2023/01/21

【クライミング指導法】成人クライマーに対する正しい指導

 ■ 日本には、成熟した大人の生涯スポーツに対する適切な指導がない

日本にないのは成熟したスポーツ文化。子どもは減って、老人と高齢者ばかりなのに、子供に対するのと同じスポーツ指導をするから、山は遭難ばかり、岩場は事故ばかり、になる。

子どものエリートに対する指導と同じレベルで、大人の指導は

 個別化教育 

が必要です。もう成長期ではないので、生徒を変えようと頑張るより、トレーニング内容を生徒に合うように変えるほうが有効です。つまり、子供を教えるより、より高度な教授法が必要ということです。(そんなことは常識ですが、どうも、クライミング界では理解されていない様ですよね)

例:

 子ども=3回落ちたら、ハイお終いでも、こどもが合わせる

 大人=3回落ちたら、ハイお終いは合う人と合わない人がいる。

一度も落ちずに粘って、クライムダウンして、レッドポイントする私みたいな人がいるかと思えば、2時間ハングドックして解決するタイプの人もいる。

大事なことは、どうするか、は、本人が決める、ということです。 

本人が決めるのが創造性。自分のクライミングとはこのようなクライミングです、と言えるということが大事です。

私は、2時間ハングドッグで粘って、5.12が登れました、みたいな瞬間風速追及型クライミングはいやで、同じレッドポイントでも、安直にロープにぶら下がるのではなく、一度クライムダウンして、再度、トライする、というスタイルが好きです。

■ 子供と違い、大人は自分で、自分の個性を自覚することができる

大人は子供とは違い、自分のトレーニング内容を自分で管理することができます。

伴奏も、子供ほどの密着度はイラナイ。最近どうですか?とコーチが無理をしていないかチェックするレベルでOKです。

 子ども= クライミング4時間ぶっ続け = 体を壊さないで、成長する

 大人 = クライミングを休んだら、休息が得れて、成長する

私は、故・吉田和正さんに、ジムに長居し過ぎだと言われて、ジムに行くの辞めたら、登れるようになり、一同ビックリでした。

■ インチャの癒しとは?

 (まずい二次体験)を (良い二次体験)に

 (自分で変更する活動)

と理解しました。

https://www.summary.pureheart-counseling.com/description-of-basic/0300-2/

その際に無意識を書き換えるのが大事です。書き換えには、暗示のテクニックを使います。

不味い1次経験しかないのが私の福岡クライミング…良い2次経験に書き換えが必要です。

書き換えは、水泳、マウンテンバイク、テニスで行うことにしました。

■ 暗示のテクニック 

二度イエスという言葉を引き出してから、次に、肯定的な態度を示す言葉で上書きします。

最後にもう一度相手に寄り添います。

例:

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『トップロープのときはいいんだけど、リード怖いでしょ』
 

「そうか、怖いよね」  → ペーシング 一回目

「ボルトが遠いとき、怖いのね」


「そうか、ボルトが遠いと怖いのは当然だね」 → 二回目ペーシング

「ムーブで登るのが、クライミングの基本だから、怖いと感知できたときに、根拠なく突っ込むのは、感心できないね。その課題は、もう少し細かい足が拾える力がついたときに置いておく、というのはどうだろうね? これが登れなくても、弱虫ってことにはならないよ」 

→ リーディング

「そうか、ならそうする」

「そうだね。細かい足を拾う課題、がんばってみよう」→ 3回目ペーシング

「うん」
ーーーーーーーー

これがコーチたるもの、きちんと誘導できている、つまり、指導で来ている事例です。

大人は自分でこれをやっています。なんで、落ちろ落ちろって余計なお世話なんですよ!

40年ものカットアンカーの外岩リードで、安直にデッドで取っていたら、そいつは素質の無いクライマーです。

登らないなら、登らないで、大人のクライマーには、きちんとした理由があるもの。落ちたがらないなら、落ちたがらないで、きちんとした理由があるもの。

自分のクライミングスタイル…時に無謀…を相手に押し付けるのは辞めましょう。

 例:迷ったらハードプッシュ 

その心:フィジカルが弱い人が迷ったときハードプッシュしていたら落ちるだけです。

登れるだけでロープの使い方を分かっていなかった典型的スポーツクライマーのリード画像

 ロープが屈曲して出なくなり、落ちてもビレイヤーには何の衝撃も来ない 

しかも、このロープ私の。スポーツクライミング出身の人には、ロープは、ぬらさないところから教えないといけません。

学習:ロープを人に貸さない

体質に合った食事法を身に着ける

■ 体質に合った食事法を見つける

一般的には、食事の内容というのは、住んでいる場所に拘束されるので、個人の自由にはならない、というのが普通かな~とは思いますが… とはいえ、遺伝型でふと気が付きました。なんか玄米菜食が合わない体質みたいなんです。

ハプログループDの人は狩猟採取型みたいで、私に合うのは、赤身肉、みたいなんですよね…。アメリカにいたころは、ブリトーで生き延びていましたが(笑)、別に太りもしなかったしなぁ。アトピーが良くなったという結果付きでした。ブリトーの中身は、大体、豆と豚肉、チーズです。

■ 卵、肉類を増やす

『野菜中心をやめなさい』という本を読んで、 https://amzn.to/3GYPfIU


一食50gくらいを目安にしていた肉と一日一個を目安にしていた卵を、それぞれ


 50g→100g
 1個 → 3個
 チーズ好きなだけ
 
へ増やしてみることにします。

この本では、 肉 一日 200g、卵 3個、チーズ120gを推奨しています。一般成人男性はこのくらいは平気で食べれそうです。この量を確保したのち、野菜、炭水化物などの糖質は、自由にしてよいようになっています。

チーズは高級品だし、し好品なので、一日120gは、財布的に無理そう。雪印カマンベールを6個入り一つだと25gくらいだろうか。買い物による欲求不満解消は、チーズで解消しようかと思います(笑)。

ここ最近、近所のスーパーの肉売り場をほっつき歩いているのですが、国産しか扱っていないスーパーもあるほどで、赤身主体の輸入牛肉が手に入らないという状況っぽいです。反対なのかと思っていたので、多少驚いています。もう何年も肉売り場とは疎遠でした。

