2016/10/25

デゲンナー RP / Redpointing another crack

■ 午後から雨  Afternoon shower

今日は、午後から雨と分かっているものの・・・ 急遽、湯川へ。 道中、南アルプスの山並みが大きく見えた。湿度が高いせいだろう。

I knew it will rain afternoon, but I wanted to go to Yukawa so much. I just do not wanted to lose the timing.

前からレッドポイントしたいと思っていた、デゲンナーを朝一でトライ。

The Yukawa rock garden is known for crack problems and the easiest is "degenar 5.8".

They say the grade there is rather bitter, and I feel the same way, I think the "Ogawayama Ray back 5.9" is easier than this one.

デゲンナーは半年ぶりです。遠目に見ると、こんなに難しそうな細いクラックだったけなーと思いましたが、近づくとやっぱり登れそうに見える。

Anyway, 6 months has passed already since I did this problem on top-rope. Now I wanted to do it red point.

ただ半年ぶりで、ほとんどオンサイトに近い感触でしたが、前にトップロープでは楽勝で登っているという記憶を心の頼りにして、登れるハズ!と自分に言い聞かせながら登りました。

出だしで、右の壁を使ったら・・・

「そこ使うの?まぁ、リードだからいい」 (笑) まぁ色々スタイルに注文が多いみたいです。

一歩以外は、どうせ左に戻らねばならず、戻るほうが結構シビアですけど・・・ あと朝一なので、緊張。

体の動きが悪いかもしれないと言う感じですが、別に悪くなかったみたい。

これでもか!と50cmごとにカムを噛ませ、リード貫徹!いや~、ちゃんと登れました。

デゲンナー5.8 レッドポイント。

ただし、6個、使ったカムのうち、5個目は全然効いていない。

The partner, who is also my climbing master, he was so anxious... no wonder... I haven't mastered placement of the cams yet... so the protection is not really a protection, it is indeed same as free soloing...

I did. I had red pointed the problem.   A way to go!

He has tested the protection, climbed the same problem for me on toprope and the 5th cam I had set was not secure at all.  I knew it but I just ignored it since my hand was getting too tired to stay at that position. My legs were shaking. And it was not so difficult section so it was easier climb than staying there.

■ 5.10A?

デゲンナー隣
次は、無名の課題へ。上部で、右に屈曲して、そこでランニングを伸ばす必要があります。

相方がピンクポイントで登るように、これでもか!ってくらいカムを差し込んでくれましたが・・・。

少々のルーフがあり、それが恐怖心を起こしました。ルーフ部分、まだ経験が浅く、解決力がない・・・

下部での悪い部分は、最悪テンションすれば良いのですが。

でも、上で落ちたら、ルーフの下のテラスにぶつかるなぁと思いました。

これは結局、トップロープにした。トップロープの次に、リードしてみたいと思ったのですが許可が出ず。

Then we went to a next problem, with no name.

He had lead climbed and gave one tention to show me if I get stucked in the middle of the route, I can do the same.

On way back, he had added some more protections, which I thought, francky, it was too much...

but what that shows are, he does not trusted my climbing skill... he thinks this route I might fall.





There was a small roof section on the top of the problem and it made me nervous... I don't get used to climb the roof yet... what if I fell? I will hit the terrace.

This imagination and the fact that I withdraw.... that my teacher thinks it is a difficult grades for me... made me decide to climb this problem on top rope.

He said no to read climb after I did the top roping...   I do not understand why. This problem is 5.10a so red pointin is ok.

He wants me to fall?   I had fallen once with his belay, and there is no other fall on lead climb,...
no it is wrong, I had fallen on 5.10a lead climb after a first clip and then I was on the ground, have cut my head and stiched 7 stiches...it was so close to death.

Anyway I know he thinks I am overreacting to the fall and I admit I am.

I must overcome the lead fall scare. But I need trustworthy somebody, and I know he's the one still I can't.

