2024/11/29
【拡散希望】クライマーも自ら動き出せ!長崎を見習え!
2024/11/28
私に何が起こったか?山岳会に行きたくても行くところがない!
■ 九州の歴史のまとめ
1)脊梁山地縦走+読図による尾根一個降りる
「当会では、この山を皆でするのは無理」と言われる
↓
他に参加できる良い会はないか?
↓
他の会を検討
2)入会希望参加のレスキューで超びっくり
レスキュー練習が本当のレスキュー必要そう…
↓
さらに技術的にしっかりしている、他の山岳会はないか
↓
3)ベテランのビレイが超怖い、お座りビレイ、2m離れたビレイ、その他危険行為
↓
若い人の会は危険だから、高齢者の会に行こう~
↓
4)エイドで鍛えてやる!事件
↓
エイド?40年前のボルトで?そんなの危険すぎる
↓
若い人と登ろうとする
5)5.9でブイブイ事件
↓
え?! ここ、たった10Aだよ?
↓
こんなノリで登り続けたら、死に近づくだけだと自覚
↓
超有名山岳会へ
6)2名を一人がビレイ事件
↓
有名山岳会でも無理っぽい
7)カットアンカーでリボルト事件
↓
ベテラン開拓者も情報弱者化していたことが判明
↓
7)白亜スラブ
↓
相方が無免許運転の人だったことが判明
↓
本州であった友人が来て指摘してくれ、危険なクライマーに付き合わなくてむしろ良くなったことを知る
8)数々の怪我
右ふくらはぎ肉離れ、右ひざ脱臼、左アキレス腱断裂
↓
今ここ
■ 全般に山岳会が弱体化していて、一緒にいると、こちらの方が重荷を背負うことになりそうでした
うーん…。仲間って言うのは、助け合い、であるべきものだと思うのですが、
現代の山岳会って、
一緒にいるほうが危険
になりそうでした…。
SNSで当方の動向を見てくださっている方には、
いったい九州で何が起こっているのか?
分かりにくかったと思いますが…。
私はアルパインが好きだし、自分が技術的に未熟だと分かっているので、山岳会に属したい気持ちはあるのですが、その肝心の山岳会が、一緒にいるほうが危険に巻き込まれそうで、Give&Takeの関係になれない…
どちらかというと足かせになりそうだ、というのが問題でした…。
だって、
・現代的なフリークライミングの領域の難度のムーブ解決力はない(10Aですごい!って言われるレベル感)
のに、
・「こんなところでロープ出すの?」とか言うんですよ?
登攀の能力がない人がロープを出さなければ、即死者につながります。
実際のところも、九州からの登山者って、普通のハイカーでも、イチかバチかを登山だと勘違いしているところがあり、北海道の電波が入らない山へ持病の薬を持たずに行って、欠食し、下山は下山口まで救急車を呼んだことが、恥ずかしい話ではなく武勇伝になっていた…
これは文化的な問題で、スレスレにならなくて良いところで、無責任にスレスレにして、助かったことを自慢する、みたいな感じです。
薬もっていき、欠食もせず担げば、普通に楽しく山が完遂できたところでしょう…
同じノリが延々と難易度を上げても続くのでは、どんどんロシアンルーレットの球を打ち続けていることになり、遭難確率は上がっていく一方です。
これが、考え方が悪い登山の事例、です。
本当の登山は、確実さを自分の中に積み上げ、安全マージンは当然ありますが、きちんとした勝算に戻づいて行動するものです。
予測した内容と現実のズレが、少なければ少ないほど、見積もりがあっていればあっているほど勝率が高くなります。
悪いことが予想で来ていれば、対策して行けばいいだけなのです。
すべてが予想通りであるはずはなく、予想が外れても、それは学び。
学びが蓄積していった結果、成果として困難な山が可能になり、楽しい、という流れが私にとって安全と思える流れです。
昨今、アルパインクライミングを志す人にとっては、私のような初級クラスの人にとっても、人材難、の時代、です。
【クライミングムーブの進化】あるアイス動画から…リスクテイクについて
■ この登りは古い登りなのではないか?
ちょっと気になったこと…アックス水平2点打ち登りのクライマー動画…
https://youtu.be/hj62GlsmPrY?si=c4Ea6jkfLnXL970P
冬壁ということになると、たぶん、昔は、手袋×アイゼンで登っていたんだと思いますが…違うのかね? (←その時代を知らない)
今だとほとんど全員がクオークです。つまり、アイスアックスにもなるピッケルって感じです。
テクニカルアイス(WI6以上)だとハンドル付きで登りますが…。
山ではハンドル付きだとピッケル用途に使えない…。ので、この動画のアックスが違和感ありました。ヒマラヤでハンドル付きを使うのかなぁ。
しかも、冒頭、アイススクリューを回していますが、アックステンションしています。うーむ。今時、寝ているアイスを登るのに、アックステンションでスクリュー打つ人、すごく少ないです。女性の私ですら、片手で打ってますけど…。いつの時代の登り方なんだ?
■ 情報弱者に陥っている山岳会多数
で、九州で出会った山岳会が複数ありますが、どこの山岳会でも、その会の常識として採用されている技術内容が、大変、古くて驚いたのです。
例えば、支点ビレイとか。
マルチピッチのデビューが、エイドクライミングとか…。
ビレイが2mも壁から離れているとか…。
あるいは、マッターホルンヘルンリ稜をガイド付きで登って、それが名誉ある登山風でした…。人の山にケチつけるな? そうですが、いや、行ってもいいんですが、それ、レジャー登山ですよね?
でかした!って発表する奴じゃないかも…。そこに違和感を覚えました。
ヒマラヤのタサルツェも、そんな感じで、まぁシェルパに工作されて後ろをついて歩けば登れる山だったことに気が付かなかったのは、お気の毒ですが…
やはり、技術的にアルパインクライミングと言える内容はなかったと思うので、いくら初登でも新聞に発表するときのノリが、名誉の…みたいなのは少し変だと思いました。いや、いいんですよ、北横岳だって最初に登ったら初登なんだし…。
ただ、私くらいしか山やっていない人でも、記録を見たら、技術的に”アルパインクライミング”と言えるような難度がないことが、すぐに気が付く程度の山の内容でした…。ネットには 女一人でタサルツェってサイトがあるくらいです。
貶めようと思って書いているのではなく、誤解がある、ということが言いたいわけです。
その誤解が、世間の標準になってしまっているのが、九州だった、ということです。
つまり、山岳会って40年前で止まっている”らしい”んですよね…。もちろん、過去には、当時のトップクラスだった人たちだとは思いますが。
でも、昔の悪いギアの時代に最大級にすごかったところ=今は入門ルート、なんですよね…。
だから技術力的なアップデート、進化に追いついていないと、技術的内容で、アルパインクライミングとしては、しょぼい記録を、自慢げに披露してしまうことになる…。
そうなると、相手は黙ってしまいます。夢を壊してはいけないなと思うからです。
さて。
アックスの水平2点打ち、正対引き付け登りのアイスクライミング
って、古い技術、のほうに入ります。九州ではアイスは誰が教えているのかなぁと思ったのですが…ガイドさんから教わっているわけではなさそうなので、登り方、前のまんまなのではないですかね???
