2021/07/30
命を尊重する教育とスポーツ教育をセット販売に
2021/07/27
ピオレドール賞受賞者だらけの山梨県北杜市
2021/07/26
2021/07/24
対象喪失からの復活と現在地
■対象喪失
”対象喪失”というのは、自分にとって大切なものを失うこと、です。
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ここで言う対象とは、強い情緒的な結びつき、すなわち愛着を感じる存在のことを言います。
対象は近親者や友人など実在する人物や、幻想の中の人物など実際には会うことができない存在のこともありますし、人ではなく長年勤めた会社や、自分の健康が対象となる場合もあります。
したがって対象喪失は、誰かとの死別や別離に限らず、強い情緒的なつながりのある対象を失うことを指します。
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私にとっては、白い山、アイスクライミングのことですね…
■ グリーフワークの終わりが見えてきた
考えてみれば、九州に来てからの4年間は、ペアレント、アダルト、チャイルドの自我のうち、辞めておいた方が良い、ということを私に忠告して来るアダルト自我が活発になるような、危険な出来事ばかりが起きました。
山梨時代の正反対です。私に前進せよと言ってくるような素晴らしい出来事ばかりが起きた山梨の時代とは反対に、このまま行くと死につながると警告するような、そんな出来事ばかりが起きた九州クライミング時代…もう4年ですから、山梨でクライミング接した時代以上の長さがあります。
とくに大きな喪失体験だったのは、白亜スラブの件ですかね… あのクライミングで、いかに私がフリーを頑張ってグレードを上げようとも、自分のリードでルートに行くことは、まぁ、将来的にありえないということが見えてきました。
その後は、喪失体験…肉離れの岸良海岸、膝亜脱臼のボルダー。
肉離れは、頼りになるべき相手…年配者、あるいは真正のベテラン…であっても、頼るに足らない、ということを理解する経験でした。
亜脱臼は予後が思わしくなく、いまだに痛いので、この亜脱臼で決定的にクライミングから足を洗うことになりました。次の9月で2年になりますので、亜脱臼がとどめを刺した感じですかね…
その後は長い闘病生活と、プライベートでも仕事を失い、金銭を失い、と否定的な出来事が続きました。孤立無援の戦いでした。
長い喪の期間でした…孤独で大変でした。
■ 新しい生きがいを模索
去年に引き続き、自然農での充実感は非常に大きなものがあります。
去年、マキイ農園にアルバイトに行き始めたころからの進展具合、理解の進み具合を考えると感慨深い。
岸良海岸で肉離れをした折、すぐに帰福できず、肉離れは応急処置もできず、どんどん悪化し、歩くのも苦痛でした。しかも、相方が素直に福岡に帰してくれなかった。しかし、そのおかげで大隅半島の反対側、根占方面に行くことになり、根占で自然農のきっかけをつかんだのです。野草茶を売っている女性に自然農のお話をしてもらいました…一度お電話も頂いたのですが…。
その方はとても”気”が発達している方だったので、弱った私の生体エネルギーを感じて、助けないと!と思ってくれたのかもしれません。年賀状も頂き、そこに会った福岡自然農に現在お世話になっています。
つまり、相方が素直に私の怪我を中心に行動していたとしたら、その日にクライミングは中止となり、速攻で福岡に帰ることになったのでしょうから、この出会いはなかったことになります。愛さんにも、自然農にも出会えていなかった、ということですね…。
自然農は、自然界の中に、人間の必要な者…作物…をただ置かせていただく、という農法です。マキイ農園での仕事、松国での赤米稲作、農業ベンチャーへの就職、大村での研修… 広がった知見の大きさは、かなりなものかもしれません。
人としてまだ成長できる分野があるということは本当に力づけれる経験です。私は大学のころ、つまり親元を離れてすぐから、半農半xを目指していました。しかし、どうしてもその道が見えてこなかったのです。
半農半x生活ということでいえば、半農は、もはや達成したと言ってよいかもしれません。
それがここ一年の変化です。
■ 昇華
さて、心理学によると、クライマーが目指すべき方向性は…
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昇華
昇華とは特に性の衝動や自らの攻撃性などの本能に基づく欲求を、社会的に認められた目標に向けてそれを満たすことである。低俗とされる本能的な欲求を、文化的に価値のある 学問・研究・芸術・スポーツ・ボランティア活動などに向け、創造的な活動のエネルギーに転化して発散させることである。心理学者のフロイトは、芸術や宗教などの文化は本能的な性の欲求が昇華されて生まれたものであるとした。