今日は初めてスマートトライアルにいき、豪州ステーキが600円くらいだったので購入。しかし、半分くらいで満腹です。驚きのハイテクスーパーでした。

食べれない人は小分け作戦が有効だそうです。

■ 病気でないのが健康、ではない

現代の医療は、病気でなければ健康(例:胃がん)としていますが、胃の問題にしろ、悪性貧血となる(=症状がでる)まで放置すれば、当然、そのプロセスでも、健康ではありません。

本当の健康には、数段階あるそうです。周りの人…医師…が考える健康(胃がんはない)に入っていても、本人の感じ方で、快調でなければ、それは質の劣る健康、病気でないってだけの健康です。

■ サプリは良いお金の使い方

ザ・ベストの健康を皆が求めるようになったら、iherbにサプリ市場を独占される羽目になるのかも?というのは、ファンケルとか太刀打ちできようはずがない格安です。なんであんなに安いのか謎。

サプリは医療ではあまりに効果がありすぎるためにバッシングされた歴史があるそうですが、この安さで効いてしまっては、他に選択肢があっても、かすんで見える安さです。特にビタミンc。

亜鉛やマグネシウムは、サプリの低価格の恩恵も受けにくく、元々吸収が悪いので、貝類やにがり、あるいはエプソムソルトが良いかもしれませんが… 

ビタミンcとB50に関しては、もう右に出るものがないカモです。

■ 睡眠が劇的に改善したナイアシン

私はナイアシンも取っているので、劇的に睡眠が改善しました。もともとアレルギーが強くヒスタミンが溜まりやすい体質のように思います。ナイアシンはヒスタミンを開放するそうなので、3年コースで取る予定です。

オマケで、明晰夢を自由自在に見れるようになった(笑)。


■ 基本的健康に高額サプリは不要。

私が取っている食事とサプリの戦略は、現在のところ、基本的な栄養素に限定されており、特に高機能サプリは取り入れていません。 高機能サプリは、非常に高額で効果もあいまいなものが多く、サプリの選別や取捨選択が難しい場合が多いです。

一つ例外は、統合失調症(気分循環性障害)に廣瀬ドクターが進める、タウリンです。これはアミノ酸の一種です。

私は、気分が一定しない、雨の日の天気痛、もとがアダルトチルドレンなどがあり、タウリンが効くと廣瀬ドクターの動画にあったので、取ったらホントに効きました。が、お薬見たいに効くので、めったに使わない系です。

天気予報を見て低気圧の接近に合わせてタウリンを取ると良いかもしれません。

■ プロテインと糖質

山の食事で問題になるのは、エネルギー主体の、高炭水化物食を取ると、ビタミンB群が体内から使われてしまい、枯渇することです。

体はエネルギーが足りないと、筋肉を分解して、エネルギーに変えてしまいます。最初に使われるのが要らない筋肉。

私の上腕の逞しかった腕の筋肉は、すっかりいなくなりました。腕はイラナイからですねぇ…

もともと食が細い人は、胃で消化されるタンパク質は、食べると胃が重く感じられるので、どうしても、胃の軽さを快適と感じて、胃はスルーして腸へいく糖質を取りがちです。お砂糖はすぐエネルギーになるからですね。

そうすると、ビタミンB群が消費されることになり、より疲れやすい体質が強化されてしまいます。

もちろん、運動時にその場ですぐにエネルギーになる糖質を取るのはいいのですが、糖質以外で通常はエネルギーを作るのが良いように思います。

OL時代、お昼はお弁当や近所のうどん屋さん、みたいな食生活でした。

そのつけは、クライミングで疲れやすい体質、で現れました。雪山登山の前は、お餅で糖質ローディングが定番でしたが、今朝にお餅を食べると?頭がくらくらします。

というので、食には、TPOというものがあります。

以前、山屋の強さの元は内臓、と聞いたことがありますが、 

 生まれついた消化力の強さ=アスリートとしての資質

であることは間違いないと思います。

そうでない人に同じのを求めないでください。






貧乏人の味方 iherbのススメ

■ ベーシックサプリは、格安

ビタミンcサプリが切れたので、今必要なのはこれだけだし…と、近所のドラッグストアで購入しようかと思ったのですが、あまりに高額で挫折しました。一袋980円とか、うそでしょ、と思います。iherbも、実はこのところ高価格化しているそうですが。

 やはり、iherbに匹敵する安さのサプリは、国内では見つけられないようです。

このように購入しました。

ビタミンc 60粒 1000㎎ 284円 ×3 1日3粒=2か月分

ビタミンB50 60粒     608円   2か月分

マグネシウム 100粒     1205円   

亜鉛 60粒          248円 

ビタミンcサプリは、消耗が激しいので3つ注文しないと、注文のタイミングがずれてしまうと学習。1カプセル1000㎎で60粒入りだと、60粒入りでも、毎食後なので、20日でなくなる。一日3gのビタミンcはあまり多い方に入らないです。アスリートにはもっと必要だと思われます。

他に絶対切らしたくないB50…608円。B50は、食生活の内容が糖質に偏っている人には必須です。糖質を消化するときにB群が使用されてしまうからです。私は、ぐるぐる思考とブレインフォグがB50で良くなりました。B50なしの生活は今では考えられません。ただ、20代の若いころ、この快適さが分かったか?というと分からなかったと思います。今、会社勤めではなく非常に穏やかに暮らしているので、意識を体のほうへ向けることができ、感受性が高まったから分かったことで、そうでない限り、無視してしまっていたかもしれません。B50は、本当に現代人に枯渇する栄養素ですので、ぜひ取られてみてください。働き盛りの人にお勧めです。

亜鉛248円、マグネシウム1205円。亜鉛は、男性にも欠乏しがちなミネラルです。精子に元気がない人=亜鉛不足の人。マグネシウムは、アスリートはこむら返りを防ぐミネラルとして有名ですね。しかし、マグネシウムは、とても吸収が悪いので、お風呂にエプソムソルトを入れる、などのヘルスケアのほうが良いかもしれません。購入の際は、クエン酸化マグネシウムを買わないと意味がありません。例えば、酸化マグネシウムはただの下剤です。

トータル3333円だった…これで、2か月分。一か月に直すと、約1700円くらい。食品でとると、これ以上安くはできないくらいになります。

食品で、毎日Cを3g取ろうとすると、どんだけ大量に食べないといけないのだろうか?ということになるよなぁ… 

昨日はシジミ汁を飲んだが、シジミでも1パック200円くらいで、結局、食品添加物の害(サプリには様々な添加物が使われることが多いです)について目をつぶれるなら、サプリの方が絶対的に食費的には安くなります。