For me it is easier to overcome the fear when I have to teach someone below. I just feel I should not owe anything to him, it will create a demand, or a request of return of favor. I just feel I should be independent so strongly, that I can not owing anything to anybody.

■ 5.8

デゲンナーの裏の課題
最後はまた易しめのコーナークラックへ。無名のルートのようですが、登りやすく、これは確実感がありながら、登りました。

ピンクポイントで完登。17mくらいと短いし、易しいので、ローワーダウン中に、カムに落ちてみる練習をしてみましたが・・・

カムで落ちると衝撃が・・・。

スリングは伸びないからです。

衝撃吸収力があるものの上に落ちないと。

We moved on to other crack and this seemed so easy 5.8.

Still he wants to put protection by himself
not me.

That means I am an immature climber yet.

5.8 I don't fall.

But I don't have a skill of placing the right protection in a proper way, so he won't allow me to climb in master style.

So I did it on pink point.

This was easy fun climb.














■ クライミング力は向上  Sudden skill up

クライミングは良くなっていました。突然。急激に。

My climbing has improved suddenly.

6月にもありましたが・・・登れるようになる時は、なぜか突然登れるようになっている。

今日はスメアや足ジャムも確実で、足の確実感がありました。もちろん、易しい課題なので、ハンドも、バチ効き。

6月に突然良くなったときは、蓄積した疲労が取れた、というだけでした。精神的疲労もあったのです。

以前、英語を習得したい時に、追い込んで、初めて夢の中で英語が出てきた、と思ったら、それが悪夢だった・・・ということがありました。 

クライミングも似た感じで、自分の苦手なことをあえて強いて習得中です。なので、ストレス満点。

苦手とは腕力、アッパーボディの力、指力のことです。

才能があって登れるタイプではないです。

顕在的に怖いと思っているわけではないですが、潜在的に怖いと思いながら、がんばって登っていたのかなぁ。

でも、ジムのお兄さんが言うには、怖いと思っていた方がいいですよ、とのこと。

やっぱりそうですよねぇ。怖くないより、怖いほうがいいですよねぇ。

で、今日のパートナーとは、2か月登っていない。お久しぶり感があります。

今日の上達は、最近一緒に登った女性クライマーのおかげかなぁ・・・。

小川山瑞牆。別々の人ですが、一緒に登った女性のクライマーの動きがきれいで、とってもマネしたくなったのです。

人工壁のクライミングも、動画を見て、いきなり上達しましたし・・・脳内に入る情報が、何かピースをはめるように突然照合したのかもしれません・・・。

単純に、最近クラックオンサイトしたのがうれしいので、その余波で、自己イメージがアップしているだけかもしれません。

スタンスの確実感がありました。それがうれしい点。

I felt nothing is unsure. I just felt I am very secure climber.

■ ザイルを伸ばしている感

私はクライミング力がアップするのが楽しいのではなく、易しくても良いので、自分でリードして登ると格別感があります。

  (今やっていることはすべて自分が選んで決めたこと) ⇒ (楽しい)

楽しいと言うか・・・より正確に言うと、有意義な気持ちになる、ということですね。

トップロープだと、あまり山頂を目指している感がないというか・・・

リードだと、”ザイルを伸ばしている”ことで、到達高度があがっている感じがあります。

しかも、それは、”ここまでなら行っていい”という自己判断で。

単純にリスクを楽しむ、という感性は、私には全くありません。リスクを楽しむというのなら、綱渡りでもしていればいいので・・・。

そうではなくて、リスクと戦いながらも上に到達している感じと言うか、そういうのが大事なようです。

■ クライミングノート

・カムのテスティングは肘から下だけで行う
・必要そうなカムの見極めは大体
・リードしながらテンションしても良い

・デゲンナー 5.8 RP   Degenner RP
・デゲンナー裏 5.8 ピンクポイント   Left problem 5.8 pink point
・デゲンナー隣 5.10A TR 回収で勉強  Right problem 5.10a TP

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湯川二回目