10年に一回打ち換えていたら、100年たてば、10回。
あっという間に、スイスチーズみたいになってしまいますよね!
■ クライマー育成にぜひとも必要なのがコーチング
トップダウンで教える”ティーチング”は、一人で一人のクライマーを教えるのがせいぜいですし、今のクライミングと昔のクライミングは違うので、昔のクライマーが現代クライミングを教えるのは無理です。
一人一人に丁寧に教えるのをめんどくさがる人が教えると、「え?終了点、結び変え?知らなくていいよー。カラビナ置いておくから」となってしまいます。
本当に必要なのは、自ら独学で成長する人を支えるコーチング。
私自身もほとんど独学です。私が、雪山も独学したから、山岳総合センターの専門教育に進むことができ、クライミングの師匠も最初から得れたわけですから…。
■ コーチング話法
を今、学習中なんですが…これって、私が子供時代に、なんとなく自然に身に着けたこととすごく似ている…と思っています。
1に傾聴、2に無否定、3は、一旦相手の価値観を受け入れる…、
全部すでにやっている。特に3はやりすぎて、バックファイアしてしまいました。
そのせいで、ひどい目に合ったともいえますが…(笑)。
なんかすごくクライミングで、私に起こったことについて、この話法に沿って、まとめたくなりました…
■ コーチング話法事例 赤字コーチ
C:「あなたは、クライミングをどのようなものとしてとらえていますか?」
ME:「私はクライミングは、リスク管理をしながら、自分の限界に挑む活動だと思っています。
私の生き方も同じで、(一般論の思い込み)や(先入観)で騙されることなく、(具体的にリスクを冷静に計算)し、大丈夫だと思ったら、(他の人がなんと言おうとも)実行してきました。
たとえば、20歳で海外就職を実現したのですが、その時は、現金が2万円しか財布になかったんですよ。
また大学進学や就職氷河期での就職も、同じように自分でリスク管理して行い、成功しました。大人が敷いたレールの上を歩くとか、前例に従った、ということではなく…」
C:「そのことについて回りの人は、どう反応していますか?」
ME:「クライミングでリスク管理することを、臆病者だというレッテルを張っています。
たとえば、40年経過したカットアンカーに、”落ちろ、落ちろ”と言われます。そんなボルトで、ポロポロ落ちるクライミングをする奴は、バカだという教育を受けました。しかし、こちら(九州)では、みな、そう思っていないようです」
C:「その時、あなたはどんな心の状態になっていますか?」
ME:「自分のクライミングだけでなく、自分そのもの、を否定された感じで、とても、嫌な感じです。
そして、クライミングの本質を何も分かっていない人たちだと思い、その人たちから一目散に逃げ出したくなります。
また、場合によっては、トラウマのパニックアタックになります。なぜなら、原理的に考えて、確実に死の危険が迫っていることが、理性で分かるからです。
私は赤ん坊の時、父親にプールに落とされたことがあるらしいのですが、その時の映像がよみがえってくるようになってしまいました…。全く覚えていなかったのに、です。父親とは6歳から会っていないので、顔も覚えていないほどなのに、そんな映像がフラッシュバックするようになったんです…」
C:「どんな時に、そのような心の状態になりますか?」
ME:「無謀さを自慢するのがクライミングだと思っているような、カッコつけたい盛りの年下の男性とパートナーを組んだ時です。
特にその相手がリスクを前に、にやにや笑っている場合。
弟と無意識に重ねてしまうみたいなのです。弟が24歳と若くして死んだので。弟の死について、まだ自責の念と言うか、グリーフが済んでいないのかもしれません。
同時に、父親に死の危険にさらされたときの恐怖が再発するようになってしまいました」
C:「トラウマのパニックアタックになると、本来すべきこと以外に何をしてしまうのですか?」
ME:「非常に攻撃的になり、指摘が先鋭化します。間違った行為を指摘し、その行動を正そうとし、何が具体的に悪いのか、詳述してしまい、自分自身もエネルギーを使ってぐったりしてしまいます。日常生活に支障が出るほど、です。
精神面で追い詰められ、うつ病を発症してしまったくらいです。
また、そうした悪い挑発に載って、私が死んだら、相手は分かるのだろうか?こいつらは、人を殺せば、自分がやっていることが分かるのか?反省できるのか?と考えてしまいそうになります。実際、一度落とされて、頭を7針も縫っています。
相手がいかに間違っているか?証明したい!と言う思いに駆られるというか…