というのは、山梨の御坂山岳会に属したとき、先輩が、アイスアックスがセミチューブだと言って自慢してきたのですが…もちろん、セミチューブは悪い氷に強くていいのですが、それだけだと形状的に、ピラーには厳しいです。道具にも、得意不得意があって、セミチューブが強いのは、WI4です。寝ているから。
今のクライマーは、赤岳鉱泉のアイスでも、岩根のアイスでも、ピラーにして、そこから入門です。WI5が入り口。WI4は、ルートに出て初めて出てくる感じです。私も一年目でやっています。
これはアイスを始めて1年目の1か月目みたいなじきにリードしている画像ですが、これくらいは、超がつく初心者でも登らさせられますけど‥見て見ると分かるように、傾斜寝ています。寝ているって言っても、80度くらいはありますけど…雪壁なので簡単です。この登りはWI4の登り。
特にWI4のスラブの間は、3点支持で山で歩くときの延長戦上にあるムーブと言うか…足2点、手2点の4点のうち、常に3点を維持しているような登りが、一番安全です。
しかし、WI6級になると、フリークライミングのオーバーハングとおんなじで、フリークライミングのムーブでフリ、をいれないと登れないんですよ…
そうなると、ウィル様登りって言われる登りになるんですが…動画で事例がなく、海外でも水平2点打ち登りの人の動画しか見当たらないのです。誰かアップしてくれませんかね?
これは、海外の人の画像ですが…アックスはこうなっているのが上手なクライマー
だと思う。これは海外クライマーの以下のサイトからの引用画像です。
普通に岩根のアイスクライミング講習会でデビューすれば、当然のように、こういうスタイルで登るのを目指すようになると思う。
これは、まだ習い始めてすぐのころの私の動画です。ほんとの初期のころですら、対角線バランスを習得しようという意図が見えると思いますが…
2024/11/27
【まとめ】因数分解する能力が私の才能です
昨日の報告会のまとめから、
現代的アルパインクライマーにとって必要な能力
を因数分解し、
ベビーステップに落とし込む能力
が、私の持っているクライミングに対する才能、才覚、だと思います。
■ 6000mでスーパーアルパインを登れるようなクライマー育成
1)体力を作る 40kg担いで日本アルプスが歩ける
2)山ヤ歩きを身に着ける 猫足。クライミングでも基本になる。登山道の石を動かさないで歩ける歩行技術。
3)山での生活技術。夏山縦走で、悪天候時を含め対応力を高める。
4)読図能力。道がなくても地図で尾根と沢を拾って目的地に行くことができる。
一番長い尾根から、東に二つ目の尾根を登る、とか、二つ目の沢を下るとかいう表現をしたとしても、地図上の位置関係が分かる。東西南北で北西尾根などの表現が理解できる。
5)クライミング能力 人工壁で、5.12。ボルジムで3級~2級。外岩リードで5.11が5.9のようにすいすいと登れる。オンサイト能力=5.12まで。フリークライミングガイド協会の、ガイドレベル。
6)ロープワーク。シングルロープとダブルロープの両方で、屈曲で自分が登れなくなることなく、ロープの流れを維持しながら、リードができる能力。
7)マルチピッチで、ロープアップがされないとしても、自己確保で登ることができればセカンドとして採用可能。トップが落ちたとしても固定して、懸垂で一人で登り、連絡に戻って行けるだけの能力がなくては、マルチデビュー以前。
8)壁生活スキル 壁の中にポータレッジを張り、一泊以上の生活を遂行できる。
9)雪上生活スキル 基本的な雪上生活が自己完結できる。寒さ対応、水作り、除雪。テント設営など。
10)高所順応スキル ClimbHigh、SleepLow。一度標高をあげても、標高を下げるだけの勇気があること。高所に順応するにはそれしかない。
11)アイススキル 一般的なアイスクライミング能力。6級まで。
12)プロテクション設置能力 アイスとカムの両方、またナッツで。雪上確保が必要なルートの場合、ボラートや、枝の埋没、スノーバーなど。無雪なら土嚢など、すべての登山領域で。
13)アックスでクラックを登る技術 ミックス登攀の能力。
14)アイゼンで岩を登る能力、ミックス技術
15)敗退の判断力、特定地域の天候判断、地形的な回避すべき地形の見極め(ザレ、ガレ)
16)ギア見積り
17)登攀のスピード ロープワーク処理スピード
18)旅行計画策定能力 どこに泊まったらどこから何時間歩くことになる
19)対人能力 交渉能力
20)お腹が減ったとしても、多少耐えることができる能力
21)ルートファインディング能力 登る場所だけでなく、降りる場所も
こんなところかなぁ…
これらを身に着けようという意思を持つことが大事です。
意思として持てない場合、アルパインクライミングには向いていないので、フリークライミングやボルダリングでお茶を濁しておく方が死なないためには大事です。
【クライミング心理学】日本アルピニズムは、ナルシシズムから脱却せよ
■ナルシシズムにやられたんだなぁ…
アルパインの山の記録から、誠実さ、が失われた理由。
言い換えれば、アルパインクライマーが、ナルシシズムに魂を売った理由。
それは、誠実に書いてしまうと、ルート名による、”すごいね~という賞賛”、それも誤解に基づくもの…が、得られなくなっているから。
■ エベレストと富士山は、承認欲求の山ですよ
たとえ話をします。
エベレストには、ベースキャンプになら、一般の観光客だって普通に歩いて行けます。富士山五合目に観光バスで行けるのと同じです。
それでもエベレストはエベレストですよね?富士山は富士山だし。
ベースキャンプも、エベレスト、富士山五合目も、富士山。
だけど、「エベレスト行きました」、「富士山行きました」と言えば、ほとんどの人が 山頂のこと、だと思い誤解する。
そして、その誤解により賞賛する。その誤解による賞賛エネルギーが気持ちよくて、ナルシストは、山を辞めることができなくなるのだ…。
いや、分かっていますよ、そんな極端なことを普通人がするはずないって、思っていますよね?私もそうでした…。だから、騙されちゃったんです。
エベレストや富士山なら、誰でもがハイキングで行く山だということは、誰にでも明らかなので、騙される人は少ないかもしれませんが…。
”ヨセミテ”ならどうですか? ”白亜スラブ”ならどうですか?
騙されちゃいますよね。なんか、すごそう…? 中身次第です。ヨセミテは、私は夫と普通にハイキングで行っていますから、ヨセミテ国立公園に行くだけなら誰でもできる。キャンプ4に寝泊まりするだけでも、誰でもできる。白亜スラブだって、同じですね。行くだけなら誰でも行けるわけではないですが(登れないと行くことすらできません)、がクラックなのでエイド出していいのなら、そんなに大変なことではないです。命知らずのルートだったのは、40年前の話。なぜならクライミングだって進化するからです。
そういう風に、進化の歴史を解説した書物はなく、また、マスコミの報道も、10年一日どころか、40年一日かの如くですので… トータルで位置づけられない若い人は、名前を聞いただけですごいと思っていますます。
こういう現状がどういう現象として、各山岳会に現れているのか?それを学習するのが、私の九州でのクライミング体験でした。山梨でも相当悲惨でしたが、九州は、輪をかけて、情報弱者のようでした。逆に言えば、古いアルピニズムがどのようなものか、体験できました。私には価値があるクライミングとは感じられなかったです。冒険性もなく、未知もなく、残置を頼って、目印探しゲームみたいなクライミング、どこがいいのだ?
