■4歳児
日本国外では4歳児だってロープクライミングしている現代…国内ボルダラーの言い分は…?
「ロープは覚えることが多すぎて俺には無理」
■ ボルダラーにはロープ技術は要らない?
■4歳児
日本国外では4歳児だってロープクライミングしている現代…国内ボルダラーの言い分は…?
「ロープは覚えることが多すぎて俺には無理」
■ ボルダラーにはロープ技術は要らない?
フェイスブックは、過去の同日の記録を色々とお知らせして来る機能が付いている。
そこで、過去の今日、11月21日から考察。
■ 13kg、52歳、75kg
13kgかぁ…。苗の重さである。植林するには当然苗を担ぐ必要があるんだが…その重さが13kgであるそうで、その重さにあえいでいるそうだ。
しかし…13kgって、普通の登山道レベルの縦走で、コースタイムが変わるレベルの重さではないんだよなぁ…。たしかに13kgが重たいと感じる登山者もいるが、それは65歳以降のおばあちゃん登山者。あとは、メタボで、何もしないでも13kg担いでいる状態のおじさん登山者が+13kg担ぐと合計は26kgになり、重たくなる。
それでも、13kgはあまり重くない。オーバーハングのクライミングをすると重いと思うが…植林地の傾斜、ハングではなかったような…。というので、13kgでへばっていると言われて、狐につままれたような気がする。
一般に、女性25kg、男性30kgを担いで、丹沢の大倉尾根を3時間で登れる、というのが、テクニカルなルートに進んでも、まぁ大事に至らないだろうと目される体力です。それ以下だと、行くとアブナイ。最低限の体力がないということだからだ。
■ 体力がないと自己申告する男性クライマー
一般的な女性より、何もしない状態で体力がある男性が、13kg重い!と自己PRする場合、その真意というのは、どこにあるのだろうか?と思う。
そこをセールスポイントにしたくない、ということかなぁ。いつか、14,5歳の男子にクライミングを教える機会があったが、モノを持ちたがらない、ザックもロープも重たいものを母親に持たせて、母親を家来扱いしている男子が目についた。お母さんが息子の跡を追ってウロウロと息子に必要なものを持ってやっているが、息子の方は空荷で先を歩いているので、母親がくたびれて伸びているのに気がつかない。そもそも、自分のことに精いっぱいで周りのことに目が行かないのが男の子だからなぁ…。
その延長にあるのかもしれない…自分が快適なのが先という感じかもなぁ。自分がその集団の中でどのような立場を占めるのか、見えていない。
若い男子は自分が集団の中で強者だということに気がついていない。ずっと子供気分…つまり、弱者気分、で、自分が父親や母親よりも力持ちであることに、なかなか気づけない。
それは50歳を超えても、そうなのかもしれない。
■ 豊かな社会
体力が余ればそれを使い切ることが快楽になるので、オフィスでパソコンとにらめっこするだけの体力不要の仕事が増えた今、ハードなスポーツを趣味とする人が増えた。トレランもそうだし、ボルダリングも同じだ。
むかしは、トレランで走らなくても、駄賃つきで本当に仕事として、山を走っていたので、趣味に費やす体力は残っていなかったであろう。
というので、パワーを使い切る方角が、仕事から趣味に転じたということは、豊かな社会の一つの表れだろう、と思う。
仕事でオールアウトすることがなければ、趣味でオールアウトしたい、と思うだろうと。
それは生物の掟のように思う。能力を使い切りたいということだ。
そういう意味で、ボルダリングブームは、社会の流れ、豊かさの表れだと思う。
裕である社会に感謝できる、ということが大事な視点かもしれない。
岩を登るのはタダだが、第三世界でただで岩を登って遊んでいる人はいない…。
みんな、岩を登るみたいな無益な行為をしなくても、お金になる有益な行為で力を使い切っているからだ。
■ご縁
を また指摘してしまうようだが、
日本にはドライのルート図集は、まだない。
時代は石灰岩クライミングになったのは、ずっと昔みたいなんだが…
日本では40年前の価値観のままだ。
被っているほうが安全で楽しい。
D9とか、M9-とか、さすがに登れる人誰?みたいな高難度ではあるが、
M7なら登れる男性はいそうだし、
W6やD6だったら、私でも視野に入るグレードである。
ちなみにこの画像は、韓国に行ったときに同じゲストハウスに泊ったアイスのワールドカッパー選手からもらった。
