フェイスブックは、過去の同日の記録を色々とお知らせして来る機能が付いている。
そこで、過去の今日、11月21日から考察。
■8年前 燕山荘からのお知らせ
トレースがないと歩けない=危険=読図力を付けよう、と発想した。
読図で歩けるようになるのに3年かかったが、取り組んでみたら、あっという間にマスターした感があった。今は山が怖いところではないので、大きな自信につながった。
自信がない人は読図をやるのがおススメ。
■ 同じく8年前 ユースケさんにジムで会う
ピラニアのリード壁に登りに行ったら、ハーネスを忘れており、残念…と思ったら、貸してくれる人がおり、その人がたまたま世界的なクライマーだった、ということで、後で、ジムのお兄さんに、あの人は佐藤祐介だよ、と教えてもらった。
その教えてくれた人も、室井登喜男さんという、日本のボルダリング界の創始者みたいな人だった。
これが、甲府で与えられる一般市民クラスのクライミング入門者への環境で、福岡にきたら、クライミングジムに行っても、、クライマーがやっていないジムばかりで、何の良き影響も受けられない。
重たい荷を背負って5.8を行ったり来たりしているクライマーを目撃することほど、未来のアルパインクライマーにとって刺激になることはないのではないか?といまだに思う。
この後、小瀬の人工壁で、ザックを背負って登ってみたが、えらいくたびれた。別物って感じだった。普通のフリーがいかに快適クライミングか、よく分かった。
後の事だが、室井さんに5級で登れない課題の登り方を訪ねたら、あっさり違うホールドを指定してきて、なんだと思った。ジムの課題で固執する必要はないらしい。
すごい人から直接教わるメリットは、当人が、自分のすごさのアピールに力を使っておらず、相手のメンツを立てるとか、相手をほめちぎるとか、めんどくさいことをしなくて良いことである。
■ 雨宮さんの投稿 追悼号を読みまくる
雨宮さんからのアドバイス=追悼号を読みまくる。
私もフリーファンが来たら、ボルダリングでも、過去の事故例を先に読んでいる。
追悼号、というのは、知らなかったが…追悼号の中で、事故事例を深く検証している事例を目にしたことがない。
ボルダリングでは事故が多いが、追悼記事、にはならない事例が多い。
怪我止まりということだが…
その場合、追悼号が出るよりも、さらに事故に対する反省は生まれにくい土壌にあると思われる。