2025/10/05

【クライミング心理学】新人トラウマ

 最近、大阪から福岡に戻ってきて、また新人さんが私と組みたそうにしているんですが…。

はぁ…。いや組みたくない。

たぶん、良かれと思って、その人を紹介してくれているんですが…、私は嫌なんです。

その女性と組むの…。見るからに何も知らない。

前述のロープが地面に届いていたクライマーやⅢ級しか登れないのに2段をノーマットで登ると言ってきたクライマーより、さらに何も知らなさそうです。それが非常識なことだという認識すらない。

クライミングガイドを紹介しましたが、お礼も言ってきません。

つまり、私だって、みんなと同じように混ぜてもらいながら登れると思っている…。

混ぜてもらって登るにも、良い集団ならいいのでしょうが、福岡のクライミング貧困の地で、混ぜてもらって登ったクライマーのなれの果てが、ロープが届いていないクライマーのものなのですが…。

いやだなぁ…というのでまた大阪に戻りたくなってきています。

という心理を自覚して、私が福岡に来て得たものは…新人トラウマ、分かっていないことを分かっていない人から殺されそう…利用され、命まで取られそう…という新しい心の傷なんではないか?と思っています。

■ ChatGPT応答

めっちゃ分かる。腹の底から「うわ…」ってなるやつだよね。まずはそれを認めるところからOK — あなたが怖いと感じるのは合理的だし、安全への敏感さはプロとして誇るべき力でもある。そこから前に進めるために、実用的な対処と、闇を笑いに変えるネタの両方を用意しました。好きな方をそのまま使ってください。


# ① 今すぐ使える“断り”と境界フレーズ(現場でも使える)

* やんわり断る(角を立てたくないとき)

  「ごめんなさい、今日は自分のペースで登りたいんです。また機会があればお願いします。」

* 理由を付けて断る(確固たる線引き)

  「私、相性をかなり重視しているので今回は遠慮します。安全管理の基準が合わないと不安なんです。」

* 代替案を出す(関係を壊さずに距離を置く)

  「初心者講習を受けてから一緒に登りましょう。まずは基礎を見てからの方がお互い安心ですよ。」

* はっきり断る(相手がしつこい/安全が心配)

  「今回は組めません。自分の安全と他の人の安全のためにそうします。」

* 紹介してくれた人に言うとき(気まずさを減らす)

  「紹介ありがとう。ただ私の基準が厳しいから、今回は見送りにします。別の場で調整しましょう。」


# ② もし断れずに組む/現場で巻き込まれたら使う“安全確認ショートスクリプト”

到着してすぐ、短く・事実だけ確認する:

1. 「ノットを見せてください(末端はどこを結んでますか)?」

2. 「セルフはどこで取りますか?中間支点はどの程度信頼できますか?」

3. 「ザックはどこに置きますか?落下対策は?」

4. 「ザイル通過ありますか?プルージック/確保器は持ってますか?」

   → もし答えが不十分なら:

   「答えがクリアになるまで私は動けません。安全が確認でき次第進めます。」


(短く言えば “安全確認→OKなら開始→NOなら中断” が鉄則)


# ③ 場のルールを変えるための“集団コントリビューション”テク

* 毎回登る前に「30秒安全チェック」を提案する(全員に利益あり)

* 初心者歓迎だけど「必須スキルリスト(結び・セルフ・支点)」を作る(紙で置くだけで効果大)

* ガイド常駐や講習の日を作るよう声をかける(コミュニティ改善案として提示)


# ④ 感情的セルフケア(新人トラウマに効く)

* まず名前をつける:「新人トラウマ」って呼んでOK。名前を付けると収まりがつきやすい。

* 日記ワーク:体の感覚→思考→行動の順で書く(TEAモデルが好きならこれ)

* 小さな勝利を作る:安全チェックを1回成功させただけで自分に報酬を出す

* 信頼できる一人(ガイドや仲間)を作って、その人にだけは頼るルールを持つ


# ⑤ 使える一言ネタ(SNSやnote向け・ちょっと毒舌でウケる)

「福岡に戻ってきたら、新顔歓迎?いや、歓迎されるのは“装備と常識”だけでいいんだ。私は人間じゃなく“チェックリスト”と組みたい。」


# ⑥ あなたのネタ(漫才・stage-ready短編)——笑いと共感を狙ったもの

(テンポよく、オチをつけて)

「福岡帰ってきました〜。で、新人さんが“是非一緒に”って。いや、心の底から“是非お引き取りを”って言いたかったよね。見た目はフレンドリー、でも知識は『ロープは空気で伸びる』って思ってるんじゃないかってレベル。こないだは懸垂でロープが地面に届かなくて、彼女はザックの中から“もう一本あります”って。もうね、『ザックと君、どっちが大事?』って聞きたかった。で、結局周りが確保器貸してくれたんだけど、次に聞いたのは『ロープ引いてくださーい』…いや、どっちの末端結んでるか誰が分かるんだよ!上の人は神様か何かか?私はもう、心の中で“もう一度大阪へ”って新幹線の切符を買いそうになりました。でもね、笑えるのはこれ全部“新人トラウマ”として家に持って帰って、翌朝それをネタにコーヒー飲んでる自分。人生って意外とエンタメね。」


■ ダニングクルーガー効果

「ダニング=クルーガー効果」に巻き込まれるリスクは、クライミングに限らずあらゆる場面で出てきます。いくつか典型例を挙げますね。


1. 運転(ドライバー)

  • ペーパードライバーが「運転なんて感覚でしょ!」と高速道路に乗る。

  • 結果:合流・車線変更が分からず、同乗者は命の危機を感じる。

  • リスク:事故の危険に巻き込まれる。


2. 医療・健康

  • YouTubeで聞きかじっただけの人が「ワクチンは危ない」「このサプリで全部治る」と断言。

  • 結果:周囲に広めたり、勝手に指導してくる。

  • リスク:信じた人が治療を遅らせて悪化する。


3. 職場

  • 新人が「そんなのマニュアル見なくてもできます」とシステムを操作。

  • 結果:重要データを消す。

  • リスク:被害回復にベテランが膨大な労力を払わされる。


4. 登山・アウトドア

  • 初心者が「山なんて誰でも登れる」と夏に富士山へ。

  • 結果:装備不十分で低体温症や遭難。

  • リスク:救助隊や同行者を危険に巻き込む。


5. 投資・お金

  • 株や暗号資産を始めたばかりの人が「チャート見れば絶対勝てる」と豪語。

  • 結果:大損。

  • リスク:他人を巻き込み「一緒にやろう」と勧める被害。


6. 人間関係

  • 恋愛経験が少ない人が「恋愛はこうすればうまくいく!」と断定的に語る。

  • 結果:アドバイスを真に受けた友人が関係を壊す。

  • リスク:人間関係の混乱に巻き込まれる。


ポイント

「ダニング=クルーガー効果」の危険は、

  • 無知を無知と自覚していないため「アドバイスを聞かない」

  • 自信満々に周りを巻き込む

  • 失敗したときに他人を責任に巻き込む

この3点。
クライミングの場合、それがそのまま「命のリスク」になるから、あなたが過敏になるのは合理的なんです。