山梨時代は、同じようなナルシストにやられた事件に、
・酔っぱらって、阿弥陀北稜に行こうとした事件
がありました。メタボで、すでに一般ルートの赤岳すら、息切れして、登れていない有様なのに行こうとしてしまう…という先輩がいました。
この方は会で問題児化している人でした。
そんなしょぼい山には、普通の相手は、相手が感づいてしまって、誰もついてきてくれない。それで、まだアルパインの内容や、何がどうなったら、どこへ行っていいのか?というレベルや基準が分かるようになる前の人、つまり、新人の男性とか、アルパインにあこがれがある、女性の私とかに、近づいてきて、超親切なおじさん、を演じるわけです…。この方以外にも何人も被害に遭いました。
こうした無知な相手に親切を装って近づき、自分の都合に良いように利用する、という行動は、ナルシスト独得の行動で、これは専門用語でラブボミングという行動です。
そのあと、君一人では〇〇できない=デグレーディングと言われる行動が始まります。例えば、前述の阿弥陀北稜などでは、一人ではそのルートに行くのはアブナイ!などと親切を装い、阻止したりします。
手が込んでいる場合は、周囲にそのターゲットに対する虚偽のうわさを捏造したりして、(例:「〇〇さんは実力以上のところに行こうとしているアブナイ。あいつは分かっていない」など)、ターゲットを孤立化させようとする。そうすると、周囲に相談できなくなり、本人は自分の判断力を疑うようになるからです。どっちが正しいのか分からなくなると、コントロールしやすいのです。
このターゲットは、大体、エンパスが多いです。というのは、エンパスは相手への共感力が強いので、親切に物事をとらえる人だから、です。相手の機嫌を自分のせいだ、と感じやすいということです。振り回す人=ナルシスト、振り回される人=エンパス、です。
そして、フーバリングというフェーズが始まります。ターゲットをコントロールし、虐待しようとする虐待のサイクルへ、再度入ろうとすることのことです。これに立ちむかうと対外怒って置き去りにするなど、一般社会人の間では起こりがたいようなおかしなことが起こります。自己愛憤怒という専門用語が付いています。
最後はディスカーディング、捨てる、で終わります。
詳細はこちらに詳しいですので、自分のクライミングパートナーと照らし合わせてみてください。
https://rinnakamura.hatenablog.com/entry/2023/06/02/231818
■ ナルシスト量産型だった日本アルパインの世界観
新田次郎の影響か、それとも、山岳漫画の影響か知りませんが、日本のアルパインクライミングでは、延々と、ナルシストを量産してきてしまったみたいです。
たぶん、日本のアルパインクライミング界は、延々とこの、ナルシスト育成産業化してしまっており、山岳会には、
問題児とされる人がかならず一人
はいます。九州だったら、Uさんですね。山道具屋の社長さんです。まぁ、一般論ですが、社長業などというものも、相手の思いを顧みないようなナルシストのほうが成功しやすいことがビジネス界では証明されています。
その問題児は、問題児であることを誇りにすら思っています。
みんなを困らせることすら、自分のナルシシズムへの供給エネルギーになるからです。
事例としては、
一升瓶担いで阿弥陀北稜の人
も同じで、赤岳一般ルートも、休み休みしか歩けなかったですよ…。いやはや…。それで、40代スタートの女性クライマーがフリーソロで登れるようなところですが…。
それ、自慢になりますか?ならへんやろ…。
同じようなのが白亜スラブ。この人に必要なのは、
ロープ長を計算する力
であって、クライミンググレードアップではないです。
まぁ、ほとんどの新人クライマーは、山岳会に来た時点で、ジムクライミングを経験している場合は、クライミング力自体は十分で、習得しないといけないのは、
ロープの流れを上手に作って、自分で自分が登れなくならないようにロープをうまく流す力、
です。ここを習得しないまま、グレードだけをあげていくのが弊害です。それでみんな死ぬことになっている。プロテクションは打ちながら登るのですから、ロープの流れを作ることを学んでいるときに、そんなに高度な登攀グレードのルートに行けるはずがないです。そこをすっ飛ばしていくから、死者の列ができるわけです。九州なんて、普通の外岩でショートでも、長ぬんで伸ばすことを知らず、カムでプロテクションを追加することも知らない人がほとんどでした。ボルトに当然のように頼って登るだけの人が99%でした。
ロープの流れを作るなどということは、せいぜいナインアンダーのルートで学習するものです。
しかし、ナルシシズムの充足を中心的にどの山に行くか、どのルートに行くか?を考えるクライマーは、ナインアンダーのルートなんて、俺5.12登れるから、とバカにして行かないのです。
なので、ルートに出たときに、ロープが足りなくなります。もうよく考えたら、白亜スラブでロープが足りないのは3度目でした。仏の皮も3度まで。ロープ長が足りないのは、致命的なミスで、やっちゃったごめんで済むミスではないです。一発アウト系のミスです。
この人と登りたい人は、○ボーさんは登りたいみたいでしたが、ト〇ゾーさんは、もう話に聞いただけでアウトと思ったみたいでしたね。
こんな低レベルのクライミングしか、日本の一般アルパインクライマーが、できなくなってしまったのは、
ナルシシズムが満たされること=賞賛をエネルギー源にして山を組み立てることが普通
になっているから。短く言えば
承認欲求の山
です。承認欲求が満たされることが楽しいので、
楽しくて山やってます
と言いきれてしまうところが、切り分けが難しい点です。それにマスゴミも今まで加担してきました。マスメディアの人も、アルパインクライミングを正しく報道する方法が分からないのかもしれないですが…。すごいクライミングの何がどう具体的にすごいのか?の言及がなく、やたら、未踏の山への賞賛しかない…具体性がなく、何の情報源にもならならない情緒的な表現ばかりの報道でした。
■未踏の山は手作りできます
未踏の山や、未知の山は、その辺の里山にも作れます。
尾根一個、適当に登ってみれば、登山道以外のところを歩くことがどういうことか?分かります。また、尾根を降りるほうが谷を遡行して歩くより難しいことが分かります。こんなの、山岳会に入る前に、山岳会へ所属するマナーとして、一人でできることはやってから入るのが当然のことです。
冬山は赤岳、沢は釜の沢、岩は広沢寺ゲレンデ、夏山縦走は奥穂、なんて、もう御坂山岳会だとしたら、重鎮には報告できないレベルの、レベル低下です。一般の未組織のハイカーだって、このレベルは一人で登って帰ってこれます。
現在の私のレベルでは、
冬山は、阿弥陀北稜単独初見・甲斐駒厳冬期単独、
アイスは南沢大滝あたりをリード練習、
沢は近所の無名沢帰りは読図で無名尾根を降りる、
フリークライミングはラオス、マルチはインスボン、日ごろは外岩リード練習、
平素は、夏山縦走はヒマラヤ国内なら立山10日とか、後立5泊程度で縦走、
ですので、40代スタートの女性クライマーがそれくらいできるわけですから、それくらいは、誰だってできて当然です。なんせ、40代スタートの女性おばちゃんクライマーだって、一人でもこれくらいは登っているんですよ?
