2024/03/11

【クライミングが既得権になった経緯】利得を持っているために手放せない

 ■ 無責任×自己中

クライマーとしての在り方が

 ただの無責任 × 自己中心

になってしまったこと。

まさにこれが日本のクライミング界の問題点です。

つまり、アクセス問題と事故対策の欠如の原因は、無責任×自己中心、です。

■ よそ者排除意識を上手に使う

アクセス問題がある岩場は多い。しかし、それを改善するモチベーションは小さい。

しかし、よそ者を排除したい!よそ者に取られるくらいなら自分でやる!ということが、リボルトやローカルクライマーの結束のモチベーションになることがある。

例えば、よそ者を排除したい!という気持ちが勝った結果、八面という岩場は、古参の女性がリボルトの音頭取りをする羽目になりました(笑)。そうしないと、やばい!誰かに取られる!有料になる!という気持ち?が、岩場のローカルクライマーを動かしたみたいでした。

一般に、岩場がある過疎地の地方行政は、岩場による地域振興に好意的です。

しかし、ローカルクライマーの側は、行政に黙っていて、今まで好き勝手していたので、好き勝手できなくなる!と思うだけで、誰もまだ何も言っていないのに、例えば、ただ中津の市役所の人を紹介しただけでそうなりました…(笑)。つまり、行政からの監視の目がある、という思いが、好き勝手やってることがばれたらヤバイ!という気持ちにつながり、自主的なリボルトにつながるのです。

家の留守番で散らかしていたのに、親が家に帰ってくるというので、片付け始める子供みたいな感じですね。

なので、地域行政が自分の地域資源、現金獲得の資源である岩場に意識的である、というのはクライマーたち自身の安全性のためにも必要なことなのです。

■ 内輪だけで楽しみたい

一般に、岩場ではローカルクライマー内での内輪で、コッソリ一般の人には、黙って楽しみたい、という気持ち…が強いです。というのは、岩場の使い方を初心者に教えるとか、超面倒な仕事なので、やりたくないからです。

そんなことは分かっている人だけで、登りたい。

そうすれば空いているし。

…という、仲間だけの秘密主義、がはびこっていると思います。

まぁ、小川山の混雑を見ると分からないでもありませんよね?

■ トップクライマーでも、自己中…

奥多摩の小鹿野ですが、トップクライマーの平山ユージさん率いる団体でも、古参のクライマーに文句を言われたら安易になびいてしまって、腰抜けです(笑)。

それは、ユージさんの戦略的に、町の一般住民のコンセンサスというのは取られていないからです。小鹿野のクライマーのコミュニティが頑張っても、外野の古参クライマーが文句を言えば、容易に靡いてしまって、結局町の利益を守れない…。

根拠希薄なクライミングエシックを振りかざすトップクライマーの論法に翻弄されてしまって、結局のところ、何が大事な価値だったのか?が分からなくなってしまうということに陥ってしまったのが去年でした。

町の一般住民が、クライミングを町起こしとして、利活用したい!という認識や認知なしに、クライマーだけで事を勧めようとしてもこうなるっていう事例です。

まぁ失敗して、良い方法を見つけるわけですから、失敗は良いことです。

誰のための岩場なのか? 地域住民のためだし、適切なバウンダリーが必要です。

それがない人は、古いクライミングエシックを悪用して、クライマーの自己中心的で社会性のない行動を擁護します。那智の滝の事例に明らかでしょう。

結局、ユージさん単体がすごいクライマーというか、素敵なクライマーってだけで、奥多摩地方の岩場は、もう悲惨ですよね…日本のアクセス問題発祥の地みたいな感じです。

まぁそういう問題を作った同時代人たちが片付けていくのが順当な順番だと思います。

■ アウトドアクライマーの流れ

私の結論的には、アウトドアアドベンチャーツーリズムにアウトドアクライミングを活用するには、日本のクライミング界自体が幼稚すぎ、時期尚早というか…

私は内心、城ケ崎はウェールズを参考にすればいいのではないか?と思い、トポを取り寄せましたが、まぁ私が私費を投じてウェールズに行っても、仕方ないよなぁと思っていたら、ユージさんが行っていたのを見て良かったです。

終了点もないようなくらいにきちんとしたクライミングを城ケ崎はするべきで、ウェールズのクライマーとしての倫理観の高さを見習うべきです。

だいたい日本のクライマーが堕落しすぎているのが、問題なのです。残置いっぱい残す悪習慣を辞めるのは、古いアルパインクライミングのエイドクライミングの名残を捨てるということです。懸垂下降を習得しないで来るクライマーは歩いておりましょう。

■ 問題を作り出した人が問題を解決するのが、人的成長であり成熟

クライミング界はアクセス問題を作った人がアクセス問題を解決すべきというか、東京の古参のクライマーがことに当たるべきだと思います。

というのは、男性が男性のケツを拭くとなると、当事者意識が湧くからです。

男性しか住んでいない家では、「男性も座っておしっこしてください」とトイレに書かれています(笑)。

要するに、ジブンゴトとならない限り、自分の行動の異常さが理解できないということなのです。

誰かがこぼしたおしっこを拭きたい人います?いないですよね?

誰かが作ったアクセス問題で、自分はそこに生まれてもいないのに叱られたい人いると思います?

いないですよね?

と思います。

■ 開拓の偵察なら、無許可で岩場にボルトを打っていいのか?

最初の偵察で、五木の岩場にボルトを打つと言われたときは

目が点

になりました。たしかに岩肌を偵察するだけでも、頂上からの懸垂下降が必要で、ロープは長くてもせいぜい100mですから、懸垂で降りるとせいぜい50mしか降りれません。

支点がそこになければ、マルチプル懸垂はできないので、打たない限り、さらに降りるって無理・・・岩間に生えた立木なんて信頼できたものではないですし…

しかし、そこで、ボルト一本でも無断で打ったら、町の人から得られたはずのクライマー社会に対する信頼、もうゼロですよね?

そこで町の人に対する説明とか、理解を端折ってはダメなんですよ…

最初から嘘ついてきた人をあなたは信頼しますか?しませんよね?

■ 既得権者のプライベート岩場化の機序

熊本の五木の岩場は日本最大の石灰岩の岩場で、手つかずなので、昨今のジム出身のクライマーが、外岩デビューするのにふさわしい岩場だと私は思います。

しかし、行政や町の一般住民に対する説明責任を充分推し進めないまま、少数の人だけが了解する形で、開拓許可を取り、それを駐車や岩場のマナー、初歩的なロープワーク教育などの必要な措置を講じずに…つまり、これまで通りのやり方で、ですが…公開した場合、公開一年後に閉鎖になる可能性が高いですよね。

開拓者の名誉だけが残り、肝心の地域には、何のメリットもお金も落ちませんね。

そして後世のクライマーに残せる岩場資源はすでに著名人になった人たちの、いまさら追加されたところでインパクトのない名誉や楽しみに使われるということです。

初めて開拓する、ということがもたらす岩との会話はどれほどの”岩知性”をそのクライマーにもたらすことができるでしょう?アイスのリードでは、それを皆、行っているわけですが。

■ 岩場閉鎖の利得

実はローカルクライマーには、岩場閉鎖になったとしても、メリットがあります。

いったん開拓されて、そして誰も来ないとなると、プライベートビーチならぬ、プライベート岩場です。

結局また、アクセス問題を繰り返して、メンテされず、危険なボルトでも登る方法を知っている人だけがコッソリ登るという繰り返しになります。将来にツケを回すという作戦ですよね。

これはたぶん、分かっていてやっているんではないでしょうか…?

確信犯というか、知能犯というか、このうまみの作り方をこの70年で覚えたというか…。

■ 傍証

なぜなら、地域山岳会って結構そうだからです。

山岳会の入会者にしか教えない秘密の岩場がどこの会にもあります。堂々とネットでそういう岩場での訓練を上げている会が多いです。

ということなので、いったい誰が国家の利益、地域の利益を、我が懐に入れているか?という視点でみると、そういうタイプの開拓者クライマーたちなのではないかと思います。

いや、お金はもらっていない!というかもしれませんが、結局、名誉は手に入れて、そして後世の人々から岩場資源を奪っている、ということは事実ですよね?

今のクライマーが開拓すれば、適正ボルトになったかもしれないルートを、アルパインのクライマーがエイドで登って、できるだけ遠くにボルトを打つ、という論理で開拓すると、フリークライミングとは似ても似つかない危険ルートが作られてしまい、その危険ルートは開拓者権利に守られて、ボルト位置の改定すら許されない、という有様になってしまいます。

そんな変な位置にボルト打つくらいなら(機能不全ボルト)、最初から開拓しないで、そっとしておいてくれたほうが…と若い世代なら誰でも思うでしょう。

■ 結局のところ、狭い仲間の内輪内での名誉争い

結局は、開拓は名誉があるからするが、メンテはしない…という立場で明白になるのは、その人が持っている動機が何か?ということです。

開拓 は、自分のために行うもの。

メンテ は、みんなのために行うもの。

と明白です。

九州の岩場は、一向にカットアンカーから更新される気配ないです。一方で開拓だけは進む。

いくら自腹でボルト代持っているからと言っても、だから偉い、とは言えない。上司面したいためにおごってくれる上司はいっぱいいますよね?

