■初めての広沢寺
今日は初めての広沢寺へ。
2014年の岩トレしたい盛りの頃、以前の山の師匠から、「行きたいんですけど・・・」「でも、山梨からわざわざ来てもらう価値がないんだよ・・・」とため息交じりに言われていた岩場・・・
でも、東京方面の人と話が通じるためには知っておかないとなぁと思い、行って見たら、高さこそ、十二ヶ岳の岩場よりはありましたが、規模的に小さく、クライミングも、より易しく、Ⅲ級くらい。なので、行ってから、「こ、これは・・・リードしないと、マズイ・・・」と理解しました。
今回は、グランドからの回復一回目のクライミングなので、できたら、心理的には、”いつものビレイヤー”でお願いしたいところでしたが、今回は、他会の岩トレに参加させてもらっているので、”誰かビレイできる人、お願いします”状態で、とりあえず、朝一リード。
まぁ、これでは落ちないから。
私以外の人はどうもリードせず、裏から回り込んで張っているようでしたが、この壁は、スタンスだらけ、ハンドホールドだらけなので、ノービレイで登っているのかもしれません。
真ん中くぼみは、ビレイなしで上がっていらっしゃまいました。まぁ、そうだよなぁ・・・とも思えるのですが、傾斜的に、ノービレイではやっぱり駄目かも?と思われる傾斜度ではあるので、形式的とはいえ、ビレイした方がいいでしょう。
ということで、ビレイの習得がテーマになっている人とご一緒するのが良いかもしれない岩場。
岩場の監視人みたいな年輩のおじさんが、我々パーティを監視していた・・・なんだったのだろう?
弁天岩 |
■ 可愛くない新人だったよなー
今日は、21歳の大学生が男女二人もいて、ギアもレンタル、靴もまだ持っていないと初々しかった。
私にもそういう時期はありましたが、山岳会に入った時には、そういう初々しい時期は、すでに過ぎていて、先輩たちは、何でもないことに感激してもらうチャンスを逃してしまったかもしれない(笑)
もうビレイも、流動分散も、スタンディングアックスビレイも、雪上訓練も受けてから、山岳会に入ってしまい・・・、「え?!雪上訓練ないんですかっ?!」
・・・というような、可愛くなーい新人だったワタクシ・・・ でも、私のせいじゃないよなあ・・・。
運命とは本当に難しいものです。
今日はなんだか成り行きで、飛び込みの人なのに、私がビレイと流動分散を教えてしまいました。スイマセン。
女性の方もビレイを頑張っていて、とても好感しました。
■ クラック?
今日はその朝一リード以外は、クラックのところが面白かった。クラックもリードできそうだったのですが、クラックなのにボルトルートだと言うところが新鮮だった。
クラックだけど、ジャミングは不要だった・・・。フェイス的にステミングで登ってしまいました。一部レイバック。
核心は一瞬だったので、5.9か5.8だと思います。
帰りは、上野原で雰囲気の良いカフェ、Cafa Coffeeを発見して、エチオピアンのスペシャルティコーヒーを飲んで帰りました。
運転2時間半の眠気さまし。ステキなカフェでした。誰もいない・・・が、蚊に刺された。岩場にはヒルがいて・・腕を噛まれた・・・。という、結果の広沢寺でした。
これで東京人の会話にもついて行けるかな~
いつのまにか、フリー的な難易度が普通になってしまい、十二ヶ岳の岩場は、今行っても、もう楽しくは感じないのかもしれないです・・・が、アイゼントレは、しないといけない。