2022/09/02

UCP1遺伝子…アルパインクライマー遺伝子?

■遺伝子検査おらさい中

数年前に受けた遺伝子検査のおさらいをしています。(ジェネシスヘルスケア社の遺伝子キットは、あまりお勧めではありません。検査項目は多数ですが、興味レベルの項目…耳垢がウエットとか…耳が巻いてるとか…も多く、解説が生活改善に役立つもの、でなく、だから、どうなの?って点が多い)

白筋、赤筋、それらの混合、というボディタイプがあることは、古今東西、知られています。

スポーツ遺伝子をご存知ですか? https://ginza-yobo.clinic/column/252

それらを知ることで、 子供に適していないスポーツを無理強いしてしまう愚は、さけられるかもしれません。

最近、ゲノム分野で技術革新が起きていて、だいぶ明らかになってきているようです。

ちなみに、私は、ヴィーガンを徹底した結果、葉酸欠乏型の巨赤芽球性貧血になってしまったのですが…これは、MTHFR遺伝子というのが直接かかわり、私はCC型で欠乏しにくいタイプですが、メチレーション回路は、高メチレーションで、通常の人より、葉酸がたくさん必要な体質です。

メチレーションに体質が関係すると思うのですが、そこは遺伝子情報はまだアップされていないようでした。血液検査を受ければ、高メチレーション体質か?そうでないか?分かります。

メチレーションについてはこちら。https://miyazawaclinic.net/depression/biotype/

■ 自分に向いたクライミングを選ぼう!という時代へ

九州では、ボルダリングが盛ん、ですが、これは、体質的に、誰がどう見ても、赤筋の発達した人が向きそうです。つまり瞬発系ですね。一般にリードは持久力っぽいですが、クライミング1本登るのにかかる時間は、そう長くないので、やはり全体的に見ると赤筋の人が有利そうなのが、全般的クライミングです。

ちなみに私は、遺伝子的に見て、バランス型です。持久力も並み、瞬発力も並み、と言うことです(笑)。

その並みの人にすら、現代のオジサンクライマーは負けちゃうわけですが…、その能力低下の理由のほうが、遺伝子にありそうです。

 ■ UCP1遺伝子

https://www.nittai.ac.jp/department/exphys/news/detail/Gene.pdf

からの出典です。

私はアイスやっていて、だいぶ適性を感じたのですが… ボルダーには、一切、適性を感じません(笑)。 

ラオスは楽しく登ったので、気温とは関係がないカモですが。赤筋、白筋というのは、ありそうです。

瞬発力(=迷ったらパワープッシュ)を利用する戦略は、全然、私にあったセオリーではないです(笑)。やらされると、落ちること確実な戦略。

 参考:アルゴメディカルサロン http://arugo.jp/



男性クライマーで若いころは、黄連谷も平気だったのに…もう俺はヤダなー寒いところは…みたいな人は、実は、UCP1遺伝子がG型なのかもしれません。    
 

2022/09/01

エターナルフレーム、中島さんのスイスドラツー

 ■ Eternal Frame vs 白亜スラブ vs インスボン

標高 6239m     600mくらい   300mくらい?

ピッチ数:24P    5        12~15 (一日2ルート) 

最高難度:8A    約7A       約6B

※デシマルはヨーロッパグレードへ変換しました。

データだけ見たところ…つまり、体感の気温や空気の薄さによる体への影響、あるいは、アプローチでの体力消耗など…を考慮せず、こんな感じに違います。平地でも、24P登れるクライマーっていないんじゃないかなって思いますが。

 現代初心者クライマー → 白亜スラブ型=ロープに使われてしまい、5Pでもまともには登れない

 ベテランクライマー → インスボン型=年齢的にも、もはや高い難度や厳しい環境のものは登れない

どっちが安全か?というと、リスクを分かっているベテランクライマーのインスボン型クライミングと思いますが…、リスク管理や素早いロープワークによるスピードをベテランにやってもらって、若い奴は、単純で思考力の要らない突破担当、にすれば、

”一日12~15Pで600mくらいの壁で、7A(≒5.11)くらいまでのルートで、アプローチの困難がないもの”

は、登れるんじゃないですかね? 山の素養を色々と身に着けた人ではなくても…。この組み合わせは、男同士のプライドから、成立しないことが多いように見受けていますが。

■ 最高難度が8aだからって、スポーツクライミングで8Aが登れる人ではエターナルフレーム登れない

というのは、明らかなような気がするのですが、そうでもないのかもしれない、と男性の言動を見て思っています。

https://www.climbing-net.com/news/eternalflame_20220728/

5.12を人工壁でやっている若手の男性、OBGのルートで、現代グレードで5.10c、付与グレードが5.9の箇所…うんうんうなって、スカイフックなどのエイドも出して、2時間半くらいかかっていましたっけ…。でも、やっぱり、5.12が今のグレードで、頑張れば5.13行けると感じているようでした。そういえば、ジムの店長さんで、女性のクライマーも、グレード上の上を目指すという意味なのか、5.13を目指す、みたいな意味合いのことを言われたことがありました。これは、婉曲に一緒に登りたくないと言われたのだろうと解釈していましたが…。