開拓者の質の是非は、開拓した内容を、質を問うべきです。そして、管理責任を持つべきです。

名誉だけを得て、責任を取らない、というのは、子供を産ませるだけ産ませて、その子の父親であることを誇り、その子の養育費は出さない、というようなものです。

日本の開拓者を盲目的に保護する文化は、男性のセックスの喜びが一番優先される日本のセックス文化に似ています。周りの人のことを全く考えていない、一発出して終わり、って奴です。相手がいることを考慮していない。

岩場のある地域の人は、何か知らんがクライマーが来ている…なんだろう?という謎の状態に長年置かれて、知らない間に托卵させられていたカッコウみたいなことになります。

本当にクライミング界のことを思っていたら、すでに開拓本数100本です!と自慢する老兵による開拓より若い人に栄誉を譲るのでは?

少なくとも、故・吉田和正さんは、私へのクライミング指導の中で、昇仙峡のスラブで私に開拓の醍醐味を感じてもらおうと思っていたと思います。そうすれば、どれほどの意欲を新しいクライマーに与え、岩との対話について、実施で教えることができるでしょう?

結局、開拓には、至りませんでしたけど。

多くの市町村は、市として町として、村として、クライマーの受け入れに好意的でした。こちらでかなり多くの自治体の観光行政側、あるいは議員などに会いましたが、それでもそんなんで、ローカルクライマーの側が、こうした行政との取り持ちをするクライマーに対しては、否定的反応を自動反応として行います。

つまり、その排除の姿勢こそが、既得権を示しています。今まで自分のモノだったおもちゃが、幼稚園全員に属して貸してあげなきゃいけないと言われた幼稚園児は、最初にどんな反応をするでしょうか?言わなくても分かりますよね?

要するにこれは、業界ぐるみの国益や地域利益の搾取構造…いわゆる戦後、日本国民をアメリカに売り飛ばした財閥や国賊と同じ構造なんではないか?と思います。

全体の利益より、自分の個人の利益。ってことです。売国奴は誰か?ということです。

大体の地方は、大雨で災害になってくれないと道路のメンテナンス費用すら、出せないほど地方財政は悪化しています。地域が自立しようという意欲はない場所も多く、災害が起こってくれてホッとしているっていうのが地方の現実です。

そんな中でクライミングによる地域おこしの可能性を聞かされた議員はどう思うでしょう?

このインバウンドでにぎわう時世をみて? 

よし!と思い、未来に希望を抱くでしょう…

しかし、その希望は、日本人同士の内輪から打ち砕かれるのです…

ローカルクライマーだと自称する人たちから、有料化はけしからん!だとか、駐車場代を払うなんてトンデモだ!とか言い出すだけでなく、町のお金を使って、整備してくれ、と言い出す始末…

ならば、と整備してやっても、その何億か?は有効利用されないまま、箱もの行政として、閉じていくわけです・・

行政が悪い? 

行政の担当官が海外にトポ発信して海外クライマーを呼び寄せるとかできると思いますか?

クライマーですらできない人がほとんどなのに、できる訳ないですよね?

■ 那智の滝事件ですら、身内擁護する身内主義

高い倫理観で右に出る者はいない、日本の誇るアルパインクライマーの山野井さんですが、那智の滝事件が起きたとき、もしかしたら、声明などを出されていたら良かったのではないかと思います。

トップクライマーとしての義務は、倫理面などでリーダーシップを取ることで、これはトップクライマーにしかできません。

だって、男子、お母さんの言うこと聞きます?先生の言うこと聞きます?聞かないですよね?

でも自分の憧れのヒーローの言うことなら聞く。

それが男の子ってことに日本ではなっているんです。文化的に。人は文化的奴隷です。

山野井さんも、結局は古いクライマーなので、社会性と先鋭的冒険の線引きを若い世代に示す、見せるということはできないのかもしれません。

現に現在のお住まいは、城ケ崎、以前は奥多摩。どっちもアクセス問題の火種で有名な土地というか、そこに引っ越して行ったら、かなり深くかかわる、ということは確実だなぁって場所です。そういう場所で日常的に登ってきたということは、その岩場がある地域住民には恩がある。

私は自然は多くの人の共有財産と言う面もあり、私有物ではないので、場所によっては秘密の岩場をこっそり登るのも、それでも良いと思いますが…。例えば、誰の私有物でもない国立公園内の岩場など、ガラガラだったりします。

例えば、温泉が湧く川辺とか、地域の人だけが知っていて、使っている、ってのは、九州では多くて、誰の管理もされていない…そういうので自分だけの秘密の場所を持つのもアリだと思います。まぁ同じところに誰かが来ても、先着順ではありませんよね。分かち合いでしょう。

私は、私しか行かないようなところを行ってくれるクライマーがいたらうれしいです。通だなぁっていうかね。特に破線のコースです。山梨なら板敷渓谷とか面白かったですよ。

さて、しかし、開拓者として名前を世に上げ、岩場を公開するからには、それに伴う

 準備条件:アクセス問題の回避

を行わないといけないです。

これがない人が、アクセス問題を作ってしまう開拓者です。

たぶん、開拓する → アクセス問題起きる → 禁止される → 東京の人は来れず、内輪だけで登れてラッキー 

という循環にあるので、懲りない。

本人らは、名誉だけ得て、岩場は秘密になり、誰も来れないだけだからです。

しかも、

”おれらは被害者なんだよ、迷惑クライマーが多いんだよ”

という都合の良いスタンスを取り続けることができる(=偽善者ペルソナ)を着れば、このサイクルが温存される。

という循環にあると思います。

上手いこと、考えられた手ですよね!あっぱれではありませんか?

そもそも、わざとトポにどう駐車したらよいのか書かないのかもしれないですよね?罠に入れるために。

自己愛性パーソナリティ障害の人は、こういうことを考える天才が多いです。

■ ネット動画を上げても人が来ない理由

〇〇を開拓しました!と、特に新人クライマーにとって教育的でも、インフォーマティブでもない登攀姿をただ一方的にネットに動画上げるのも、効果がない上、オンサイトができなくなるので、辞めたらどうでしょうか?

ユージさんが大西さんと上げていたデイドリーム動画は、多少、教育的配慮がされていました。

大西さんがスリングに落ちて、皆さんもお気をつけて、とか言っていましたよね(笑)。

大西さんほどのトップクライマーでも、解除忘れて登り、スリングに落ちて、コマネチ状態になって痛い痛いって言ってるんですよ(笑)?

ちなみにビレイヤーに遠慮して、途中でスリングにセルフ取るのは日本だけのクライミング習慣で海外ではそんなことしません。

むしろビレイヤーがクライマーを見なくなるので、悪習慣である可能性もあります。

さて、動画の質が教育的でも、インフォーマティブでもない、つまり見る人にメリットがない動画を上げている動機は何でしょうか?

名誉欲、以外ないですよね?

まぁ、開拓クライマーは死ぬまで開拓し続ける、がん細胞みたいなものかもしれません。

一方、40年前のアルパインしかフォローしていないアルパインクライマーの情弱ぶりは、カットアンカーのルートを、再度、カットアンカーでリボルトしようとするほどです。

もう全体に日本の男性社会というのが、私が父親を知らずに育ち、そのために理想の父親をクライマーに投影しているから期待値が高すぎる、とか、に寄らず、

 誰が見ても、もう目を覆いたくなるような低レベル

と言えます。これが客観的事実で、私の側の期待が高すぎるとか、理想が高すぎるという問題ではありません。

■ 海外クライマーも日本の上を行っている

じゃ、海外が違うか?というとそういうこともないようです。

なんせUIAAの事務局長ですら、ロープを持ってこないクライマーの何が問題なのか、分からないくらいです。

ロープは個人装備です。

共同装備に入れて登るのは、まだ一人では岩場を安全にこなすことができない段階の、今から、クライマーになるところの人です。

たぶん、ラオスが特別にうまく行った事例かもしれません。そういうレベルのクライマーも、ロープを自分で持ってくるクライマーも楽しく登れるようになっていました。

私は特別クライミング自体には思い入れはなく、

 クライミングをすることでゾーンに入れる、ということが私の目的

です。

しかし、九州クライミングで、嘘を教えているクライミング教育を見て、「これは…」と絶句した、というのが真実です。

全国的な視点で見れば、現在のままの岩場でも、日本100岩場に載っている、小さな岩場をつないで

 ジャパンツアーを組める

ようにしてやれば、現在の岩場状況でも、日本一周を企画する外国人クライマーが岩場をめぐって全国を徘徊することで、海外のマネーが日本の僻地に収入をもたらすと思います。

バムされてしまうと飲食費しか落ちません。クライマーが徘徊することで儲かるのは石油産業だけ、ということになってしまいますね(笑)。

■ 日本人クライマーたちは、シェアの精神は持ち合わせていない

日本のクライマー界自体が、それを受け入れたいという気持ちはないと思います。

まずクライマーという人種は嫉妬深いのです…他人が楽しむために情報提供するか?しないでしょう…

そもそも、クライマーは、岩場がある地域を、

 搾取するための対象、

つまり、

 地域の人に許してもらってタダで登る…

と思っていて、それに不思議さを感じていないからです。

タダって搾取ですよね? 与えずに受け取ることを搾取と言います。

クライマーは貧乏だから…

ってホント?だって、クライマーが人工壁で登っているホールド、一個4000円とかで、ボルト代より高いですよね?

