2020/02/04

価値観の違いを垣間見る岸良ロックフェス

■ 若い人と年配の人の価値観の差

今度ロックフェスに行くんですが…
https://camp-fire.jp/projects/206765/activities/114625

フェス主催者
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世界に誇る美しいボルダーエリア
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vs
往年のトップクライマー
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鬼岳南西岩稜を登るのは有益だと思います。ついでに、岸良等を回れば4~5日楽しめます。
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岸良は、完全に、”ついで”です(笑)。つまり、年配の人にとっては、大きいこと=マルチ=価値があること、なんですよね。

知らない人のために言うと、南西岩稜は、10Pのマルチです。屋久島フリーウェイの登竜門とされています…。

価値観の差、見えてきます(笑)???

端的に言えば、

年配の人にとって価値がないもの=若い人にとって価値があるもの

です(笑)。

 現代は価値観の転換の時代、と言われているゆえんですね。

■ 感動

マルチが不人気の理由は、ボルトではなかろうかと思います。誰でも高いところに登れば、感動します。これはユニバーサルな現象ですので。

その感動がリスクの面から、却下となると、次に若い人が価値を置いているのは、

美しいボルダリングエリア

というわけで、

美しさ

です。

抽象化して、まとめますと

初登(未知)→ 高さ(大きさ)→ 困難 → 安全 → 美しさ 

と進んでいるようです。 

”安全”のところ、フリー化時代に一度は確立したんですが、リボルトで躓いて、若い人はリボルトが必要なルートや課題は、すっ飛ばし、手段がボルダーに変わり、”美しさ”を求めていますね。

リボルトは、最初に打った方のライフワークとするにふさわしい感じかもしれません。現代の基準に見合ったルート整備をすれば、じき若い人も戻ってくるでしょう。

結論: 岩場の美化に努めましょう!
    若い人が求めている岩場の美しさ=環境問題の解決、です。

岸良

鬼岳