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ということで創造的活動に昇華することが、クライマーとしての完成形であるようです。
自我でいえば、チャイルド自我で登っているのが、ただ楽しいから登るという時代です。
次に、チャイルド自我+アダルト自我で登るようになると、ギブアンドテイク(助け合い)の関係性で登るということになり、友達と登りに行くということになります。
コーチクラスになれば、さらに加えて、ペアレント自我で登っているということになりますが…そうなって初めてクライマーとしては、昇華というプロセスに乗ったということになります。
もちろん、ペアレント自我であれば、別にコーチという発現の仕方でなくても、どのような発現の仕方であっても構わないのです。
ある人は、クラウドファンディングで岩場のイベントを行い、
ある人はリボルト職人になることで、それを行い、
ある人は、アクセスファンドを立ち上げ、
ある人は子供クライミング教室を主宰する、
自分のためではなく、多くの人のために創造的に行動するときに、昇華が起こっているということですね。
長い喪が明けつつあり、自然農の世界でも物事がレールに乗り始め、後は自分自身が肉体的に回復したり、経済的ダメージを回復したりする段階に来ました。
長いトンネルでした。光がその先に見えそうな気がしてきました。
まだ長い紆余曲折を経なければならないとは思いますが、ひとまず、現在地が一瞬見えたので、タイミングを逃さず、記録に取ることにした次第。
なんで子供や若者にワクチンを打つって話になっているんだろう...
ーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーーーーーーー
「健康な被験者および患者に対する医学実験の許容性」
と題するセッションを設け、ミュラーとシュタウダーを報告者に招きました。
この指針は14箇条からなり、
・新しい革新的な治療法の実施に先立って可能な限り動物実験を行うこと、
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2. 医学実験の最初の成果は慎重に公表しなければならない
3. 人体実験を行う際には実験者が第一の責任を負う
4. 健康な被験者に実験する場合は、被験者の、完全に情報を与えられた、自由な同意を得なければならない。患者に実験する場合は、患者あるいは最近親者の同意を得なければならない。実験者は被験者ないし後見人に実験の内容とそれを行う理由と危険性を伝えなければならない
5. 冒険的な手術や治療は絶望的な場合にのみ行ってよい
2021/07/23
山岳総合センター時代の恩師
■ NHK 日本百名山八ヶ岳
が放送されたそうです。私はテレビを持っていないので見れないのですが…。
https://www.nhk.jp/p/100yama/ts/K8938MW1R4/episode/te/QGXMPV4Y83/
私の山岳総合センター時代の講師をしてくださった、村上先生です。
村上さんは、八ヶ岳の遭対協副隊長です。隊長はエベレスト無酸素初登頂者になりそこねた?竹内さん、青年小屋の所有者です。
村上先生は、4年前、私が福岡に来てすぐのころ、ピナクルへ参加したいと思って見学に行ったとき、たまたまその日がロープワークをやっている日だったのですが…あまりの内容の低さにびっくりして、これは、まずい状況なのでは?と思ったときに、問い合わせしたら、無料で九州に来て講師してくれる、という返事でした。
今年も、九州勢で、七倉沢に行くのであれば、山岳総合センターの講習と同じ内容をやってくれるという話でした。
八ヶ岳のガイドであり、山岳総合センターの講師であり、遭対協もやっており、アルパインは、毎年先生、ソロで八ヶ岳のいろんなバリエーションを登っています。
きちんとした山ヤ
というのは、こういうことを言うのだなぁと思いますが…。九州にはこんなきちんとした事例がないから、どうしたもんか…という方向に行ってしまったんではないかな…と思います。
八ヶ岳近所は、他にも、馬目さん、横山さん、佐藤さん、花谷さん、様々なきちんとしたというより、ド級の山やがいますので、変な誤解しようがない… ですが…
フリーもそうだよなぁ… 室井さん、村井くん… 強い人がローカルで地位を確立しているので…
変にかっこつけて、自分の立場を作る努力は一般クライマーはしなくてもいい、という感じです。
2021/07/22
クライマー憲章(案)
子どもは安心して生きるため、次の権利を保障されます
1)命が守られ、平和で安全な環境のもとに暮らすこと
2)愛情をもって大切に育てられること
3)健康的な生活を送り、適切な医療を受けられること
4)いかなる差別、および、不当な不利益も受けないこと
5)困っていること、不安に思っていることを相談すること
6)虐待、体罰、いじめから心身を守られること
7)プライバシー及び誇りが守られること
これをクライマーバージョンに直すと?