ジム代に毎月1万円くらい払っていますよね?なんで駐車場代の300円が高いのかなぁ?

それは、地域経済にクライマーの側が貢献する、とは全く思っていないからです…

出来れば税金払いたくない、っていう寄生虫みたいなのとメンタルとしては似ています。

■ アウトドアクライミングも観光産業ですよ

いわゆるクライミングを観光産業とはとらえていない、ということです。

逆にニュージーランドなど、観光産業と捉えているので、歩くだけのミルフォードサウンドですら、有料です。

もちろん、めちゃ安いですけど。

しかし、そうしないと、誰でも彼でも来てしまい、多くの人に踏破されて、自然破壊が起こりますし、コントロールが効かないです。

料金徴収が、そのルートに入る人の名簿にもなるので、遭難した場合の対処もしやすいですし、要するに入場者数をコントロールをするための手段でしかないので、額そのものは安いわけです。

今時は、ネットで応募できます。ミルフォードサウンドとかそうなっています。

同じような仕組みが日本にもあれば、当然それは大きな収入を地方行政にもたらし感謝されることになると思います。

特に富士山ですね。

岩場では、人数が多い奥多摩や山梨、静岡の岩場ですね。長野まで東京人が足を延ばしていくことは少ないように思います。

それには古参のクライマーが得ている既得権の返上が必要ですよね。

というわけで、たぶん、

 意識改革も、含め、

なんというか、クライマー集合体の業界としての人間的成熟性の問題が絡んでいるように思います。

いまだに、水源地に放尿するようなのを自慢する人を業界トップらが擁護するような論説を出しているわけなので、精神的成熟は遠い、ということが客観的に言えると思います。

【アクセス問題】 アルピニズムの濫用による聖地の冒とく

■アルピニズムの濫用による聖地の冒とく

AIに聞いてみました。これが答えですよ。

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アルピニズムは、山登りそのものを楽しむ素晴らしいスポーツですが、その濫用によって聖地が冒とくされるケースも存在します。ここでは、いくつかの例と問題点について解説します。

■具体例

エベレスト登山における遺体の放置: エベレスト登山では、登頂中に亡くなった登山者の遺体が放置されるケースが問題になっています。これらの遺体は、登山者にとって障害物となるだけでなく、宗教的な観点からも問題視されています。

ヒマラヤ山脈におけるゴミ問題: ヒマラヤ山脈では、登山者が持ち込んだゴミが放置され、環境汚染を引き起こしています。ヒマラヤ山脈は、ヒンドゥー教や仏教などの聖地として崇拝されており、ゴミの放置は聖地冒とくとして批判されています。

マチュピチュ遺跡における観光客の増加: マチュピチュ遺跡は、インカ帝国の聖地として知られています。近年、観光客の増加によって遺跡が損傷を受ける恐れがあり、観光客のマナー向上が求められています。

■ 問題点

これらの問題点は、以下の3つの観点から捉えることができます。

環境への影響: ゴミの放置や登山道造成などによって、自然環境が破壊されます。

文化への影響: 聖地の儀礼や伝統が、観光客の増加や登山者の行動によって損なわれます。

宗教への影響: 聖地に対する信仰心が、登山者の無礼な行動によって傷つけられます。

■ 解決策

これらの問題を解決するためには、以下のような取り組みが必要です。

登山者の意識改革: 登山者自身が環境や文化、宗教への配慮を持つことが重要です。

規制の強化: 登山者数の制限やゴミ持ち帰りルールの徹底など、行政による規制が必要です。

教育・啓発: 登山者向けの教育プログラムや啓発活動を通じて、環境保護や文化尊重の意識を高める必要があります。

■ まとめ

アルピニズムは、自然と共存し、文化や宗教を尊重しながら楽しむスポーツであることを忘れてはいけません。

登山者は、自身の行動が環境、文化、宗教に与える影響について常に意識し、責任ある行動をとることが求められます。

■ AIに教えられなくても分かることばかりなんですけど…?

要するにフリークライミングの世界に、アルピニズムで起こっていることと同じ過ちを持ち込むこと=アクセス問題。

フリークライミングになれば、問題に名前がついているだけ進化している(笑)。

■ 自分で自分のケツを拭く

私が思うには、次世代にツケを回さず、自分たちで作った文化の副産物であるアクセス問題は、自分たちで解決努力をすべきです。

例えば、動画に出ていた大西さんとか佐藤さんとか、バッテンのラベルをすでに張られた方が、自分自身の内にあった”愚かさ”を、”昇華”という心理に向上させて、アクセス問題に積極的に取り組めば、それは、

その人たちの人としての成長

ということになるでしょう…。

そもそも時代遅れである、支点ビレイを広めていた指導者やスポーツクライミングの登り方で外岩でバンバン落ちるように指導していた指導者が、正しく外岩で登る方法を指導し、あるいは開拓費用をクラファンで募るとか、そういう活動を行えば、それは

 昇華

であり、人的成長をクライミングによって達成したということになるでしょう…

〇〇会長、というタイトルや、どこそこ登った、という名誉ばかりを求める活動しかせず、座っているだけでいっこうに動かない岩場の清掃活動やら、開拓費用集金のためのクラファンは、

 俺にはわかんね!

と言って、若い人任せでは…

60年分の負の遺産しか残っていないですよ。

特に九州の福岡周辺の古参クライマーはどう行動していいのか分からないだけかもしれませんが、リーダーシップを取るということは、結局のところ、このような

 間違ったアルピニズムを岩場に持ち込むことがない指導

を行うことです。そんなこと 人から言われなくても、明らかですよね?

2024/03/10

【クライミングによる地域おこし】こういうのを辞めないといけないんですよ…

こういうのと同じだとカウントされないために、

 クライマーは何ができるのか?考えたんでしょうか?

問題を現在進行形で作っている方々は…。

クライマー諸君は、これを辞めることができますか?

というか、深刻にメンタルに問題を抱えていますよね…

アルピニズムを悪用している…

本来、アルピニズムを知る人から反論が出てしかるべきでしょう…アルピニズムの本質を追及しているから、外道でいいんだ!ってことになります?なりませんよねぇ?

■ 事例

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功名心ではないと言いつつ「誰も登ったことがない」というのが動機になるの矛盾してるよね。一番乗りしたいのは功名心そのもの。
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■ 検証
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一番乗りしたいという気持ちは、誰しもが経験する普遍的な感情です。これは、達成感、優越感、希少性、承認欲求など、様々な要因によって引き起こされます。

1. 達成感
一番乗りを達成することで、人は大きな達成感を得ることができます。特に、目標達成のために努力してきた場合、その達成感はひとしおでしょう。

2. 優越感
一番乗りをすることで、他の人よりも優れていると感じることができます。これは、自分の能力や価値を認めることにもつながります。

3. 希少性
一番乗りは、誰よりも早く手に入れたという希少価値を持ちます。限定品やレアなアイテムを手に入れたとき、その希少価値が喜びを増幅させてくれます。

4. 承認欲求
一番乗りをすることで、周囲から注目され、認められることができます。これは、承認欲求を満たすことにつながります。
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私が言っているのではないですからね。AIが言っています。

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こういうの見てると、やっぱある程度のバッシングは必要だなと思う。冒険心で許してたら、他の場所でも真似する奴が絶対出てくる。神聖視されてるものに手を出すなら、そこを管理してる所に許しを得る。ダメなら諦める。登山だってルールあるでしょ
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わざと他者をDisrespectするようなことをするのがかっこいいのか?男らしいのか?
それがアルピニズムなのか?

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このメンバーのお一人は、以前個人のホームページで東京都の水源地にあたる沢に登ってわざわざ放尿したシーンを撮影して投稿していたかたでしたね。
当時2ちゃんねるで発掘されて晒さされて見ましたが、そういう人だから那智の滝を登ったんだろうな。
あとこの謝罪も御本人曰くポーズだったと自慢気にお話してて微妙だったな……。
2ちゃんで叩かれたのも、反省してると言いながら発掘される発言や行動がチグハグで嘘としか思えなかったからかと。
当時事件の中継を見ていましたが、岩がポロポロ落ちてるので滝を傷つけてないという発言は全く賛同できない。
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大炎上!神の滝を登った超一流クライマー】壮絶な社会的制裁/信仰と登山の両立そして真のアルピニズムとは何なのか?


