を示す幾多の指標。
お父さんの趣味を知りたい、お父さん族の生態を知りたいと思っただけなのに、
日本クライミング界の闇
を見つけてしまった娘役の私… なんと悲しい現代日本事情でしょう!!
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◆1:数字を維持するための圧力
倫理崩壊を起こした企業はいずれも、非常に高い利益率を達成しています。こういった企業では、週明けの朝礼で高い営業目標を達成するよう指示されることも多く、こういった「数字を維持するための圧力」が倫理崩壊につながるとジェニングス氏は指摘しました。
代わりに、長期的かつ現実的な目標に焦点を当てることが重要であるとジェニングス氏は語っています。例えば、台風の進路上にあるスーパーマーケットでは、台風到来直前に大量の顧客が殺到し、売上が急増するケースがあります。こういった店舗では、次の年の同時期に同じような数字を達成することは不可能であることを従業員に理解させる必要があるそうです。
「どんな犠牲を払っても高い数字を達成しなければならない」というようなメッセージを送るのは問題であり、短期的な利益を強調するようなスローガンや目標を掲げることもNGであるとしました。
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https://gigazine.net/news/20231129-seven-signs-ethical-collapse/ より引用
のクライマーバージョン
1)グレード至上主義
2)開拓者、著名クライマー、などの非一般クライマーの倫理違反
3)世代の解離
4)経験の浅いリーダー
5)濃ゆすぎる身内と身内主義
6)過度な自信や未来への過剰な期待に繋がり
7)ある分野での良い行いが別の分野での悪い行いになる
■ 詳述
1)グレード至上主義
改めて説明するまでもないですが…。ジムに慣れて、外岩もジムと同じようにグレード順に並んでいるという思い込み、グレードが上のほうがクライマーとして上だ、と言う誤解。
2)開拓者、著名クライマー、などの非一般クライマーの倫理違反
開拓者は、初登者の権利を主張するあまり、チッピングもどきのことをしてしまう、サバージュ・ババージュ事件。
岩場にホールドをつける。
明らかに過去の遺物である、40mランナウトを放置してしまう心理。
いまだにカットアンカーを使う。現代的にふさわしくない終了点を作る。
残置を持って帰る。
3)世代の解離
80代の言うことを聞かされる20代。そのため、技術内容が40年遅れ。
4)経験の浅いリーダー
小鹿野。せっかく頑張っているが、かじ取りが間違って、ロクスノ誌上で炎上。関連当事者と取引したり、特定のクライマーのお気に入りの慈善団体に巨額の寄付を行ったりと、倫理的に問題のある契約が、経験不足により、そうと気づかれずに結ばれてしまう模様
5)濃ゆすぎる身内と身内主義
有力クライマーとつながっていれば、優遇される。大体身内で固まりすぎで、JMSCAなどは、”ガバナンスが問題”と弁護士にすら指摘されている。要するに、汚職みたいなことです。
6)過度な自信や未来への過剰な期待に繋がり
過去の栄光が大きすぎ、スポーツクライミングでの優勝に血道を傾けすぎ、外岩は惨状という現状。
7)ある分野での良い行いが別の分野での悪い行いになる
天然記念物にくさび問題。岩場のある地元の人々の利益を無視しすぎた結果。ボルトの再整備=一般社会から見たら犯罪。この構図では、リボルトする再整備をする人はババ引きのババを引いた人で、初登者はやり逃げ、と同じ。
■ まとめ
倫理崩壊しているのは、クライミング界だけ、ではなく、たぶん、日本のスポーツ界はどこも同じみたいです。
現代の、大学で不祥事起こしているのは、大体、スポーツ系のひとたち。
それと関係ないところで、新しい動きで登るのが良いことのような気がします。