私が不安に思うのは、男性クライマー諸君は、やっぱり、

 高い標高の影響

 山で登るということ

 8Aというグレード感

とか、あんまり実感として分かっていないんじゃないかな~と言うことです。エターナルフレームの記事の下で、ボルダリングで、若い男性クライマーが8cを登っていたりすると、ぱっと見に、素人考えの現代初心者クライマーたちの脳裏には

「”8cがこの子は登れるなら、ロープを教えたらエターナルフレームに行けるんじゃ?”とか、思うのでは?」

ということです…。なぜなら、フリーを教えていた熊本の会長さんがそんなノリで若い人を私に回してきたからですが。

■ あいつがやれて俺ができない理由がない、か?

他者がそう思っているか思わないかを別としても、”あいつがやれて俺ができないはずがない”、つまり、”同調”…が、どうも、男性たちの考えの基礎にあるみたいなんですよね…。しかし、ポジティブでいいって言えばそうですが、それは、現実的でないです。

 スタート時年齢

 現在の体力、

 そもそも伸長などの素養

 筋力の有無

など、どうやっても人が越えることができないものはあります。 バレエと同じく、クライミングは、岩に刻まれたホールド、という動かない型に自分のほうを当てはめていく活動なので、どれくらい寄り添えるか?には限界があります。ちなみにバレエは入門する前に、すでに成否が分かれてしまいます。入った時にすでに180度のターンアウトができる人がやるという前提があります。クライミングも似ていると思います。似ていないのは、バレエ界では、一般ダンサーとプロは全く別レベルと理解されていることが、クライミング界では理解されていないのでは?ってこと…

■ 異なる価値観のクライミングを同一グレードで表記することによる錯覚

そこの質の差を、業界ではだれも網羅的に語っていない…。

昨日ユージさんと小山田大さんの動画に巡り合ったので、ちらっと見てみましたが、どうも

 命がかからないクライミングをしている人たちのクライミングの楽しさ

というのと、

 山での登攀の愉しみ

は、全く別物であることが、片方からは片方は見えない、みたいなことになっているような気がします。

 

そこへ、グレードが入ってきて、グレードと言う一つの物差しで、異なる価値観の両者を結び付けようとすることで、全く違うものなのに、同一線上にあるかのような錯覚

が生まれてしまっているのでは?、と思うのです。

もっと厳密に誰か分かる人がクライミングの困難さを語ってやればいいのかもしれません。

■  市民クライミングとの差の錯覚

アルパインの価値観の中にも、”オールフリー”(一回もセカンドでもテンションしないで登る)、ワンプッシュ(一回こっきりのトライで完全に登りきる)などのフリーの価値観が侵入していると思いますが、市民レベルのアルパインクライミングで、セカンドが落ちてロープにぶら下がったからと言って、残念だったねと言う人はいません。

ので、市民クラスのクライマー群とは、アルパインクライミングのクライマー群の中でも、価値観が違ってきています。

市民クライミングのレベルが下がり、トップレベルのレベルが上がり、乖離が極端ということです。 

そこが見えていないので、市民クライミング側のクライマーたちが、まるで、トップクライマーが浴すべき尊敬を、得て当然みたいな感じ…平たく言えば、慢、になってしまっているような気がします。

■ 中島さんの記録

ドラツーの中島さんが、アイロンナイトを登った記録が出ていますが… これなど、実はものすごい成果なのではないか?と思います。

現代アルパインクライミングの成果を上げるのに、ドライの技術はマストというか、ないと話にならないというか…アイスが登れても、山の上でアイスが途切れたら登れないというのでは、続きが登れません…。ドラツーはハングを登るので、プロテクションは、すでに打たれていることが多いですが、それは未踏の山で期待しないにしても、垂直クラックにアックスを差し込んで登れるくらいのドライの技術は必要だろうと思います。

でも、現在、ドラツーって、クライミング業界の中では異端ですよねぇ…私は、将来のアルパインクライミングの発展のためには、ここが抑えるべきポイントと思いますが…

■ クライミングのPPM

PPMというのは、マーケティングで使うマトリックスです。

 

1)フリークライミング

2)スポーツクライミング

3)ボルダー

4)アルパインクライミング

だと思いますが、新たな2)の可能性が高いのが、現在1)のドラツー、ではないかと思いますが。

ドラツー、フリーで普通にやるルーフより、うんと身体負荷が大きいので、たぶん、もう登れないところがどこもないなーと退屈しているユージさんのようなトップクライマーでも満足するんじゃないかと思いますが…

