2020/02/21

東さんの文章の分析から見る、クライミング界の理想へ向かう道、研究

■東さんの文章の分析から見る、クライミング界の理想へ向かう道、研究

以下、まとめ。
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クライミングエリア
理想は…
・クライミングエリアに人が少ない
・順番待ちは無い
・岩の磨耗が少ない
・チョーク跡もない
現実…
・自分に登る権利があるということは、他人にも登る権利がある
・人口増
・クライマーとしての不文律を知らない人びとが多くなる
対策…
→ クライマーの世界へ上手に導くべし

スポンサー
理想は...
・コンペのスポンサーはクライミング業界につながりのある会社
現実…
・現在では全国大会のスポンサーのほとんどはクライミングに直接関係のない会社
対策…
・スポンサーの方々がクライミングの理想を伝える

クライミングジム
理想...
・クライミングジムが増える
・ジムは当初、外岩のための練習場所
・トレーニング場
現実
・岩に行かない
・レジャー感覚
・クライミング意識に低い
・ジムで騒ぐ
・他人の登っている下を走り回る

対策...
しかるべきクライミング指導。 外岩への導入、指導。

情報
理想...
・手軽に情報が入手できる
・岩場のルートやアプローチ
・コンペの案内や出場登録、
・ムーヴの動画や最適な登り方

現実
・インスタ映え
・冒険的な要素がなくなる

対策
→ 情報は最小限で、HP等をあえて見ないで岩に行く
ジムと自然
理想
・自然の岩に触れる
・クライミングをするなら、自然の岩は必ず向かって欲しい

対策
→ 外岩導入

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と以上のような結果になり、クライマーが共通の理想を持つには、
1)インドアクライマーを安全に外岩に導入するアウトドアクライミングインストラクターが必要

ということがおおよその結論のようです。

アウトドアクライミングの価値をスポンサーたちにも訴えていくことが大事なことになるでしょう。

2)アンバサダー(渉外担当適者)は、対外交渉が可能で、クライミングの価値を語ることができ、アウトドアフリークライミングが可能な方。

3)実務者は、インドアクライマーを自立したアウトドアクライマーに指導可能な方、と言うことになります。

だいぶ東さんの文章を解析するだけでも、クライミング界が進むべき方角は、明瞭に分析可能です。

ちなみに私自身の余談や思想、思考だと思われないために、東さんの文章を拝借しました。東さんが言っていることなら、まぁ反論は少ないでしょうから…(笑)。

赤字は私の創作です。論理の飛躍があればご指摘ください。

ギアの部分は、端折りました…ギアに関しては、巷のショップは箸にも棒にもかからないからです。