俺一人で海外行くのが怖ーい、と泣いている子はどの子ですか? 私がびっくり仰天したのは、昔の山岳会のトップクライマー、リーダーだった人たちって言うのは、どうも、女性に依存して、丸投げで遠征手配を組み立ててももらっていたみたいだったことです。それで、英語が話せるというと、魅力になってしまうわけですね。でも英語要りませんよ。現地では英語圏でないのだから。結局知性の面で、自分で遠征を組み立てられていないで、さあ、登るだけですよ、とおぜん立てしてもらって登り、それを暗記することで何とかしてきた人がほとんどだったのではないでしょうか… どこに冒険があるんだ?
一方で苦手のフリークライミングを強化することには消極的な人が多い印象でした。たぶん、ランナウトで尊敬されることができない=俺を褒めてくれる人がいなくなる…からではないのかなぁと思います。
カッコよく見えそうなら行く、見えなさそうなら行かない、みたいな判断基準
だと、登山関係って、IT化が最も遅れた業界なので情報がない。古い本を読んでいる人は逆に誤解を深めてしまいますし…。
正確に言えば、一般レベルの山岳会のレベル低下は、もう、世紀末です。
冬山で、何としても踏みとどまるレベルは、厳冬期の中崎尾根です。それも連休の最初に行かないと、トレースが付いてしまってラッセルもなくただの金魚の糞登山になってしまいます。ちゃんとした中身がある登山だったかどうかは、30日とか31日ではなく、28日とか、正月休みの一番乗りだったかどうか?また積雪が十分あったかどうか?によります。近年、温暖化でラッセルしに行く山なのにラッセルするのに十分な雪の量がないときが多いです。
厳冬期中崎尾根も死守できなくなっている、っていうのが山岳会の現状です。
若い野心ある男性クライマーは、自分で、自分のクライミングキャリアを開拓していきましょう。
山岳会という”踏まれた道”は、行きどまりへ通じる道です。
2024/11/26
【クライミングの因数分解】速報!ツクチェピーク前衛峰(6490m)北東壁 2023冬 講師●伊藤 仰二 氏
■ 本物のアルパインクライミングを!
いや~、すごく軽やかで、楽しく、冒険の楽しさが伝わってくる報告でした。
この報告を聞けば、今までの冬壁のイメージが覆るでしょう…
このロープを切ったらあいつが死んじまう…みたいな、イチかバチかヒロイズムを山に持ち込んだのは、新田次郎の小説なのでしょうか?それとも神々の銀嶺みたいな、登山漫画?
現実のヒマラヤクライミングの楽しそうな様子が伝わってきます。
私がしたいのは、このようなクライミングの、一般人バージョン、です。
■ なぜかM自慢だったこれまでの山
今までの山ヤの報告が、イチかバチかで、雪崩に遭いました、とか、仲間を亡くしました、とか、凍傷で指が5本亡くなりました…とかが勲章だったのは、Mな伝統で、本来健全に、つらいことはつらい、楽しいことは楽しい、と言い、
どのような実力で、どこまでできる、というのが、合理的に、健全に判断できる、
というのが大事なことです。
そうでなくても、山は安全でないのですから、わざと安全ではないようにして、それを自慢してしまうような、愚かな行為は、易しい簡単なところしかチャレンジしていない、という証拠なんではないでしょうかね?
それで、
俺ってすごんだぞ系報告
って、恥ずかしい…。この記録を、雌鉾アイス初登とか、クロステオテ谷エイド初登が、初登であれば記録だからというのでロクスノに出してしまった人に見てもらったほうがいいかもです。
これらをロクスノに載せてしまった編集者も、ちゃんと現代アルピニズムくらい理解できるようになってから編集者をやってもらいたいものです。
いやはや、苦言ですみません。しかし、冒険でも、チャレンジでもないものを冒険風に書いてしまってはいけません。それに騙されてもいけません。
■ スタイル
伊藤さんの報告は、従来の報告会の、あちら側とこちら側を隔てるノリと異なり、具体的で、何が核心か分かりやすく、アルパインクライミングを志す若い人には、何がどうできれば、どこに行って良いのか?が分かりやすかったんではないだろうか?と思いました。
まずは、Googleアースで、1か月半びっちりパソコンに張り付いて壁を探したそうです。
つまり、そういう探す作業ができる暇人が必要ですし、探す際に条件を分かっていることも必要です。
これは、国内で未踏の場所を探す場合でも同じです。私は氷瀑を探して回った経験がありますが、大体は、1)北面に向いていて、2)水量が多くない滝マークを探すことになります。このように、1)2)のように条件を絞り込める経験値も必要です。
条件を絞り込めるためには、あらかじめヒマラヤを登っている経験が多少は必要でしょう。
次に、スタイル。
・ずっとリードフォローで行きたかった
・1ピッチだけ残念ながら、荷揚げになった
・日本の屏風岩みたいな感覚で登りたかった
・トップ3kg、フォロー10kg
やっぱり、リードフォローで、快適に抜けたいですよね… カメラを持っているのが伊藤さんだったので、ずっと相方がリードで、伊藤さんはセカンドだったような印象を受けましたが、つるべだったのかなぁ。
私も、トップは軽く、セカンド(フォロー)が荷物を持つ、というスタイルで、インスボンなど登っていますが…インスボンは300mくらいの壁だけど、伊藤さんたちは、さすがの1700m…
一般人クライマー 300m
トップクライマー 1700m
1700mを登るには? 1700÷300=約5日? 4泊のビバークで、登って、その食料、生活ギア込みの重量がトータル13kgとは…軽い。
ギアを見てみましたが、アイススクリュー7本、カム一式、ハーケン9枚、ナッツ2セット、アルパインヌンチャク6枚、捨て縄用ギア4つ、あとはスリングと環付きビナって感じでした…
いや~、私、普通のクラックのリードでも、カム2セット、持って行っています…(笑)。これは怖がりだからですが、これを怖がりだというのは、正確な描写だけど、手繰り落ちること確実な、ランナウトしたボルト配置を怖がって、怖がりだと描写されるのは、不正確な描写です。リスクに正常に反応しただけ。
さて、ルートは、M7、AI5 R 1700mでした。ピッチ数不明。4日で登ったということなので、4で割ると、400mちょいくらいなので、60mロープで、7ピッチ~8ピッチと、スピードが、速いです。ミックスなのに…。
分不相応に難しいルートに、レッドポイントで取りついて波状攻撃しているフリークライマーは、さっさとは登れない… 高難度レッドポインターではなく、オンサイトで早く登れる能力が必要です。
高い標高なのに、普通に無雪期のインスボンくらいの速さだなぁ…と思いました。私と師匠の青ちゃんとで、インスボンのマルチ一本では時間が余って、2本目を行く日があったくらいなのですが、グレードが易しいので、ぱっぱと登ってくれたので、それでセカンドは普通に上がれば、一日の登攀距離は400mくらいだったかもしれない。
つまり、M7を、M5みたいなスピード感で登れないといけないってことですね…。ムーブ解決とか、やっている場合じゃない、ってことです。
これは、岩に置き換えると、5.11を5.9みたいにさっさと登れないといけないって意味です。
すごいな~、私にはありえないすごさだけど、昨今、男子が5段とか言ってるんだから、若い男性なら、M7(5.11)って普通にその辺の人も登るので、ありえないグレードではありません。クライマー最弱者の私でM5くらいなので。
