2024/05/15

【English】Climbing as therapy

Stone Locals: Rediscovering the Soul of Climbing | Patagonia Films

Climbing as Therapy is what I want

This is a movie I recently watched. This sparked a desire to write about climbing on my blog. 

I met a lady in the Mitsuse countryside. I could not make myself understood, as a yoga teacher nor a climber, her view on me was totaly wrong. 

She runs a detox retreat for people with mental health issues and was looking for an assistant.

However, her perception of yoga teachers and the entire practice was skewed. The same went for climbing. It seems people in Kyushu often develop strong biases towards things that impress them, assuming others are doing them for attention.

This reflects on them, not me. I've never climbed or done yoga to impress others. For me, they are forms of dynamic meditation.

The movie beautifully portrayed how climbing can be a path to healing and therapy.



This guy lives in a crag Avalonia in France.

Taking Time to Heal

Even back when I was in Yamanshi, climbing was therapy to me. 

I was healing from my childhood.

Climbing puts you in a state of extreme concentration, a zone.


And when you make climbing the center of your life, you get your life in order.


You stop wasting money, you stop wasting food, and you get your body and mind in order.


The important thing is to live in harmony with Mother Nature, not to improve your climbing record nor grades.


Because when people try to improve their record to impress others, they turn to artificial means.


It takes an activity as intense as rock climbing for a hyperactive (high methylation) person like me, to get into the zone.

That was how I spend my 7 years in Yamanashi.

The second time healing myself with Mother Nature 

Now I need some time to heal myself, again. 

I had a series of leg injuries, first tore, next dislocation, and Achilles tendon rapture... so it was my time off, 3 years in climbing. I have lost all muscles I had developed and need to regain them now. I am getting rid of some weight I had put on.

This summer, I'm heading to Dainiti Hut, where I'll only work two days a week. This will allow me to spend the season in the mountains, training my legs by hiking.

Walking in nature is fantastic for mental health. It promotes self-healing. However, low-altitude hikes in summer are just hot and uncomfortable.  For a truly rewarding experience, opt for high-altitude hikes during the summer or walks near water.

Being a Female in climbing community is difficult 
 
In this movie, there were a several female climbers... a cruck roof climber was a Asian lady climber who were assaulted sexually... and I kinda know how she feels... I am not ready to reveal what had happened to me but I know what she had to gone through since I am going through the same now. 

I was almost killed in climbing. My partner was sooooooooooooo dumb, that he connected 25 m pitch and 35 m pitch in 50 m rope.  If I were a regular climber we were helicopter rescued and he was soooooo proud that he climbed this routes, and I had to realize how dumb he was.  

What a fool of me, giving my trust on such a guy.

Can't keep on climbing such dumb person if you think right. 

Depression and Nutrition deficiency

I had a severe depression attack and I needed Orthomolecular nutrition therapy, I was physically damaged so bad, not just my legs... my mind was also falling apart.  

Now, my legs are getting better thanks to the nutrition advices that doctors gave, and I am a qualified  Orthomolecular nutrition consultant now. 

Climbing community has issues...

1)Strong male dominancy and narcissism led to sexual assault of women

2) Access issues

3) Gym climber to crag has no proper education so there are very high rate of accidents

I now know every problems so well and mechanism how it happens. 

I encountered those, only hoping for a life with nature... my love to belonging to mother nature was been disgraced by those bad side of climbing community and it seem very strongly connected Male dominations particularly in Japan. 
 


2024/05/14

【クライミング技術】宙づり登り返し 基本形

 これが基本形です。

スリングが2本あれば、誰でもロープ登高はできます。

https://fb.watch/s2BIHG4WcH/

ただし、ロープの径に

 差

がないと利きません。

ロープワークの基本は

 フリクション=摩擦

です。

それを教えてから、いろいろと工夫させると、みんな、楽しくロープワークできます。

神髄をまず先に教えてしまって、その先を考えさせると、現代の人は覚えやすく、逆に昔風に、なかなか神髄を教えずに、形だけを教えても、意味が分からないので、何度教えても定着しません。

このコツは、実証済みです。

もうセットしたのを、1本、人工壁に垂らしておいて、マルチピッチに行きたい人は、全員これをやってから、行かせたらどうですかね?

とりあえず、山岳総合センターでは、これは最初のロープワーク講習会で出てきます。

 懸垂下降

 宙づり登り返し

の2つを知らないクライマーは、クライマー失格です。

【提言】ビレイヤーに正当な評価と対価を

■ 過小評価されているビレイヤー 過大評価されているリード

いつも思うのだけど、クライミングガイドがリードして、なんでこっちがお金を払わないといけないのか?ビレイヤーになら、金を出すのは分からないでもないが。

米国Climbing誌によると、8割のクライマーがリードを好み、フォローは2割しかいないんですよ?

