるムーブの発動に塗り替えよ、という天のお達しかもしれません。

というのはラオスでめちゃ成長したので…。ラオスはめちゃくちゃ自己効力感が高まった場所でした。つまり、目の上のたんこぶ、だったみたいなんですよね…相方、あるいは間違った指導。

阿頼耶識にムーブはため込めるのですが、出てくるときは、何か理由がいる、というのが、大体のクライマーがアドレナリンジャンキーに陥る理由かもしれません。

■ 明晰夢

 いつも朝起きる時間に起きないで再度寝て、明晰夢を観れるかやってみたら、出来た☆

■ 原始反射 

アスリートでもけがからの復帰で、原始反射が出ることがあるそうです。

墜落=ふいの動き = 反射が出やすい  

です。もう、ホントに、根拠ない落ちろ落ちろコールは、私の成長に100害あって一利なしでしたね。 

事例としては、

 ・4本 5.10Aを登ったらすぐ10bに行く

 ・3回落ちたら降りる

 ・外岩で落ちるまで登る

です。2時間ハングドッグして登れるようになる人もいる世界です。自分が登るやり方を、人に押し付ける=コーチのエゴです。どうやったら自分が登れるようになるのか?はクライマーが個人で発見していくものです。そのサポートをするのがコーチ。

寄り添い力がない、ただビレイするだけのコーチでは…


 

子どもを教える人は、分子栄養学と原始反射を取るエクササイズで、子供の運動神経を向上できます。

子どもに吐くほど食べさせるサッカー合宿の世話を岩根でやったことがありますが…、全く意味なしで、分子栄養学の知見にのっとったメニュー開発が必要だと思いました。

こんなのがいいです。

 1)スープはあさりもしくはいりこのおだし

 2)酢の物が最初に出される(わかめ、タコなど)

 3)メインは、消化しやすいミンチを使ったメニュー。

  赤身肉、鶏肉、豚肉。日本の霜降りはNG。

 4)野菜は根菜以外の野菜をたくさん。ビタミン類が欠乏しているハウスものではなく、路地で有機栽培のもの。自然農ではなくても良いが、窒素過多の畑のものは避ける。(放置したら腐る野菜はNG、枯れる野菜)シュウ酸の蓄積を避ける。

 5)糖質は最後に食べる (白いご飯ならソバ粉入り、もしくは玄米や五穀米)

 6)間食にナッツ、いりこ、などを食べる。(マグネシウム補給)

 7)間食にプロテインドリンクを飲む。胃が弱い人は、アミノ酸ドリンクを飲む。

  8)お風呂にエプソムソルトを入れる(マグネシウム補給)

 9)ビタミンC、B50,はサプリで取る

 10)血液検査を受けて、自分の現在の栄養充足をチェックする 

良くないのが、おにぎり、たくあん、お味噌汁、以上終わりのような糖質中心食です。

現代のプロテイン飲料は、スクラロースとかアステルファムKのような有害な甘味料や添加物が入っているので、それらがないものを選びましょう。

2023/01/19

アイスのピッチグレード表

 九州のクライマーって、このグレーディング表見ていないから、アイスってだけで、

スゲー

ってなるんじゃないですかね?? もしかして…。自慢するグレードが低すぎる問題もここから来ているのでは…。

こみねっち、720mの氷瀑登ったそうですよ…

■ D5以下は意味なし

WI6が登れるくらいが、WI5をリードできる力なので、私はちょうどそのころにいたんだが、Dに直すと、それはD5。

現在の一般的な男性は、たぶんD7くらいは最初から登れるはず(なぜなら私がD5なのだから)で、世界のトップクラスは、D15とかD14の話をしている。

つまり、D5というのは、一昔前の山岳会のリーダーレベルで、たぶん私の想像では、5.9ですごいね~と言われていた時代の価値基準だろう…

野北でリードできるだけでスゴイと言われていたんだよ~と米澤さんも言っていたしな~。

そんなこんなで、古いバージョンの、”登れる人認定”だと、現代の基準では、まだ新米、ってレベルの人に、登れる人認定を出してしまうということになる。

5.12RPっていうのは、RPだから、瞬間風速… 瞬間風速ではなく、持久的にずっと12が登れてほしいのが現代のトップクラス… おなじ12でも、中身が違うのである…。

2023/01/18

How to master a secure cam setting

■ About Yoshida

When I start climbing in Yamanashi in 2015, I was learning from past climbing guide Kazumasa Yoshida who had climbed 5.13d in 1989 in Mars, Jogasaki(Now it is graded 14a so if it was properly graded then, he was the top climber at that point. this is a very famous story in Japan)

 This is mars.
 