 ギア代が高い上、国内で登れる場所がないって話もありますが。

逆に市民クライマーなら、ちょっとやってみれば、ビックリ仰天すること請け合い。特にオールドクライマー。 この程度の壁を登って偉ぶっていた自分が恥ずかしくなるかもしれません。

■ 今日の名言

これは東大の上野さんの名言と言われている祝辞です。

《世の中には、がんばっても報われない人、がんばろうにもがんばれない人、がんばりすぎて心と体をこわした人……たちがいます。がんばる前から、「しょせん、おまえなんか」「どうせ、わたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。

恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれない人々を貶めるためにではなく、そういう人びとを助けるために使ってください。

そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください》

2022/08/31

大人の発達障害の増加=現代初心者登山者の遭難増加 かもしれません

■ 大人も発達障害 

こちらにNHKの記事がありますが、成人の発達障害の事例も増えているようです。

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4480/

師匠の青ちゃんは、確実に、「俺、ADHDだから」という自覚があったようですが…それでも、お勤めを立派に果たし、お孫さん数名の立派なおじいちゃん。

日本初のレスキュー隊の隊長を30代の若い時から務めて、山でADHDが問題になる、という様子だったことは、集合時間を間違えて、車で凍えていた時くらいでしたが… 先入観というのは、強くて、阿弥陀のバリエーションの初級のにさえ、警戒して行きたがらない…『八ヶ岳研究』くらい、上級者だから知っているハズというのは、こちらの先入観で、知らないようでした。

行ってみて、なんだ簡単じゃん、となって、途端に「もー帰ろーよー」となってしまい、勝っちゃんと私のリード練習には一切無関心なようでした(笑)。この行動、今思うと発達障害っぽい。

青ちゃんは、上級者でしたが、そうでなくて、一般登山(ロープが出ないレベルの山しかしない)人たちの間で、

  認知症&発達障害

の度合いが強いのではないか?と思います。

■ 自閉症? 文字通りにしか言葉を受け取れない

先生が教室に入って「暑いね」と言えば、何も言われなくても、窓を開ける、のは、私は日本文化の問題かな?と捉えていました。アメリカでは、先生の側が、「窓を開けてください」と指示するのが普通です。が、多文化カルチャーなので、日本人のように、相手の意図を察する、というのが、社会人の常識化されていないためです。

しかし…日本でも同じ現象が起きているので、これは、教育や文化の問題ではなく、

発達障害

としてとらえ、

栄養学的欠損

の問題としてとらえたほうがいいのかもしれません。

事例としては、

 落石注意

本当に立ち止まってラクを見てしまう人が多数。

「落石注意」→ 「速やかに通行せよ」

アクションベースの指示語に書き換えるべきかもしれません。 

 

■ 栄養施策の違い

実際のところ、米国では、法的に強制添加されている葉酸が日本の小麦には添加されておらず、ガンを含む、ほとんどの成人病が

質的栄養欠損

の結果であると指摘する医師もいます。実際、米国で下がっている認知症患者やがん患者の数は、日本国内では増加しています。 

 

 

■ 負の強化子

しかも、山小屋は、ジャンクフードを推進する負の強化子になってしまっているのです。


 

2022/08/29

オルタナティブライフへの回帰を感じる承認欲求

■ 承認欲求は続くよ、どこまでも

山も上級者になると、ピッカピカの新品のゴアテックスのジャケットなんて着ているとダサいから、みんなくたびれた服を着て、”ベテラン風情”をそこはかとなくPRし始める。 

実際、”山で高齢者でピカピカの服を着ている人”は、ガイドさんたちの側も、「お上りさんなんだろうな~」と思うし、そう思われるようにしていることは、生存戦略上、正しい。間違った登山道に迷い込んでしまわないか、気を付けて見ていてもらえるからだ。


先日、焼き畑の会に行ったら、いつも畑で着ている服で行ったけど、くたびれ度合いが足りていなくて、「もっとくたびれた服、来てくればよかった…」と思った(笑)。焼き畑の会のような、自給自足度=達成度、みたいな場では、服はヨレヨレであればあるほど、素晴らしい…。

ので、結局、大人になっても、承認欲求…つまり、みんなに
 

「仲間であると認められたい」

気持ちは、消えないものである。
 

以前、大学教授をやっている友達のデイブに、ポツンと野ざらしにされているBMWを「あれ、どうしたの?」と聞いたら、「大学教授になってすぐのころ、教授仲間に入るために欲しかった… 愚かだったよ…」と語った。

高い承認欲求代だ。

かんがえてみれば、大学に入りたい!というのは、基本的にアミューズメントパークと現代の大学が言われて久しいことを思えば、エリート仲間に入りたい!という承認欲求代。で、車より高いかもしれない。