私も、”安全と分かっているなら”の条件付きで、リードがいいです。もちろん、腐ったボルト、ボロボルトでリードするのはいやです。

一般的に言ってクライミングって、リードしないと、なんかモードが切り替わらず、しゃっきりしないんですよね。

私がリードしたいのは、9~10台前半です。釘、指しておかないと、登れないようなのを差し出されて、そら見たことか、と日本人はやりますからね。

答えが一つしかないようなのに追い込んで、自発的にしたことだろ、と無理強いするのに、長けている…。

例えば、日向神には、5.9~10は豊富にはないので、11でも手を出さざるを得ないので、確実に落ちます。まぁ、課題は、全部が11なんて課題はなく、どんなルートでも、途中は、8とか9とかです。

私が思うには、吉田さんみたいに、ビレイヤーにお金を払うのが正しいクライマーの在り方で、逆ではない。

クライミングガイドにお金を払ってリードしてもらって登るって、そのガイドどんだけ厚かましいんだ?って感じ。楽しいのは自分だけ。しかも、技術も教えないと来たら…。

それをガイドという名前の価値だけではぐらかしている日本のクライミング界のちゃっかりさ…

そこが問題なんだろうなぁ…

つまり、責任は果たさないで、おいしいところだけ取れる、ってこと。

でも、クライマーの内部では分かっていますよね。もちろん、故・吉田さんみたいに、きちんと教えるクライミングガイドもいます。

でも、大部分が、トップロープ張るだけガイドで、何にも技術的なことは教えていないよなぁ。

それは、クライミングガイドが、クライミングを教える場合の、指導者教本、がないからです。

ただしいビレイ



【提言】リボルトはグラント方式で

■リボルトはグラント方式で

アメリカのアクセスファンドでは、

・リボルトしてくれるクライマーを募集して、

・リボルトプランを提出させ、

・それぞれを審査して、

・良いプランにグラント(助成金)を出し

・資材は公費、労働は私費、

としているようです。このやり方が良いのでは?

今のJFAのやり方だと、善意のクライマーのお金を吸い上げるだけで、そのお金が、どこの岩場に、どの資材に使われたのか不明。使途不明ということです。

JFAのメンバーに一任、というブラックボックス化してしまっている。

そうなるとクライマー数の少ない地方の岩場には、永遠に資金が回ってこない。

グラント方式だと、例えば、リボルトではなく、誰かすでに岩場の地権者に許可をもらっています、と言うクライマーがいれば、その人にお金を渡すこともできる。

全国から募集して、審査を通して、良いプランにお金を落とす、ということが大事なことだろうと。

その際は、透明性の保持のために、ボルトの内容などは公表する必要がある。自分の息のかかった人材など、好きな人にお金を流す仕組みにしてはならない。

それに、いくら偉い人でも、カットアンカーを素通りさせるわけにもいかない。

岩場資源は、都道府県で偏っている…。福岡には岩場資源はなく、宮崎には豊富だ。

運よく岩場資源がある地方自治体は、生かさない手はない!と、行政側はなかなか気が付かない。

適性ボルト

ダメボルト


【クライミング事情】岩レジェンドではなく、岩ローカルズに光を当てる

Stone Locals: Rediscovering the Soul of Climbing | Patagonia Films

この動画をひょんなことで発見した。パタゴニア発。

日本パタゴニアは、クライミング界に疎く、”岩ローカルズの発見能力に乏しい”、ということが分かった。

ジャンボさんが出ているから、見たんだが、ジャンボさんは、ローカルズ、ではなく、レジェンド。

で、この動画が発表された時期で、取り上げるのにふさわしい人材は、

  北平友哉さん 

つまり、ナナファテの後釜のルーフロックを運営する人になった人である。ただの一般ピープルから、世界最難のワイドクラックに挑んだ人である。


したがって、このフィルムの中では、ジャンボさんだけが、

 ・既定路線の偉業、昔からある価値観の中での成功、

という話になってしまっている。

それでも、小さい幸せを大事にする、という、新しい価値観を提示している。

■ クライミングの多様な価値観を語る、感度の高い動画


個人的にこころにひびいたのが、


  Avalonia


である。おフランスの岩場。亡くなったクライマーの親友を弔うために、岩場で岩に彫刻をして、岩場にモニュメントを作っている、多少、精神疾患があったと思われる男性クライマーの話だ。岩場に住んでいる。そして、なんとベアフットで登り、トポを出版して生計を立てている。


たぶん、岩場で生きることが本当にその人にとってしっくり来たんだろうな、と分かる。





自分がしていることは、セラピーだ、と言っている。


私が、クライミングで、みんなに伝えたいことも、クライミングがセラピーだということである。


クライミングをすることで、極度の集中状態に入れるし、ゾーン状態に入れる。


そして、クライミングを生活の中心にすることで、生活が整う。


無駄な買い物をしなくなり、無駄な食品をたべなくなり、体も心も整う。


大事なことは、母なる自然に寄り添った生活をする方で、記録を上げることではない。


なぜなら、人間は記録を上げようとすると、人工的なものに頼るから、だ。


ゾーンに入るのに、多動(高メチレーション)の人にとっては、クライミングくらい強度の強い活動が必要なのである。


廣瀬医師の運動精神療法。2時間オーバーウォーキング。


■ 私の気に行った生活


余談だが、Wwooferをすれば、自分に適したライフスタイルを疑似的に体験できる。


しかし、岩場を中心にしたライフスタイルを疑似経験させるWwoofer施設は、日本にはない。ラオスにはGCHがあり、台湾にはBivyがある。そこで、クライミング中心の生活が体験できる。


そうした生活の場を提供することが私のしたいことだ。なぜなら、そうすることで、


 心身が癒される人


がいるからだ。


私に適性があったのは、手作りのスカスカのログハウスで、犬二匹と暮らし、薪はその辺の山で拾ってきて、煮炊きに使い、豚と牛を放牧で買う生活だった。あれは楽しかったなぁ。天草。先祖はそうやって生きたのに違いない。全くストレスフリーだった。


他にも和歌山で自給自足で畑をしている人たちと暮らしたことがあるが、私のライフスタイルとは少し違うようだった。自然と接する量が足りない、って感じだった。天草との違いは、一人になる時間がないことだった。天草では、伐採跡地で森を整備しているだけで楽しく過ごせた。跡地のあとは、チェーンソーを整備して過ごした。