アルパインをやっている人で、ドライツーリングをやる人は少ないが…ドライはどちらかと言えば、コンペ寄りの競技向けクライミングなので…
しかし、昨今の若者は、中・高部活→競技クライミング→ジムのお兄さん→選手という流れなので、その選手から 外岩となるコースとしては、現在ではドライのルートが最終終着駅になるはずだ。インドアクライミングで足踏みするなら、アダム・オンドラ君と同じコースをたどるべきだが…彼が圧倒的にすごすぎて遠く及ばないのではないだろうか。
九州ではアックスを使うクライミングは、やる人が本州の輪にかけてすくないとは思うが…お隣韓国に近いお国柄、有利な立地ではあると思う。
■ 開拓クライマー向けのロープワーク
最近は、ボルダラーからいきなりボルダーの開拓へ進むクライマーもいると思います。
その場合、必要なロープワーク知識は何か?ということを、私の理解できる範囲でまとめておきます。
過不足があるかと思いますが、その場合、お気づきの方からご連絡いただけると幸甚です。
■ 知識編
地権者より、開拓許可を取る。何はなくとも、この許可がないと、岩に触ることすらできません。こちらの画像が参考になる手順です。
■豊富な基礎講習
こちらは関西のとあるジムでの講習のお知らせ
■ 山岳総合センター
私がいた山梨県もクライミングは盛んでしたが、教えてくれる講習会は年に一回のレベルで、しかも、引退した山岳会の年配の人がやっているので、技術内容が古く、あまり参考になりませんでした。
それで、結局、大町の山岳総合センターまで通うことにしましたが…。通ってその後、山岳会に入ったので、教わることはほとんどない状態で入会したので…
一般に、山岳総合センターの機能の代替えは、プロのガイド資格を持ったプロガイドが、公的機関である山岳総合センターの料金よりも、少々高いくらいでもやっているのが、東京・大阪都市部だと思います。
名古屋、札幌、福岡、あたりもこれに続く流れになれば…と思います。プロガイドはいそうなのに、やっていないんですよね。なんでなのかな?
プロガイドと言ってもガイドの資格だけの人はトップロープで登らせて、支点構築も、自分で登れるようになるためのあれやこれやも教えませんので…フリークライミングインストラクター協会の資格保持者が良いと思います。
■ 指導者も困っている
これは、ある九州の指導者の方のお言葉です。私も激しく同意します。
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リードのジムもですが、私にとっては、これらのきめ細かな多くの講習が羨ましい。
人口壁で事前講習を受けて、外に出る。
半分、いや、1/3でもいいので、このような講習をセットでできるジムがあればですね。
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■ 無知の害が顕著
こういう講習があれば、リードクライマー2名を一括でビレイしようとするオールドクライマーの様子が、ありえないビレイであることを理解できる初心者が増えるに違いありません。
年配の方もですが、若年者の方も勉強不足が著しいです… どっちもどっちになっている。
■ 使命
私は自分の意思で山梨に行ったわけではなく、登山をするようになったのは苦肉の策でした…。ので、登山からクライミングへステップアップしなくてはならなくなったときも、自らクライミングがしたい!というよりは、みんなにしなさいと言われるし…と仕方なく。
それでもなぜか、クライミングが楽しくなり、クラックでは吉田さんに出会ったり、自分のノリで飛び出した海外のクライミングではラオスに行ったり、ラオスで仲良くなったカナダ人クライマーと台湾に登りに行ったり、と一花咲かせることができました。
それもこれも、どうしてこういうことになったのか?というと、
伝達する、
という使命があったから、ではないかと最近思っているところです。
私のような遅くに始めた人でも出来るのですから、若い人はどんどん海外に出て登ってきてほしいと思います。
■ 北海道ではクラファンでリボルト資金調達
■ 九州では個人口座
■ 劣化ボルトの様子
以下のものは北海道のものですが…九州も大して変わらないレベル感…。カットアンカーです…。
こんなものを うかつに信頼して、バンバン落ちながら登っていたとは…(汗)
本当に無知とは恐ろしいものです…。
■ 山ヤの出口は別荘暮らし?!
