2025/03/09

ノルウェーにアイスクライミングに行きたい人が見つかるラオス

  ■ ラオスって東京新宿より簡単よ

東京方面のジムのメンバーがラオスに行ってきました、というFB投稿が回ってきたんだが…

いや~ クライマーって、ほんとに気を付けないと、

登る以外は能力がない人

になっちゃいます。東南アジアの人がたくさん日本に来ていますが、ラオスくらい、簡単なところなので、一人で行って、一人で現地でパートナーを見つけて、

旅行ツアー

なんて利用せずに行けるようにならないと、日本の国際競争力ヤバイですよ?

■ 最初っから現地集合よ?

海外のメンバーと登っていますが、大体は、みな、現地集合が普通です。

国内で、一人で飛行機乗れない、って普通、大人であります? ないですよね?

一人でホテルに行けない、とかもないだろうし…

一人でタクシー乗れない、とか…

それがなぜか、海外だと乗れなくてもおかしくないのは、日本だけ。

価値観が多様なのではなく、純粋に乗れるか乗れないかの能力で、世界的な標準では誰でも普通にやっています。だって、日本人がそんなにえばっているなら、タイでタクシーくらい乗れるが標準でしょ、タイ人はタクシー普通に乗っているんだから。

以前ラオスに行ったときも、私は一人旅なのに、大学生くらいの男子は5人連れ。徒党を組んでいる。男性って自信がないんだなぁと思いました。男性で一人で行く人を個人的には応援しますね。

私自身も、学生の時から海外は一人で行く以外行ったことないけどなぁ。

そりゃ、メンバーがいれば、タクシー代1000バーツを2で割れば500バーツ。安くは上げれます。でも、ラオスに行くときは、ヘルメットぶら下げている人を見たら、「どこへ行くの?」と声をかけて、同じ方面だったら、「一緒に乗らない?」と声をかけたらいいだけですよ。

そこらへんが日本男子って、妙に、人見知りタイプの人がいる。

逆に、おじさん族は女性にとって重荷だったりします。以前、実際に起きたことですが、私が一人の時は、400バーツで載せてくれたトゥクトゥク、おじさん付だと、600バーツに…。やだなぁ。オジサンがいると金持っているって思われるんですよ。特に日本人男性。

一人でいるより高いタクシー代払うことになり、しかも理由が相手の男性が、「交渉に疲れた」から。

また、相手の男性がのんびりしすぎて、飛行機の予約をしないので、価格が上がったこともありました。本人の言い分は、「値段があがるって?そんなことあるもんか」でした。あるんですよ。普通のことです。それを知らない人のほうが時代遅れなんです。大体タイムセールで行くのが安く行くコツなんだから。

まぁ、そうこういう理由で、男性に関して言えば、世界的には男性は頼りになる存在だけれども、日本人男性に関して言えば、大体海外で頼りになるどころか逆にお荷物ってのが実際。

付き合わされるとワリカンで割安どころか、逆に割高に実害をこうむります。

だから成田離婚ってありますよね。

■ 国際社会で全然な日本人男性

トランプ政権になって、日本人向け留学の奨学金が停止されましたが…

フルブライトのような、知性の裏付けのある奨学金を除いて、ですが、良い措置なのではないでしょうか?

というのは、中国、韓国、日本などの大学が既得権の温床となっており、実際の実力ではなく、〇〇研究室の誰それ先生の紹介、みたいなので、そうした奨学金が適用され、実力のない人を引き上げるだけの仕組みになっているからです。

政治家の学歴に、米国の〇〇大学大学院、とかあって、どう見ても、この人の能力で?みたいなことが明らかなのに、なんで?みたいな感じのことがよくあるでしょう…

たぶん、あれが起きています。それも税金で。

アメリカに20歳で渡った時、カリフォルニアで日本語が話せるオペアという職でした。住み込み。日本に例えるなら山小屋の住み込みバイトみたいな感じです。

でも、一流の富豪地帯だったんですよ。ゲーティッドコミュニティに住むことになり、玄関から、車止めまでで、車20代くらい止めれそうでした。周辺は、プロスポーツ選手の豪邸だらけでした。

私が暮らした家は、大学教授と内科医のご夫婦の家でしたが、お母さんの大学教授がある日、日本人留学生が来たから、というので、ホームパーティをしました。学内の同僚を連れて、です…。

しっかし、そこで、私は、連れてきたその日本人大学院留学生の不出来さにびっくり仰天している大学の同僚に「あなたのほうがうんと優秀だわ」と耳打ちされることになったのです。

その男性、ほんと、借りてきた猫状態になっていました… たぶん、日本の男性って、家で甘やかされて育つので、自分一人では何もできないのに、自分はとても偉いんだ、って気分になってしまっているんだろうと、そして、それが通用しない実力主義の社会アメリカでは、通用しないことにガッカリしているんだろう、と見て取れました。

日本人男性は、大体がそんな感じですので、国内にいるときから、

 男子を立ててくれる日本女子の恩恵

は あまり期待せず、せっせと自立して、家事を含め、何でも自分でやれるようになり、本当の実力を磨くことを考えたほうがいいと思います。

私が若い男子なら、やっぱり現実を注視して努力するほうが有利だと思うと思います。

俺を海外に連れて行ってくれ、でも、そのことは、俺をたてて、俺がリーダーだということにしてくれ、と心の優しい女性におねだりしたり、それじゃやってくれそうにない、となると、上から強制的に無理強いしているような、おじさん族はスルーして、自分だけで立てる、ピンで立つ、その上で、仲間を作る、を目指すと思います。

いいもーん、俺、金あるから、ツアーで行くモーン、ってのは、開き直りで、全然成長がない道です。

誰か行きたい情熱がある人に便乗しちゃおう…ってのも、なんだかなー。

見分けるポイントは意外なところに、あります。航空券のタイプ。日本語が通じ日本国内である、日系の飛行機会社の航空券を正規の価格で購入している人=依存タイプです。

だって、旅慣れた人、誰も買わないですよ、そんな割高チケット。いくらマイルが貯まるって言っても、価格と正当化できるほどではないからです。普通にマーケティングをかじっていたら、モノやサービスによるディスカウントは、現金ディスカウントより不利なことは常識ですし。

結局、もっとも合理的選択は、他国の人と同じ価格で買える格安チケットか、各航空会社でタイムセール時に直接購入です。

すでに定年退職していて、お金が余っている人でない限り、非合理的選択になりますが、なぜか盲目にやっている人もいます。でも、普通は、現役世代はお金を賢く使いたいですよね。

相沢大滝登攀中のワタクシです。TR。 ラオスに行ったら、ノルウェーのアイスに誘われました。帰国して、ノルウェーに一緒に行きたい日本人クライマーを探したけど、誰もいなかった… とっても残念。北欧で登れたら、本場だし、楽しそうですよね。

私が欲しい仲間は、ノルウェーアイスに誘われたら、じゃあ来年行くね~と言ってほんとに行けるような仲間です。ちゃんと自分たちの力で。私にツアー組んでくれーではなく。

気楽に世界をめぐるようになれるために、語学習得したのであって、お荷物をしょい込むためじゃないんだよなぁ。誤解が激しいようですが。