ね?女が言うことを聞けなくても、AIがいうことなら、聞けるでしょう…

まぁ、男性は男性同士でケツ拭きあってください。

私がこう思う理由は、男性が運営している宮崎のクライマーの宿庵とか、
 
 おしっこは座ってしてください

って書いてあるでしょう… 掃除する人も男性だからです(笑)。

つまり、男同士で面倒みあえば、俺のおしっこは拭けるだろ!ってならないわけですよ…

師匠の別荘にも同じ張り紙がしてありました。

2024/03/09

I was so close to being killed by stupidity...because I am too nice.

Stephen Gilligan's workshop 

I am on 4days seminar of Stephen Gilligan, today was the first day of that 4days. 

In my climbing activities, I was always in my zone, like some people experience runner's high. In my case, my ice climbing was my zone. 

With rock, it gets harder to me since it requires more finger power, so I moved on to trad.  That way, I don't need finger power, I can jam, so I was more of trad climber than sport climber...

I mostly climbed in Ogawayama, Mizugaki, Jyogasaki, and Syosenkyo. Especially Syosenkyo was memorable place for me.   

Anyway my main interest in climbing is to enter zone, and be connected to my inner self, which some people call it "inner god", and that leds me to Steve Long, of UIAA when I asked him to publish UIAA alpine summer in Japanese, that was an act of my inner god.  (Links here)

Kyusyu my born place

After coming here in Kyusyu, my inner god keeps saying me to stop climbing, it even created so many injuries... my right leg cuff torn, my right leg knee dislocated, and the last year my Achilles tendon had raptured... what is going on?    

In a 5 pitch 5.11 trad multi-pitches called Hakua slab, I was doing a second, and the lead climber had connected 25 m and 35m pitch in one, and our rope was 50 m single. We did not bring our backup rope because he was so proud of announcing we did it without backup! 

I was taken my sweet spot that I was sorry for him not being able to find a climbing mate.

In that connected pitch, I climb up about 5 m from my belay point to help him, so he will have a bit more rope lengths, I had no way of telling that he connected 2 pitches with 50 m rope.  When I got up, I saw we both were hanging on just one bolt and the bolt was something called cut-anchor, 40 year old and it strength is said to be 5kN much weaker than regular red Camelot, and we trad climber all know we never put our entire life on just one protection. 

25 + 35 is a way too  longer than 50 m, very obviously, so he had to stop climbing anyway, somewhere in a middle of the pitch. Without proper anchor... meaning two bolts in sport routes ... but we hang on just one cut-anchor. 

We barely survived this climbing but he mentioned on the spot,  

 "In retrospect, I should have gotten 60 m rope" ... 

Do you see how stupid this word is? 25 +35 is 60, so 60 m rope still will not do, obviously... how are you going to bult an belay point with? 

I never thought this dumb he could be... not just him, any other climbers... I knew they are pretty dumb but this dumb???

He must have not seen a topo(a guide book that climber use) so he is the worst kind of climber who will put his partner in death by neglecting a basic safety in climbing, such as seeing a topo before you go to a route. 

so I was having a hard time accepting his attitude as my own mistake of responding his request of doing a second for him... 

I felt kind of sorry for him because he asked because he had no one else but me.

At the same time, a flashback memory of my dad pushing me... 2years old,  into a water started.

My background 

I had lost my younger brother when he was 24, so I am extra sweet to young guys... and not very intelligent guy...because my bro was not intelligent type, he did not do so well academically.  

But I must stop reflecting my younger bro, to a rope partner, who can be the stupidest person I ever seen in climbing community.

Now I am very careful. Last time, someone from Costa Rica wanted to climb with me but I let her go. She had no rope with her. No car. No draw. Nor belay device. Just harness and shoes.

So today, in Steve Gilligan's workshop, I had built my connection to mountains and found out that my swimming was a metaphor of being incubated in a mother's womb... reconnecting to inner self or bigger self, so I can be better climber when it is done. 

I will swim in Kyusyu. 

That is where a good tradition of Asian good daughter is inherited.  Personally, Kyusyu's male tradition is disaster they still worship of 40 m runout in 5.8 when everyone can climb better nowadays. Who's life is worth of such easy routes?

So I must take care of this anger that I was almost killed and being used.

Take your time 

Take your time was a message I got, so I will take my time to heal this wounds. 

He had really damaged me. Me, my body, my soul, and my relationship with my husband...all at once it was endangered... 

What an evil soul I have seen in Kyusyu... it is so surprising to see a climber can be this bad when his ego of showing off is so strong. 

 


2024/03/08

【クライミングによる地域おこし】アクセス問題解決のための提案。

別に私を殺しかけた、クライミング界に貢献したいとは思っていないけど、どうしたらアクセス問題が解決できるか?は分かります(笑)。

■ アクセス問題でお困りの岩場が採用すべき活動

はズバリ

  本物のクライミングの価値を伝える活動

です。これを毎月、クライマーでは全くない岩場がある地域のじいちゃん、ばあちゃん、おじちゃん、おばちゃん、おとん、おかんに向けて、発信します。

Q:クライマーがなぜ迷惑者だと思われているのか?

それは、クライマーが自分らしか分からない、ナルシシズムに動かされて行動しているからです。

いくら、

社会不適合者で毎日つらくて、でも、岩場に来れば俺は羽ばたけるんだ!

って言っても…ですよ? 

岩場で、うんこ垂れ流し、迷惑駐車、うんこ紙に火をつけて山火事、雄たけびでキモイ…なんて、

 社会規範の逸脱行動

が繰り返されれば、

 客観的に見て、その人を地元の人が歓迎しますか?

もう日を見るより明らかですよね?

クライマーが持っている、ならず者の俺がカッコイイって価値観は、全く一般の人には通用しません。自我像としても破綻している。

5.17をたとえ登ったとしても、その辺のクモのほうが、さらに登れるわけですから、一般的には、へぇ~すごいねーで終わりです。

それより、頼むから、林道に駐車しないでくれる?こっちは生活が懸かってるんだよ、ってなるのが当然でしょう・・・

■ 具体的内容

具体的内容は、毎月1回、クライマーズトークを開いて様々な分野のクライマーにクライミング経験の中で、思い出に残る話をシェアしてもらうということです。

クライミングがその人の人格形成において、どのような素晴らしい価値を持っているか?

というようなことを古いクライマーから話してもらいます。

当然、そのクライマー自身が人格者であることが大事です。

それを動画に収め、その岩場の名前で継続的にアップしていきましょう。

月に1本にしても、3年継続すれば、トータル36本の動画がたまるはずです。

■ 登っているところの動画アップって誰のため?

ボルダーは短いので、登っているところの動画アップがポピュラーですが…

あれって、誰のメリットになるんですかね?

地元のおじちゃんやおばちゃんが、上裸の男性クライマーが登っているところを見て、

「わー、我が町にこんなすごい岩があるんだ~(えっへん!)」

って思うと思います???

っていうか、それもう○○年も継続していると思いますが、Youtube動画視聴で1000人以上、視聴者集めています?

Youtubeって便利な動画ですけど、1000超えないと収入にならない…

ってんで、やっぱり、内輪、の域を出れないんですよね…努力のわりに。

逆に、登っているところを見てしまえば、もうオンサイトではなく、フラッシュになってしまうんじゃないのか?って心配すらあります。

■ 地域のクライマーじゃない住民がクライミングの価値を知ることが大事なんですよ

そもそも、クライマーは、岩ですらなく、プラスチックですら登るの大好きなわけですから、勝手に登らせておけばよく、むしろ、価値は教えてやらなくても、おまえら、勝手に理解せよ、でいいわけです。

しかし、地域の人々は、違います。

地域のクライマーではない住民に、クライミングの価値を理解してもらい、町が全体として、ビジョンとして、

 どのようなクライマーに町に来てもらいたいか?

 町としてどのようなクライミングを推し進めていきたいか?

町のクライマーではない住民が決めれることが大事だと思っています。

じゃないと町の人が来てほしくない人が来ますよね???

■ クライマーは一枚板ではありません

暫定的に言えば、ホワイトクライマーとブラッククライマーがいます。

誰がホワイトとブラックを決めるのか?

それは町の人でしょう… 

台湾にクライミングに言ったら、迷惑クライマーは家から追い出します、って張り紙してありましたよ?

そして、地域がビジョンとして、

 次のようなクライマーに来てください、とクライミングコミュニティに向かって提示できれば、違法駐車するような無謀で危険、迷惑なクライマーは、クライマー内で排除できます。

現状だと、地域の住民からは、ホワイトクライマーとブラッククライマーの違いは一切分かりません。

10年登っている人も、昨日登り始めた人も、住民からすると同じクライマーです。

迷惑クライマーのしりぬぐいは、ホワイトクライマーがしろよ!ってことになり、そうなると、クライミングどころではなく、ソーシャルワーカーもしくはベビーシッターの仕事です。私も、散々、引率の先生の仕事をやらされています。

クライマー内ですら、誰がホワイトクライマーなのか?初心者には見分けがつきません。

・全く初心者に向かない課題を堂々と無理強いするような指導者、

・全くなっていないビレイを堂々と教えるような指導者

・40年前の指導を自慢げに教えて、初心者に誤った常識を与える指導者

・全くカッコ良くないことをかっこいいと広めている時代遅れの指導者

・残置でトップロープしろと教えている指導者

などが、トンデモだとどうやって初心者のクライマーは分かるでしょうか?

