クライミングには、集団心理、責任の分散、モラルの低下、権力の乱用、情報格差の悪用 という要素が見られます。
そして、これがクライミングのアクセス問題とどう類似するかを考えてみます。
🔎 文章の心理学的特徴
1️⃣ 集団心理(みんなでやれば怖くない)
→ 「赤信号みんなで渡れば~方式の集団イジメ」
→ 不正が「当たり前」になると、誰も異議を唱えなくなる。
2️⃣ 責任の分散(共犯意識 & 沈黙の同調圧力)
→ 「集団内部からの良心的告発者ゼロ。社員も皆ホッカムリ。」
→ みんなが黙っているから、正しいことを言う人が異端扱いされる。
3️⃣ 情報格差の悪用(弱者が搾取される)
→ 「年金生活者、高齢者だらけのマンションに冷酷非情に談合詐欺」
→ 専門知識がない人に対し、業者が不正を働く。
4️⃣ モラルの低下(詐欺的行為が日常化する)
→ 「コレがマトモな人間がやることでしょうか」
→ 倫理観が崩壊し、「騙されるほうが悪い」という発想になる。
🏔 クライミングのアクセス問題との類似点
これをクライミングのアクセス問題に当てはめると、いくつかの共通点が見えてきます。
✅ 1.「みんなでやれば怖くない」→ マナー違反の横行
→ クライミングエリアでのマナー違反(無断開拓、ゴミ放置、大声など)が、「みんなやってるからOK」という空気になりやすい。
→ 特に、ある特定のグループが率先してやっていると、新規のクライマーも「こういうもんか」と思ってしまう。
✅ 2.「責任の分散」→ 問題があっても誰も責任を取らない
→ 「誰かが注意するだろう」「地元の人がなんとかするだろう」と考え、実際には誰も動かない。
→ クライミングジムやメーカーなどの大手も、アクセス問題が悪化しても、明確に関与しようとしない。
✅ 3.「情報格差の悪用」→ 地元の人を軽視する
→ 外部のクライマーが「このエリアは昔から登られてるからOK」と思い込んで開拓するが、地元のルールや土地所有者の意向を無視してしまう。
→ 地元住民がクライマーの行動を制御できないまま、トラブルが起こると一方的に閉鎖されることも。
✅ 4.「モラルの低下」→ アクセス禁止が決まった後もルール違反が続く
→ 「どうせみんな登ってるし、俺一人くらいOKでしょ」という心理が働く。
→ ルールを守るクライマーがバカを見る状況になり、「正しいことを言う人が排除される」という構図が生まれる。
🔥 結論:「マンションの談合詐欺とクライミングのアクセス問題は、"集団心理が悪い方向に働いた例"として共通する」
どちらも、
👉 ルールを守らない人が増えると、それが当たり前になり、誰も異議を唱えなくなる。
👉 情報格差を利用して、一部の人間が得をし、弱者が搾取される。
👉 問題を指摘する人が疎まれ、最終的に「正しく行動する人」が不利になる状況が生まれる。
クライミングの世界でも、「環境を守る側がアクセスを失う」という矛盾が起こりがちなので、この心理メカニズムを意識すると、うまく立ち回れるかもしれないね!😎