2020/02/25

易しいものをいかに難しく登るか?

■ ボルダー
易しいものをいかに難しく登るか?というのが、
ボルダリングの本質

なんだなーと、いうことがとりあえず分かった今回。

アルパインクライミング=弱点を登る活動
フリークライミング=強点を登る活動
外ボルダー=さらに強点を登る活動

ということなんだ!と分かった。

今は、私は弱点を見出すということをテーマ…岩のルートファインディング…初めての沢でハーケン1本で敗退して以来、反省中…にしているので、私の個人的テーマとちょっと合わないので、ボルダリングは、そんなに響かない。

けれど、若者が若さであふれており、その若さを昇華するほどは、日本のアルパインの岩場は規模がなく、また易しすぎる、ので、できるだけ登れない、突破できない、難しさのをやりたいのだ、ということは分かりました(笑)。
若い時は誰だって、オールアウトして、自分の能力精いっぱいのことをしたい。

ボルダーも、一つの岩にこだわり、すべての登れるラインを登って、完登としたらいいのではないですかね?

登山道でも、ルートAとルートBとルートCがあるとき、一番カンタンなルートAだけを登って完登とはしないでしょう…今の人は、一番難しいルートCを登ったら、完登としてしまいますが、それでも、やはり、その山のすべてを知ったことにはならないように、一番難しいラインを登り終わって、その岩一個のすべてを知ったこととはならないような気がするな。

岩との対話をしたいわけではなく、まぁ、自分の能力はどこまでなのか?を皆、見極めたい、のだろうというのは、共感はできますが…。若い時は、誰しもそうですし…。

でも、A岩のAラインだけを登って、A岩は分かった、と言われたら、A岩としては不服だろうなぁ…