そもそも、初心者って非クライマーと同じことなのですから…。

そうしたブラッククライマーやブラック指導者が、地域住民にはまったく姿が見えない、誰のことなのか?ということ になっているのは、クライミングをスタートした多くの初心者にとってブラックボックスになっていることを全く同じだと思います。

つまり、逆に言えば、こうしたクライマーズトークを開いて、地道に

 地域住民のクライミングリテラシーを上げる

ことで、入門者クライマーのクライミング知識向上と非クライマー住民のクライマーの受け入れ準備の2点を同時に達成することができます。

■ 松下ロボット時代

苦言ですが、最近分かったんですが、松下電器産業のロボット事業部で私が仕事していた、という事実は、こんなすごい職場に勤めていたんだよ!っていうマウンティングと解釈されているようですが…

松下さんのロボット事業部って、新卒で入った24歳大卒女子に、バグを指摘されて、治したら、まだバグが治っていなくて、もう一回差戻になり、それで再度修正プログラムが出てきたので、再度チェックしたら、バグが増えてた…ってくらい、ダメダメ開発部だったんですよ。

もう、バグでまくりで話にならん…ので、仕方ないなぁ・・・ 私がバグ管理データベースを作ってあげましょう…となりました。(余計な仕事)

バグ管理DBって当時MSアクセスっていうソフトで作るんですけど、今でもMSアクセスが使えるってだけで時間給2500円はくだらないと思いますけど…そもそも、マイクロソフトがやっているMSアクセスの講習会に参加しないと、ほとんどの人はデータベースを構築することができません。20年以上前でもそうですが、今でもそうです。

私の場合、別にSQLとか楽に理解でき、データベースの構造を作るくらい簡単だったので、心の広い私は業務の中でやってあげました。

そしたら、もう、ほんとにね・・・ 特定の人物がバグを量産していてですね…

その人、自分でバグを作って、自分でバグを修正することで、仕事しているふり、してたんですよ…。

普通ね、ちゃんとした開発部だったら、バグ管くらい、どこにだってあるんですよ…

それがなかったの。どんだけ~です。まるで九州クライミング界みたいですよね…えー、まだカットアンカーでリボルトしてるのーみたいな。どんだけ~ですよ。それで連絡会を作る羽目になった。

で、バグ管、なかったから、作ってあげたんですよ。そしたら、もうあまりにもバグばかりで、これ使って次の機種を開発するのは、合理的ではないので、新しく作ろう!ってなりました。

つまり、ロボットの場合はOSから作り直し!ってわけです。

松下さんは真似下って言われるくらい、安川だのファナックだのの真似ばかりしてロボット作ってたんで…、初めて、俺らの独自のOSで、ちゃんとしたロボット作るんだー!!ってプロジェクトXの音楽が流れて、みんなやる気になったんですよ。

誰のおかげ?私のです。

それで、もう、何人も、すごくやる気になって、新しいマイクロチップ(OSはそれによります、クアルコムとかのこと…さしずめ、岩場なら、どうやってルートを設定する?って作戦を持つこと)をどうしたらいいか?何を選ぶか?喧々諤々の議論をしたり、いろいろで、めっちゃ未来志向になったんですよ…

でもね、私が、優秀な松下電機のロボット事業部に混ぜてもらった、んじゃなくて、

だめだめのロボット事業部を改善した、ってのが真実ですからね…

しかも、24歳…女子ですよ…男、頑張れよ…

職歴自慢のマウンティングじゃないです。ちなみに、三井物産の時も似たようなものです。

私が優秀な人たちに混ぜてもらって、スマートな仕事のやり方に感動したのは、スイスのチバスペシャルティケミカルズでの就業経験だけです。

            今日のランチ 女子力PRではありません。


【クライミングエシック】こういう投稿は、ホワイトクライマーの可能性があります

■ 実例

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クライミング仲間の皆さん、こんにちは

オーストリア出身のロッククライマーです。明日から東京に2週間滞在できます。

一人で行く予定ですが、できるだけ多くの時間をロッククライミングに費やしたいと思っています。

私の主な興味はトラッド、アルパイン、スポーツクライミングです。ロープ、クイックドロー、カムのダブルセットを持っています。

素敵なクライミング仲間に出会えることをとても楽しみにしていますし、日本の素晴らしい花崗岩や石灰岩のライン(特に美的なラインに惹かれます)に登ることができたら、とても光栄です。

レンタカーは持っているし、どんなクライミング・ロケーションにも柔軟に対応できる(瑞牆でクライミングするチャンスがあれば、間違いなくとても素敵だ)。

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という投稿を見かけた。

まぁ、ロープも、カムをダブルセットで持っているってのも、かなり好感できる。

前に来たコスタリカ人は、ロープ自体をそもそも持っていなかったのである…。どうやって登る気なんだろう?

色々なトンデモ事例がたまったよなぁ…、この過去5年。

一番トンデモだったのは、

 25m+35m=60m であることも計算できず、50mシングルで登り切ろうとした人が、それ以前に、

 初心者は俺はごめんだよ…

とか言っていたことである。お前が言うことかい!みたいな感じで、ほんとに分かっていない人、自己が客観視できない人は、客観視がないゆえにどんなことでもいうので、それを相手が普通の人だと思って真に受けると、は?ってことになる。

■ そいつを選んだお前が悪い?という逆ギレへのコメント

心理学では、相手に対する期待が高すぎる、というコミュニケーション上の問題が指摘されているが、

 25+35=60が計算できる、という前提を持つのは、日本で教育を受けた人なら、100%計算できて当然だという期待を持つのは、合理的期待、

だと思う。

これくらい分かってくれよ…という理不尽に高い期待値を私が持っていた、とは言えない。

ロープを持ってくるのがクライマーの常識である、ということも、理不尽に高い期待を私が持っているとは、言えない。

沢にボルトが打ってあるルートをスポーツクライミングみたいな沢のルートと称した人がいたが…それって、ロシアンルーレットみたいなルートであって、その沢のボルトを信頼する人って、かなりな平和ボケって意味である。

そんなの、水の中に金属があれば腐食するんで、誰が考えても分かるだろう…

しかし、平和ボケの恐ろしいところは、これが平和ボケだと全く分からなくなり、まるで赤信号を青だと思って堂々と渡ってしまう親に、子供が疑いもせず、ついていくように、人々を指導する側本人が、間違った方向に導いていってしまっていることで、指導している当人もそのことに全く無自覚であることなのである…。

25+35が分からなくなる心理と同じなのではないだろうか?

つまり、そもそも、どうクライミングを組み立てていくべきか?の101から分かっていない…本来のクライミングとは、全く似て非なる活動を皆でやってしまっているってことなのである。

じゃんじゃか流れてたけど、リード。これ楽しかったんですよね~。



【心理技法】承認を与えるポジティブフィードバックとネガティブフィードバック

 ■ 今日の水泳のこと

水泳の先生が、ちょっとほかのインストラクターの悪口を言った…「あんなしか教えないで、〇〇円も取るんだよ」

■ 目上の人に厳しい目を向ける日本人たち

当惑して、男性の友人に相談した。

男性の友人は、「でも、80歳ですよね?その人、まだそんなこと言っているのなら、そこまでの人では?」

しかし、ChatGPTに聞いたら、そのような人は、承認を欲しがっているということだった。

それは、私が感じたことと同じだった。

■ 子供に承認を求める母親たち

子どものころから、母や祖母が、私から承認をもらいたがるので、困っていた。なぜなら、子供は、その承認をどうやって、親や大人に与えたらいいのか、まだ分からないからだ。

最近、神先生という日本人のトランスコーチを教えている先生…ジェフリー・ザイク先生のお弟子さんで、ザイク先生は、ミルトン・エリクソンのお弟子さん…という方に、心理技法を教わっている。

その中に、メタファーを使うことと、相補性が出てきたので、その内容を応用して、先生にハガキをお送りした。

すると、先生の誕生日にハガキが着いたそうで、先生は本当に喜んでいた。

誰だって、お礼や感謝の気持ちなく与え続ける、教え続けることには限界がある。

1)与える人は、誰だって、感謝を受け取るべきだ。

2)その感謝は、どうせなら効果的に表現されるべきだ。

私自身は、なぜか多くのヨガの生徒さんから、感謝を与えられてきた。これはポジティブフィードバックだった。

一方、なぜかクライミングでは感謝されるというよりは、むしり取られる。(ネガティブフィードバック)