1)命が守られ、平和で安全な岩場のもとに登れること
2)誠実さをもって安心安全にビレイされること
3)健康的なクライミング生活を送り、適切なレスキューを受けられること
4)クライマーであることで、いかなる差別、および、不当な不利益も受けないこと
5)クライミングで困っていること、不安に思っていることを相談する先があること
6)クライミングにおいて、無理強いされたリード、体力をはるかに超えるトレーニング、支点ビレイやお座りビレイ等の非常識な行為、から心身を守られること
7)社会生活などのプライバシー及び、個人の誇りが守られること
どうでしょうか?どの項目も、あまり達成はされていない現状のように思います。
とくに、昔、あまり社会的に容認されない不実な過去を作ってしまった先人たちのせいで、仮にクライマーの印象が非常に悪いとすれば、4)が難しくなってしまっているかもしれません…
つまり、後世のクライマーは、より品行方正を求められる、マイナスからのスタートと言うことになってしまいますね…
なんだか、その気配が濃厚だったのですが。
余罪が出てこないか、心配です
2021/07/21
露悪(サイコパス)が社会的に許されない件について
■ いじめそのものより露悪が悪い
今回は、小山田圭吾さんの過去の愚かな過ちはともかく、それを露悪的(自慢げで悪いことをしても開き直っていること)に語ったことが、結局、長年、過去の過ちについて、罪悪感すらない、という人間性、つまりサイコパスであること、が露呈して、オリンピックへの関与が取りやめになったほか、彼の社会的生命は、これで断たれたも同然ですが、それが
国民のうちから出た批判…つまり自浄作用によるもの
で…良かったのではないでしょうか?
これを文化などと評して受け入れるようになってしまっては、日本社会は、かなりお粗末です…。他国の民度を笑っている場合ではありません。
■ 過去だからと言って、チャラにならない
現在52歳とこのことで、イジメていたのは中学生だとすると、すでに40年近く前。露悪的行為で雑誌のインタビューに答えていたのは、30年近く前、
…だそうですが、それでも、ほとんど犯罪と言える、その行為とその悪質さについての自覚の無さ…は、社会的に許されず、成功は剥奪されました。
それは日本社会が、善悪の判断を失っていないということで良いことのように思います。
■ 他山の石
同じことでクライマー達も、いかに昔の事だったにせよ、例えば、那智の滝を登ってそれを宣伝に使った過去とか、谷川岳行くのにキセル当然したとか、小川山のレタスを盗んだ、とか、反省というか、反省しているのなら、恥ずかしそうにしたほうがいいですよね…。露悪ではなく…。
まぁ、こういう事件に限らず、露悪的な趣味で、
岩場を汚したり、
わざとランナウトして、相手を恐怖に陥れそれを見て楽しんだり、
挑発したり
ロープを軽視して命を軽んじるようなことをしたり、
そして、それらを統合して、それを武勇伝としたりする精神
は、今後はクライマー業界内から自発的に自浄作用として、きれいにしていった方がいい…
そうすることが賢い選択となるだろう、と言うことが分かったのが、この小山田圭吾事件です。
■ うるさ方
クライミング業界では、現在、ボルトが危ないよ、とか声を上げているクライマーは、私と井上D助さんくらいで、一般クライマーのほうは、ゆでガエル状態です。
新しくクライマー業界へ入ってきた現代新人クライマー達への教育的要素がある資料もないので、リスクに気がつくことがそもそもできない。海外で登れば気がつきますが、それ以外に気がつく方法がない…ので、多くの人は、何をそんなに…大げさな、という状態です。
…が、日本の岩場はまじ世界的に見てもヤバいレベル感ですよ。分からないのは、無知だからの一点です。
バブル崩壊も、私の大学の先生は、”今に恐慌が来る”と予言していたんですよね…経済学的指標で普通に予見できた未来だったのでした…バブル崩壊。どうもリーマンショックも同じで、予見していた人は予見していました…。同じようなことだと思うんですよね。
色々な事実を精査してみれば、あちゃー!という状態にあることが分かるけれど、誰もこのボルト何年に打たれたもの?と問うてみないから、無知という状態で心の平穏があるだけです。
小山田圭吾さんも40年近くもの間、誰からもとがめられていなかった。今の岩場と同じですね。
それは、誰も彼がそんなひどいインタビューを世に出したことを気にも止めていなかったからです。
