応力腐食割れ(SCC)
ステンレスボルトは安心か?というと、それも違うよ~という情報です。
それはSCC応力腐食割れのためです。目で見えませんし、外側から確認することも不可能です。クライマーは3点でアンカーを作るくらいしか自衛手段がありません。
316、304(ステンレスの材質です)でも、SCC(応力腐食割れ)に事故報告が出ています。
フランスペツルによると、テストしたボルトのうち20%で、1~5kNしか強度がなかったそうです。5kNでは体重を支えられません。
岩質ではカルストが最悪だそうです。平尾台の方には連絡したいです。
気温は関係なく、20度でも、それ以上温かくても起こるそうです。
また雨に濡れないところはむしろ危険だそうです。
UIAAでは、SCCが確認されたボルトは、チタン製ボルトへの転換を推奨しているそうです。
資料必要な方は、差し上げますのでご一報ください。シェアしたいのですが、資料しか送られていないです。