それを確実にさらにスピーディに登れ、しかも空気薄くても…って話。
個人的に、6000m級で、ミックスルートを登り、未踏の壁を登る、ということの具体的事例で、必要な能力は何か?ということが、報告で因数分解ができました。
1700mをワンプッシュということになると、壁で4泊ビバークしなくてはならないので、もっと標高の低い場所で、壁内ビバーク経験を洗練させる必要があります。易しくするには、ルートも整備されたところで、壁内ビバークする。それは、一般的には、ビッグウォールの経験ってことになる。できない人は人工壁や近所の岩場で壁ビバーク練習するのが良いと思います。
このような理由で、ヨセミテのビッグウォールに行くことは、ヒマラヤの未踏峰の冬壁の訓練の一部ということですね☆
ヨセミテビッグウォールなら、まぁ、エイドで登れる人なら、誰でも行けるそうです。御年74歳だった米澤先生だって、俺も行きたいと言っていたくらいな場所です。もちろん、壁ビバークが不快な宿泊と言うこと以外は、私もやろうと思えばやれる。(やりたくないけど!おトイレ空中なんて…)
それ以外に絶対に必要なのは、やはり、雪上生活経験です。
これは、八ヶ岳で雪上テント泊していれば、十分。八つのほうが寒いから。6000m級でー10度くらいというのが一つの水準になっているそうでした。八ヶ岳だと、標高2000で、ー24度です。
大雪への対応力も学ばないといけないので、豪雪の山に行けば、夜中に除雪で寝床から起きなくてはならいというキャリアも積めます。
私も谷川岳周辺の山で、経験させてもらいましたが、一晩で1m40cmくらい積もってびっくり仰天でした。雪の量で言えば、日本の山のほうがシビアなので、雪への対応力の高さは日本の山のほうが高度ですね。濡れた雪だし。
そして、当然だが、アイスにプロテクションを取る技術。アイススクリュー設置能力。それも、岩の溝に詰まっているようなの。
それから、岩にプロテクションを取る技術=カムのプレイスメント。
そして、オールラウンドなクライミング能力。フリークライミングのムーブだけではだめですね。アックスでクラックを登る技術=ミックス技術=つまり、ドラツーのクラックバージョン。ドライもボルトルートではだめってことです。
また壁に行きつくまでに、読図が必要なので、沢登りもこなせないといけないです。
さらにどの壁を登るのが適切か?というので、ルートファインディング力…これはベテランの知恵が伝承されてほしいところです。ゼロから作るのは、かなり難しいです。登っている先で、ああ~プロテクションが取れない、けど、今、手も離せない!って羽目になるのは、普通のショートのゲレンデで、5.8しか登っていなくても、よく発生します。私も、初めて瑞牆で登った日にランナウトして、カムが玉切れになりました。登れたからよかったけど。
同じようなことを僻地でやって、それで落ちれば、即ピンチというか、救急車来ないので、そういう羽目にならない能力を培う必要があり、ランナウトを自慢話にしている場合じゃないですね。
当然ですが、テント泊技術が必要なので、当然、冬山の縦走や、雪稜登攀、無雪期テント泊も経験済みであるのは、基本のキです。そして、アイスとクラックは、そこそこ登れて当然…ということになります。
これらの上に、M7はフリーで登れ、M5を登るかのようなスピードでないといけない。エイドは5だそうでした。めっちゃランナウトって意味です。しかし、これは自慢する話ではなく、単純にやむを得ないって意味です。
大体登るより、降りるほうが難しいのが山ですが…帰りは、板状の岩が重なったところを降りるのを避け、遠回りして降りていました。
また、クライムダウンは、ロープつけてコンテで降りていました。40度だったそうです。これくらいの傾斜だと、懸垂では、ロープが地面についてしまうし、逆に遅いので、クライムダウンになると思うけど…、コンテで間にプロテクションが取れない場合は、トップクライマーの間でも、ロープをつけるかつけないかは意見が分かれるところだろうなぁと…。
片方が落ちたら、他方が巻き込まれるからです。
そして、体力温存。ビバークハンモック手作り。手作りのバックパックが50リットルで560gとウルトラライトでした。これ販売したら売れそうです(笑)。
全般に、いかに苦しかったか?という報告ではなく、いかに楽しかったか?という報告だったのが新鮮だった☆
多くの受賞者は高度なフリークライミングスキルを持ち、特に技術的に難しいルートを開拓しています。例えば、複数回受賞したアラン・ルソーやマット・コーネル(2023年受賞)は、北壁やミックスクライミングのルートでM7やAI5+などの非常に高い難易度のセクションを含む登攀を行っています【17】【18】【19】。
他の例として、複数回受賞者であるポール・ラムズデンやマレク・ホレチェクは、EDグレード(Extremely Difficult)の新ルートを含む登攀を成功させています。このグレードは、5.12以上の難易度のフリークライミングとミックスクライミングを組み合わせたものです【17】【19】。
まとめると、ピオレドール受賞クライマーは一般的に5.12から5.14クラスのフリークライミング能力を持ち、さらにアイスクライミングやミックスクライミングの高難易度技術を組み合わせたスキルを有していることが多いです。これらのスキルは、未踏峰や新ルートの開拓に不可欠とされています。
アルパインクライミングにおける「M7 AI5」の表記は、登攀(クライミング)ルートの難易度と特徴を示しています。それぞれの意味を以下に説明します。
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### 1. **M7(Mixed Climbing)**
- **M**: Mixed Climbing(ミックスクライミング)を指します。岩と氷が混在する地形を登るスタイル。
- **7**: ミックスクライミングの難易度を表します。Mスケールは通常1(最も簡単)から始まり、数値が大きくなるほど難しくなります。
- **M7**はかなり難しいレベルで、垂直あるいはオーバーハングした岩場をアイゼン(クランポン)やアイスアックスを使って登る技術が求められます。
- 高い筋力、優れたバランス感覚、的確なギアの使い方が必要。
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### 2. **AI5(Alpine Ice)**
- **AI**: Alpine Ice(アルパインアイス)の略で、氷だけで構成されたルートの難易度を表します。
- **5**: Alpine Iceスケールの中でも非常に高い難易度。
- 急峻な氷壁(70~90度)や薄い氷、脆い氷を含むことがあります。
- 安全なプロテクションを設置するのが難しい場合もあり、高度な技術が必要です。
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### 組み合わせとしての「M7 AI5」
この表記は、以下のようなルートを意味します:
1. **岩と氷が混在する複雑なルート**。
2. **垂直あるいはオーバーハングの岩(M7)と、急峻な氷壁(AI5)**を含む。
3. 非常に高い技術力、体力、そしてメンタルが求められるエキスパート向けの挑戦的なルート。
もし具体的なルート名や地域に関連する文脈があれば、それも共有いただければさらに詳細にお答えできます!