そう思えば、夜学の国立四大というのは、安い承認欲求代金だとも言えるか。育英奨学金の返済に20年かかったけどね。

■ 藍染め…ヒッピー界隈での流行

昨日は、ぶらりと入った手作り用品の店で、糸島の作家さんの藍染めのズボンを見てしまい、つい、衝動買い…14000円也。

いや~、負けてくれたけど、出費しちゃったなぁ…トホホ。

これも、ヒッピーライフへの承認欲求であろう…

ヨガをスタートした時は、ヨガウエアが、その承認欲求のために必要で、ブラックマット19800円也(もはや使っていない)。山をスタートした時は、山ウエアが、その承認欲求のために必要で、私はエコロジー派なので、いやいやながら消極的選択で、パタゴニアに出費。

…仲間に入る費用…コストがかかる。

■ アデュー!クライマー時代

でも、一つの活動を手放し、次の活動に移りつつある、サインともいえる。これは、諸行無常を考えると、良いことだ。

 承認欲求が自分らしさへと同期していれば、

別に受け入れても良いのではないだろうか?

BMWを買ったデイブも今では、軽トラである。

これは、私のクライマー時代が、現在、さらに遠のいているという意味でもあると思う。

アデュー山時代。ウェルカムヒッピー時代。

(ヒッピーというのは適切な語が日本語にないための便宜です)

参考サイト

https://swingroot.com/disappear-esteem-needs/

2022/08/28

現代的な教え方vs昭和の教え方

■ クライミング技術の教え方もこれくらい分かりやすくしないと現代初心者には、むずかしいのかもしれません。

一度実績を作ったクライマーがチャレンジを継続しないのはなぜか?

■ 評価されるからやっている人の行動

評価されるからやるという場合、一度、優勝などの実績を作ってしまうと、次は負ける可能性が出てくるのでやらなくなる、そうです。

登山やクライミングで、一度、有名になる登攀をやったら、そのあと、さっさと足を洗ってしまう人いますよね…

結局、その行動が何を示しているか?というと、その人は、承認欲求のために、活動していたってことですね…

 22分ごろに、語られています。やっぱりそうだったのか~系。

2022/08/27

Climbers We lost を日本にも! 不浄観として、死を見つめる

■不浄観

・不浄観は特に貪欲・色欲(性欲)の強いものにこそ推奨される瞑想
・逆に厭世観の強い者や瞋恚の強い人には推奨されない
・厭世観の強い者がこれを修すると自殺してしまう可能性がある
・瞋恚の強いものがこれを修めれば、その不浄なる対象に対して嫌悪・怒りを覚え、逆に瞋恚を強めるなど、逆効果となってしまう

不浄観(不浄=死体を眺める)という瞑想です。

肉体へ対する執着が強い人(=性欲が強い人)が行うべしとされているそうです。


つまり、ポルノ雑誌ではなく、死体雑誌を見よ、というのが、性欲に対するお釈迦様の回答。いや~、お釈迦様、現実主義者ですね。

■ 20××年に亡くなったクライマーたち…という死の見つめ方

The Climbing のサイトには、その年に亡くなったクライマーの写真を集め、実名公開しているサイトがあります。

なぜ日本のサイトでは作らないのかなぁ…

日本では、若い男性と高齢初心者の男性の死亡率が特に高いです。

若い男性クライマーが実力をはるかに超えるルートに行って死んでしまう理由は、3歳児の子どもが親元を離れて行ってしまうのと同じ、”無敵神話”によるものです。つまり、現実的にリスクをきちんと解析してやっているわけではない、です。

つまり、自分の能力への幻想や登りたい夢のほうに、思考が向きすぎており、

  客観的に何ができればどこに行って良いのか?

という計算のほうが、お留守気味、というのが、全年齢層の男性に適応できる法則のようです。

なんせ、事例として10年クラックを登っていても、カムの配置が悪くてロープをスタックさせてしまう程度のクライミング習得度でも、とっても自信満タンにしてしまうのが、平均的と思えるクライマーの自信のあり方、なのです。グレード偏重主義の弊害ですね。

用心として、全般に 男性クライマー 自信過剰気味…

■ 他山の石…実例が足りていない

亡くなった人のリストやその原因の究明から、学ぶことができれば、他山の石、です。同じことを繰り返す愚は避けられるでしょう。

今後多くの人が亡くなっていくでしょう…アルパインの技術伝承がより困難になっていく、ということ以上に、その死を無駄にしないためにも、こうしたサイトの整備は、

同調

が、基本的な行動原理の日本人には、非常に有効でしょう。

同調が行動の基本原理だから、槍に65歳で初めて登山を始めた人が、「夢でした!」とか言って、渋滞を作ってしまうわけです。 渋滞=危険、という発想がない。

夢でした!と言えば、人としての掟的に誰も反論できないのが、高齢者にとっての”夢”。

しかし、その言葉自体が、同調したい、仲間がやっていることを自分もしたい、という程度の幼稚な欲求から発せられたものですから…。

そんな愚かな理由で、山で死なせるほうが、人としていかがなものか?です。

とは言っても、そのままストレートに言うと角が立ちますから、どのような経緯で山での死を迎えたのか?死者に語ってもらうのが、最も穏便な手段であると思います。


 https://www.climbing.com/people/climbers-we-lost-2021/

 