添加物も、ビタミンcなどは、アスコルビン酸ですから、あまり気にすることはないような気がしますね。気にした方がいいのは、抽出のより厳密なものや、固形化が困難な成分のように思います。

栄養学の歴史上、サプリがあまりに病気を解決するので、医療から妬まれ、阻害されてきた歴史があります。

■ 精神症状に隠れた身体症状

私は一気に鬱になり、おかしいと気が付きましたが、精神科に行ってしまうと、投薬で栄養欠損という根本原因がわからないまま、悪循環の道をひた走ることになってしまいます。

私の根本原因は、胃酸の出が悪いこと、です。もともと食が細い。=栄養にならない = 造血されない =貧血 です。

と言っても貧血の原因は、鉄ばかりではなく、F2+をとっても、私の症状は解決しません。B12と葉酸が必要なのです。 この場合、投薬でも解決しません。鬱などの症状を対症療法で解決しても、全く無意味な投薬で、むしろ、胃をさらに荒らし、腸内環境を悪化させてしまいます。

現在は、胃腸を専門とする医師のもとで、2度目の血液検査を受けているところです。それでも、胃酸が出ない、というような、死に直結しない症状は、医者は 主訴としてみません。しかし、胃酸が出ない=食品が栄養になっていない=マイルドな死、ですから。

”人が老る”ということは、”消化力が弱る”ということです。

若い時と体形が変わってしまった、骨川筋衛門になってしまった、という方は栄養を少し見直されることをお勧めします

(正確なことは血液検査に現れていますが、症状でも予測がつきます)

ちなみにプロテイン不足とB軍の欠乏は、認知症の主原因と目されています。 精神症状の裏には、栄養欠損があることがほとんどなのです。

『モリソン先生のルールアウト』 より 悪性貧血=B12欠乏 です

コップの水は、半分もあるか?半分しかないか?12しか登れないのか、12も登れるのか?

■ 今日も基礎心理学のお勉強

”コップの水が半分しかない”、というものの見方は、ネガティブシンキングとして否定されている現代ですが、私は、強すぎるポジティブシンキングは、頭がお花畑、とでも表現すべき事態だと思うんですよね。

ネガティブでもなく、ポジティブでもなく、客観的、な切り分けが必要です。それを分けるのは?コップの置かれた環境です。

 もある  → 水道が整備されている場所では、も、になる
 しかない → 砂漠  では、貴重なので、しかない、になる

https://www.summary.pureheart-counseling.com/description-of-basic/0300-2/

■ 私の妄想か?それとも社会の妄想か?

要するに、同じ半分の水でも、

環境が豊か = 貴重性はなく、もある、になる

環境が乏しい= 貴重性があり、しかない、になる

ーーーーーーーーー

その背景を理解しないで砂漠のど真ん中にいる人に、暗示注入的に「コップ半分も水がある」と思い込ませようとしても、それは無理なことです。

逆に、近くに水道があると思えば、「コップに半分も水がある」と思えるでしょうし、砂漠のど真ん中に居れば「コップ半分しか水はない」と思うのも当然です。

ーーーーーーーーーー

で、九州のクライミングは、” 暗示注入的に「コップ半分も水がある」と思い込ませようとしても、それは無理なこと” を実証実験したような経験でした。

九州はクライミング砂漠なのです。

 40年前のカットアンカーの岩場 ”しか” ない。

と私が感じても、まぁ仕方がないことでしょう。

■ 砂漠でも成長はできる ただし条件付き     

  ・ところで、そこは本当に砂漠ですか?
  ・あなたにとっての本当の砂漠とは、どこのことなのでしょう?

という質問がありますが、本当の砂漠は、

  岩場がないという砂漠ではなく、クライミング教育の砂漠、

です。

スポーツクライミング(人工壁)教育 をそのまま外岩に持ち込んだ教育をしている点。そのために、すぐ落ちるクライミングを外岩で推奨してしまっている点。インドアグレードをそのまま外岩に適用してしまっている点、です。

インドアと外岩は、外的リスクが全く違います。インドアでは、落石はほとんどありませんが、外岩では常にリスクがあります。ホールドが外れるとかもそうですね。

■ 私にとっての本当の砂漠とは?

私の心に寄り添う能力があるビレイヤーがいないことですね。そういう関係性なしに、好きに登って取れるクライミング能力はもう身に着けてしまったからです。

自分より深いクライミング理解がない人とは、相手の方が登れるグレードが上でも、一緒には登れませんね。

 ■ おまけ 5.12RPはどのようなグレードか?

5.12も登れる   → 昔のほとんどの人が5.9止まりだった時代は、も、になる
5.12しか登れない → 現代の大抵の男子は5.12RPは普通の時代は、しかない、になる

 ■ おまけ 5.12オンサイトはどのようなグレードか?

5.12も登れる   → 昔のほとんどの人が5.9止まりだった時代は、神、になる
5.12しか登れない → 現代の大抵の男子は5.12RPは普通の時代は、俺もいつか、になる

          分かっていない終了点 事例
 

2023/01/20

ムーブは阿頼耶識に蓄えられている

■ ムーブは阿頼耶識に蓄えられている 

さっき明晰夢を見て分かったのですが、色々な情報が阿頼耶識(無意識)に蓄えられていますが…
 

ムーブ
 

もその一つで、出てくるきっかけは、
 

 危機感
 

あるいは、
 

 自己有能感
 

とかそんなのです。 危機感(=怖い)で、出てくる体質だったのですが、九州に来て最悪なことは、危機感で固まるモロー反射のほうが優勢になったことです。 

なんせ、九州のボルトボロイし、指導者も、まだクライミング数年の私よりもクライミングを分かっていない人しかおらず…(汗) 私が逆コーチングしないといけなくなりました…(このブログってほとんど逆コーチング内容になっていますよね)

それにしても、自己効力感によるムーブの発動に塗り替えよ、という天のお達しかもしれません。

というのはラオスでめちゃ成長したので…。ラオスはめちゃくちゃ自己効力感が高まった場所でした。つまり、目の上のたんこぶ、だったみたいなんですよね…相方、あるいは間違った指導。