挑発は、愚かなことだと分かっていて、決して乗らないようにしていますが。
私は、長女なので、世界を信頼しているところがあり、その信頼から、ガードが甘く、うっかりしたところがあるのです。
気が付いたら、相手にいいように利用されていたりします。たとえば、自分の新品のロープを自分が使う前に相手が自分の本気トライで使っている、とか…。ロープアップされないマルチのセカンドにされちゃうとか。
ある有名な老舗山岳会に参加するために、所見の人のビレイで、比叡をリードしたときは、なんと私のリード中にビレイヤーは、別のクライマーをビレイしていました…。ありえない愚行なんです。普通なら、殺す気か!と怒鳴るようなところですが、年配の人だったので、怒鳴ることができませんでした。儒教教育による禁止令的なものがあるのかもしれません。
結局のところ、嫌な目にあったことに取り付かれてしまい、本来取り組むべきこと…自分の人生…に取り組めなくなってしまいます」
C:「どんなキッカケで、それをやってしまうのですか?」
ME:「リスク管理ゼロのクライミング、分かっていないクライミングを見たときです。あるいは、何年か後に振り返り、あのクライミングはすごく危なかったなぁと分かるときなど。
生活の、なにもかもに優先して、この間違ったクライミングを正しい方向に方向づけないといけない!という気持ちになってしまうんです。間違いを正すことについて、責任が私にあるか?のように…。
うーん、これは、子供時代に母親代わりに、兄弟に対する責任を背負ってきたことの再演ですかね?」
C:「あなたのゴールに向けた、あなた自身の課題は、何でしょうか?」
「クライミングは趣味なので、趣味に人生を乗っ取られないようにすることです」「あなたのゴールである、自分の人生を取り戻す、ということについて、あなた自身の課題は何でしょうか?」
ME:「こうした障害…無謀なクライマーたちによる、臆病者、呼ばわりなどの挑発…を乗り越えることです。
無謀なクライマーはスルーして、きちんとクライミングをしている人たちとつながり、日本に、本来のクライミングである、セーフクライミングを主体とする、市民クライミング…一流クライマーのみならず、一般市民が楽しめるクライミングを広めることです。
自分の人生を取り戻すことについては、仕事を復活できれば済む、と思っています。
仕事については柔軟です。私はもともと前職がソフトウェアエンジニアであったので、就業するなら前職を生かせますし、翻訳業やヨガを教える仕事もあっていました。
コーチングメソッドに、クライミング教育を組み合わせた、リスク管理中心のクライミング教育メソッドの開発に興味関心がありますが、遠い目標ですね…。
なにより、日本のクライミングが世界の流れからかけ離れて、無謀さのPRを目的にしている特殊クライミングに陥っていることに危機感を感じます。
英語が話せる国際人材としては、そうしたものを修正したい、という思いが強いです。
昔から儒教文化的な価値観…年配の人に逆らってはいけない、女は男を立てる、などについては、あまり良いと思ってこなかったことがあります。
自己実現は、老若男女、すべからくしてほしいと思っています。
その際に、(他人の意見に惑わされず)、(自分でリスクを見極め)、(大丈夫だと思ったら、自分を信じて進む)。そういう態度を身に着けるのに、クライミングは、ぴったりの活動であると思うんですよ。」
ーーーーー為末さんの投稿ですーーーーーーーーーーー
アスリートのセカンドキャリアを支援していて、いい質問を思いついたことがあります。
「あなたの競技、スポーツの名前を使わないで、自分がやってきたことを説明してください」
というものです。
私であれば陸上とハードルを使わないで自分が何をやってきたかを説明します。このプロセスで表面ではない自分がやってきたことを考えることができます。ちなみに私は「思い込みの打破」でした。
自分の本質を掴み、それが最も生きる場所で、最も生きるタイミングで、最も生きる方法で、自分を投下する。これが大事だと考えています。今日はあまり長文ではありません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■ 戦略立案
私は、”戦略立案” かな。 独学のプロセスを、かみ砕くのが、好きなんですよね。
それも、失敗が許されない分野で。
考えてみたら、
”一文無しの状態でどうやって海外生活をし、英語を学習するか?”
っていう命題も、障害走競争、みたいな感じですよね。
あるいは
”就職氷河期なのに、どうやってエンジニアの職を文系大学卒者が得るか?”