世界でトップクライマーが続々と発言をスタート

■マリアンヌさんの体験シェアサイト

こちらは、韓国アイスに行ったとき、たまたま会ったワールドカッパー(選手)のマリアンヌさんのサイトです。

クライミングは、競技と冒険では、全く正反対のベクトルに活動が分かれてしまっています。

競技しかしないクライマーは、全く冒険者ではないです。そこに衆愚があります。一般の人はスポーツクライマーを命がけのアルパインクライマーと混同しています。アルパインには命がかかるが、スポーツクライミングには、かからない。

                   一般市民  /   クライマー   

アルパインクライミング = 命がかかると思っている/命がかかると分かっていない

スポーツクライミング =命はかからないと知らない /命をかけなくて良いのにかけてる

 この極端な価値観の中に さらに

フリークライミング が入るので、誰かちゃんと説明してやらないと、クライミング、ということに対する理解がトンデモない方向に行き、10人十色になってしまっています。

■ 真の冒険は、確実な競技スキルの上に築かれる時代

 現在のトップアスリートの間では、真の冒険は競技で培った確実なスキルの上に築かれる時代になっています。

マリアンヌさんは、外でも登っていますが、日本でこんなミックスは登れる人いないのではないか?というM10程度のを見たことがあります。M10って、その辺の山岳会で、普段ん外岩で、なんとか5.12をRPしているような程度の男性には登れないですよ? M7でも厳しいカモです。

スキルなく、リスクだけを積み上げていくことは、いわゆる、”無謀”、です。

このことはみんな分かっていると思いますが、この”スキルなく”のところのスキル見積もりに失敗している。

男性クライマー = 一般的に自信ありすぎ

女性クライマー = 一般的に自信なさすぎ

ですが、自信がありすぎる方が、死に近いです。私は、5.10cがやっとこさですが、それでもインスボン、セカンドですが、落ちたの2回とかです。初めて行ったときですら。そんなに難しくないです。登攀だけなら。何が難しいってトップを登るためには、リードのゆとりの厚みが必要で、その厚みが大変厚い、ということですよ。自動化という名の熟達度がだいぶ必要って意味です。

さて、アイスですが、日本ではアイスを登る女性は、トータル20人もいないのではないでしょうか?世界でトップを走っている女性アイスクライマーの方です。

韓国のほうがアイスという意味でも日本よりもクライミング先進国です。

https://www.sportsspeakers.nl/spreker/marianne-van-der-steen/?fbclid=IwAR16a8eeGHQbd1zDunoOBgehJe0Q0lLA62rGRv3sC3z1zMb6EQf4RIhD0FI

2022/08/23

100%自分原因説の否定

■ ロックオン!されます…

最近、一歩前進というか、以前と異なる行動様式をとったことがありました。

私はアウトドアでのリスク認知に適性があり、全体を見てリスクを先取りして考えることができます。例えば、このペースで歩くと夜だな?とか(笑)。

一番これが生きたのは、深南部での鎌ナギという尾根を通行した時です。このままいくと、どうなるか?について、気が付くのが、普通の人より早いです。鎌ナギの時は、このままいくと、全員でワンビバークだなと分かりました。なんせ懸垂下降をしたことがないハイキングの経験しかない人7人を懸垂させようというのですから。それで、行ける!というリーダーと意見対立して、大変でした。この事件は、登山歴〇十年のベテランリーダーで、かなり良心的な人でも、アルパインルートでもなく、かといって一般ルートでもない微妙なルート…事例としては鎌ナギ…では、見積もりが正確でも、さらに期待値を下回る現代初心者なので、ゼロベースで考えなくてはならない、ということが分かった事例でした。

話を戻すと、その危険予知能力を社会に生かそうかね~と思って、子供のキャンプのボランティアをしようとしかけたのですが、途中でキャンセルしました。 その理由は…。

ただの一介のスタッフとして出た説明会で、二人も三人も、キャンプ責任者ではなく、私に援助を求める人がいたから、です。

公平に見て、その説明会は、あまりこなれておらず、保護者の不安に十分こたえるような内容ではなかったことや、参加者同士が互いに知り合うことで不安を除去できるようなことにはなっていなかった、ということは、一理あります。しかし、それらを除外しても…。

困った!誰か!と思ったときに、”最初に見る人”が、責任者でなくてワタシ…(汗)。

1人がきただけなら、その人が特殊なだけですが、2人も3人も来たなら、誰か!と思ったときに頼られてしまう人は、客観的に見ても、一番頼れそうな人、なのでしょう…。

しかし、本来の責任を負うべきなのは、私ではない。しかし、それを責任者に報告しても、その人たちに対して、必要アクションを取るという行動は取れないようでした…。責任の範囲がミニマムな人だった。必要最低限ということですね。しかし、社会の要求は、必要十分を求めます。