阿頼耶識にムーブはため込めるのですが、出てくるときは、何か理由がいる、というのが、大体のクライマーがアドレナリンジャンキーに陥る理由かもしれません。

■ 明晰夢

 いつも朝起きる時間に起きないで再度寝て、明晰夢を観れるかやってみたら、出来た☆

■ 原始反射 

アスリートでもけがからの復帰で、原始反射が出ることがあるそうです。

墜落=ふいの動き = 反射が出やすい  

です。もう、ホントに、根拠ない落ちろ落ちろコールは、私の成長に100害あって一利なしでしたね。 

事例としては、

 ・4本 5.10Aを登ったらすぐ10bに行く

 ・3回落ちたら降りる

 ・外岩で落ちるまで登る

です。2時間ハングドッグして登れるようになる人もいる世界です。自分が登るやり方を、人に押し付ける=コーチのエゴです。どうやったら自分が登れるようになるのか?はクライマーが個人で発見していくものです。そのサポートをするのがコーチ。

寄り添い力がない、ただビレイするだけのコーチでは…


 

子どもを教える人は、分子栄養学と原始反射を取るエクササイズで、子供の運動神経を向上できます。

子どもに吐くほど食べさせるサッカー合宿の世話を岩根でやったことがありますが…、全く意味なしで、分子栄養学の知見にのっとったメニュー開発が必要だと思いました。

こんなのがいいです。

 1)スープはあさりもしくはいりこのおだし

 2)酢の物が最初に出される(わかめ、タコなど)

 3)メインは、消化しやすいミンチを使ったメニュー。

  赤身肉、鶏肉、豚肉。日本の霜降りはNG。

 4)野菜は根菜以外の野菜をたくさん。ビタミン類が欠乏しているハウスものではなく、路地で有機栽培のもの。自然農ではなくても良いが、窒素過多の畑のものは避ける。(放置したら腐る野菜はNG、枯れる野菜)シュウ酸の蓄積を避ける。

 5)糖質は最後に食べる (白いご飯ならソバ粉入り、もしくは玄米や五穀米)

 6)間食にナッツ、いりこ、などを食べる。(マグネシウム補給)

 7)間食にプロテインドリンクを飲む。胃が弱い人は、アミノ酸ドリンクを飲む。

  8)お風呂にエプソムソルトを入れる(マグネシウム補給)

 9)ビタミンC、B50,はサプリで取る

 10)血液検査を受けて、自分の現在の栄養充足をチェックする 

良くないのが、おにぎり、たくあん、お味噌汁、以上終わりのような糖質中心食です。

現代のプロテイン飲料は、スクラロースとかアステルファムKのような有害な甘味料や添加物が入っているので、それらがないものを選びましょう。

2023/01/19

アイスのピッチグレード表

 九州のクライマーって、このグレーディング表見ていないから、アイスってだけで、

スゲー

ってなるんじゃないですかね?? もしかして…。自慢するグレードが低すぎる問題もここから来ているのでは…。

こみねっち、720mの氷瀑登ったそうですよ…

■ D5以下は意味なし

WI6が登れるくらいが、WI5をリードできる力なので、私はちょうどそのころにいたんだが、Dに直すと、それはD5。

現在の一般的な男性は、たぶんD7くらいは最初から登れるはず(なぜなら私がD5なのだから)で、世界のトップクラスは、D15とかD14の話をしている。

つまり、D5というのは、一昔前の山岳会のリーダーレベルで、たぶん私の想像では、5.9ですごいね~と言われていた時代の価値基準だろう…

野北でリードできるだけでスゴイと言われていたんだよ~と米澤さんも言っていたしな~。

そんなこんなで、古いバージョンの、”登れる人認定”だと、現代の基準では、まだ新米、ってレベルの人に、登れる人認定を出してしまうということになる。

5.12RPっていうのは、RPだから、瞬間風速… 瞬間風速ではなく、持久的にずっと12が登れてほしいのが現代のトップクラス… おなじ12でも、中身が違うのである…。

2023/01/18

How to master a secure cam setting

■ About Yoshida

When I start climbing in Yamanashi in 2015, I was learning from past climbing guide Kazumasa Yoshida who had climbed 5.13d in 1989 in Mars, Jogasaki(Now it is graded 14a so if it was properly graded then, he was the top climber at that point. this is a very famous story in Japan)

 This is mars.
 

 He was the one whom I asked for a secure climbing technique.  But he died before I learn how to master a secure cam setting from him... more precisely I was climbing 5.8 crack on-sight back then so I did not really needed to fall on a cam. 

I needed a stronger jamming technique,  perhaps as strong as I can climb 11a on trad with top rope, then move on to lead. 

But I wanted to learn how to set a secure protection(cam, or nuts=passive), before I move on to the next level... so when I came to Kyusyu, in 2017, I was easily climbing 10a,b kind of trad climb, as a second( on a top rope) but struggling to lead that climb, since in lead climb, I need much bigger risk margin. 

Back then, the climbers I was hanging, did not understand this, they were a kind of climber whom cams had been popping off when he fall on them... 3 cams came off and he still alive! was his victory... so I was horrified than impressed. 

Now, I get a cam placement advice from reliable source. 

So this is how:

ーーーーーーーーーHow to set a secure protection ーーーーーーーーー

Know the climb by top rope

Using the top rope as a backup, place the protections.

Make an experimental fall on the protection you've set.  Back up will catch you.


Test failed -> protection fail 

test succeeded -> protection catches your fall

THINK!!!

feed back your thinking and adjustment to the setting

Now, move on to the lead climb

RP

ーーーーーーーーーーーーーー

Do your mock lead!

With a ‘mock lead’ you can also build awareness of how far you would fall if your gear failed or if you fell while trying to place it.  

It’s the best and safest way to learn lead climbing, even for sport climbing.