っていう命題とかも、一筋縄ではいきませんよね。
一筋縄でいかないことを、なんとかやり遂げる、みたいなのが好きなんですよね。
こうすればうまく行く!という道が見えたときは、かなりうれしいです。
”日本に海外のような健全な市民クライミングをもたらす”
っていう命題は、どうするのがいいかなぁと思案します。
やはり、教育が大事でしょう。
日本人は歴史の途中で立ち止まって変化を辞めてしまったので、超安全なスポーツクライミングのやり方を岩場に持ち込む人たちを、正しく教育して、そこまで安全でない岩場に受け入れることができなくなってなってしまったのでしょう。
■悪意あるコメント
さて、「〇〇さんは、A木さんと登りなよ」という悪魔コメントを考察します(笑)。
思考実験です。
A木さんがどのような人か分からないと、話にならないようなことなので、説明しますと、こちらの登攀でリードクライマーを務めた方です。
白亜スラブ https://allnevery.blogspot.com/2019/03/blog-post.html
彼は、”〇〇クラブで一番死に近い男”と言われていたのでしたが、当時は私の周りはみんなまともなクライマーで、その言葉の意味は、「気の毒だから、用心して見てやって」って意味でした。当然、私はその言葉の意図するところを本人もわかっている、と思っていました。
さて、彼は、基本的に、気のいい奴、です。単純単細胞でもとくにあると思いませんし、その辺にいる普通の人って感じですね。たぶん、普通である、と評価されることを自分の大事な価値観にしていそうです。みなと同じが好きな人種というかね…。
なので、悪い人か?というとそういうことではありません。あるいは、思いやりがないとか、そういうことでもありません。
例えば…
・わ!とコケコケのルートを見て私がビビったら、リード変わってくれた
とか
・遠征先で、一緒に宴会
とか、結構仲良くやっていました。私は別にその時は、宴会より、ヘルシーなテント泊がいいなっては思っていたんですが、彼の側からすると、一緒にテント泊するのはいやだろうし(当方既婚者です)、まぁ妥協して宿泊。宿に泊まるなら、どうせならお食事たのしみたいですよね。
まぁ私には、彼は弟みたいな感じでした。やんちゃ系というか、たぶん分かっていないことが分かっていないんじゃないかね?みたいな?
それで、師匠とやってるレスキューの講習会に呼んだり、インスボン、足のケガにも関わらず、一緒に連れて行ったり、結構必死で、セーフクライミングの世界に触れさせようと頑張りました。通じなかったようですけど…
で、思考実験ですが、理想のパートナーがいたとします。
・イケメンで、ツヨツヨ
・遠征費用は全部出してくれ
・ビレイを喜んでしてくれ、確実で
・重たいものは「持とうか?」とか気を使ってくれ、怪我をしたらレスキュースキルがある
とします。
それで、上記のルートのようなリード能力…
・ロープ長をそもそも計算する能力がない
・カムのセットがええ加減で、3つ飛んでしまう
・カムのセットがええ加減で、ロープドラッグしてしまう
・マルチでリードさせたら、ロープアップされない
・反省する能力がない
としたら、どうします? 一緒に登りたいです???
これ、下手したら、二人とも、さよーならー系ですよね。
ま、理性がある人がみたら、誰がみてもそうだな。
二人とも、ということで、ビレイしかしないとしても、自分も一蓮托生、運命共同体。そうでないとしたら、リードしている相手がピンチになるか?というと?
当人は登れている気なので、痛くもかゆくもなく、今後反省する機運…自己を振り返り、どこが悪かったのか?理解するチャンス、機会があるか?というと… ほぼフリーソロ状態で登れている限り、チャンスはない、ですよねぇ?
ロープってぶら下がらなければ、命綱としての重要性には、いつまでたっても気が付けないものです。
最初から登れちゃう人は、このリスクがありますね。
つまり、フォローの立場に立たなければ、意味が分からないってこと。
自分自身が、待てど暮らせどアップされないロープを前にしないと学習できないってことです。
とすると、リードするだけで、フォローしない人には、リードクライマーのミスはみえない。フォローがカバーしているミスがいっぱいあるってことです。
だから、クライマーは、最低5年はフォローで過ごすように伝統的には設定されているわけです。
しかし、自分がミスをカバーしてもらっていることに気が付かない人と登りたいです?
それ以上に、こちらの命がかかるんですけど、お金や親切や名誉?の代償に命を差し上げたいです?