■ いつものパターン

そして、私の脳裏によみがえる、板挟み状態…。

責任を十分全うしてあげる権限は委譲されていない(=登山で言えばリーダーではない)のに、あの人もこの人も、「なんとかして!」と私を見る… 

実生活に置き換えると、私は、”姉であって、母親ではない”のに、弟も妹も、母の代わりに”お姉ちゃん、何とかして!”と思っている…。

クライミングでは、私は、”クライミングインストラクターではない”のに、新人さんは、突っ立ったまま、”教えて!”と思っている…。

あるいは、私は、”海外に連れて行ってあげるクライミングガイド”ではないのに、相方は、”俺の飛行機券、予約して!”って思っている…。(しかも、建て替え)

あるいは、私は、自分の登りたいスタイル、今したいことは、たくさん易しいルートで経験値を貯めること、と分かっているのに、相方は、”俺のビレイをお願いね”とだけ思っているってことです…。

… というので、

  いや~、これは無理ゲー参加の道だー

と思って、ボランティア参加、取りやめました。無償労働なのに、嫌なことをするのは不幸の元。

一歩成長です。

■ 100%自分原因説?

一般に、人は、

 自分が思う未来を作り出している

と言いますが、私はこの説に不満です。

例えば、不安な保護者が、この人!と頼ってくるのが1人だけだったら、それは偶然かもしれませんが、3人もいるなら、これは、明らかに、この場合は、キャンプ責任者が頼りないということの傍証です。そのことは、私のせいではない。私自身は、何もそこに関与していません。

本格的登山での経験値に置き換えると、

 鎌崩でメンバーの能力がなく、そのことについてリーダーが無自覚だったり、

 自称ベテランのアルパインクライマーが支点ビレイをしている人がいたり、

 伝統の格式がある山岳会でのビレイがひどい有様だったり、

と指導者クラスが、頼りない、と表現できる現象が起きているのは、私の原因ではない

です。

原因は、私とは関係がないところにあります。

クライミングで起きた様々な事件も同じで、教えるところがないので、ダブった入門クライマー候補者たちが、藁をも掴むの、藁、として、私を掴もうとするということでしょう…。

クライミングパートナーが私を頼ろうとするのは、本人が、しっかりリードを学んだり、あるいは、航空券のチケットくらい自分で取る能力を身につけない、あるいはサボり、といううだけで、私の側に原因があることではないでしょう。 

私は、鏡のように映し出しているだけです…

原因は、どの場合にせよ、

 100%自分原因説

は、適切でないと思います。という観察ができたのが、今回の学習でした。

念のためですが、”自分の優秀性を確認するために、わざとこのようなことを起こしているのだ”という目的論は、却下です。

そもそも、善意で助けてあげようか?というだけのことでした。その上、私が特段、優秀か?というとそうではないですので、私が優秀だというより、むしろ、世間の平均が下がっているということの方が、現実を良く表現していると思います。

このマザーチンクシャーには、”殺されそう!”という思いを癒す効果があります。クライミングで、心に傷を負った人へ… 

https://hometama.com/index.php?MTS_Korosare

 

2022/08/22

コロナの次はサル痘…

■ コロナ禍

コロナもクライミング界では、あんまり関係ない話というか、アウトドアだから、密じゃないし、そもそも、クライマーは若年齢層が多く、年齢的に関係ないというのもあるし、高齢クライマーも、基礎疾患があるような人は、クライミング自体がそもそもできないから、クライミングに来ていない、ですよね…?

無理強いされたワクチン接種の害や、シェーディングと呼ばれる、打った人からの二次被害はあるかもしれませんが…。

・スパイク蛋白が、自己免疫機能を迷走させる。

・しかも、治験が終わる2023年までは、安全性が確認されていないもの。

そんなリスクの高いものを、リスクフリー大好き人間の日本人が、打つとは、思ってもみませんでしたが…。 しかも、9割も!

■ 宮沢教授

京都大学の宮沢教授がぶっちゃけトークをしていますが、要点は…

・コロナでワクチンを打った人だけを狙い撃ちできる生物兵器というのが可能
・それは、学者の間では、誰でも分かる常識だそう
・そこでサル痘等の話が、人口削減計画説…プランデミック説に信ぴょう性が出てくる理由
 
■ サル痘
 
”サル痘について 症状や治療・感染予防は?天然痘ワクチンも有効?【感染症専門医が解説】”
という動画が出ており、これを見ると、感染症としては、コロナより深刻ですが、感染するリスク自体が高くない、ことが分かります。
 
なんせ今のところ、性感染症にほとんど近いです。

 

■ 梅毒の流行

コロナではなく、梅毒の人が急増しています。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220817/k10013774861000.html

コロナ → 孤独 → することない → 鬱 

                  → セックス

みたいな人もいるんでしょうね…。 男性は、孤独を性風俗店で紛らわせる人が多いのかもしれません。

ま、クライマーにとっては、

  することない → クライミング練習

が、一番 生産的と思いますが。

■ 山の世界=やんちゃな俺自慢、は時代遅れの価値観かも?