 

父性の癒しをゲットしそこないました… 二次体験の方が重要

 ■ 子ども時代のやり直し感

があったんですよね。山梨時代。大人なのに環境的に、「さぁ、遊びなさい!」みたいなことになってしまい…

それで、師匠が何人もできたのですが、それは、父親代わり、みたいな感じが当時からありました。イコールのパートナーではなく、庇護される、守ってもらう、という明らかな関係性を感じていました。

これは、私だけがそうなのではなく、どんな自立した人でも、すべての人が通る道です。というのは、クライマーなら誰でも、ですが、基本、新人は

 ”分かっていないことが分かっていない”

からです。

昨日、こちらの本、https://books.rakuten.co.jp/rb/978501/ 

『父生術』を読んだのですが、なんと、かなりの癒しでした…

驚いた。

モーレツサラリーマンが、4歳の息子を世話する中で、

 幼児の世界観に寄り添う=父性を得ていく

話です。 

ーーーーーーーーーーーーーーーー 引用ーーーー

2月22日

再び、玄の学校が始まった。

『お友達といるときはいいんだけど、休み時間に初めて外に出る時怖いでしょ』

「何が怖いの?」

「初めて出るとき、怖いのね」

「どうして怖いの?」

『だって、怖いじゃない』

まだ、外では独りぼっちなのだろう。

再び私の脳裏には、泥だらけの縄とびロープを拾って、校庭の片隅で休み時間が終わるのを待っている少年の影が浮かんだ。

私は、『バーバパパのいえさがし』を読んだあと、横に寝ている息子の横顔から天井に目を移しながら声をつまらせた。今日もだったんだねぇ。でも、泣かないで良く頑張ったね。そう思いながら、慰める言葉も出ない。情けないけど、どう言ってやればいいか分からない。

ーーーーーーーー

このお父さんは、子供にお弁当を作ってやるのですが、イギリスなので、日本みたいな昼食スタイルじゃないんですよね…私も知っていますが、欧米のランチタイムって、ほんとにスナックで、がっつりお昼ご飯って感じじゃないです。

ピーナツバター&ジェリーサンドで終わり。そんな感じなので、日本風にぎゅうぎゅうにお弁当を一杯詰めてしまうと、食べるのに時間がかかって、それで、息子は友達の遊びの輪に入るタイミングを逸してしまうのです。

そのことに父が気が付くのは、うんと後なのです。 

考えてみたら、私がラオスで、水を得た魚のようになれたのは、そもそも欧米カルチャーで社会人デビューをした人だったからかもしれませんね。

■ 寄り添いが必要だった、クラックのプロテクションの配置問題

父性の問題とも、単なる知性、洞察力の問題ともいえますが…

チビには、自分のカムセットで登らないと、プロテクションは”保護具”として意味をなさない

って点について、私の本当の願いは、

 父性=理解を受け取りたかった

ということなのだと分かりました。この子のように、今、この子が苦労している点は、正当な苦労で、この子がダメな奴、だからできないのではない、という共感、心の寄り添い、理解、ということです。

だって、何百歩も譲っても、遠いプロテクションが私には意味がないことは、真実なのですから(笑)。

 えー、なんでこれが怖いんだよ!

っていうのは、そのプロテクションの位置で、ちょうどよい人の価値観の押し付け、です。

なので、師匠の設置したカムで、ピンクポイントしなさい、は、親のエゴ、と同じことだったのです。

俺の弁当が食えないのか?!と同じレベルの(笑)。

だから、私は子供時代の再演をする中で、最後の最後、安心してクラックをリードする、誰かに自分の事情を理解されながら、納得ずくでリードするという関係性の構築に失敗したのです。

簡単に言うと、クライミングパートナーから愛を貰えなかった、ということです。

自分はたっぷりあげているのにね… 

■ 試案

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2月22日

再び、クライミングが始まった。

『トップロープのときはいいんだけど、リード怖いでしょ』

「何が怖いの?」

「ボルト遠いとき、怖いのね」

「どうして怖いの?」

『だって、怖いじゃない』

核心ムーブの前にクリップできないのだろう。

再び私の脳裏には、壁の真ん中で、進退窮まって涙を流している女性の影が浮かんだ。

私は、『大蛇山 5.10c』を登ったあと、助手席に座っている相方の横顔から路上に目を移しながら声をつまらせた。今日もだったんだねぇ。でも、泣かないで良く頑張ったね。そう思いながら、慰める言葉も出ない。情けないけど、どう言ってやればいいか分からない。

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こんなところですかね?遠いクリップが怖いだけでなく、リアルな命の危険であることは、届く人には理解できないのですから。

■ 今となっては、もうどうでもいいかもしれないが…

とりあえず、やっておいた方がいいのかなぁ…

クラックのカムの設置の習得。

しかし、心から信頼できるビレイヤーがいないしな…

台湾のケリーにビレイしてもらってクラックを習得する、というのも考えましたが…。

スティーブが、BMCトラッドフェスに誘ってくれたとき、プロテクションを習得に行くのだ、ということにまでは、思考が進んでいなかったので、せっかくの機会を得損ねましたが…

行けばよかったのかも?

そこは、自己愛、と、自分のクライミングニーズに関する理解が、浅かったので、

 そんな遠くまで行かないでも…

と思ってしまったのでした。いやはや、スコットランドくんだりまでは、なかなか行く気になれないですよねぇ…

■ 理解される

自分の安全が何か?

ということを理解されるのは、

 父性の有無に関係なく、クライマーなら誰でもビレイヤーから得れて当然の権利

 です。

そこのところは、日本のクライミングは、とても遅れています。たぶん、

 女性が登り始めたのは、ごく最近、子供が登り始めたのは、さらに最近 

という事情によるのだと思いますが、

 女性から見たクライミング、子供から見たクライミングという視点の多様性

を、現在、主流派である男性は、拒否しています。おれはそう思わねえ、と主流派の意図を押し通し、女性や子供にダメ認定するほうがラクチンだからですね…

しかし、山梨で人工壁登っていた頃でも、私には核心部の被りで長ヌン、でしたよ?

昨日はアイスクライミングのワールドカップを拝見していましたが、ほぼほぼ、全中間支点で、長ヌン… 人工壁で、ですからね。

  自分の身が危険にさらされる方がカッコイイ、

というものの見方自体が、どこか、昭和的というか、時代遅れ感、というものを漂わせているように思います。

私が真に求めているもの…それは、後輩の私の側が、逆コーチングなんてしてやらなくていい真に、

 尊敬できるクライマー、ですね。

それはランナウト王子ではないことは明らかでしょう。

低い位置の方がグランドフォールのリスクは大きい。登り始めの方がプロテクションは用心がいる。

2023/01/17

為末大 アスリートのセリフ

■『諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない』

を読みました。 https://amzn.to/3QI4zOy

為末さんみたいに、競技人生から人生のエッセンスを語ってくれる人、登山界になかなかでないですね…。

■ 為末語録 1 勝てなくて申し訳ない = 罪悪感

 
 クライミング界で

お気の毒人材NO1は 野口選手ですよね…

しかし、実は、私は

父親が元クライマーで息子にクライミングを…という2世にも人によっては、

 気の毒感

があります。私も「チャングム、母の仇をとっておくれ」路線で育てられたからな~

子どもは親を喜ばせたいので、子供本人の望みなのか、親の望みなのか?分からなくなるんですよね。

私の母は、私が常に100点を取るので、95点だと怒るし、高校ではビリになったのに、厳しくしさえすればいいと思ったみたいでしたが、どうあがいても、超えれない違いはあります。