 He was the one whom I asked for a secure climbing technique.  But he died before I learn how to master a secure cam setting from him... more precisely I was climbing 5.8 crack on-sight back then so I did not really needed to fall on a cam. 

I needed a stronger jamming technique,  perhaps as strong as I can climb 11a on trad with top rope, then move on to lead. 

But I wanted to learn how to set a secure protection(cam, or nuts=passive), before I move on to the next level... so when I came to Kyusyu, in 2017, I was easily climbing 10a,b kind of trad climb, as a second( on a top rope) but struggling to lead that climb, since in lead climb, I need much bigger risk margin. 

Back then, the climbers I was hanging, did not understand this, they were a kind of climber whom cams had been popping off when he fall on them... 3 cams came off and he still alive! was his victory... so I was horrified than impressed. 

Now, I get a cam placement advice from reliable source. 

So this is how:

ーーーーーーーーーHow to set a secure protection ーーーーーーーーー

Know the climb by top rope

Using the top rope as a backup, place the protections.

Make an experimental fall on the protection you've set.  Back up will catch you.


Test failed -> protection fail 

test succeeded -> protection catches your fall

THINK!!!

feed back your thinking and adjustment to the setting

Now, move on to the lead climb

RP

ーーーーーーーーーーーーーー

Do your mock lead!

With a ‘mock lead’ you can also build awareness of how far you would fall if your gear failed or if you fell while trying to place it.  

It’s the best and safest way to learn lead climbing, even for sport climbing.

 

父性の癒しをゲットしそこないました… 二次体験の方が重要

 ■ 子ども時代のやり直し感

があったんですよね。山梨時代。大人なのに環境的に、「さぁ、遊びなさい!」みたいなことになってしまい…

それで、師匠が何人もできたのですが、それは、父親代わり、みたいな感じが当時からありました。イコールのパートナーではなく、庇護される、守ってもらう、という明らかな関係性を感じていました。

これは、私だけがそうなのではなく、どんな自立した人でも、すべての人が通る道です。というのは、クライマーなら誰でも、ですが、基本、新人は

 ”分かっていないことが分かっていない”

からです。

昨日、こちらの本、https://books.rakuten.co.jp/rb/978501/ 

『父生術』を読んだのですが、なんと、かなりの癒しでした…

驚いた。

モーレツサラリーマンが、4歳の息子を世話する中で、

 幼児の世界観に寄り添う=父性を得ていく

話です。 

ーーーーーーーーーーーーーーーー 引用ーーーー

2月22日

再び、玄の学校が始まった。

『お友達といるときはいいんだけど、休み時間に初めて外に出る時怖いでしょ』

「何が怖いの?」

「初めて出るとき、怖いのね」

「どうして怖いの?」

『だって、怖いじゃない』

まだ、外では独りぼっちなのだろう。

再び私の脳裏には、泥だらけの縄とびロープを拾って、校庭の片隅で休み時間が終わるのを待っている少年の影が浮かんだ。

私は、『バーバパパのいえさがし』を読んだあと、横に寝ている息子の横顔から天井に目を移しながら声をつまらせた。今日もだったんだねぇ。でも、泣かないで良く頑張ったね。そう思いながら、慰める言葉も出ない。情けないけど、どう言ってやればいいか分からない。

ーーーーーーーー

このお父さんは、子供にお弁当を作ってやるのですが、イギリスなので、日本みたいな昼食スタイルじゃないんですよね…私も知っていますが、欧米のランチタイムって、ほんとにスナックで、がっつりお昼ご飯って感じじゃないです。

ピーナツバター&ジェリーサンドで終わり。そんな感じなので、日本風にぎゅうぎゅうにお弁当を一杯詰めてしまうと、食べるのに時間がかかって、それで、息子は友達の遊びの輪に入るタイミングを逸してしまうのです。