私は開発部では、ハードウェアのテストもしていたから、簡単なメンテなら、普通の女子以上にできる。それを仕事にしたいほど好きではないが、チェーンソー使いなら必ずできなくてはならないのが、研ぎ、だ。


その時の感じと同じ感じが、このメンタル疾患を負って15か所も施設を転々としたという男性の話や生活ぶりから伺われた。


岩に登っているとき以外は、芸術にいそしんでいるというライフスタイル。


■ 吉田スタイル=岩場バム


日本のレジェンドクライマー・故・吉田さんは、岩場に住み着くのではなく、車に住み着いていたけれど、同じように岩場の主となって、生きる場を岩場に求めた人だった。


日本だと縦に長いので、季節ごとに岩場を移動するのが、年中登るには大事なことになる。そんな故・吉田さんでも、九州までは南下してこない。つまり、岩をメインに生きる人にとっては、南下するだけの理由はなかったのだろう…


従って、九州の人には、岩場に生きた偉大なクライマー、真のレジェンドに接する機会が皆無だった、ということなのだろう。


九州は、天草に見るように、スカスカのログハウスでも死なずに快適に生きれ、外の風呂でも死ぬことなく入れる。つまり、岩場で生活するのに、気温的に何の問題もない環境なのにも関わらず、そういうことをしているクライマーは皆無だ。それどころか、ポルシェで岩場に乗り付けるような、頓珍漢な奴しかいない…。


あ、また愚痴になりそうだったが…。ちなみに山梨以北では、冬季は冬季クライミング、つまり、アイスをすれば、岩シーズンはグリーンシーズンになる。年中登りたい人は、アイスクライミングをすればいい。


さて、この動画は、かなりおすすめ、であることは間違いない。


・ワイドクラックでトップクライマーを目指した女性は、性的虐待被害者だった。


・Gym to Cragを運営している女性は、ジムクライマーが岩場で安直に死ぬのを防止しようとして啓蒙活動をしている。


・アバロニアでは、岩場に住んで、彫刻を掘り、ベアフットでクライマーたちにクライミング指導している。


・山梨では、世界を制したトップクライマーが静かな家族生活を営んでいる。


以上が、大まかに描かれていることだ。逆を言えば、


・クライミング界には、女性クライマーへの性的虐待がはびこっている。


・ジムクライマーが外岩に出るときに、事故が多い。


・岩場のアクセス問題が多発している。


・家庭生活を犠牲にした、名誉一辺倒のクライミングが既定路線になっている


以上が描かれておらず、非言語に示されているクライミングのマイナス点である。


たぶん、読書慣れしていない人たちは、ここまで書かないと理解できないのではないだろうか…


全部、良く知っている。改善努力もしている。


他にも、


 ・難病の娘をクライミングコミュニティが支えた ⇒ 現代版家族
 ・ピザ店をめぐるクライミングコミュニティとのつながり ⇒ 現代版家族


そういう映像が見れます。ぜひ、おすすめ☆


■ 関連URL


Gym to Crag
https://gymtocrag.org/


クライミングと生きる理由のポッドキャスト
https://www.fortheloveofclimbing.com/










2024/05/13

【クライミング技術】×年齢 ムーブの技術が80%=60代の登り方

■ 年齢別

最近、気に入ってるトモキンスイミング。

水泳だって年齢別に泳ぎが違う…。こちらからの引用です。



  30代は、チカラが80% テクニックが20%。

  60代は、チカラが20% テクニックが80%。

ですよ。クライミングでも同じですよね。男子はフィジカルが80%で、女性は、フィジカルは強くしようとしても限界があります。テクニックが80%ですよ。どの年代でも。

クライミングにおけるテクニックと言うのは、ムーブのことですよ?

(ロープワークはできていたり、知っていて当然のことです。みんなここができていないけど)

ムーブがなくてフィジカルだけの人が威張ってる。

■ 伝統的なクライミングにおける新人は、”大学生男子” 

今、クライミングを教えることができる人たちって、大体が、大学山岳部出身なんですよ。

だから、彼らが想定している新人のレベルは?

 大学生男子

=ムーブがなくて、フィジカルだけの人。

■ 大学生男子って、どんな人?

男性と女性では、どっちが体力ある? 男性。

若いのと年寄りではどっちが体力ある? 若いの。

男性と女性ではどっちが背が高い? 男性。

男性と女性では落ちたとき、どっちが壊れやすい? 女性。

だから戦争は、男しか招集されない。

今では、米国では、軍人さんに女性がなるくらいなんで、女性でマッチョな人もいると思いますが…。

私がそんなマッチョ女子でないのは、明らかですよねぇ?

■ 誰ですか?リン・ヒルを持ち出す人は?

私がこういう風に言うと、必ず持ち出されるのが、リン・ヒル。

こちら。https://youtu.be/QuWoZapVmQY?si=wjCVIkVsHiNiG6F0

日本人男性の平均身長と平均体力がある、あなただって、リン並みに登れないのに、体力、身長、脆弱性に不利を抱えた私に、なぜにリン・ヒルを要求する?

いや、それこそ、ムリゲーと思うぞ?

男性の自己誇大思想はなぞだ? その源泉はどこなんですかね?

リン・ヒルから学ぶべきことは、小さくて女性でもハードに登れるってことではなくて、ハードに登るには、

・幼少期から登り、

・ほかにやる運動としては体操がクライミングにはいいらしい、

ってことですよ? 

ちなみにハードに登る、の中身には、5.12は含まれませんからね? 