山の世界の男性は伝統的に、なぜか、精力自慢、をする人が多く、山小屋でバイトしていても、山小屋を居酒屋と間違っている人も多かったし、お尻を触ってくるオジサンとか、いました…。

”山が好き、酒が好き”、というTシャツが売れるときは、必ず、定番のように、”女が好き”と追加する人もいたしなぁ…。オヤジ文化というのは、山の文化の基調にあって、許容されていたような気がしますが…。

これらは、新しい時代には、イラナイと切り捨てる方がいいような文化ですね。

■ テント泊で青姦

ってのも、どこで仕入れるのか、男性の消えないファンタジーの間にあるようでしたが…。

私は、ふつーにテント泊男子としていますが(明神主稜、等)、山で女性とテントの中で、むっふっふ、ってありえないですよ?普通に合理的に考えて。

 1)山には外的危険が一杯 例えば野生動物

 2)テントは薄くて、外に丸聞こえ

 3)必要な清潔が得れる装備がない シャワーとか

ま、1が一番大きいですね。

ツキノワグマに襲われた事例 https://bunshun.jp/articles/-/42467

上高地、ツキノワグマいますよね(笑)。

アメリカでは、食べ物は、ステンレス製のキャニスターに入れて木にぶら下げます。そんなくらい、リスクが身近って意味です。その辺がどうしても、

   頭がお花畑の登山客 や 現代新人クライマー

には、分からないのでしょう。新しくできるアルパインクライミングの教科書には、しっかり、書いておいてほしいです。

クライミングジムで出会った女性と、初小川山 → よっし!女性と二人でテント泊するなら、ラブラブの夜に持って行こう!

とか現代初心者クライマーは思ってしまうのかもしれません。私の経験では、アルパインクライミングをきちんと教わっていない人ほど、男女の同一テントや車中泊で女性の横に寝るとか、を嫌がる傾向にありました。教わっていれば、当たり前すぎるので、意識に登らないです。

たとえ、私の性パートナーである夫と、二人で小川山にテント泊しても、二人で、むっふーん、とかありえないですよ(笑)? 別にいつでもできるのに、格別、条件の悪いところでしなくていいです(笑)。小川山でも、まず、ないな。青姦というのは、彼女いない歴〇〇年の人の発想のような? 女性は決定的に嫌がるでしょう。

例えば、谷口ケイさんと平出和也さんの登山が羨ましがられて、二人は出来ているのでは?みたいな話は必ず上がりますが… まぁ、山のリスクを感じられない人の世界かも?

あ、話がそれましたが、

 サル痘 → コロナワクチン打った人は掛からないように

       打っていない人にはリスクが増えることはほぼない

奔放なセックスライフを送っている人は、いつの時代も、性感染症リスク対象者です。快楽の代償は、高いということですかね?


2022/08/19

なんで旦那にビレイしてもらわないの?という指摘について

 ■ ついに触れます!

いやね、私も夫が一緒に登ってくれたら、どんなに心強く安心できるか?と思いますよ…

でも、元君(=夫)には、精神的負担が大きすぎる、ビレイの責任が大きすぎる、んですよ。

事例1) 積雪期の中山峠(八ヶ岳)が怖い

事例2) 飯山高原のラッセル程度が怖い

事例3)GW 仙丈で、フリーズ

事例4)クライミングに連れて行っても、スマホ見てる

事例5)落石注意で立ち止まって休憩してしまう

事例6)厳冬期ヤツに富士山に行ったときの靴で行ってしまう

事例7)私がクライミングで墜落し、頭を縫う大怪我しても、事態が理解できない

■ 現代初心者、お上りさん、まんまの夫

夫は、実は、少年時代からカブスカウト、ボーイスカウト、でアウトドアスキルは高い方なんです。火おこしとか得意そうです。

しかし… 初めて行く北アに…白出沢からの奥穂を持ってきてしまう感性…知らない人のために言えば、白出沢からの奥ほって上級コースです。大慌てで、私は、前穂へ変えさせました。もちろん、初心者向けのコースへの変更です。

一番、これはダメだ…と決定打になったのは、GWの仙丈が岳です…。ガスが広がるという予報だったのですが、ちょうど、小仙丈でガスが…夫に走るように指示すると、意固地に固まる…つまり、リスクとプライドでは、プライドが勝つ、というわけです。

夫は末っ子なので、駄々をこねる=主張が通る、という経験があるのだと思いますが、自分の思いがあるとき、地団太を踏む、駄々をこねる、頑として黙る、部屋に閉じこもる、ということを行います。

これらは、パッシブアグレッシブ、と言われますが、非常に屈折した自己主張のやり方で、これでは、相手が折れざるを得ません。Lose:Loseの道をどうやっても選ばさせられるという意味です。

