■マリアンヌさんの体験シェアサイト
こちらは、韓国アイスに行ったとき、たまたま会ったワールドカッパー(選手)のマリアンヌさんのサイトです。
クライミングは、競技と冒険では、全く正反対のベクトルに活動が分かれてしまっています。
競技しかしないクライマーは、全く冒険者ではないです。そこに衆愚があります。一般の人はスポーツクライマーを命がけのアルパインクライマーと混同しています。アルパインには命がかかるが、スポーツクライミングには、かからない。
一般市民 / クライマー
アルパインクライミング = 命がかかると思っている/命がかかると分かっていない
スポーツクライミング =命はかからないと知らない /命をかけなくて良いのにかけてる
この極端な価値観の中に さらに
フリークライミング が入るので、誰かちゃんと説明してやらないと、クライミング、ということに対する理解がトンデモない方向に行き、10人十色になってしまっています。
■ 真の冒険は、確実な競技スキルの上に築かれる時代
現在のトップアスリートの間では、真の冒険は競技で培った確実なスキルの上に築かれる時代になっています。
マリアンヌさんは、外でも登っていますが、日本でこんなミックスは登れる人いないのではないか?というM10程度のを見たことがあります。M10って、その辺の山岳会で、普段ん外岩で、なんとか5.12をRPしているような程度の男性には登れないですよ? M7でも厳しいカモです。
スキルなく、リスクだけを積み上げていくことは、いわゆる、”無謀”、です。
このことはみんな分かっていると思いますが、この”スキルなく”のところのスキル見積もりに失敗している。
男性クライマー = 一般的に自信ありすぎ
女性クライマー = 一般的に自信なさすぎ
ですが、自信がありすぎる方が、死に近いです。私は、5.10cがやっとこさですが、それでもインスボン、セカンドですが、落ちたの2回とかです。初めて行ったときですら。そんなに難しくないです。登攀だけなら。何が難しいってトップを登るためには、リードのゆとりの厚みが必要で、その厚みが大変厚い、ということですよ。自動化という名の熟達度がだいぶ必要って意味です。
さて、アイスですが、日本ではアイスを登る女性は、トータル20人もいないのではないでしょうか?世界でトップを走っている女性アイスクライマーの方です。
韓国のほうがアイスという意味でも日本よりもクライミング先進国です。
https://www.sportsspeakers.nl/spreker/marianne-van-der-steen/?fbclid=IwAR16a8eeGHQbd1zDunoOBgehJe0Q0lLA62rGRv3sC3z1zMb6EQf4RIhD0FI