15歳の人と、50歳が同じ成長スピードで成長したら、その50歳の人は、人間じゃないです。

私は普通の人間でいるのしかしたくないし、できないんだよな~と思うんですよね。だからって私が悪い訳じゃない。ごく当然です。

5.12登りたいのかなぁと自分に問い合わせてみましたが、必要となる努力の大きさと比して、ご褒美が小さすぎて、結構どうでもいい、という目標だということが分かりました。

■  コーチを吟味しましょう

 

この感覚で言えば、九州にはまともなコーチはいません。樋口先生が例外かな。

山岳会の先輩やベテランと自称する人をうのみにするのは辞め、適当な書籍や、古い岳人を参考にしましょう。

俺の言うとおりにしたら登れるようになる、という人は、個性の違いを見極めきれない人です。 

大人になってクライミングを始めた現代の初心者に、18歳大学生男子と同じ指導法では、体が壊れてしまいます。

■  身軽にしておく

生きていくために必要なサイズを小さくしておくというのは、どのクライマーにも有効です。

大体生活ってどんどん大きくなっていきます。 これだけしかかからないのか~となるのを目指したいところですね。

■ 死を見つめる

結局、

  本当は

どう生きたいのか?ということが問題になるということです。死を前にすると。

死のマイルドバージョンが、老い、です。

結局、白亜スラブのようにクライマーの子守りをしながら自然と戯れるのより、山として、価値がないとされている標高100m程度の里山で、マウンテンバイクに乗っている方が、私は楽しいみたいなんですよね…。

インスボンでは、登っていなくても、普通にインスボン周辺の山を歩いているだけで幸福でした。けっこう実証されました。あれ、相方は30回も通っていても、全く周辺の山は無知だったので、なんか明らかでしたね…。

ここまでの私のクライミングは、

  お付き合いクライミング、

です。お付き合いクライミングで、これだけ成果が上がったのだから、万々歳ですね。

しかも、誰も私の行きたいクライミングには、お返しでお付き合いはしてくれないので(笑)。

アイスクライミングはしたいと思いますが、子供のころ、アイススケートは好きだったけど、ローラースケートはダメでした…なんせ道路で転倒するのは、大怪我するでしょう?

岩と氷の差は、小さい時から明らかだったのでした。

死をまじかに感じることで、人は、自分が本当に自分の人生を生きたのか?どうか?ということについて身につまされるものだと思います。

まず自分の人生を生きて、それから、人のこと、です。

自分の人生を生きる前に、人生が手遅れになり、あるいは、手遅れになったと思ってしまい、代わりに子供に、遅れを取り戻してもらっちゃおう、というのが、子供に自分のなりたかったものを実現してもらう親です。

そういう風な親をもってしまうと、子供は20代にはすっかりレールの上に乗っかっており、別の道を選ぶために使えるゴールデンエイジ(8~18歳)を自分の道を作るためには使っていないということになり、多大な足かせを引きづることになります。

たとえ、そうなってしまったとしても…、いつの年齢から気が付いても、

自分の人生を生きる

ということの課題から目を背けなかった、という栄誉は残ります。

最近の私の成果は、

 分子栄養学 & MTB

です。クライミング時代は

 アウトドア好きの発見 & 外国好きの発見

でした。元々の資質に

 読書好き & 語学堪能 & 体が柔らかい & 習得がなんでも早い

ってのがあります。

親の言うことではなく山の言うことを聞く

■今日は夢3本立て

くらいで、そのうち1本は、非常に核心的な夢だったので、見た後反芻して覚えたのに、次の夢を見たら忘れてしまった…。めちゃ残念。

■ 山がリベレーションだった…

私にとって山をすることが開放、リベレーションになったのは、

 自分の力による、ということ、

だからだ。

学校・会社などの人間社会では、他人の力による、他人を自分の言うとおりに動かす、ということが権力の拡大であり、自由の意味だ。

しかし、アウトドアでは、風が吹いたら服を着る、というのは、天候という母なる地球の要請でしかなく、自然界に合わせる、というのが原則。自然界に合わせるのは苦にならない。

人間に合わせると、その時々で要請は一貫性がなく、バラバラだ。(母がそうだったのだろう…)

しかし、自然界は常に法則を基にして動いており、その点でストレスがない。これは海でも同じだった。海でも山でも、自然界に合わせて生きるのは、まったくストレスにならない。

たぶん、私以外の他の人はストレスと考えているようなのだが。

■ 雪の山

雪の山で、タカマタギという豪雪の山に行ったことがあるんだが…あの経験は、強烈だった。

山というより、下山後の車の脱出が核心の山で、一晩で2mくらい積もった。車は、周辺にあと1台しかなく、道路の除雪をみなで手分けしてやったのに、その車は自分の分が除雪されるとさっさと出て行ってしまい、こちらの車が出るのを手伝わなかったので、6人で除雪することになった。

これが大変で、人との協力、が必須、という意味だった。孤高の人、なんてとんでもないわけだ。もちろん、車を使わず、全部歩けば、”孤高”は可能なんだが。

というので、私の孤高が完結できる山のレベルが分かった。八ヶ岳レベルなら、孤高、は誰にとってもそう難しいことではない。

八ヶ岳は積雪量が多くなく、しかも寒いので、乾いているというメリットがあり、濡れに対する管理があんまり厳しくない。

しかも、山自体があまり大きくないので、節度を守っている限り、死ぬことはほとんどない。不確実な要素も多くない。南岸低気圧で、せいぜい30cmが最大の山と、2mつもる山で、雪崩のリスクが6倍というのは当然分かるだろうし、道迷いのリスクに至っては、数ばいと測れる以上のリスクになってしまう。タカマタギは、なんせ、30分で6人でラッセルしたラッセル痕がいなくなったのだ。

そして、物足りない、困難にしたいのであれば、バリエーションや人気があまりない登山道など、 雪深さも味わえる。例えば、アイスの入門ルートの峰の松目は、1月に行けばアイス入門だが、2月以降はラッセルの山で、とても簡単になる。