もちろん、春でも山でガスが広がるようなら、早めに下山するのがベスト選択肢、それができないなら、ビバークになりますが…、夫はそこまで先が読めていたわけではなく、単純に、「急傾斜は俺は怖いんだよ!」ってだけです。しかし、怖いだけでリスクはないことが多いです。私は走れる場所です。(ちなみに春山の富士山も走っておりました)

■ クライミングのビレイ

クライミングでは、最初のころに人工壁に連れて行きました。もちろん、先輩が私をビレイしてくれる時、です。先輩にビレイされている妻を見ても、「お世話になっています」とか「(妻の命をあずかってくれて)よろしくお願します」とかがない…(汗)。つまり、彼の視点では、妻の面倒を見るのは俺の役目だ、という視点が、えらく欠如しているわけです。

できないなら、できないなりに、助力しようという人は、基本的には、よく見ているもの、だと思いますが…。ずっとスマホとにらめっこ(汗)。

というわけで、夫にビレイをしてもらうという妻という図は、夢と消えました。

その後も、クライミングの節目になるような活動の時…例えば、吉田さんのスクール初日など…は夫を連れて行っていますが、私が落ちこぼれ気味なのを見ても、「俺が彼女を支えなくては!」という発想はゼロで、ビリケツの私を見て、「何やってんだよ」(汗)。下手くそだから習いに来ているのよ、みたいな意味が分からないみたいでした…残念。

夫の中では妻は、なにもかも上手に出来て当然だと思っているみたいです。それだけ、優れた人だと夫に認定されているのかもしれませんが、ちょっと違う気もしますよね…?

一緒に登っていたモウアラさんは、ビレイヤー男子がジムで見繕った人はみんなダメで…旦那さんが、よっしゃ!とクライミングに参加してくれたという経緯がある女性クライマーでした…羨ましい。夫唱婦随の反対バージョンです。

仮に、妻を守るのが夫の役目なのだとしたら…モウアラさんの旦那さんは、それをきっちりやっていますね…

一方の私の夫は、私がビレイヤーに落とされても、「何やってんだよ」だったのです…

全然、愛されているようには感じられませんでした…

流産した時も、「なんでわからないの」で、介抱されているようには感じられず、責められているように感じました。 

クライミングを通じて、男の子ふたり兄弟の家庭に育った男性というものが、女性に著しく無理解である、ということは理解できるようになりましたが…。前の会の先輩荒木さんが、男性二人の兄弟の二番目で夫と同じ立場でしたので… ああ、これは女性経験がないから、知らないために男性ができることと同じことを女性に要求してしまうんだ、と思いましたが…。自分はすっかり私のビレイに安心して座り、時にはポンプアップも要求して来るのに、私には、ポンプアップしてくれたことは一回もありませんが? つまり、心の中に持っている女性像が、”母、一択”、みたいなんですよね…。

一方、私は、母、弟、妹、という女性が多い家族に育ったので、弟は、母、姉、妹、と360度の女性を知っているわけで、そのイメージで男性とお話しすると?男性の側の視野がえらく狭いことに驚かされます。

■結論

というわけで、一般的に、現代初心者の男性は、登山でもクライミングでも、

  知識が浅はか

なので、知識レベルの違いにより、パートナーは組めない、という点。

さらに言えば、

 女性への無知

により、パートナーは組めない、のです。

これまで、強い女性クライマーを色々紹介されましたが、100%恋人か夫をビレイヤーにしていました。ビレイヤー日替わりって人は見たことないです。選手クラスだと父親がビレイヤーです。

つまり、そこらの男子と組んでいる限り、クライマーにはなれないよ、っていう意味ですよ、逆に言えば。

女性どうしで組んで強い人、いたら、お目にかかりたいくらいだな~

私が夫と組まないのは、夫に対する愛の証明で、夫は夫がやりたくないと思っていることはしなくていいよ~ということです。たとえ、それが、周囲の人が当然のように得ている妻の権利、であったとしても、です。


 

2022/08/17

かっこいい俺=ナルシスト=社会ルールの逸脱に寛容

 
■ナルシスト=ルール逸脱に寛容
 
という目撃があるのですが… 本人の名誉のために、詳細は伏せますが、クライミングで、
 
  残置のカラビナとか、がすぐ盗まれる
 
のは、
 
 クライミングで吠える=かっこいい俺=ナルシスト
 
のカルチャーを全クライミング分野でプロモーションしてきた、マーケティングにおける、あだ花、かもしれません。
 
かっこよさをクライミング動機とすると、当然ながらナルシストが集まりますし、ナルシストは、社会ルールの逸脱を容易にやってしまう人たちだ、ということが、心理学的に明らかになっています。

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ナルシストは、搾取、権力乱用に寛容、です。  

これまでを振り返っても、俺一高から、始まって、赤信号無視に至るまで、ナルシスト揃いだったような? 女性は特にナルシシズムの被害に遭いやすいので要注意です。