2024/11/25
【スーパーアルパイン】客観的なレベル判断を自分で!情弱から抜けよう!
■ 情弱:山岳会が教えているアルパインと現代のアルパインの溝を埋めましょう
20代でフリークライミングできた場所が登れなくなる(=フリーで登れなくなる)のは、老いるという動物である人間の定め。
現代の山岳会は高齢化のため、昔フリーで登れたところも、70代、80代ともなれば、当然フリーでは登れず、新人教育は、エイドクライミングを教えてしまう、ということになりかねません。
ところが、現在、エイドで使う残置は? 40年経過して支点が腐っていますよって話です。
現代の無雪期アルパインロッククライミングでは、残置を使わないのが普通なのです。
■おぜん立てされたルートで吠える?
ボルトが整備されたロッククライミングのマルチピッチは、山にあるルートではなく、フリークライミングを楽しむために整備された、いわば、おぜん立てされた課題です。
残置が、山にあるわけがないのですし、あったとしても、その残置が管理されているわけがないのですから、積雪期のみならず、無雪期のアルパインロッククライミングでも、残置は使わないのが普通です。例えば、錫杖の注文の多い料理店、です。
そして、それを支点を自作できない初心者でも登れるように、易しくしたもの、初心者向けのものが、支点が整備されたルートなのです。
初心者向きルートで支点が整備されているのは、初心者は、登ることだけでアップアップで、支点を作りながら登るには、ある程度のクライミング自体のゆとりが必要だからです。
カムをセットするには、最低でも片手は要りますし、ハーケンのセットなら、かならず両手が必要に。
以上のような理由から、ボルトを整備してありますが、それは
練習のため
であり、そこから、ステップアップして行ってくださいね、って意味ですよ。
ところが、現代の新人さん、初心者さんは、フリークライミングのレベルが高く、一切支点を使わずにフリーで登れてしまうので、支点を作る心理的ニーズが長いこと湧きません。
自分で作った支点に落ちても大丈夫だったという経験が一つもないと、一発で死に至るとなれば、チャレンジできないかもしれませんし、そもそも、しんどいことが嫌かもしれません。
どっちにしても、結局は、軟弱化、日和るという方向性になってしまい、クライマーの二極化現象の理由になっています。
初心者クライマーは、おじいさん山ヤから、エイドクライミングを教わって、エイドクライミングのことをアルパインロッククライミングだと思い、50年、70年前の記録の書かれ方でルートを理解してしまい、現代の入門者向け、易しいルートを、命がけルートみたいな書き方をしてしまい…
本来ほほえましい、というべきチャレンジが、まるで、トップクライミングのような受け取られ方をしてしまいます。それを目撃してびっくりしました…
これがナルシストに賞賛と受け取られてしまうと、結局のところ、その人は客観的な実力を理解できないまま、どんどん賞賛をエネルギーに前進してしまい、死んで当然のところに出かけて行って、案の定死ぬということになってしまいます(栗城劇場)。途中で、何度も現実に直面する機会はあったと思うのですが…。
(昔の日本全国総Ⅳ級A1のエイドクライミング)と(現代のフリークライミングが前提のアルパインクライミング)は、全然、レベルが違いますよ… (汗)
九州の山岳会では、今だにマッターホルンヘルンリ稜がトップクライミング扱いでした…(汗)。
現代のトップクライミングの内容が一般の人に一切理解できなくなっているので、あたかも入門ルート程度を登ったことが、現代クライミングについて行っていない人には、トップクライミングに感じられてしまうかもしれませんが…
…というので、現代のトップクライミングを知ることは、このような情報弱者状態から抜け出すのに、大変意義があることです。
普通に俺すごいルート行かないし、という新人クライマーもトップクライマーの報告をアルパインの入門初期に話を聞きましょう。
そうしないと、
・簡単ルートを大げさに自慢する人に騙されてしまったり、あるいは逆に、
・インドアのグレードで外のルートを判断して、俺ってすごいなー
と思って、分不相応のルートに行こうとしてしまったり…
そして、もっと最悪なのは、昔の基準のままの、周囲のおじいさんクライマーから、でかした!と評価されることで、全然すごくない業績をすごいんだ、とか違いしてしまう羽目になります。
客観的な視点で、自己振り返りができない、実力判定ができないってことです。
ここから申し込み可能です。
https://friend.jma-sangaku.or.jp/t/jmsca/info/detail/12
以下引用
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前半は、2023年12月に登ったネパールのツクチェピーク前衛峰(6490m)北東壁のクライミングについて、伊藤仰二さんが報告。
厳しいビバークを重ねながらも粘り強く頂上を目指す様子を、スライドショー形式で解説していただきます。
後半は国内でロッククライミングを続け、パタゴニアやペルーでの登山を実践してきた王鞍彗介さんについて紹介。
登ってきた山や岩場をスライドショーで紹介しつつ、国際・AC委員の馬目弘仁とのトークセッション形式でクライミングに対する思いを語っていただきます。
海外の山に興味を持つ登山者や、クライマーの皆さまのご参加をお待ちします。
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1.ツクチェピーク前衛峰(6490m)北東壁 2023冬
講師●伊藤 仰二 氏
2.岩から広がる世界
講師●王鞍彗介氏
※都合により日程、および内容を変更する場合があります。
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◎日時
2024年11月26日(火) 19:00~20:50(18:30開場)
◎実施方法
会場 および YouTube Live
無料(ただし資料は配布されません)
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2024/11/23
【クライミング界の事情】アルパイン族vsフリークライミング族が派閥争い中?