いっくら、
優しくて(別に相方は特別優しくはありませんでしたけど…)
イケメンで(別に相方がイケメンだったと言っているわけではありません)
お金持ち(別に相方とはいつもワリカンでしたが?)
運転してくれ(全然半分運転してますけど?むしろこっちが遠くにいるんで運転負担は大きい)
だとしても、
その人に我が命を差し上げていいと思います?
私は、思いませんね! 何億とかいうお金をもらったとしても。
彼が何かをしてくれなかったかと言えば、私の岸良のビレイをしなかったことは、まぁ彼がどういうギブ&テイクを公平と考えているか?ってことが分かったので、それには異議が当然ありますが(ビレイは変わりバンコでしょ)、特に性格が悪い人だったとか、そういう風には思っていません。
しかし、
男尊女卑の思想 & 自分の力量を正確に見極めることができる能力がない
はあったと思います。
いくら危険なこと、ヒヤリハットを経験しても、それを自分で気が付く能力がなければ、進歩がありません。
永遠に、何十年クラックを登り続けても、カム3つ飛び、4つ飛ぶってことです。
それでも、ロープテンションするような登り…ギリギリへのトライをしなければ、別に登ってる本人は気が付かないで済んでしまうのが、ショートでのリードなんですよ。
特に、オンサイト出来た!と思ってしまえば、自分のミスに気が付くことができません。
ボルダーなら、なおさら気が付く機会ないですよね?
■ カムセットを最初に完璧にするべし
ということで、この私の小川山レイバック…
https://stps2snwmt.blogspot.com/2015/12/blog-post_5.html
カムエイドで降りてきた記録ですが…初心者で取りついてしまって、危うい記録なんですが、今振り返ると、
初期の段階で、カムのセットの大事さを学ぶ機会
としてよかったな♪って感じです。登れちゃう人は、こういう経験を積み損ねるんでしょう。
この時もいざとなれば、カムエイドで降りればいいから…と思って取りついたんでした。
カム効きすぎて、取れなくなり、取るのに1時間くらいかかったんでした(笑)。
■ 組んではいけないパートナー
第一に 自分のクライミングを反省してより良いクライミングにしていくことができない人
第二に 思想的に危険なほうが良いとリスクを拡大する一方の人
の二種類です。
原理的に、両方共、無自覚に死に向かっていくだけのことになります。
クライミングは、リスクを負わなくても、ただでもリスクを内包する活動ですので、危険なことをしています。危険なことをしているのに、危険に無自覚に扱えば、それは死のリスクをつりあげるだけの活動です。
愚かな死に方をしたい人にはいいかもしれませんが、私は違いますので、安全・非安全の選択肢が示された場合は、私は、かならず
安全
を取るタイプです。もう、彼には十分良くしてあげた、というのが私自身の感想です。
参考:誰をビレイパートナーにするべきか?
https://allnevery.blogspot.com/2021/05/blog-post_87.html
さて、翻訳中のボルティングバイブルですが…、ずんずん進化中!
リンクはこちらです。
https://www.hownot2.com/
なんと手が足りなくなり、雇用できるだけ収入ができたそうです。
なんだか、日本も古いままでは、ダメね~と励まされます。
(探究心) × (現代のネット技術)
があれば、大きな広がりを作れるってことですね!
■ おまけ
九州のTradの岩場のトポ。
新しいトポだと、やっぱり、見やすいです。
■ 昨日は久しぶりのモビトレクリニックの日だった♪
いやはや、私の、
”頼りになる弟”
は、ここにいたんですね!
院長の光安先生は、実はお姉ちゃんがいる。お姉さんとの関係を聞いたら、先生的には、「俺は姉貴がうざいんだけど、あっちは俺のことが大好きらしい」という感じだった(笑)。まさに、我が家。
私は、子供のころ、弟と姿かたちが似ておりで、「僕?」と姉&弟ではなく、兄&弟と間違われつつ、育ちました。
その弟は、24歳で突然死しました。水泳でメダルを取るような、すごいスポーツ選手でした。6歳から泳いでいたからなぁ。スポーツは万能で、中学のころ、チョコを14個もらってきました。亡くなった時は彼女が3人いました(汗)。
■ 分かっていないヤツ…
だけど…私の弟は、ほんと、分かっていないヤツだったんですよねぇ…。
だって、ロッキングチェアーに登って落ちて、頭、縫ったんですよ?