5.12が上級者のグレードだったのは40年ほど前で、今では高校生男子は、人工壁ならその日に登れる子がいる程度の難易度です。

■ あなたの自尊心をはく奪しようという意図はありませんよ?

ただ客観的になりましょう、と言っているんですよ?

もちろん、私の自尊心が、バタフライとテニスで大幅にアップしたように…誰でも、自分がしたい!と思ったことが、できた!ことで、自尊心がアップする。

…んですが…小さな自己実現の積み上げで自尊心が高まるのは、健全なことだと思いますのでいいんですが…

例えば、ボルダリングジムで、9級からスタートして、その日に7級が登れちゃい、5級まで登れたら、そりゃうれしいです。男子なら、3級までは、3カ月くらい通えば普通、誰でも登れる。

5級⇒5.9、3級⇒5.12 なので、まぁそれくらいジムで登れれば、外岩に行っても、何か楽しめる課題があるのですが…

そうやって上がった自尊心で、俺ってできるー!って思って、初登狙いとかします?

しませんよね?

まぁ、狙ってもいいんだけど、普通、取りつく前に、現代の価値ある初登は何か?と次は考えるでしょう…

■ 古典にある初登は、現代の入門ルートですよ?

例えば、古典『日本登山大系』にあるのと同じスタイルで、初登記録を作ったら…?

現代クライミングを理解していない、ってことが明らかになってしまいます…(汗)。

あれは、古典であり、50年前のトップクライミングのことが書いてあるんですよ。

言わないでも分かっている、と思っていましたが…。

男性は、どうもわかっていないみたいデス…

■ 古典は、かつてのレベルや歴史的経緯を知るためにある

そういう古典の本を読むクライマーのほうが、読まないクライマーより好きです。もちろん。

例えば、古川純一さんの『わが岩壁』とか…私も読みましたけど。

https://amzn.to/4agpnor

「昔の人は大変だったんだな~ 現代のギアで登れてほんとラッキーだな」ってのが、感想でした。冷静な分析。

自分もこれなら記録に並べる!とは思いませんよ?

だって、例えば黄連谷って今では初級ルート。昔の初登が今は初級ルートになるって普通のことですよね? 

なので、昔の落穂ひろいルート初登して、盛大に御託を並べようと思わないですよね、普通。

そんな誤解をしていると、その誤解自体が、恥ずかしい…。

その誤解を解いてやらない年配のクライマーたちは、なぜ、お前ら、それは50年前のトップクライミングで今じゃ、意味ないぞ?と教えてやらないのでしょうか? 

往年クライマーの皆さんも、現代のトップクライミングについて、全然フォローしてきていないのでしょうか?

だから、栗城さんみたいなことが起こるんじゃ…? 

彼、何度もお前の自分の実力判定は、誤解だ、お前の実力で、そんなところに行ったら死ぬぞ、と警告されても、結局、聞き入れず、案の定、亡くなりましたが…。

ちょっとでもクライミングをかじった人なら、すぐ分かることが、なぜ本人に分からないのか?謎だったなー。

それだけ、ゆとり教育とやらで、日本人のメタ認知能力が下がったのでしょうか?

偏差値みたいなものがクライマー界にあるとすれば…、偏差値50の人、至って平均の人が、おれって、偏差値74だぜ!と勘違いして登り、雄たけびを上げている…。それをネット配信して、みんなが信じてしまう。

その中で、本当のトップクラスは、偏差値74、75の小競り合いをしており、ほんのちょっとの僅差で、トップと2番手が分かれるので、偏差値74だけど、2番になってしまった人は、自尊心を下げてしまい、俺なんて…となっている。

大体、お受験でも、自尊心ダメージ食らった人って、話聞いたら、「東大ですが、教育学部なんです(意味:東大行ったけど教育学部しか入れなかった…)」とか、「立教ですが、ほんとは慶応行きたかった」とか…。

大阪外大でも、私が英語科だと言うと、みんな「スペイン語科しか入れなくて…」とか今でも言ってきますからね…。どっちでもいいじゃん?

その呪いを解いてあげたくなります。

こんな感じで、偏差値50の人は、異様に自尊心を肥大化させ、自信たっぷり。本当に実力がある皆様は、過激化する競争で委縮して小さく縮こまっている…という日本のクライミング業界。

そんなんじゃなくて、もう、

 一般市民=エンジョイクライミング=競争はお遊び程度 

 エリートクライミング=好きに小ぜりあってください

な世界がいいんじゃないのかなぁ?

だって、テニスの試合してて、私に挑んでくるコーチなんていませんよ?大体、大学生とか、30代くらいまでの男性ですが…。

むしろ、私が取れなかった球をフォローしてくれるのが、当然っぽいですよ。対戦してたら、わざとチャンスボールくれます。

それで、50代でテニスしている女性に対する、若い男性の在り方としては普通だと思うけどなぁ…

クライミング界、ミソジニーが強すぎると思うけど?

あ、テニスでも、おじいちゃんプレイヤーは挑んできます(笑)。それはなんとなく分かる。

65歳の男性の体力と、40代の女性の体力は大体拮抗していましたから…(笑)

でも、男子がその基準で威張っていたら、それ、なんか変ですよね。


2024/05/12

【クライミング心理学】クライミング界をパーツ化してしゃべらせてみた

■ 岩場のボルトがフリークライミングを安全に行うのに適していないのは、だれの責任か?