御坂山岳会でもそうだったが、年配の山ヤは、最終的に別荘を山の中に買って余生を過ごそうと考える人が多数らしい。
別荘を買うと、別荘以外に不必要に広大な土地…植林地であることが多い…が、もれなくついてくる。その森をどうしたものか?よく分からないらしく、薪にする、などとして活用している人は、ほとんどいなかったよなぁ…。
私も、当時は伐倒の知識がなかったので、アドバイスしようにもできなかったのだが…。長野などでは、伐倒を別荘暮らしの人に向けて教えたら、喜ばれるに違いない。
■ 伐倒届
伐倒は届け出が必要だ。しかも、かなり前。一か月前には届け出をしていないと伐れない。
放置されたら、天然林へ遷移するか?というと、杉はする可能性があるが、基本的にヒノキはほかの木と共存するのは苦手なコミュ障木であるようで、混交林化しないらしい。
ヒノキの場合は人為的にギャップを作ってやらないといけないようだ。カラマツは落葉するから、勝手ににほかの木が入っているような気がするがどうなのだろうか?小川山で観察できるが。
小川山へ行くにも信州峠を通って行けば、大規模な皆伐地を見ることがある。また近隣に昔の牧場跡があるが、大規模なソーラー設置予定地になってしまい、地元の人が設置反対運動を広げている。大平牧場だ。飯盛山にあり、奥秩父全山縦走する人にとっては、入り口、もしくは出口の山。
クライマーはのんきに小川山で必死にグレードアップに励んでいるが…。グレードで、どっちがすごいかという競争に、不毛さを感じるのは、趣味のクライマーばかりではないだろう。昨今、世界のトップクライマーは軒並み子供だからなぁ。
■ 伐採が盛んな地域=災害多発地
皆伐と大規模水害の関連は証明されているので、伐採が多いところ=皆伐地であり、水害の危険があり、下流に農地を構えるのは、要注意である。自伐型林業の先進地区である、高知は入っていない。
各県の森林計画書を見たわけでないが… 宮崎県などは、単層育林(スギなら杉しか植えない森、木のモノカルチャー畑)を是としており…そういう場所はいかんせん、大規模皆伐になりやすい。
山体崩壊が起こっている様子が、普通に林道を走っていて見える。怪しいのは、森林認証みたいなのを取っているようなPRがあることだ。
これでは、都会で自然派で良かれと思った人が騙されてしまう。大規模皆伐で伐採された材を使うことは、下流の災害と災害補助金依存体質をサポートすることになる。
行政が自伐型林業に好意的な地域を選ぶのは一つの解であろう…
皆伐だと、ものすごい量を伐るのだそうだが、自伐型林業だと、せいぜい一日5本だそうだ。
クライミングでも、アスリートクラスになれば、毎日部活のノリで一日3時間くらい登っているが…エンジョイクライミングの趣味で登る人たちは、週に一日、もしくは二日、一日5本も登れば、お腹いっぱいである。
■ 間伐してているかどうか
間伐対象がないと合わせると、過半数は間伐していない。間伐対象がないというのは、保安林などにしてしまったのだろう…そのほうが固定資産税が安いのだろう。
切り捨て間伐というのは、山に置きっぱなしということで、拾って薪にすることができる。(生木なので重たい)
結局のところ、約2割しか適切な間伐は実施できていない。
ときどき山に行って薪に必要な分を伐採する、という生活は、成り立たせられそうに見える。自分が使う分なら、伐倒に人件費を上乗せしなくていいわけだしなぁ。
特に長野に別荘を構えてしまって、カラマツ林がもれなくついてきている人などは特にそうだ。
埼玉で、皮むき間伐をした人たちが今回研修に参加していて、利点を教えてくれた。伐倒時に軽いこと。材を持ち出すときにも枯らした後なので軽いそうだ。
生木を伐倒しないで、皮むき間伐を行った後、伐倒するというのは、女性に適した方法であるかもしれない。
現在では鹿さんが、勝手に皮むき間伐をしてくれるのだが…。