 ・俺にクライミングを教えろよ、と要求される

 ・お前が俺のビレイの犠牲になって当然だろ、セカンドして当然だろ、という風に権利として要求されることばかりだった

 ・俺が生きたいところは行くが、お前が行きたいところには行かない

 ・ほかの男性パートナーと組もうとすると妨害してくる

なぜか、どの男性と出かけても、引率の先生、もしくは、お母さんという扱い。

つまり、相手になる人の自我が子供すぎるのである。

なんでそうなるのかなぁ…という印象だった。

最も弱いもの…クライミングにおいて女性は弱者です…が、最も大きな負担を強いられることになっており、これは日本の労働市場でも同じだった。

最近、分かったが、これは要するに、クライミング界は

 自己愛性パーソナリティー障害のみなさんばかり

っていうことらしい。つまり、私は父を美化しているばかりに、現実の

 しょうもない男性

にも、父親らしさを求めていたのである。あるはずのないものを。

まっすぐものが見れていない、ということになってしまうのである。それもこれも、

 かわいそう

というバイアスがかかってしまうためだ。

■ 承認を与える人になる

今回、先生の良い形で感謝の気持ちを受け取ってもらえたみたいで、先生は、このハガキを一生の宝ものにしてくれるそうだ。

これは、私にとって偉大なる精神的成長の一歩である。

写真は、オーストラリアから遊びに来てくれたイタリア人男性の友人。

香港に来たついでに来た、みたいなところで、一緒に阿蘇を訪ねて黒川温泉に入った。

私がオーストラリアに夫を伴って行ったときには、夫ごと家族で歓待してくれた大事な友人である。

その友人が言うには、日本の男性のそのような女性の扱い方は信じられない!そうである。

ある晩は、友人のレストランに行って、彼はそこらじゅうの日本女性をハグして慰める役を負うことになった。




【心理学】クライミングにおけるバウンダリー侵害事例 :「不適切な行動をする自己中心的なクライマー」

■ 南ユウタさんのメマガから

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心理カウンセラーの南ユウタです。

たとえば、あなたの家のドアを勝手に押し開けて入ってくる人は、自分と他人の間の境界線(バウンダリー)を大切にしていないことになります。

・人のプライバシーにずかずかと土足で侵入してくる

・「俺を怒らせるな!」と自分が悪いのに相手のせいにする

・深夜に何度もメールやLINE、電話をして、やめてほしいと言ってもやめない

・約束の時間をいつも破られる

・お金を借りているのに返さない…

これらは全て境界線(バウンダリー)を大切にできていない可能性があります。

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■ ChatGPT

この事例は、個人や組織のバウンダリーを侵害するさまざまな行為を示しています。それぞれについて、以下のような解釈ができます。

1. 人のプライバシーにずかずかと土足で侵入してくる: この行為は、個人のプライバシーを尊重せず、その人の個人的な領域に無断で侵入することを指しています。

2. 「俺を怒らせるな!」と自分が悪いのに相手のせいにする: これは、責任転嫁や攻撃的な言動を行うことで、他者にストレスや不安を与える行為です。

3. 深夜に何度もメールやLINE、電話をして、やめてほしいと言ってもやめない: この行為は、他者の時間やプライバシーを無視し、しつこく連絡を続けることでストーキング行為に該当します。

4. 約束の時間をいつも破られる: 他者との約束を守らず、その人の時間や信頼を無視する行為です。

5. お金を借りているのに返さない: 他者からお金を借りているにもかかわらず、約束通りに返さないことは、信頼関係を損なう行為です。

これらの行動は、相手のプライバシーや権利を尊重せず、個人や組織のバウンダリーを侵害するものとして考えられます。
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クライミングに関連する事例に変更します。

  1. 他人のルートを占有してクライミングする
  2. 自分の技術不足や判断ミスを認めず、他のクライマーを非難する
  3. 混雑した壁で他のクライマーを妨害するような行動を取る
  4. 約束の時間に遅れて現れ、他のクライマーの計画を狂わせる
  5. 他のクライマーから借りた装備やギアを返さない
もちろんです。それぞれの事例について解説します。


1. **他人のルートを占有してクライミングする**: クライミングでは、一つのルートや課題を複数のクライマーが利用することがあります。しかし、他のクライマーが挑戦しようとしているルートを自分が占有してしまうことは、フェアな振る舞いではありません。これは他のクライマーに不快感や不公平感を与える可能性があります。

ーーーー> これはトップロープ終了点への直がけのことです。


2. **自分の技術不足や判断ミスを認めず、他のクライマーを非難する**: クライミング中に技術的な課題や失敗が起きることはよくありますが、その際に自分の責任を他のクライマーに転嫁するのは問題です。自己責任として挑戦することがクライミングの重要な側面であり、自分の技術や判断ミスに対して責任を取ることが求められます。

ーーーー> 50mロープで60mを登ろうとしたことが該当します。


3. **混雑した壁で他のクライマーを妨害するような行動を取る**: クライミングジムや人気のある登山ルートでは、他のクライマーとの共有スペースでの挑戦が必要です。しかし、意図的に他のクライマーの進行を妨害するような行動は、クライミングコミュニティに対して不敬な行為と見なされます。

ーーー> ロープ掛けっぱなし


4. **約束の時間に遅れて現れ、他のクライマーの計画を狂わせる**: クライミングパートナーシップは信頼と相互尊重に基づいています。約束の時間や計画を守らないことは、他のクライマーの時間や計画を無視することになり、信頼関係を損なう可能性があります。


5. **他のクライマーから借りた装備やギアを返さない**: クライミングコミュニティでは、装備やギアの共有が一般的です。しかし、他のクライマーから貸し出された装備やギアを返さないことは、信頼関係を崩壊させるだけでなく、そのクライマーの安全を脅かす可能性もあります。

■ 「不適切な行動をする自己中心的なクライマー」 はヒーローか?

不適切な行動の正当化: 不適切な行動をする人物がヒーローとしてあがめられる風潮では、そのような行動が正当化される可能性があります。これは社会的規範や倫理的な基準を歪め、混乱を引き起こす可能性があります。 模倣行動の増加: ヒーローとしてあがめられる人物の行動は、他の人々に影響を与える可能性が高いです。そのため、不適切な行動をする人物をヒーローとしてあがめる風潮は、同様の行動を模倣する人が増える可能性があります。 社会的価値観の歪み: 不適切な行動をする人物がヒーローとしてあがめられる風潮は、社会の価値観やモラルを歪める可能性があります。これにより、健全な社会関係や倫理観が損なわれるおそれがあります。 被害者への影響: 不適切な行動をする人物がヒーローとしてあがめられることは、被害者にとっては追い討ちをかけるような感情的な負担を与えるかもしれません。被害者の権利や尊厳が軽視されることになり、彼らの立場が弱体化する恐れがあります。 これらの要因は、不適切な行動をする人物をヒーローとしてあがめる風潮が社会に与えるマイナス面の一部です。

■ 当方の経験

1)伝統的な無法者クライマーがあがめられた結果、不適切行動を不適切行動と理解できず、無断でのボルト打ち、無断…もしくは、地権者の無知に付け込んだ、口頭などでの気軽な許可程度でしっかり理解を得た上での許可ではない、岩場の開拓の蔓延…それによる事故の多発、および、地権者の不信感による、信頼の低下、それによるアクセス問題。

2)チッピングの横行。

3)過剰な権利意識…。岩は叩きながら登るものですよ。

4)反省の不在。 過ぎたことは考えても仕方がない、というのは欺瞞です。

5)横行する手抜き・汚職・怠惰。 日本には、日山協と労山という二大山岳組織がありますが、いったい今まで何をしてきたんですかね? 仕事してきて、このていたらく?

現行の日本の岩場の実態は、九州の岩場で体験しました… いやはや…目を疑うような事例ばかりでした。

九州4年の総括




2024/03/06

【心理学】犯罪者の心理ニーズニアイコールクライマーの心理ニーズ

 神先生のメマガより引用

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人は、倫理的、道徳的に

良いか悪いか、ではなく、

心理的に満たされるかどうかで

行動を決める。

この犯罪を容認するのではありません。

でも、

人は誰かと建設的な関係、

認め、認められる関係…

貢献し、貢献される関係…

愛し、愛される関係を求めるんです。

それがコアニーズ。

しかも、この犯罪者は、

自分の能力を『認められる』

つまり、この犯罪行為を通して

コアニーズの一つである

『有能感』を満たせたのです。

これまで認められたことがなく、

自分自身でも有能さを認めたことが

なかったならば、

そこにのめり込む心情を持つのも、

無理もないと言えます。

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【クライミングによる地域おこし】アクセス問題解決は、クライマー自身の人的成長です

 ■ 弟=クライマー、姉=私 の投影結果


歯科k資格

■ クライマーの問題解決

■ 困難

そのような人が直面する可能性のある困難には以下のようなものがあります:


1. **抵抗と反対**: クライマーコミュニティ内での倫理的な変革や問題行動への対処に反対する人々がいるかもしれません。彼らは既存の文化や慣行を変えようとする試みに反発し、そのような改革が必要な理由を理解しないかもしれません。

2. **リーダーシップの認識**: 彼らが変革を促進するリーダーシップの役割を果たす際、一部の人々は彼らの権威を認めない可能性があります。特に伝統的な構造に慣れ親しんでいる人々は、新たなアプローチやリーダーシップスタイルに抵抗することがあります。

3. **資源不足**: 啓発活動や教育プログラムを実施するための資源や支援が不足していることがあります。彼らが社会的責任を果たすために必要な資金や人材を獲得することが難しい場合、彼らの取り組みは制限される可能性があります。