<責任のパイ>

 0% 最近になってクライミングをスタートしたクライマー

 50% 歴史的経緯

 30% ランナウトをした課題を作った当人、つまり開拓者本人

 20% それを支持した外野

■ それぞれに名前を付けます。

0% 最近になってクライミングをスタートしたクライマー=現代クライマー Lさん

50% 歴史的経緯 = 菊池さんのようなKさん 声は理性的だが大きくない

30% ランナウトをした課題を作った当人、つまり開拓者本人 = 比叡のMさんのような往年クライマー Mさん 声が一番大きい。過去の栄光から逃れられないでいる。

20% それを支持した外野 =福〇山〇会のような、取り巻きクライマー Yさん

■ それぞれに対話させます

Lさん:「さて、今日はみなさんに、岩場のボルトが40年を過ぎ、更新時期をとっくに過ぎている問題について語り合ってもらいたいのですが…」

Kさん: 「リボルト進まないよね~ 最近の若者はビンボーだからな」(←責任転嫁)

Lさん:「というと、リボルトは若者仕事、と考えておられるということですか?」

Kさん:「そりゃそうじゃないの?クライミングって、そもそも登りたい人がプロテクションを設置するものでしょ」(←古いクライミング倫理)

Mさん&Yさん:「そうだ、そうだ」「俺らの仕事じゃねーよなー?(年金暮らしでふところもさみしーのだし)」(←共通の利益による同調)

Lさん:「じゃ、まぁ、若者の仕事だということでいいですが、既存ルートの変な位置にあるボルトとか抜きますよ?」

Mさん:「いや、それはダメだ」

Lさん:「なぜですか?」

Mさん:「だって、俺があのルートでどれくらい苦労したか、あの敗退のラインが無かったらどうやってわかるんだ?」(←満たされていないインナーチャイルド)

Lさん:「でも、若者が勝手に打ち直せば?ってのがリボルトの方針なんですよね?」

Mさん:「そりゃそうだけど。俺らはもう登れんからな。金は出さんぞ。」

Lさん:「でも、失敗したルーファイの結果である敗退ラインからボルト抜くなと?」

Mさん:「敗退も含めてクライミングなんだよ。先人の苦労を分かってくれてもいいじゃないか。なぁ、Y。」

Yさん:「ごもっともでございます。Mさんのあの雄姿、眼裏に焼き付いて離れません」

Mさん:「だよなぁ。おい、Kはどう思うんだ?」

Kさん:「そういうことは歴史が結論を出すことなんで、LさんとMさんが話し合って決めれば、それが歴史になる」

会話全体を見ているアダルト自我:「なに、この無責任発言。なるようになるさ路線かい!」

Mさん:「言っとくがな、俺は当時一流クライマーだったんだ。名前を轟かしていたわけよ」

Yさん:「ですです。わたくし一生ついてまいります!」

Lさん:「そうはいっても、今のクライマーには、5.8で40mランナウトとかしても危険なだけなんですよ。しかも韓国のインスボンですら、市民開放され、ボルト整備されているんですよ」

Mさん:「俺はいやだ」(憤怒のチャイルド

Lさん:「今では、5.8はエンジョイクライミングのルートなんですよ。誰でも楽しむことになっている。Mさんだってインスボンの記帳に名前書いていたじゃないですか。見ましたよ。楽しかったでしょう?」

Mさん:「たしかにそうなんだが、それなら、なおさら、ボルトなしで登れば?フリーソロでもすれば?」

Yさん:「ですよね。おれら初登したときは、ボルトなかったんだし」

Lさん:「そんなのは、今時、流行らないんですよ。アレックス・オノルド、5.12のレベルでフリーソロしているのが現代のレベル感なんですよ」

Mさん:「ここに登りに来る奴らは、落ちているじゃないか」

Yさん:「ですよねぇ。ったくもう、今時の若者は…私らの時と違って、気骨がない」

Lさん:「若者の世界は二極化しているんですよ。一般クライマーは、みなジム育ちだからスラブは慣れていないんですよ。一流クライマーは、海外で世界最高難度を登っているんですよ」