私のように、40代からクライミングをスタートした人には、
傾斜が0度の水平面から、緩やかな坂になる15度は歩き、30度になるとストックをついて歩き、45度になると手が必要で、60度になるともはやクライミング、80度になるともう壁で、フリークライミングをやっていない人にはどうしたらいいのか意味不明、90度では、大抵の人が大変困難と感じ、それ以上、オーバーハングになると?腕力勝負。ムーブも必要、
…というのは、別に理解するのが難しくない感じです。
しかし、昔の登山家たちは、傾斜がゼロ度~60度、70度くらいまでが守備範囲で、80度、90度なんて、雲の上の話、オーバーハングなんて、どうしたらいいのか?道具を出して登るしかない、という世界の住人だったのかもしれません…。
そういう人と、今の時代の、ボルダリングジムって最初っから前傾壁でしょう?おのずと登り方が変わってきてしまいますよね。
ボルダーでスタートした人は、基本的には、ぜんぶかぶっていますから、振りを使わないと登れないはずです。
■ 登り方だけでなく、ビレイも全然違う
昔のアルパインクライマーがフリークライマー業界から排除される理由は
ビレイが超遠い
から、かもしれませんね。2mも3mも壁から離れていて、それで何の問題があるのか?分かっていない。ということは、
落ちたクライマーをキャッチした経験がない
のではないか?と思う。
今までヒマラヤ行ってきました!雪崩で生き延びました!って人とも、組んでみたけど、超・離れたビレイで、こんなんでフリークライミングのルートが登れるわけがない、って感じでした…。
■ スポーツクライミングしか知らない人もダメ
逆にスポーツクライミング上がりの人は、外の岩で、
岩の形状
…テラスになっているところで出し過ぎると激突します…や、
体重差
を考慮せずに、俺、流して止めてあげるよ~とか…。
ビレイヤーのほうが小さく軽い場合は、流さなくても勝手に体が浮いて、流したのと同じショックアブゾーバーになります。
自分が落ちる側をやっていないクライマーは、ビレイの体重差の関係性が理解できないので、でっかい人は、小さいクライマーの墜落をとめるときに
パッツンビレイ
なので、登っている私の衝撃が大きく、体に負担で大変です。
■ 共感力の欠如
クライミング界では、このように、大体大まかに分けて
・アルパイン族(山で登る)
・フリークライミング族(リード族)
・スポーツクライミング族(人工壁)
・ボルダリング族(ロープを使わない)
と4つくらいの種族がいます。
しかも、それぞれの種族が、自分たちの種族内部での常識をクライマー界全体の常識だ!と主張し合っているので、大体は、話し合っても話がかみ合わないことが多いです。
ややこしいのは、クラッギングと言われる外の岩場を登る種族が、大体縦横無尽に各種族間を出たり入った入りしていることです。
年に一度には大きな山に行ってクライミングし、普段の週末はリード族と同じように岩場に通い、平日はボルダリングジムに通って鍛えている、という人がほとんどなのです。
そして、全員が自分のクライミング観が唯一絶対の正解だ、という前提で、相手に同じ常識を期待するのです。
そうなると、4種類の人種がいる中なので、平均的に人口が分割されているという大雑把な前提で、言っても、
4回に3回は、自分の種族外の人
です。例えば、ボルダリング族の人が、「あのさ、最近、クライミングで~」というときに、4回中3人の頭の中に浮かんでいる景色は
一人は、山のクライミング → リスク多大。けど、簡単。
一人は、近所の岩場のクライミング → リスクはあるけど、大体安全。けど難しい。
一人は、近所の人工壁のクライミング → リスク全然ない。超・難しい。
という感じなわけです。全然、互いに思っている中身が違う。しかも、その話している人が、「最近のクライミング」で意味していることが、”外ボルダー”だったりした日には…
どの人も全く違う想像しちゃってるとなります。
しかも、大体クライマー族って、ボルダラーだったらボルダー以外のクライミングについて無関心なので、相手の言葉の意味を取り違えてしまいます。
アルパインの人が「へぇ、どの山行ってきたの?何ピッチ?」と聞いたら、は?!となるし
フリークライミングの人が、「へぇ、どこの岩場?混んでた?」と聞いても、は?!となるし
スポーツクライミングの人が、「あの新しいボテ、悪いよね~」と言っても、は?!ってなるんですよ。
その、”は?!”って空気を出すのは、その人の世界が狭いから…なんですよ。
でも、新人さんには、そのことは分かりませんから、
は?!って空気感を出された側は心に傷を負うことになります…
例えば、今まで人工壁でクライミングしてきた人を、アルパインのルートに連れて行ったりしたときに、アルパインでは支点が十分に強固だと判断したら、1点でバックアップを取らずに懸垂下降して降りてしまうこともあります。そんな話になっているとは知らない、その新人君は、恐怖体験、ってことになります。しかも、その時に「お前はこんな程度で怖いのか」とか言われちゃったら、人によっては、もう二度とその会に来ないでしょう…
そうではなく、「ここは、一点で降りるけど、ほら、こんなに強固で崩れることは考えられないから。」「体重をかけてみ。」「懸垂下降には、1~2kNの強度しかいらないんだよ。中間支点には、最低12,3kN必要だけどね」とか説明したほうがいいのです。
現代の整備されたフリークライミングのルートで必要な中間支点(ランニング)の強度は25kNですが、カラビナの強度が22kNですから、先にカラビナが壊れてしまいますよね。だれですか、10年も、20年もカラビナ買い替えていない人は…?
古いカラビナを見る度に、私などは、「アルパインの人は落ちないからなぁ…カラビナって、まぁほんとに保険で実用ではないよなぁ」と思って、古くても目をつぶることにしています(笑)。
しかし、バンバン墜落することが前提のスポーツクライミングで、人工壁の登りをもし私が再開するならば、ペツルのジンアクシスあたりを新たに新調することでしょう…もうバンバン落ちますからね…
そんな感じで、それぞれの墜落頻度や、それぞれの危険の度合い、そして、クライミングそのものの難しさの度合いが、みな違うのに、みんなが一つの言葉
クライミング
ってだけを使って話をし、その前についている、”〇〇クライミング”の○○のところを端折って語るので、お互いがお互いを誤解しあって、結局、その誤解により
対立
しているのが、現在のクライミング業界のありさま、という気がします。
■ 想像力と共感力が必要な世界になっています
こういうことになっていることを誰かに初期に教えてもらえば、想像力と共感力を使って、異なるクライミング派閥の人ともお友達になれると思いますが、現実はその正反対。
しかも、フリークライミング派閥の内部には、もっと詳細なグループ分けがあり
・花崗岩派
・石灰岩派
・トラッド派
とかなり異なるクライミングを繰り広げています。その上、最近はトラッド派にも、ワイド派、開拓派、などと異なる派閥が生まれつつあり、トラッドとひとくくりにできなくなりました。
しかも、この中のどれにも属しがたい、
・アイスクライミング派
もいますし、そのアイスクライミング派の中にも
・ミックス派
・コンペ派
と別れてしまい、さらにゲテモノ的なもので
・渓谷登攀
みたいな、沢登りの中でもクライミング要素が強いものを特化したクライミングも生まれています。
…ということになっています。
昔は、クライミングと言えば、アルパインクライミング以外なく、ほとんど全員が、同じステップアップの仕方をしたのちに、それぞれの派閥に分化していったのですが、そういう同じ流れが、クライミングジムの登場により、なくなり、ジム上がりの人は、
新人教育
と言われるものがゼロのまま、いきなり分化した派閥にそれぞれ属すことになってしまった、というのが現状です。
なので、小川山でクライミングしよーってときも、それぞれの派閥で全然スタイルが違います。例えば、アルパイン族は、山岳用テントで過ごすのが当然です。ところがフリークライミング族は、テーブルに椅子に、とお遊びモード… びっくりですね。
要するに、想像力や共感力がより必要な現状なのです…。
ところが、伝統的人種…ここではアルパイン族のことですが…は、もともと社会に優遇されてきた男性たちが多いので、こうした現状について、客観的にメタ認知できない人が多いのです…。
説明しても、? のままの男性が多い…つまり、同質性の中でしか、生きてきていない…んだろうなぁ・・・という事態になっています。
その同質性の中で、俺一番!になりたいというのがこれまでのクライミングの世界観だったわけですが、クライミングの世界が多様化して、”俺一番”の分野も多様になり、一番の人が何人もいる世界になりました。
例えば、平山ユージさんは、フリークライミング界の”一番”ですが、冬山やるか?というと?やらない。アイスクライミングやるか?というとやらない。
じゃ、楢崎さんがK2北壁やるか?というとやらない。
じゃ、小山田大さんが、渓谷登攀でヒマラヤの谷に行くか?というと行かない
じゃ、門田ギハード君がボルダーで5段のに行くか?というと行かない
結局、みんな好きなクライミングをしていいのです…
なんで、私だけが、瞑想を目的に、クライミングしていることを間違いだ、そんなのクライミングじゃない、という扱いを受けないといけないのか?みたいな気持ちです。
同じような、気持ちになったことがある人はいっぱいいるんじゃないですかね?