4. **社会的影響の見えない性質**: 彼らの取り組みの成功や影響は、即座には明確に見えない場合があります。倫理的な変革や社会的責任の強化には時間がかかるため、彼らは即時の成果を期待される場合に失望するかもしれません。

これらの困難は、彼らの使命に対する忍耐力と決意が試されることになるでしょう。

■ 対抗

1)抵抗と反対への対処:

コミュニケーションと対話: 抵抗を受けた場合、理解を深めるために対話を促進し、他の人々とのコミュニケーションを通じて懸念や意見を共有します。
情報の提供: 問題の根本原因や改革の必要性に関する情報を提供し、人々が理解しやすくなるよう努めます。
味方の獲得: 一緒に活動し、共感や支援を得られる仲間を見つけることで、抵抗に対処しやすくなります。

2)リーダーシップの認識への対処:

組織化と代表: コミュニティ内での組織化を強化し、彼らのリーダーシップが広く認識されるようにします。代表者としての地位を確立し、影響力を強化します。
成果の示し: 彼らのリーダーシップの下での取り組みが成功し、ポジティブな影響を与えることを示すことで、他の人々の信頼を獲得します。

3)資源不足への対処:
パートナーシップの構築: 支援組織や関連団体とのパートナーシップを構築し、資金やリソースを共有することで、資源不足に対処します。
効率的な活動計画: 資源の最適利用と効果的な活動計画を策定し、限られた資源を最大限に活用します。

4)社会的影響の見えない性質への対処:

長期的な視野と戦略: 彼らの取り組みが長期的な目標を達成するための一部であることを理解し、成果が時間をかけて実現されることを認識します。

■ 10年はかかるでしょうね

なんせ問題を積み上げてきた期間は70年間なので、まぁ小さく見積もって40年かけて問題を積み上げたとすれば、解決には10年を見てもスピード解決ってなくらいでしょうね。

成果のモニタリングと評価: 成果を定期的にモニタリングし、評価することで、彼らの活動の進捗状況を追跡し、必要に応じて戦略を調整します。

2024/03/02

【クライミングによる地域おこし】クライミング界の諸問題について

■ 岩場過密問題=駐車場問題

ロクスノに岩場を公開したら、多くの人が来れます。

しかし、多くの人を迎え入れるのなら、それなりの用意をしてから、というのが順序だと思います。

それがないために起きているのが、アクセス問題。

準備が整う前に公開したい、というのは、エゴの声ですかね?

私は多くの人がクライミングに親しむのは賛成なのですが、親しむ前に

 ・必要な安全に関する知識を授け、

 ・駐車マナーやトイレットマナーの徹底、

 ・自然環境への保護意識、

 ・自分さえよければよいという現在のクライミングカルチャーを改めること

は必要だと思います。

■ 岩場が足りない!問題

問題は岩場が少なく、クライマーが多すぎるってことです。

その問題をどうするか?については、クライマーたち自身が自ら検討しないといけません。

一つの課題に10人も行列を作るような混雑は、混雑ってだけで危険ですし、そんな課題でじくり岩と駆け引きすることはできないですし、ビレイもできようはずがありません。

駐車問題も、混雑問題の結果としての駐車問題ですよね?

ラオスでは、ゲストハウス収容人数=適正人数、になっているのです。ですから、異様に混雑するということはないです。

クライマーはトゥクトゥクで来るので駐車は問題にならず、10ドルの相乗り代に文句をいう奴はいません。

■ 秘密にしておけば済む?

混雑を避けるために、現在行われている慣行は、若者に不利です。

すでにクライミングに対して十分知識がある往年クライマーだけが、許可されていない、公開されていない、秘密の岩場を、俺らは知っているからという理由で、こっそり登って楽しむ…これは、若い世代に対して公平ではないと思います。

大体、お魚釣りと同じです。みんなが競争して秘密の川に行くので、お魚資源が枯渇してしまいました…魚釣りのおじさんのエゴとお魚の量で、魚釣りのおじさんのエゴが勝ってしまった。

クライミング界はこれを他山の石として、公平に皆が遊べ、なおかつ事故を防ぐような仕組みを考案することが必要です。

■ トポに記述すべき内容=ムーブを書いたら、正解がバレるだけでオンサイトの邪魔になりますよね?

公開トポに、

 岩場の利用の作法

 駐車の仕方

 ただしいビレー方法

 懸垂下降の方法

 ロワーダウン・終了点の利用の仕方、

 終了点作成

 トップロープ張りっぱなしはダメなどの基礎的マナー

などが載っているというのは大変重要だと思います。海外のトポはそうなっています。

クライマーなら言わなくても分かってるだろ、という前提がもう有効でない時代です。

いつまでも昔と同じを求めていないで、現実的になりましょう。

■ ロクスノはオピニオンリーダーとしての自覚を持て

ロクスノが、トポ掲載時にこれら情報の掲載を義務付けるべきだと思います。

実質ロクスノだけが、クライマーの共通のメディアだからです。メディアとしてのリーダーシップが弱いため、九州などは、誰もロクスノにトポを出さず、普通に、ネットに上げています。

クライミングマナーの向上や岩場問題についての討論掲載は、ロクスノが編集室として、方針にすれば済むことです。

岩場の収容人数や、収容駐車台数、停めれなかったときどうするか?トイレをどうするか?などの、記述がないトポは扱わないと言えばいいだけです。

トポの公開は、基本、シェア精神ではなく、たぶん、開拓者側の名誉欲の発露だと思います。

かといって岩場を秘密にして、ローカルクライマーのもの、とするのは、私はおかしいと思います。

岩場は、地域のもので、地域資源として、地域の経済活動に寄与すべきです。

実際、岩場とクライマー観光客がWinWinの関係を構築している岩場は、海外ではそうなっており、それらの岩場を見習った設計が日本でもできるはずです。

ユージさんは、ウェールズの石灰岩の岩場に行っていました。私もウエールズには目をつけており、トポを取り寄せたところでした。

これまでの花崗岩クライミングと石灰岩クライミングで、クライミングエシックが違うのは当然です。傾斜が全く違うので、リスク管理の内容が違うはずです。

■ 事故の原因を取り違える

トップロープソロで事故が起こったそうです。

たぶん、クライマー界は、クライマー自身に原因が行かないように、論理を捻じ曲げる天才になっていると思います。

トップロープソロでの墜落で死んだ場合、ノーヘル・上裸が悪いのではなく、シングルストランドで一つの器具だけに全生命を預けるシステムが間違っています。

アルパインの基本は冗長です。トップロープソロも私は、ダブルストランドで自分を確保して行います。バックアップが常にあるということです。

むしろ問題は、それができるリスク管理の実力がないのに、ノーヘル・上裸を決行するのがカッコイイという価値観で、それに負けていることが変なんです。

■ 13はもはやチヤホヤを意味しない…チヤホヤされたいあなたへ

13が登れてチヤホヤされたのは、もはや20年前の価値です。

たしかに13が登れたら、立派なフリークライマーと称してよいと思いますが、現代のトップクライミングは14以上なので、もう13は、上級者ではあっても、特別扱いを他者に期待できるグレードではないかもです。

そもそも、特別扱いは、誰にとっても不都合です。特別扱いされる人には、ノブレスオブリッジ=責任が生まれます。

私は、TOEIC925点を21歳の時に取っていますが、それを自慢しようとは、はっきり言って思わないです。通訳でTOEIC自慢しているしている人はいませんので(笑)。

ところが自慢しないといけなくなったのは、TOEIC500点も、まともに取れない人が、同類だと主張して、私の足を引っ張るためです。悪しからず。

同じことで、自分自身のクライミングを一人で完結できない未熟なクライマーのために命を取られそうになったため、私は山岳総合センターで教育を受けています、とか、村上先生の弟子ですとか、いろいろ言わないといけなくなりましたが、もう超めんどくさかったです。

九州の方は、リスクがない山しか九州管内には存在しないので、リスク管理はぞんざいです。それは私のせいではなく、私が九州クライミングの、リスク管理の甘さを指摘したことを逆恨みされても困ります。

視野が狭いのは自分の置かれた環境に無自覚なせいで、指摘している私の問題ではありません。

■ クライマーは死亡事故から学ばない

日本のクライマー界は、死亡事故から学びません。

そもそも、クライマーズウィロストもなく、AACが出しているような事故事例集も文登研から出されていません。つまり、トップクラスがサボって何十年、って状態です。日本の政治と同じです。

だれですか?こんな状態にしてふんぞり返っているのは? どこが偉いんですか?