Kさん:「今時のクライミングジムは、クライマーがやっていないからなぁ、そもそも。スラブに備えさせる、なんてないよな。今はボルダリング一辺倒で」

Mさん:「なら、お前らボルダーをやればいいのだ」

Lさん:「もう、とっくにやっていますよ。40年。ボルダリングだと日本の岩場は、世界レベルですよ」

Mさん:「ならいいじゃないか。俺らにも俺らの存在価値を認めろよ」

Lさん:「いや認めろって、ボルトが古くて、登れば、危険でしょ」

Mさん:「分かった。じゃ俺らでボルト代は出す。打ち換え要員は、お前ら出せよ」

Lさん:「仕方ないなぁ、分かりましたよ。打ち換え要員は出しますよ」

Mさん:「ほら、これが打ち換え用ボルトだ」

Lさん:「え?!カットアンカー?! これって40年前のスタンダードですよ」

Mさん:「俺らは、こいつで登ったんだ、何か文句あるか?」

Lさん:「文句あるかって・・・Kさーん!」

Kさん:「さすがに現代でカットアンカーは強度不足ですよ。ほら、電話だって誰ももう黒電話使わないでしょう、今スマホでしょ」

Mさん:「通話できれば、どっちでもいいじゃないか」

Kさん:「いや、そーゆー問題では…」

Yさん:「さすがMさん!私は一生Mさんについていきます!」

Kさん:「岩場保存の原則から、その時代で手に入る最も強度が高いボルトを採用するのがいいんじゃないですか?そうそう、打ち換えれないんだから」

Mさん:「なら、ボルト代はださんぞ」

Lさん:「え?! なんで、俺らに一切責任ないことに、全額負担なんですかね?おかしいっすよね、これ」

Yさん:「なら、登らなきゃいいんでは?ひっひっひ」

Lさん:「は?自分たちは、長年楽しんでおいて、次世代には、ボロボルトが嫌なら登るな?しかも、ボルト、ボロで危険なのは明瞭なのに?」

Yさん:「そのとーりです。落ちなきゃ、ボルトはいらないでしょ。」

Kさん:「それならフリーソロと一緒なので、ボルト抜けばいいんじゃ?」

Mさん:「それはダメ!俺の偉業が歴史に消えていくじゃないか!」(憤怒のチャイルド

という具合に、延々と議論は続いて終わりそうにない、っていうクライミング界なのでした。

でも、誰でも冷静に考えたら、承認欲求と人の命では、人命が勝つと思うんですけど…

このメンタル構造に、ドラマを作るには、どうしたらいいのでしょうかね?トランスコーチングの皆さんに、助けていただきたいです。




【提言】”既存ルートボケ”と”人工壁ボケ”を新用語にする

■ 言葉を与えないと概念が理解されない

新しい概念には、名前を与えないと人間は認識できないのです。

■ 既存ルートボケ

今の日本クライミング界を表現するのに、アルパインクライミングでは、

”既存ルートボケ”

が適していると思います。

ボルトはきのこのように岩に生えている、と思っており、何年たっても、そこにあれば使うという発想が、既存ルートボケです。残置を使ってはいけないというのは、現代では岩講習の初日に言われることです。

しかも、残置することが当然、と考えている。

道があるところしか歩かないから、道しか歩けなくなっている状態…。

未踏の山には、残置は当然ありません。

■ 人工壁ボケ

で、フリークライミングの世界で起きていることは、

 人工壁ボケ

ボルトは、人工壁のように強固で、落ちても安全だという錯覚=ボケです。

40年前の外岩のボルトを人工壁と同じように信頼して登る人がありますか。

ダメです。

信頼できないボルトで登るなら、登り方自体を工夫しないといけません。

もちろん、無防備な墜落は不可です。

ついでに言えば、”人工壁ボケ”は、

 グレードが客観的指標であり、ある5.10cが登れたら、俺は10cが登れるんだと思ってしまうこと

です。

5.12が人工壁で登れても、外岩の5.10cで2時間半かかっています。

それは、

  人工壁のグレードは、客観指標

  外岩のグレードは、主観指標

だからです。登った人の好きにグレードをつけてよく、本当は5.12なのに、5.10cとつけてもいいし、逆に5.10cなのに、5.12つけてもいい、ということです。

■ リーチ

人工壁でも明らかですが、手が届かなければ、グレードは全く意味がありません。

クリッピングポイントで、ボルトに手が届かなければ、そのクリップは安全ではなく、当然リスク…たぐり落ちという最も危険な落ち方…は、大きくなります。

グレードを決定しているホールドの位置関係だけでなく、ボルト配置、ボルトとボルトの距離が遠いということは、背の低いクライマーにとってより危険という意味です。

なんで何年も登っていて、それが分からないのかなぁ。

小川山でトムと一緒…を触った初日で私には分かりましたけど…。

男性はなぜか分からないようですが、ヘイゼルがちゃんと語っていますよ?世界のトップクライマーです。

2024/05/11

【クライミング心理学】”標語:クライマーの自己責任”は、”責任逃れ”に使われる

クライマーは、このテクニックを使いましょう。責任のパイと言われる心理学上の手法です。

CBT Responsibility Pie: Stop Feeling Guilty

■ 岩場のボルトがフリークライミングを安全に行うのに適していないのはだれの責任か?

0% 最近になってクライミングをスタートしたクライマー
50% 歴史的経緯
30% ランナウトをした課題を作った当人、つまり開拓者本人
20% それを支持した外野

最近になって増えたクライマー人口が、この問題に責任があるか? ないのは明らかすぎるでしょう。

で、50%が歴史的経緯的な事情であっても、その中には、適切にボルトが配置され、強度十分のボルトに適切に打ち換えられたルートもあるわけです。元が悪いルートは、打ち換えられても安全ではない。

例:斜陽 


で、結局のところ、最近になってクライミングをスタートしたクライマーが、リボルト代金を出し、リボルトの技術を学んで、ボルト打ち直ししているわけですが…

原因を作った責任の一端を背負っているか?

いないですよね。

誰ですか? ”クライミングは自己責任”の標語を欺瞞に使って、自分の責任を他人の責任にすり替えている人は?

素晴らしいのは、

A)問題を作った古いクライマー、
B)自分の作った問題でもないのにしりぬぐいしている現代クライマー、

のどっちですか?

【リスク中心思考を身に着ける】セッション解説: 合理的配慮 & 長所をPRしているつもりで欠点をPRしない

■ 合理的配慮: 大事にされて幸せ

最近、いつも行ってるカフェのメンバーの若い男性たちが、私が母親世代の年配の女性と言うことで、きちんと大事にしてくれてる感があり、なんか、ほっとしているというか、これが普通だよな、というか… 

これは合理的配慮というものです。

トラウマが活性化した、白亜スラブというルートでの経験は、私がいくら対等だと気張っても、受け取る側だと思って出向いたら、受け取る側ではなく、与える側、もっといえば、奪われる側と言う話だった…(汗)。え?私がしりぬぐいしてあげる立場? さすがに、それは想定できなかったぞ?

■ レベル低下が師匠クラスが登ってくれる理由なんでは?