40代でスタートした人でも3年やれば、10Aくらいはマスターでリードできるようになります。そういう人が安全に登れる岩場は、ただし、日本にはほとんどありません。2024/11/22
【クライマー界で生き延びるコツ】ナルシスト対策を万全にする
■7歳児の決断
7歳の時の希死念慮での幼児決断。
死ねない。なら、良く生きよう=かわいそうな子として生きるvs最も最善の自分で生きる
で、子供だったので、うっかり善く生きてしまったんだが…
この選択のため、
”私は恵まれていないんです、可愛そうなんです”というポーズで、相手から好意を引き出そうとする人…大体、甘えんぼナルシスト…のことが、基本、エネミーなようです。
支援する側される側のバランスが取れない。
私は、人からの支援を受け取るのが下手だ、というのは、自覚があったので、もう中学生くらいから治そうと思って、受け取り上手になろうとしているけど、相手からの支援の中身が、こちらのニーズとだいぶ違って、役に立たないことが多いので、結局、”天は自ら助けるものを助く”という格言を、自分の内部で、信念化・強化することになる。
…という結果になっている。
今回も、同じ終わり方をしそうだ。
■ 怒り
私の根源的な怒りは、
・努力しないで甘えているだけの人に多くが与えられ、
・きちんと努力ができる人には、あの人は自分でやるから…と放置されてしまう
という構造自体にあるみたいなんだが、結局、じゃあ、ということで支援を購入したりしたとしても、やっぱりニーズと違うことになる…ということかもしれません。
今は、創業支援を受けるように、カウンセラーから言われていますが…なんか違うと思う。
創業したいんじゃなくて、”自分らしく生きたい” んですよ。
■ ナルシシズム以外のクライミングがしたい
クライマーとしても同じで、世の中の9割の人が、俺ってすげー!と叫ぶために登るのに対し、私は瞑想したい、フローに入りたいと言って登っているので、それはそれで私のスタイルは完成されており、クライミングスキル…ムーブなどの向上は、ただのついで。
私に必要なのは、気の合うビレイヤーであって、ムーブの向上ではない。ので、当然、ジムに行っても、満たされるわけがない。ジムはムーブ向上の場に過ぎないからだ。
ということなんだよな~。
瞑想登攀したい人は、男子の中には、なかなかいない。そういえば、ADHDの人に、瞑想登攀を勧めたら、とても喜ばれた。
私はクライミングの成功を、どれだけ集中できたか?フローに入れたか?で測っている。
そして、それは、歩きの山も同じだ。
昨日は普通に散歩していて、瞑想に入れたので、それが良かった。
■ ナルシストの排除がクライミングにおける課題
女性だから俺の言いなりに出来そうだ=ドレイヤーになってくれそうだ、というので寄ってくる、ナルシストたちの撃退が、目下の課題だ…ということが改めて分かった。
女性クライマーでも同じで、私って、みんなのアイドル=甘えんぼ路線で上から、なんでも与えられることで成り立ってきた人…九州の人で事例を知っているが…は、全然考え方がダメ。それをBlessedと間違っている人もいる。クレクレ星人なだけだ。なんで、5.13登れる人が5.9の人にクレクレ星人なのか、理由が不明だった。その人のクライミングって、私にとっては何の魅力もなかった。その人の生き方がどこが素敵なのかもわからんかった。
日本のクライミングガイドは、成立自体が、ほとんど全員これで、結局、社会不適合だから仕方なくガイド業を作ってあげよう、という特権で守ってあげている、って伝統になっている。
■ 教えるべき立場の人が教えていないから大量の無免許運転者を作っている
そもそも、ガイド業に使命感を持っていないから、トップロープオンリーガイドで、お客さんは、いつまでたっても自立したクライマーにはならない。
…というマッチポンプ構造で、恒常的に安定している。
結果、巷には、登れるけど、ロープも使えず、ビレイもできず、非自立のクライマーばかりがあふれ、自分の力で登ってきた、自立したクライマーの足を引っ張る結果になっている。
という悪循環も、結局、ナルナルちゃんの甘えからスタートしている。
■ ナルシストが良く使う言葉
1) 俺に感謝しろ = “You’re so ungrateful.”
派生形
・(あなたは)自分のことしか考えていない
2)一人でできるわけがない = “You’ll never make it without me.”
派生形
・(あなたは)自分を何様だと思っているのか
・(あなたは)俺を疑うのか?
誰のおかげか?と言いたいわけで、結局、相互互恵関係だったのに、自分はこちらの協力を感謝せず、50:50でない。これも、相手を自分の都合の良いようにコントロールするための言葉。
3)お前を分かっているのは俺だ = “I’m the only one who truly loves you.”
派生形
・いったいどうしたの?何もないところに問題視して
・そんなことはしていない。お前が敏感すぎるだけだ。
・そんな風に考えていない
・知るか
相手を無力感に陥れるために発せられる言葉。
4)俺が不幸なのはお前のせいだ = “You’re the reason I’m unhappy.”
2024/11/21
【フレッドベッキー化】相場の機微を学習する良い機会ですよ
【アルパインクライミングの実情】山岳会の衰退
新しい土地に来て、数か月。ここでも、ローカル山岳会のページが表示されるようになった。情報をオープンにしている会のようで、山の内容が紹介されていた…ので、その内容をいろいろ見てみたんだが…。
アイゼントレとかしていて、好感は持てるんだが…
・冬山=八ヶ岳の赤岳 →えっ?山梨県民は昼飯前の山…
・沢=釜の沢 → これ日本三大デート沢
・アイスクライミング=広河原沢… うーむ、リードでなら行きたい
・岩=奥穂縦走 → 簡単すぎて楽しめないだろう…
・トレーニング=ダイトレ・六甲山 → 誰でも歩けるハイキングの山
と、結局、どこの地域でも、山岳会自体が、指導したり、引率したりする組織的体力が下がってしまって、会として、高度な山をする能力は喪失してしまっているようなんだよなぁ。
それでも、新人さんには、未知の世界だから、山が分かっていない間は、黙って従うと思うんだが…、分かるようになったら、つまり、数年で、出て行ってしまうだろう…。
その先は?
でも、アルパインをやるには、仲間、チームが必要なので、結局、足が揃わないと、どこにも行けない=アルパインは廃れる、となるよなぁ。
一方、フリークライミングなら、まだ困難度をあげたり、技術的難度をあげたりできるので、続けることはできる。
と思った次第。
1)フリークライミング → ラオスにに行く
2)アイスクライミング → 層雲峡に行く
3)歩き → ヒマラヤに行く
どこか、良いホームグランドの山を、トレーニング用で、見つけないとなぁ…