しかし、文化的に、日本では死んだら全員、聖人です。死者への弔いマナーとして、死者の間違いやミスを指摘するのは難しく、実現可能性としては下だと思います。

一方、生きている人は失敗を語ってくれるのではないかと思います。私は生きている人で、致命的事故になった人は、彼らの経験を語ってくれる可能性があると思います。

大体、死を美化する特攻隊の伝統から、九州は抜け切れていません。基本的に合理精神が低いほど、イメージから、抜けきれないのではないかと思います。

■ 檜谷清…トップクライマーの倫理観、継承の歴史

ユージさんの師匠さんは、檜谷さんのようです。しかし、檜谷さんは何も書いたものを残しておられないような感じで、ユージさんが代弁し、継承するしかないと思います。

中嶋兄弟は、中島岳志さんの子供さんたちです。なので、お父さんから英才教育を受けたクライマーだと思います。

現代でまともなクライマーは全員2世クライマーです。

私は非常に弱いつながりで、つながっていて、山岳総合センターの初代所長だったそうです。村上先生のことも知っているようでした。

ただ山岳総合センターもクライミング教育で成功しているわけではなく、講師が生徒を連れて行った涸沢岳西尾根では死亡事故を起こしています。

クラスメートが早々に死ぬという場を私は目撃しています。こうした目撃事件の経験は良い経験のように思います。

クライミングは死と隣り合わせ。それが魅力でもあるので、身近なクライマーの死を経験しないで、自分のクライミングが進んでいくことで、無謀で自信過剰のナルシストクライマーが形成されます。

死を語らないことで、死が、想像上のものになってしまうからでしょう…死を美化する風潮は、男性のナルシズムから来ています。

歴史的に、男性のナルシズムは、都合よく、軍隊主義者に利用されてきたことを知るべきでしょう。

つまり、ナルシストで死を美化する人…は、単におめでたい人ということです。

為政者に利用されているってことにすら気が付かずに死んでいった若い人たち…その無念にこそ思いをはせるべきで、かっこがいい、というのとは正反対の犬死だと思います。

一体どんな歴史教育を受ければ、そうなるんですかね??

■ 成功事例

現在、クライマーの教育に成功しているのは、個人的に自分がトップレベルの1世クライマーで、自分の子供に個人的にエリートクライミング教育を施した人だけだと思います。

私はクライミングを始めたとき子供ではありませんが、父娘のように清高さんや青ちゃんと登り、ラッキーだったと思っています。

青ちゃんが組む前に何をしたか?レスキューの復習・ロープ合わせですよ。


【心理学】クライミング界における事故防止とクリティカルシンキングの利用

非クライマー地域住民(クライマーをサポートし守る存在)とクライマー(守られる側)の適切な関係性と、その構築方法についてChatGPTに相談しました。
  1.  コミュニケーションを重視する: 非クライマー住民はオープンで健全なコミュニケーションを確保し、他者の意見や感情を尊重する。
  2. 自己決定権を尊重する: 非クライマー住民はクライマーの自己決定権を尊重し、自分自身の選択をする自由を与える。
  3. サポートと励ましを提供する: 非クライマー住民は、クライマーの目標や夢をサポートし、クライマーの努力を励まし、自信を持たせる。
  4. 適切なガイダンスを与える: 非クライマー住民は、クライマーが困難に直面した時には、適切なガイダンスを提供し、クライマーが自分の道を見つける手助けをする。
  5. 個別性を認める: 非クライマー住民は、クライマーが独自の個性や興味を持っていることを認め、それを尊重し、肯定的に受け入れる。
  6. 限界を設定する: 非クライマー住民は、岩場への愛情と共に、クライマーに対して適切な限界を設定し、クライマーが安全で健康的な環境で成長できるようにする。
  7. 共感と理解を示す: 非クライマー住民は、クライマーの立場や感情に共感し、クライマーの視点や経験を理解しようと努める。
  8. 批判的思考を促す: 非クライマー住民は、クライマーに対して自己批判的思考を促し、自分の意見や信念を疑問に思うことを奨励する。
  9. 興味を共有する: 非クライマー住民は、クライマーの興味や活動に関心を示し、一緒に時間を過ごすことで、地域愛と絆を深める。
  10. 許容と包容を示す: 非クライマー住民は、クライマーが失敗したり間違ったりしても、許容し、クライマーを支えることで、自己成長と学びの機会を提供する。

これは誰に対しても同じことが言えますね。

このような関係性を築くことは、地域とクライマーの健全な関係性と経済発展に有効でしょう。

■ 詳細

失敗や間違いを受け入れることについて:クライマーが自分の決定を誤ったり、失敗したりした場合でも、その経験から学ぶ機会として受け入れ、クライマーをサポートします。失敗や間違いは成長の機会であり、それを尊重して共に乗り越えることが重要です。

興味や才能を尊重することについて:クライマーが特定の興味や才能を持っている場合、それを尊重し、サポートします。クライマーが自分の興味や才能を追求する自由を与えることで、クライマーの個別性を育みます。

独自の考えや意見を尊重するについて:クライマーが独自の考えや意見を持っている場合、それを尊重し、クライマーの声を聞きます。個別性を尊重することで、クライマーが自信を持って自分の考えを表現できる環境を作ります。

■ 健全なバウンダリーを設定することについて

非クライマーである地域住民は、以下を行います。

岩場の利用の管理:クライマーが岩場でのトレーニングや登攀を適切な時間内に行うようにする。例えば、平日は夕方まで時間、週末は日没までなどの制限を設けることができます。

屋外登山の制限:クライマーが登山する時間や場所を制限する。例えば、日没前に山を降りるように制限を設けるなどの安全面を考慮した制限があります。

体調管理と休息:クライマーが適切な休息を取り、過度の負荷や怪我を防ぐために、トレーニングや登山の間に十分な休息を取ることが重要です。例えば、週に1日以上の完全な休息日を設定するなどの制限があります。

目標設定と計画:クライマーが安全かつ効果的に目標に向かってトレーニングや登山を行うために、計画的なアプローチが必要です。例えば、特定のルートへの取り組みや特定の山の登頂を計画し、適切な実力の枠内で実行することが重要です。

休暇やリフレッシュの時間:クライマーが疲れを取り、モチベーションを維持するために、定期的な休暇やリフレッシュの時間を設けることが重要です。

岩場の適正利用については、ローカルクライマー間での話し合いと合意が必要ですね。

特定の人だけが岩場で登れるように、現在は配置されていると思います。

■クリティカルシンキングについて

批判的思考を促進するために行えることをいくつか挙げます:

  1. 問いかけを奨励する
  2. 情報の信頼性を検証する習慣を育成する
  3. 議論やディベートを促進する
  4. 質問を歓迎する文化を醸成する
  5. 問題解決のフレームワークを提供する
  6. 裏付けのある意見形成を助ける
  7. 自己批判を奨励する

■ クリティカルシンキングへの評価

クリティカルシンキングの成功事例として、自動車の購入を考える場面を挙げてみましょう。

例えば、あなたが新しい自動車を購入することを検討しているとします。クリティカルシンキングを活用すると、以下のようなプロセスが考えられます:

  1. 情報収集:最初に、様々な自動車メーカーやモデルについて情報収集を行います。価格、燃費、安全性、信頼性など、重要な要因を考慮します。
  2. 選択肢の評価:収集した情報を分析し、複数の自動車モデルを比較します。各モデルの利点や欠点を考慮し、自分のニーズや予算に最も適した選択肢を特定します。
  3. 論理的な判断:各選択肢の利点や欠点を論理的に考え、自分の価値観や目標に合致するかどうかを判断します。たとえば、家族の大きさや趣味に応じて車の大きさや機能を選択するなど、論理的な判断を行います。
  4. 選択の妥当性の検証:最後に、選択した自動車モデルが自分のニーズや予算に適しているかどうかを検証します。実際にテストドライブを行ったり、他の所有者のレビューや評価を参考にすることで、自分の判断を確認します。

このように、自動車の購入におけるクリティカルシンキングのプロセスでは、情報収集、選択肢の評価、論理的な判断、選択の妥当性の検証というステップが重要です。

クライマーバージョンクリティカルシンキングをクライミングに適用する場合の例を挙げてみましょう。

仮に、あなたがクライミングを趣味として追求しているとします。ある日、友人たちと一緒に新しいルートに挑戦することになりました。

  1. ルートの評価:最初に、ルートの評価を行います。そのルートがあなたのクライミング経験や能力に適しているかどうかを考えます。ルートの難易度や傾斜、岩の質など、重要な要素を評価します。
  2. リスクの分析:次に、挑戦するルートでのリスクを分析します。岩の剥離や天候の変化など、潜在的な危険要素を考慮し、安全な登攀を確保するための対策を検討します。
  3. プランの立案:その後、登攀のための具体的なプランを立案します。ルートの進行方向や難所の克服方法、必要な装備品などを計画し、グループ全体が安全に登攀できるよう準備します。
  4. ディスカッションとフィードバック:プランを仲間と共有し、フィードバックを受けます。他のクライマーたちと意見を交換し、可能なリスクや課題に対処するための戦略を改善します。
  5. 実行と評価:最後に、プランを実行し、登攀を行います。登攀中に起こる変化や問題に対応し、柔軟に対応します。登攀後には、挑戦の過程や結果を評価し、次回の登攀に役立てるための学びを得ます。

このように、クライミングにおけるクリティカルシンキングは、

①ルートの評価、
②リスクの分析、
③プランの立案、
④ディスカッションとフィードバック、
⑤実行と評価

というプロセスを通じて実践されます。

念のため言っておきますが、女の私が言うことを聞けなくても、みなさん、ChatGPTが言っていることなら聞けますよね?