本人は、世間を舐めていたんでしょう…許されると確信していない限り、堂々と障碍者を笑って見せる、などという言ことは起こらないはずなので。
つまり、アンダーグランドだから大丈夫と思っているクライマー業界と同じ構図です。見つからなきゃ悪いことをしても大丈夫って心理ですね。
クライマーも小山田圭吾さんの事例を他山の石として、これまでの
現実逃避&露悪趣味&見つからなきゃ大丈夫主義
について、改めて行ってもらいたいものです。
これを行政の人が読んだら、余計岩場の使用許可は、降りなくなるであろうと思われる名著 |
2021/07/20
小山田圭吾さんの障碍者イジメ事件
■ 悲しいな…
小山田圭吾さんの障碍者イジメ事件…で沢田君という障害のある青年が、いじめられてもなお、小山田さんを友達だと認識していたらしい言動がうかがえること…とても切なく、悲しい。お母さんの身になったら、なおさらだ…。
敵を味方と間違える…ってこと…。
子どものころ、学校に江崎君と言って、奇行したりする子がいた。金魚の餌を食べたり、自分の爪や鼻くそを食べたり、お母さんが入院中でお父さんだけなので、世話が行き届かず、制服も洗われていない… 私は級長だったので、いつも席替えでは江崎君の近くに配置され、いじめられないよう見張る担当だった。
江崎君は知恵遅れも少しあった。というか、たぶん、幼児退行…。休んだ時には、プリントを持って行ってあげる担当で、ある時は江崎君の家が余りに汚いので、掃除して帰ったことがあるくらいな家の様子だった。
そんな江崎君も、中学高校になると、数学の才能を発揮するようになった。江崎君は、熊本では、成績の良い第二高校に進んだ。女子校から、共学に変更になった年だった。
通学方面が似ていたので、ある時、江崎君と通学でばったり会った。江崎君は、「ねぇ共通模試何点だった?」
その言葉に何しろびっくりした。なぜなら、私は江崎君がかすりも届きもしない圧倒的な優等生の地位を中学では築いており…ダントツの生徒だったからだが…その私と張り合うという発想が…驚いたのだが、それに驚いた自分にも恥じた… 私ってば、江崎君を下だと思っていた、ということだったからだ。
たしかに、低学年のころから見ており、学校でうんち漏らしたり、おしっこ漏らしたりしているのを知っていたんだが…。でも大きくなったら、数学はすごくよくできる子だったんだよな…
私は、ほかの障害がある子も時々助けてあげることがあり、異様に背が小さくて、病気のためにお腹が出た子だったんだが…ある時、幸せそうな姿を見て、本当に反省したというか… 障害があってもなくても、人は存在だけで価値があるというか、価値がない、かわいそう、という価値観を植え付けられていたために、良い子気取りで自分は彼女の世話を買って出ていたんだと思った…恥ずべきは私の方で、彼女のほうではない…。いつもいじめにあわないか、心配して見ていんだが、その行為はすごく傲慢だったってことだ…。
そんなことを思い出した今日のオリンピックイジメ事件… 子どものころに恥ずかしいことをするのは、普通のことだ。子供なんだから。
私は水が怖くて、うつむきで髪を洗うのが長いことできなかった。水泳も恐怖で泳げず、それを乗り越えたのは、つい最近…去年に過ぎない…。
子ども時代は、誰でも間違いを犯すものだが、人として健全な心を培う以前に、いじめをしてしまうのは仕方がないかもしれない…が、その後、それを露悪的に自慢してしまうのは…
やった行為以上に、その後の救いの無さ… 犯した罪以上に大きいような気がする事件だった。
ネットの誹謗中傷は、どうも私もされているらしく、親切な人が時々コメントで忠告してくるんだが… 人の苦労や痛みを見て、喜んでいる人がいるとすれば、それは
サイコパス
という心理らしいですよ。
https://koritsumuen.hatenablog.com/entry/20061115/p1?fbclid=IwAR1IL4prVGdtx2lQ8e1wZzV1xYw0mMl0_PF0SaCZHoIHy8XFLK5n_A0wVgo
https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20210719-00248671
https://biz-journal.jp/2021/07/post_238746_3.html
Climber Stewardという言葉を広めよう!
Climber Stewardという言葉を今日知りました。
■クライマースチュアードとは?
私は日向神について、自然に県外クライマーのクライマースチュアードをしていた、ということになりますね~