2020/02/17

大堂海岸2泊3日

■大堂海岸2泊3日

やっと時間ができて、記録を書くところまで来ました。いや~、初日から結構スリルとサスペンスでした(笑)。

1日は雨でしたが、まぁ、なんとか。初めて行ったので、たくさん登るという感じではなく、様子見、でした。


■ Place to stay

お泊りはクライマーの定番 幡多郷さん。 http://hatago.boy.jp/


■ まとめ

初日に行った柏島のルーフクラックエリアは、お帰りもクライミング力、必要。今回は、案内者がいたので、本当に助かりました。というか、いないとたどり着くこと自体が不可能を思われ…(笑)。お帰り用にフィックスを張っておく必要があります。糸島の野北の岩場と一緒ですね。

大堂海岸の各エリアをアプローチ偵察しましたが、モンキーエリア以外は、そもそもアプローチにプチ・ボルダリングが必要で(笑)、カム1式+ロープの重さで、チビだと、そもそも、アプローチにお助け紐が要る困難度です。雨だとすることがなくなる土地柄。

3日目は、モンキーエリアとハーバーエリアでしたが、ハーバーエリアは波高すぎ!課題の下にたどり着けず…。

モンキーエリアは、スーパークラックが快適で驚いた!この日はリードしたし、ムーブのアドバイスをもらってうれしかった!快晴でした。もう少し長居できたら、もっと良かったな。

■ クライマーのそこはかとない連帯

いつも助かっています(笑)…を今回も、感じました。

初日の柏島エリアは、案内者がいてくれないと、たどり着くことすら不可能(笑)。しかも、お帰りもクライミング。モスキートは、ビレイエリアすら、たどり着けない(笑)。

ので、別の人がパートナーをビレイしてくれましたが、そこルーフなので、セカンドがフォローしないと回収もできないです。

ちなみに、台湾龍洞の岩場でセカンドがフォローで回収するのは、経験済み。屈曲したルートなども同じでした。上に歩いて抜けれるルートなら、終了点が要らなくなります。

初心者のころ、小川山で、フォローでプルージックしていたら、隣のフリークライマーに嫌味を言われたけれど、プルージックでもいいから、上がってくれないと困る。

なので、私は自分の務めをきちんと果たした良いクライマーだったんだなーと、5年後に納得。

ここは帰りの登攀が必要で、一番易しいラインをリードフォローで、あげてくれたので、安心が増えた。そこならリードできるので、なんとか帰れる。

雪山ですが、ツルネ東稜は下山路ですが、他のバリエーションへステップアップしたかったら、最初に登っておかないといけない。阿弥陀の御小屋尾根とかも、そんなルートで、それをやらない人が多いのが遭難の火種であるのと、岩でも話は一緒なんだなーと理解。

まぁ、プルージック登攀ができれば、どこでも登り返して帰れます。

二日目は雨だったので、レスト日のアクティビティを探しましたが、大堂海岸は、それがネックかもです…することがない(笑)。映画でも見るというのがいいんですが、Wifi核心ですかね。

とりあえず、四国の道を偵察で歩きに行きましたが、アプローチは、城ケ崎との比較で3倍くらい大変ですかね…。

お座敷エリアなど、そもそも巨岩の飛び石です…。空荷で行っても、大変で、行けるけど帰れなくなる可能性あり(笑)。

プチボルダー連続って感じ。荷物を背負うと体が重くなるので、ジャンプの飛距離が短くなります。それで去年は着地で傾斜地に降り立ってしまい、肉離れしたので、今回は危険は取らず。となると、お座敷エリアなども、そもそもクライミングエリアまで行けない。

3日目、モンキーは行けましたが、ハーバーエリアは、エライ高潮で渡れず。

■ 上級編な岩場です

というので、シークリフのタイプとしては上級編で、台湾の龍洞の岩場が人気になる理由が分かった。龍洞の岩場以上に玄人向けで、懸垂できない、プルージック登攀できないクライマーはお呼びではないです。あと、ザックを担いでプチボルダーできない人も行けない。

今回は、4年前ほど前に小川山の宴会に呼ばれたときに会ったクライマーさんと再会…あれ?どこかでお会いしましたよね??みたいな感じでした(笑)。

実は、私は別の女性とあの宴会、呼ばれたんですが、なんで宴会一緒にしないといけないんだろうなぁ…って感じで、会の新人でもないし、ただおいでって、呼ばれて行っただけなのに、なぜかパシリはさせられるし、一緒に行ったS野さんと、”あたしら、なんで呼ばれたんだろう?貧乏くじ?”と言う感じでした…が、その時会っていたおかげで(?)、今回、色々と情報を貰えてとっても感激でした。

大堂海岸は百岩場にも載っているけど、だいぶ上級者向けな岩場です…ローカルグレードがイマイチ信頼できないのは、どこの岩場で同じでしたが… やっぱり、日本の岩場が閉鎖的なのは、

ベータが核心

です。

海外のトポはベータが充実しています。日本のベータが数10行、せいぜい400文字程度なのに比べ、海外のベータは数ページ。ベータが充実しないと、そもそも、自分のスキルにマッチした岩場を選択することすら、できません。判断材料がないので。

今回は、そんな岩場で、旧知の人に出会えたのが勝因です。

情報が欠如している中、クライマーが何とかなっているのは、みんな同じように、狭いコミュニティなので、誰かが誰かとの知り合いで、ああ、あの時見かけた〇〇さん!みたいなネットワークで、親切の恩送り、で何とかしているから…と思われます(笑)。

今回も、その恩送りネットワークに助けられた格好でした☆ 

 初日のルーフクラック

このエリアは私は登るものがない。
 海、きれいでした。
モンキーエリア

5.8のおまかせクラックをリードしました。

5.8のぐいの実クラックを疑似リードで、ノーテンでした。とりあえず、登れた。

その後スーパークラック 5.9をTRで登り、最後に5.8のおまたせクラックをリード。

岡山ルートをやった先輩もレイバックに入ってしまい、ワンテンだったのですが、
私も、5.8のおまかせクラックで、レイバックに入ってしまい、テンション

クラックに正対して登るのがよかったらしいです…

二人とも、課題はシンクラック。

参考サイト
https://yama2013.exblog.jp/21481614/

http://mino-climbing.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/5secret-agent-m.html

https://crazyjam.exblog.jp/21466464/

http://teamrocks.doorblog.jp/archives/cat_10016178.html

https://widecrack.exblog.jp/28196283/

http://kbt1235.hatenablog.com/entry/20121231/1357308637