結局、こんなレベルのクライマーばかりなので、師匠らとしても、若い男子に教えてやりたい!と思ったところで、自分の身を危険にさらすわけにはいかない…(汗)なので、順繰りにランクを下げて行った結果、クライミングカーストの最底辺のワタクシまで、ランクを下げて、やっとまともに分かっている人に出会う…

ので、師匠らとしても、「えー、女性か、登れないし、体力無いし… …けど、少なくとも俺を殺す目に合わせることはないだろうな…」ということになって、私に順番が巡ってくることになっているのだろう… 

男子は、間違った自信で、相手を殺す目に合わせる可能性があるので、それよりは、私と登るほうがまだマシ、という選択になったと思われる(笑)。

しかし、九州に来た時点では、九州の”重鎮”と言われる人のレベルをすでに超えて、私は九州に来たので、彼らよりクライミングが分かっており、”娘っ子か…しゃーねーなー 教えてやるよ”というポーズが、すでに無意味になった状態で、

”え?ビレイはこうするんですよ”、と逆コーチングされてしまう…

となったら、

”…。” (バレた…)

となってしまったんだろう…。

それもこれも、40年サボったからというか…、山岳会というシステムが壊れて、はや40年って感じなのだ。

東京大阪でも山岳会は機能しておらず、もはや誰も会の名前で相手を判断することはない。個人の時代、と言われて久しい。

しかし白洲次郎の時代から、人の手柄を取っていく天才というのはいるものです。

■ 長所をPRしているつもりで欠点をPRしている動画

個人の時代となると、どうやって自己PRするか?

が、クライミングパートナーゲットの要諦となってしまうわけなんだが…。

なぜか、勢い余って、ブイブイ自慢、イケイケ自慢、になってしまうのだろう…

そこへもって、クライミングについての無知が重なっていると、

 技術が未熟で落ちました

みたいなのを自己宣伝してしまって、

 長所をPRしているつもりで欠点をPRしている

ということになるんだろう…

■ 事例:

https://www.youtube.com/shorts/eoAnucfjI3o

私はアイスクライミングしか、きちんと分からないが… それでも、中級者に入ったばかりで、初級者時代を終わったばかりのところだ。(しばらく登っていないので、再度スタートするときは、初級者からやり直しだが。)

この動画によると、この人は、

・アックスのテスティングが甘く、ついでに言えば、

・登り方が稚拙で、

・アイゼンのフロントポイントが全く効いていない。

しかるに、当然、墜落。リード許可が出るレベルにない。

って、普通にボルトに止まっているし…、止まったからOKってことです。

アックスのネックを持ってはいけない、という教訓を教える事例?

しかし、普通

・あんなでっかいホールドで落ちるか?

って感じ…。

なんで、この映像が自慢になるのか?謎だ…

このような感じで、トップクライマーのクライミング内容を、誰かが解説する動画っていうのが、クライミング理解の正常化に必要なことなのかもしれません。

 ホワイトポイントしています


こっちは正しいリードクライミング


これは私の”上手な”登りです。 これくらい、一般ピープルが登る時代です。
良くテスティングしているのが分かると思います。

【クライミング技術】懸垂下降のほうが安全:命は自分の手の中に

■ラッペルを知らないクライマー

ネットサーフィンしていたら、こんなおかしな投稿が…。

ーーーーーーー

終了点のラペルリングによるロワーダウンが頻度高く行われたら長期的にラペルリングの摩耗(容易に交換ができない)につながるため避けるべきでは、とのご指摘がありました。

次回行く時に新しい残置カラビナを設置したいと思います。

ーーーーーーー

ラッペルリングって、ラッペルするから、”ラッペルリング”であり、”ローワーダウンリング”ではない。

ラッペルではロープは動かないので、基本的に摩耗は起こらない。

ラッペルリングでローワーダウンする習慣自体を改めるほうが、残置ビナを置くより、正攻法だと思いますよ?

なぜそこまでしてローワーダウンしたい?

ローワーダウンでは、命はビレイヤーの手の中。ラッペルでは自分の手の中。

しかるに、自分の手の中にある命のほうが、生存確実、ですよ。

それこそ、自己責任、の4文字にふさわしい状況ですよね。

ラッペルは難しいという風に考えすぎだと思います。ラッペルは確かに失敗は許されませんが、技術的には難しくないです。

登る前に、降りることを覚えましょう。

それより、人の手の中に自分の命脈がかかってしまうことに気が付いたほうがいいですよ。

ローワーダウンは事故も多いです。特に結び変え。懸垂にすれば、確実に自分でマネジメントできます。




【クライミング心理学】真の自信は、誰にも褒められる必要がない

■ 自己肯定感を何から得るか?

私の実例から見ていくとしよう。

最近、人生4度目の深刻な鬱から回復中だ

  自己肯定感の源泉

は、基本的には、今回は、運動能力の回復のような気がします。

昨日もプールに行ったら、めちゃ泳ぎが上手くなっていた。(息継ぎが課題)

テニスでも、自己肯定感が上がった。まぁ、もともとテニス部なんだから、多少打てるのは当然のことである。

■ 自己肯定感は人から褒められることによらない

それにしても、自己肯定感を私からの承認で、もらわないといけない人には、何が起っているのだろう…?

私に褒めてほしい人に何が起っているか?ってことです。

母親の投影を私に起こしている気がするのですが、違うんですかね?

■ 自信を持つ方法

自信とは、

1)自分が、何かを、自分自身に課して、

2)それを遅かれ早かれ、達成したという事実によって成立するもの

と思うぞ?