というので、いかに私が、八ヶ岳 という雪の山と運命の出会いをしたのか?ということが分かった。

山がない、と私がぼやくので、久住だの、なんだのとこちらの山を登って見せてくれるが…困難とそれに伴う美しさがないので、夏の暑い時に避暑に行くことになっている。

別に、冬季の今行っても普通に登れるんだが…テント泊も、この様子なら、連泊もできるんだが、そうしたところで、何の意味があるのかな?と思ってしまう。

-25度に耐えることができるか?というチェックをしたり、2月に雨が降ってきて、対応力を求められたりしたのが面白かったので、普通に滞りなくテント泊できて、普通に山を歩けたら、まぁその通りだよなぁという結論になるだけだ。まぁ、温泉が秀逸で温泉には入りたいんだが。

こちらの隠れた名山を捜すというのも、もともと、里山があまり好きでないことがあって、そそられていない。

ただ、九州では農業をしたことで、どんなに小さくても、山は山だな…と思った。起伏があることで、微小な気候の差…日影が多いとか、北面で涼しいとか、しっけている、とか、その程度、でも、作物の生育には大問題で、それが作物のバラエティをもたらす。

私のいるところでは、トマトは全然育たない。糸島でトマトやってます=ハウス、であり、自然界の現状では、糸島でトマトをやる合理性はゼロ。

一方、山梨の明野にいたころは、トマトは楽勝作物だった。 

分子栄養学を学習して、セロトニン、ドーパミン、などの神経伝達物質は、食べ物がダイレクトに作ると知った。つまり、土地からとれるもの、と、人の性格、はダイレクトに結びついているのだ。

とすれば、住み続けている人たちが異なる気質を持つのは不思議ではない。

一般に暖かい気候のところは、菜食主義を実践するのが楽勝で、九州でも真冬の今、キャベツやら白菜やらが収穫期で、私も実際、去年の今頃は、自分の畑で取れた大根を食べていたんだが、そうすると、どうなったか?鬱になってしまったのである。

セロトニン分泌には、タンパク質、B6、鉄、葉酸が必要で、このうちタンパク質が欠けると、セロトニンは合成されない。

九州にきて、自然農をやるようになったが、変にメンヘラチックな人が多いか、自己承認欲求の強すぎる人が多い。これは、偏った食生活のためではないかと思う。

味噌、豆腐程度の蛋白では、人は精神の平衡を保てないのだ。イノシシが熊と違ってこちらでは、主たる獣肉だが、イノシシはあまり食べられていない。豚の飼育は容易なのだが、ブタも、家畜の主力ではない。鶏が主力で、鳥になると栄養学的は、B12の不足が出てくる。

というので、農業的な意味合いでも、気候的に、魅力を感じていない。

というのは、単なる、私見で、多分に私の九州が好きになれないという先入観入りだが…。

私の生い立ちを聞けば、誰だって、そんな嫌なものは捨てたい、と思うだろうと思う。

好きなもの、嫌なものを、強く認識する、嫌なことは何か?ということが明らかになった、際立った、という意味で役に立ったかな…。

今日は美しい夜明けです。



 

2023/01/16

アダルトチルドレンの嗜癖とその解消法の検討

■ アダルトチルドレン

アダルトチルドレンというのは、子どもっぽい大人 ではなく、

 子どものころから大人のように生きてきた人、

という意味です。私のように家庭内で、自分も子どもなのに世話役、とか。

クライミングでは、自分もまだ見習いで習得中なのに監督、とか。

■ アダルトチルドレンの嗜癖

嗜癖、といういうのは、心の癖、という意味です。

https://arinopapa.arinomamachurch.com/archives/21464 より引用

ーーーーーーー
1.私たちは人が怖いので人々から孤立することを嗜癖として使う。
2.私たちは自分が何者か分からず、他からの承認を病的に求めることを嗜癖として使う。
3.私たちは人が怒っていたり個人的な批判・陰口・噂話を聞くと、怯えることを嗜癖として使う。
4.私たちは自分が依存症になったり、依存症者と結婚したりする。またわざと強迫的な問題を抱えた人を見つけ、その人たちから見捨てられる痛みを感じることを嗜癖として使う。
5.私たちは自分の人生を犠牲者の視点で生きており、被害者意識を嗜癖として使う。
6.私たちは行き過ぎた責任感と過剰な世話焼きを嗜癖として使う。そうすることで自分の問題を見ないようにする。
7. 私たちは他者の意向を考慮せずに自分の意見を述べようとすると恐れや罪悪感を感じ、黙ってしまうことを嗜癖として使う。
8.私たちは刺激を嗜癖として使う。
9.私たちは人を哀れむことを愛と取り違え、自分が救ってあげれそうな人を故意に選ぶことを嗜癖として使う。
10.私たちの子ども時代は悪夢のようであり、生き延びる術(すべ)として自分の感情を心の奥底に閉じ込めた。大人になった今は感情を否認することを嗜癖として使う。
11.私たちは低い自己評価を持ち、自分を厳しく裁くことを嗜癖として使う。
12.私たちは人に依存することを嗜癖として使う。子ども時代に経験した見捨てられ不安にふたたび直面しないためなら、私たちはどんなことでもやってのける
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■ 要約 

ーーーーーーー
1.孤立
2.他からの承認を病的に求める
3.怯えることを嗜癖
4.わざと強迫的な問題を抱えた人を見つけ、その人たちから見捨てられる痛みを感じる
5.被害者意識を嗜癖
6.行き過ぎた責任感と過剰な世話焼き
7. 自分の意見を述べようとすると恐れや罪悪感を感じ、黙ってしまう
8.刺激
9.哀れむことを愛と取り違え、自分が救ってあげれそうな人を故意に選ぶ
10.感情を否認する
11.自分を厳しく裁く
12.見捨てられ不安からの依存
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 ■ 検証


1.孤立

→ ダメなクライマーとパートナーシップを持つくらいなら一人が良い。と方針転換したら、誰もいなくなったのは、私の責任ではない。なぜなら、山梨時代はちゃんとしたクライマーと組んで成長した。ラオスや台湾ではもっとちゃんとした人と組んで躍進した。

