2016/10/28

久しぶりにグラッパ (3回目)

■グラッパひさしぶり

前後してしまうが、水曜は、久しぶりにグラッパさんへ。

晴れていたので、外がよかったのだが、結局インドアジム。前日雨が降って岩が乾いているか、確信が持てなかったからだ。

今度、ラオスに一緒に行くパートナーが、たぶん、私があんまり登れないと、クライミングを楽しめないのではないか?と心配してくれたのだろう。どれくらい登っている人か、という見極めが必要。

グラッパさんの課題は、フェイス的ではなく、立体的だし、体全体を使うような課題が多いので、久しぶりにクライミングの楽しさを実感した。なんだか、愉しかったな~。

しかも、不思議なことに、4級が登れた♪ きっとグレードが甘いのだろう。ピラでは、5級の辺りでつまづいているところ。しかし、ピラはグレードが辛いと言われているし、どれくらいが登れるか?よりも、

愉しいかどうか?

ということが大事なことだ。

■ クライミングの楽しみを何に求めるか?

グレードの更新に、クライミングの楽しみがある・・・とは、私は考えていない様な気がする。

以前の山の師匠に、「やっぱりグレードを追いかけはじめた」と言われて、嫌な気持ちになったことが、かつてあった・・・

クライミングには、グレードが付いており、ついているから、それを目安にするのは、何も変わったことではないからだ。

まぁグレードを”漁る”のは、スタンプラリー型百名山と似ているメンタリティのような気がする。

だから、そのような登山やクライミングはしたくないものだ。

 山に数を持ちこまない

というのは、師匠から学んだ大事な教えだ。以前の師匠には、とても感謝している。

■ プラトー対策

一つのジムにだけ行くと、登れる課題は登れて、登れない課題は登れず・・・という具合に、煮詰まってくる・・・というのもあるかもしれない。

そういう時は? わたしなら、まったく別のジムに行ったり、完全にレストしたり、と違うことをしてみる。

プラトーというのは、同じことを繰り返しても、克服できないような気がする。

■ 登れない課題を登ろうとする

登れない課題を登ろうとしないとうまくならない、

と言われたのだが・・・確かにそうなんだが・・・ 登れない課題は、ちっとも面白くないのである。

登れる課題が面白い。

5.9は今では楽に登れる。 だから、本番では、愉しい課題を登りたいものだ。

登れない課題を無理して登る・・・とき、面白さは何を基にしているのだろう? 私は落ちるのがキライで、しかも、リードで落ちるのには、かなり抵抗感を持っている・・・

 理由1:  クライミング初年度の腕力がない時代、無理強いされた課題で、落ちて床から50cmくらいで止まった。

 理由2: 先輩をビレイしている仲間のビレイが・・・超だらりん。 あれではグランド確実と見て取れた。

 理由3: 落ちたら、どうなるか、想像できてしまう。

 理由4: 実際1ピン目で落ちたら、止めてもらえず、グランドフォールし、頭を7針縫った。

・・・というわけだ。

でも、上手に落ちる練習は必要だ・・・、今度、落ちる回数をノルマとして練習することにしよう。