そのことに父が気が付くのは、うんと後なのです。 

考えてみたら、私がラオスで、水を得た魚のようになれたのは、そもそも欧米カルチャーで社会人デビューをした人だったからかもしれませんね。

■ 寄り添いが必要だった、クラックのプロテクションの配置問題

父性の問題とも、単なる知性、洞察力の問題ともいえますが…

チビには、自分のカムセットで登らないと、プロテクションは”保護具”として意味をなさない

って点について、私の本当の願いは、

 父性=理解を受け取りたかった

ということなのだと分かりました。この子のように、今、この子が苦労している点は、正当な苦労で、この子がダメな奴、だからできないのではない、という共感、心の寄り添い、理解、ということです。

だって、何百歩も譲っても、遠いプロテクションが私には意味がないことは、真実なのですから(笑)。

 えー、なんでこれが怖いんだよ!

っていうのは、そのプロテクションの位置で、ちょうどよい人の価値観の押し付け、です。

なので、師匠の設置したカムで、ピンクポイントしなさい、は、親のエゴ、と同じことだったのです。

俺の弁当が食えないのか?!と同じレベルの(笑)。

だから、私は子供時代の再演をする中で、最後の最後、安心してクラックをリードする、誰かに自分の事情を理解されながら、納得ずくでリードするという関係性の構築に失敗したのです。

簡単に言うと、クライミングパートナーから愛を貰えなかった、ということです。

自分はたっぷりあげているのにね… 

■ 試案

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2月22日

再び、クライミングが始まった。

『トップロープのときはいいんだけど、リード怖いでしょ』

「何が怖いの?」

「ボルト遠いとき、怖いのね」

「どうして怖いの?」

『だって、怖いじゃない』

核心ムーブの前にクリップできないのだろう。

再び私の脳裏には、壁の真ん中で、進退窮まって涙を流している女性の影が浮かんだ。

私は、『大蛇山 5.10c』を登ったあと、助手席に座っている相方の横顔から路上に目を移しながら声をつまらせた。今日もだったんだねぇ。でも、泣かないで良く頑張ったね。そう思いながら、慰める言葉も出ない。情けないけど、どう言ってやればいいか分からない。

ーーーーーーーー

こんなところですかね?遠いクリップが怖いだけでなく、リアルな命の危険であることは、届く人には理解できないのですから。

■ 今となっては、もうどうでもいいかもしれないが…

とりあえず、やっておいた方がいいのかなぁ…

クラックのカムの設置の習得。

しかし、心から信頼できるビレイヤーがいないしな…

台湾のケリーにビレイしてもらってクラックを習得する、というのも考えましたが…。

スティーブが、BMCトラッドフェスに誘ってくれたとき、プロテクションを習得に行くのだ、ということにまでは、思考が進んでいなかったので、せっかくの機会を得損ねましたが…

行けばよかったのかも?

そこは、自己愛、と、自分のクライミングニーズに関する理解が、浅かったので、

 そんな遠くまで行かないでも…

と思ってしまったのでした。いやはや、スコットランドくんだりまでは、なかなか行く気になれないですよねぇ…

■ 理解される

自分の安全が何か?

ということを理解されるのは、

 父性の有無に関係なく、クライマーなら誰でもビレイヤーから得れて当然の権利

 です。

そこのところは、日本のクライミングは、とても遅れています。たぶん、

 女性が登り始めたのは、ごく最近、子供が登り始めたのは、さらに最近 

という事情によるのだと思いますが、

 女性から見たクライミング、子供から見たクライミングという視点の多様性

を、現在、主流派である男性は、拒否しています。おれはそう思わねえ、と主流派の意図を押し通し、女性や子供にダメ認定するほうがラクチンだからですね…

しかし、山梨で人工壁登っていた頃でも、私には核心部の被りで長ヌン、でしたよ?