2.他からの承認を病的に求める

 ブログを広めようと別にしていない。どちらかというと注目は浴びないようにしている。例:ツマラナイ記録をロクスノに上げようとしたりとかしていない。

3.怯えることを嗜癖

→ やっているかもしれない。分かっていないクライマーの見分け方確立したほうがいい。今は全クライマーが馬鹿に見える。

4.わざと強迫的な問題を抱えた人を見つけ、その人たちから見捨てられる痛みを感じる。 

→ やっているかもしれない。自分に適したレベルの人と付き合うのが大事。

5.被害者意識を嗜癖

→ 被害者意識ではなく、被害者そのものだと確信をもって言えるが…。もうそろそろ昇華しても良いころ合い。くどいかもしれん。

被害者意識が、被害という現実を引き寄せた、という解釈もある。

6.行き過ぎた責任感と過剰な世話焼き 

→ 確実にやっている。責任感ありすぎ。

過剰に新人によくしすぎ。アサーティブなコミュニケーションの確立のために、練習がいる。問いを発する練習。

トポ持ってこない奴 → 「〇〇君はどこを登るの?登りたいところを言ってくれたらビレイをするよ」

自分だけ登って私のビレイをしない人 → 「あれ、私の番は?」

7. 自分の意見を述べようとすると恐れや罪悪感を感じ、黙ってしまう
 

→ 確実にやっている。敗退なしはあなたのスキルではありえないと言う。アサーティブトレーニングが必要。

例:「万が一の事故が起きた場合、どなたに連絡したらいいですか?」

8.刺激

→ 確実にやっている。 アメリカ生活もそうだったが、苦労が多い=楽しい。日本の生活はあまりにも楽勝すぎて拍子抜けであり、困難がないので、刺激のためにわざとストレスを抱え込むことになっている。

趣味として、山に週に1回は出向く。マウンテンバイクが最適。心も充足。畑や稲作は、楽勝すぎて、あまり充足の対象にならない。他の趣味も開拓する。

9.哀れむことを愛と取り違え、自分が救ってあげれそうな人を故意に選ぶ

→ 確実にやっている。可哀そう、という人ばかり選んでいる。対策=気が付いて辞める。

10.感情を否認する 

→ 否認以前に感情そのものに気が付いていない。対策:感情に気がつく。

11.自分を厳しく裁く

→ 確実にやっている。自分へは厳しい要求を課すのに、相手にはいいよいいよ、になっている。

対策=気が付いて辞める。慈悲の瞑想を行う。

 
12.見捨てられ不安からの依存

→ やっていない。独立心が過剰すぎる。対策:相互依存を覚える。

■ 相互協力関係

結局、突き詰めると、協力関係の構築、に突き詰められると思うのですが、そこが解消しないと、やってあげる一方の関係になってしまいますね。

■ クライミングを継続するか問題

40年前のカットアンカーに落ちながら成長できるか?ということになってしまいますが…(汗)

ちょっと遠慮したいとなると? ジム? ジムもすでに検証したからなぁ…。

というので、クライミングは現在却下されています(笑)。

自分に自信がない、という説は、一人で台湾に登りに行ったから、却下されており、もういいでしょう。

■ クライマーの心のお守り、5.12RP

5.12がRPできる実力というのは、アルパインルートに行くとしたら、どのクライマーも達成しておかなくてはならない心のお守り、ですが…

私はまだ、5.11オンサイトが1本目ってところでした。50歳を超えて、5.12RPを達成した女性クライマーも知っているんですが、その人、旦那がビレイヤーなんですよね。

私の場合、夫がビレイをするわけでないので、環境的に厳しそうです。

男性って、子供を触っていないと父性が湧かないのです。子供=妻の私、に置き換えると、ボディタッチができない限り、身を挺して、クライマーの私を守らねばならないとビレイヤーの側は考えないんです。

父性が発動していない男性がどう考えるか?というと、いかに自分を高く売りつけるか、です。恩を大きく売って、出来るだけたくさん相手から回収しようとします。

■ クライミングに変わる趣味=新しいこと

を大分長い事、模索しましたが、MTBがやっと あたり、でした。

■「私にはできない」「しかし神には何でも出来る」

まさにこれを人生2度目で経験したのが、クライミング。

アメリカに行くことが、ポケットに2万円しかない状態で出来るとは、20歳の時、まさかできるとは思っていませんでしたが、出来ました。

で、43歳でクライミングをスタートした人が、3年の修行で海外クライミングに一人で行って帰って来れるというのも、同じようなものですよね。 

私の経験は、成功体験であり、その反対ではないような気がします。

皆さんも頑張ってください。



意外なところで小川山の話題

 昨日は意外なところで、川上村の話題を見つけました。

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年収2500万円の村って…

誤解に基づく警告だったようですが、火の無いところに煙は立たないというか…。

私も日本農業については、三井物産でアグリビジネスを噛んでいた時代から、研究課題には入っており、農研機構に知り合いもいますし、農業ソフトウェアベンチャーで就業経験もありますが…

一言で言えば、 農学栄えて、農業滅ぶ、っていうのが現状です。 

大体、日本の農家の人って、世俗の監視社会の中に生きており、農学者の言うこと聞かずに、となりの農協の無学で無力なおっちゃんの言うことを聞くのですから…。

農業は、”世間”で動いており、”知識”でも、”知恵”でも動いていない。そこへもって、アメリカの規模の農業を物まねで取り入れ、その生産性をささえる格安労働力に、外国人を入れたところが不味かったでしょう…

誰もしたくないババ引きのババみたいなことになっている。 

日本の農業は、ホントにえらいこっちゃ!というか、産業としては最も課題の大きな分野になっています。

■ 個人で

一方で、個人で自分と家族を支える規模の食糧生産を行うことはそう難しくありません。

田んぼ、畑、合わせて1反の土地があれば、大体可能で、生ゴミを土に返すこともできるし、米と野菜、多少の家畜…鶏、家族の人数分、ブタ2,3頭、牛1頭くらいは、そこまで無理せず、実現できる農スタイルで、兼業にぴったりというか、野菜など、専業するほど労働がないというか、そんな感じです。

牛よりブタの方が、お弁当屋さんなどの食品廃棄物を食べてくれるので楽です。牛さんは、必要になる草の量が…冬が短い九州でも足りないくらいなので、1頭でもお腹いっぱいかなと思います。干し草は意外に高くて、購入すると1ロール4千円でした。

というので、私が国政に提案したのは、国民の中でやりたい人は、

個人で自給自足する、というライフスタイルの確立

です。