したがって、自分に嘘がある人は、いつまでたっても自信が得られない

それは、誰も褒めてくれない、とかいうのとは次元が違うことである。

真の自信は、誰にも褒められる必要がない。

■ 自己実現とは自己宣言を実現すること

相場には自己実現がある。相場全体が、弱気だと、弱気相場になる。

同じことで、個人も自分がやると言ったことをやれば、自己実現なのである。

自信は人にもらうものではない。自分が自己実現した、という事実に基づくものだ。

例えば、私であれば、英語の習得、経済的自立、プログラミングの習得、バレエの習得、ヨガの習得、本格的な登山の習得、水泳の習得、クライミングの習得…などで、最初に実用的なものが来ているのは、私が現実的な人間で、そのほかの技術習得に役立つ技術を先に習得したかったからである。

資格などは、実力誇示の道具ではなく、単に、皆さんが、自分と同じ延長線で私を計るので、間違ったモノサシをあてがわれないために取っただけのことである。

もう、ほんとHSPの人は、そもそも共感力が高いので、用心に用心を重ねて生きているのである。

これだけ誤解されないように苦労しても、まだ誤解され、殺されかける…。

https://allnevery.blogspot.com/2024/05/hsp.html

■ 殺される…鬱の発症

私の鬱発症の契機は、もうすでに自分のストレッチリミット、パンパンに頑張ってる、のに、もっと頑張れ、とさらに追い打ちをかけられる、ということに集約できそうです。

水泳でも、すでに上手ですが、先生たち、私が50代初心者だということを忘れている・・・詳細はこちら

さらに追い打ちをかけると、自分が壊れます・・・。

■ 1)指導が間違っている問題

実際、間違ったクライミングの指導で、体を壊した人の声…

ーーーーーーーーーーーー

私はIさんのスクールに入ったことあります。結果はお金を払ってマイナスしかなかったです。

年齢に合わないインターバル間隔のクライミングでは、体を壊します。

私はぎりぎりセーフでしたが、Hさんは故障しました。

10cを2時間で12本登って、その後ボルダーを1時間というメニューでした。

自分で登れば2時間でアップ3本と本気トライ3本とクールダウン2本くらいが適切でした。

この時は11dが外岩で登れていました。

私は上腕二頭筋長頭腱炎になりそうでした。

肩関節の前方の炎症、痛みです。

スクールの翌日午前中まで発熱して疼いていました。これは過去一度もなったことなかったです。オーバーワークです。Hさんはこれで完全に故障しました。

Hさんは、Iスクールに入るときに、Aさんに中高年の人の故障が多いから気をつけてと言われていました。案の定でした。

二子で12bまで登っていた女性が故障しているのに、Iスクールで登って、クライマー人生終了になりました。

ーーーーーーーーーーーー以上、友人談ーーーーーーーー

ね?

これは、スクールの指導者が、クライマーのクライマー人生に終止符を打つ、ということになっている!

■ 2) 一番ガイドにふさわしくない人がなってる…(汗)。

つまり、クライミングを苦労して覚えたのではなく、最初から登れただけの人。

最近、クライミングエシックも分かっておらず、残置直掛けがローカルルールとか言ってきた人が、クライミングガイドになったのを知った…(汗)。

Iスクールのようなクライミングガイドが出来上がる理由はこれだ!と思いました。

■ 3)アルパインガイドも同様に質が悪い

これ、フリークライミングだけの問題か?というとそうでもなく、本格的登山のほうでも、無謀とチャレンジの境界線が引けない人がガイドになっています。

たとえば、山梨アルパインクラブで、南沢大滝に行きましたが、その時、私の先輩格だったクライミングガイドは、南沢大滝のアイスクライミングでどか落ちしているんですよ…しかも、フォールラインに立って、クライミング解説をしたがるので、他の人のヘルメットが落氷に当たって割れたという‥‥

リンク:https://iceclmb.blogspot.com/2017/01/the-risk-of-ice-fall.html

アイスは彼には向いていないのかもしれませんから、どか落ちしたことは仕方ないと思いますが、他の人をフォールラインに巻き込んで怪我をさせる寸前というので、反省しないのはなんでなんですか?

自分が危険になるのは勝手だけど、他者を危険に陥れるガイドってのはどうか?と思うぞ?

■ レベル感が分かっていない問題

しかし、南沢大滝って、この私が、リードできるところなんですよ?自慢になるはずないですよね?

ギンちゃんが解説動画、作ってくれていますが…。ここで南沢大滝と本格アイスの差が分かるはず。

イモトのマッターホルン登山で、井本が登って、テレビで褒められていたのですが、それを聞いて勘違いしたクライマーが多いのかもしれませんが、南沢大滝は悪い時で5級、良いときで4級しかありません。入門クラスのアイスですよ。

■ 年齢に打ち勝てるのは神だけ

さて… 

ほかの人の勝手な思い込みによって、実力不相応のルートに追い込まれ、殺される。

これは、頑張れば乗り越えら得る壁とかではない。

また、年齢に打ち勝てるのは神だけです。そんな非合理的な期待は、根拠のない自信を持っているナルシストだけのものです。

クライミング界はナルシストだらけなので死者の山を作っています。特に九州。『九州の岳人たち』という本に、根子岳で死んだ、死者の名前リストがありますよ。

フリークライミングバージョンでは、ユージさんの動画がありますが、ヨセミテ、普通のクライマーが3日かかって登ったところを、ユージさんは3時間ですからね???

みんな、分かってる?

自らの実力を客観視する能力の低さについて、よくよく鑑みたほうがいいと思うぞ?

九州のクライマーの実情を見る限り。

■ 対策

対策としては、クライミング界全体を一つの人格として、

   心理的に病んだナルシスト

と考えることで身を守ることができるかもしれません。