昨日はアイスクライミングのワールドカップを拝見していましたが、ほぼほぼ、全中間支点で、長ヌン… 人工壁で、ですからね。

  自分の身が危険にさらされる方がカッコイイ、

というものの見方自体が、どこか、昭和的というか、時代遅れ感、というものを漂わせているように思います。

私が真に求めているもの…それは、後輩の私の側が、逆コーチングなんてしてやらなくていい真に、

 尊敬できるクライマー、ですね。

それはランナウト王子ではないことは明らかでしょう。

低い位置の方がグランドフォールのリスクは大きい。登り始めの方がプロテクションは用心がいる。

2023/01/17

為末大 アスリートのセリフ

■『諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない』

を読みました。 https://amzn.to/3QI4zOy

為末さんみたいに、競技人生から人生のエッセンスを語ってくれる人、登山界になかなかでないですね…。

■ 為末語録 1 勝てなくて申し訳ない = 罪悪感

 
 クライミング界で

お気の毒人材NO1は 野口選手ですよね…

しかし、実は、私は

父親が元クライマーで息子にクライミングを…という2世にも人によっては、

 気の毒感

があります。私も「チャングム、母の仇をとっておくれ」路線で育てられたからな~

子どもは親を喜ばせたいので、子供本人の望みなのか、親の望みなのか?分からなくなるんですよね。

私の母は、私が常に100点を取るので、95点だと怒るし、高校ではビリになったのに、厳しくしさえすればいいと思ったみたいでしたが、どうあがいても、超えれない違いはあります。

15歳の人と、50歳が同じ成長スピードで成長したら、その50歳の人は、人間じゃないです。

私は普通の人間でいるのしかしたくないし、できないんだよな~と思うんですよね。だからって私が悪い訳じゃない。ごく当然です。

5.12登りたいのかなぁと自分に問い合わせてみましたが、必要となる努力の大きさと比して、ご褒美が小さすぎて、結構どうでもいい、という目標だということが分かりました。

■  コーチを吟味しましょう

 

この感覚で言えば、九州にはまともなコーチはいません。樋口先生が例外かな。

山岳会の先輩やベテランと自称する人をうのみにするのは辞め、適当な書籍や、古い岳人を参考にしましょう。

俺の言うとおりにしたら登れるようになる、という人は、個性の違いを見極めきれない人です。 

大人になってクライミングを始めた現代の初心者に、18歳大学生男子と同じ指導法では、体が壊れてしまいます。

■  身軽にしておく

生きていくために必要なサイズを小さくしておくというのは、どのクライマーにも有効です。

大体生活ってどんどん大きくなっていきます。 これだけしかかからないのか~となるのを目指したいところですね。

■ 死を見つめる

結局、

  本当は

どう生きたいのか?ということが問題になるということです。死を前にすると。

死のマイルドバージョンが、老い、です。

結局、白亜スラブのようにクライマーの子守りをしながら自然と戯れるのより、山として、価値がないとされている標高100m程度の里山で、マウンテンバイクに乗っている方が、私は楽しいみたいなんですよね…。

インスボンでは、登っていなくても、普通にインスボン周辺の山を歩いているだけで幸福でした。けっこう実証されました。あれ、相方は30回も通っていても、全く周辺の山は無知だったので、なんか明らかでしたね…。

ここまでの私のクライミングは、

  お付き合いクライミング、

です。お付き合いクライミングで、これだけ成果が上がったのだから、万々歳ですね。

しかも、誰も私の行きたいクライミングには、お返しでお付き合いはしてくれないので(笑)。

アイスクライミングはしたいと思いますが、子供のころ、アイススケートは好きだったけど、ローラースケートはダメでした…なんせ道路で転倒するのは、大怪我するでしょう?

岩と氷の差は、小さい時から明らかだったのでした。

死をまじかに感じることで、人は、自分が本当に自分の人生を生きたのか?どうか?ということについて身につまされるものだと思います。

まず自分の人生を生きて、それから、人のこと、です。

自分の人生を生きる前に、人生が手遅れになり、あるいは、手遅れになったと思ってしまい、代わりに子供に、遅れを取り戻してもらっちゃおう、というのが、子供に自分のなりたかったものを実現してもらう親です。

そういう風な親をもってしまうと、子供は20代にはすっかりレールの上に乗っかっており、別の道を選ぶために使えるゴールデンエイジ(8~18歳)を自分の道を作るためには使っていないということになり、多大な足かせを引きづることになります。

たとえ、そうなってしまったとしても…、いつの年齢から気が付いても、

自分の人生を生きる

ということの課題から目を背けなかった、という栄誉は残ります。

最近の私の成果は、

 分子栄養学 & MTB

です。クライミング時代は

 アウトドア好きの発見 & 外国好きの発見

でした。元々の資質に

 読書好き & 語学堪能 & 体が柔らかい & 習得がなんでも早い

ってのがあります。