当初、全然痛くなかったので、ノーマークだった右手の薬指、第一関節・・・ 突然、違和感を発し、終に、節が大きくなり、変形してしまいました・・・(涙)。
左手は痛かったので、テーピングしたり、アイシングしたりしていたのです・・・右手はノーマークでした。
指が変形したと言うことは、基礎的筋力が、その課題を登るには不足していたということです。
■ 指の筋力不足
握力は、クライミング力の指標にはなりませんが、腕の元々の強さの指標にはなります。
基礎能力として、私の握力は、左手が17kg、右手が26kgと、両手合わせて、やっと自分の体重が支えられる合計でした。
なので、右手クリップは嫌いでした。左手一本だけにぶら下がることは、そもそも不可能だからです。
結果、右手が酷使されたのでしょう・・・ ちょっと、これはヤバいという感じがあり、痛みが引かないので、ロキソニンジェルなどを使っていましたが、ついに変形です・・・(残念)。
■ 怖いという感覚
私は前傾壁でクライミングを始めたことが、「落ちそうで怖い」という感覚を定着させることになった元凶ではなかったか・・・と今では思っています。
元々ぶら下がることができないのに、ぶら下がりを強要されれば、必ず落ちます。落ちれば、死ぬのがアルパイン。怖くて当然。
怖いと言う感覚は、個人の筋力や自覚している登攀能力の総合判断であるので、その総合判断は、本人の知覚がもっともすぐれた知覚であるのではないでしょうか・・・。
なぜなら、初めて行った三つ峠の登攀・・・何が怖いの?くらいの余裕のよっちゃんで、何も怖くなかったからです。三つ峠では被ったところなど一切でてきません。
(今ではリスク認知ができるようになってしまい、怖い)
■ ボルダ―5級をこなす指力
5級に入るようになって、突然、課題の質が変わり、ホールドが悪くなりました。悪いホールドを持ったことが、指の変形の原因です。
・・・ということは、私には、まだ5級をこなす指力がない、という意味です。
大抵の男性には、(5級をこなす指力)は、そもそも何もしなくても、備わっているものだと思われます。
ただ女性には、手の強さというのは、備わっていることは一般に少ないと思います。
手も上体も、筋力がないのが、一般的な女性です。 ちなみに私の下っ腹は、脂肪たっぷりで、ぷるるんとしているのに(やだなぁ・・・)、上半身は、鎖骨が出て、脂肪ゼロだけでなく、筋力もゼロっぽいです・・・(><)
これって着やせして見えて良いのですが、上半身の筋力は弱く、下半身デブって意味で、まったくクライミングには不利です。
■ パワーウエイトレシオ
つまり、総合的に見ると、クライミングは、ゆっくりしか成長できないですよ、という意味です。私は何事も、焦らずたゆまず、長期熟成が良いと思います。
詳細に見ると、今は指を使うカチでぶら下がる系の課題はダメです。
クラックかスラブです。というか、前からクラックか、スラブしか、好きじゃなかったですけど・・・(笑)。
要するに、パワークライムではなく、バランスクライムしか、すべきでないです。
もしかすると、5級のバランスクライミングをするための最低限の指力もないのかもしれません。
その場合、
パワーウエイトレシオを改善しないと、全部の指が変形せざるを得ない
でしょう。取れる選択肢は・・・
1)ダイエットして体重を下げる
2)指力を上げるか、
3)指を保護できるだけの強い広背筋や肩の筋力をつける
どれかです。私は3)を取ろうと思っています。すこし上体の筋力は標準より不足しています。
下腿は強かったのに、フリーしかしないと歩かないため、筋力が最近失われたようで、歩きは弱くなったような気がしました・・・。
■ 女性には女性のアドバイスしか使えない
ちょっと女性クライマーに相談したら・・・
ーーーーー
私も、右手の中指の関節は太く変形したままです(・_・;) まわりのクライマーの女性も大体同じ指の関節が変形したり固まったりしてますよ・・・あまり無理しない方が良いと思います。
ーーーーー
ということでした・・・(汗)
右手中指
は、変形する定番の指のようです・・・。
■ バラエティが必要です
やはり、同じジムに通っていると、課題のタイプは同じなので、色々というよりは、同じのをしがちになります。
例えば、北海道は岩場が少ないので、少ない岩場で上達するとなると、グレードを上げて行くしかなくなり、レッドポインターが多くなるのだそうです。
同じことで、ジムも色々行かないと、酷使が多くなるのかもしれません。
山梨のジムの特徴は、みな、かぶった壁ばかりということです。垂壁課題は、全く充実していません。
被っていれば腕力が必要になります。ようするに、ボルダリングムーブってことです。
■ バランスムーブ
私は今の課題は
・立ちこみ
なので、指を使わないで済む、
・垂壁
・傾斜110までの課題
で、バランスムーブを習得する必要があります。
これまでつけた基礎的なクライミング力(ムーブと腕力)を失わないためには、
・6級までの易しい前傾壁でのツイスト 習熟
あとは、ラオスでの前傾壁が予定されているので、腕力UPというか自重を腕力で支える力・・・広背筋や肩の筋力は必要です。
・筋トレ 体幹、広背筋、肩の筋力、軽いラン(肺活量)
■ 垂壁課題充実のジム
・ビックロック横浜店
・エッジアンドソファ
・江戸川 Tウォール
が、それにはふさわしいそうです。 今度、これらのジムに行く予定の人がいたら、ぜひ声を掛けてください。
外岩は、
・被りがない5.9までのカチ系課題
・クラック
・スラブ
です。
外岩は、
・被りがない5.9までのカチ系課題
・クラック
・スラブ
です。