そんなの、登る前から、ごろん!ってなるってわかるやん!って、4歳児の私は思いました。
■ 小学生の世界観
まぁ、小学生くらいまでの勉強ができない子供=単純に理解力がない子供、です。
子供のころの彼は、自分を取り巻く物理世界、人間世界の理解について、限定的な視野しかもっていなかった…。
物理の法則、より、誰がえらいか?かっこいいか?が優先…
子供時代の彼の世界観と言えば、親が水泳を習わせたせいもありますが、例えば、
誰が誰に勝つ!
とか、そういうのです。まぁ、子供のころの男の子の世界観、なんて、そんなもんですよね(笑)。ご飯は、何もしなくても、自動的に出てくるのが当然とか(笑)。
なので、12歳で、すでに20歳の”大人”を演じていた… うちは片親なので、私は長く母親役の代行者でした… 少なくとも、演じる能力があった”子供大人”の私とは、かなり世界観(物事の理解力)が、かけ離れており、それがゆえに、
弟への心配、
が募るのでした…。
奴は物理の法則がわかっていなんじゃないか?
ってことです。
■ いやらしい比較
いやらしい比較ですが、必要なのであえて、比較しますね。このようなことは、社会人になってめったにしなくなりましたが、クライミング界、という限定条件で必要です。
私と弟がどれくらいかけ離れた世界にいたか?というと、私は各中学から一人か二人しか合格者が出ない、県内トップの進学校…周囲は医者とか弁護士とかの家庭しかいない…に進学したのに、弟は高校入学初日に、額にそりこみを入れ、学ランは裏地に龍。つまり、そんな学校しか入るところがなかったのでした…。
私の進学した大阪外国語大学は、司馬遼太郎を排した大学で、東京外国語大学と並ぶ、外交官の養成機関でした…一年生の時に外務省から学生招待があります。大学入学時、私の覚えている自分の偏差値は74でしたが、それでも周囲が賢いので、気分は、落ちこぼれ組でした…。
参考に、久留米大学の偏差値は…47~
学歴偏重というか、大人になったら、社会での成功に、偏差値などは関係ないというのが一応の建前ですが…クライミングに来て、
普通の物理法則がどうも理解できないらしい
クライマーたちの様子を見て、学歴や偏差値は、自分の安全を守る参考情報として重要だと意見を変えました。
誰もを公平に扱うにも、程度があります。
物理の法則…文登研が出している”確保理論”が理解できる程度には、知性がないと、クライミングを経験や瞬間風速であるクライミンググレードだけで実践するのは危険です。
さて、弟が高校の入学初日に、ヤンキーへ鞍替えしたのを見たとき…、私は、弟も苦労しているなぁと思ったのでした…。ですので、弟クラスの知性しかないクライマーにも同情的です。
そこが多くのちゃんとしたクライマーとの違いです。トップクラスのクライマーのみなさんは、物理法則が分からないダメクライマーのことなんて顧みてくれないですよ。
■ クライミングで再現された弟との関係性
この関係性は、私がクライミングで、しっかりとしたクライミング教育を長野の山岳総合センターで受け、経験40年の師匠について学び、そこから、
リスク管理がクライミングのすべて、という世界観
を理解したのに対し、周囲のジム出身の若い男性たちの世界観は、
10mランナウトより、40mランナウトする奴がえらい
とか
クライミンググレードが上のほうがえらい
みたいな世界観…であるのと相似形です。つまり、子供時代と、
起こったことが相似形
なんです。
子供のころ、ロッキングチェアを登った弟を心配して、
やっぱそうなったじゃん!
となる可能性が高い…(汗)。私の自動的な身体反応… 心理反応
アラート
が立つんです。 このアラートは、パニック障害、みたいな感じです。私が弟を守らなければ!という気持ちになってしまうんですね。実際、守ってやりましたが。
■ 原理的に死につながる世界観
なぜなら…
・10mランナウトより40mランナウトがえらい
・グレードだけが能力のモノサシ
という、クライマーの世界観(古価値観)だと、”原理的に”、もれなく死につながります(汗)。
この
”原理的に”
って、ところが大事で、そこがどうも、男性クライマー(で、知性が低いタイプの方々?)は、分からないみたいなんですよね…(汗)。
■ 心身がアラート反応
そこが、私にとっては、感情が自動的に反応してしまい、
”焦燥”・”いらだち”・”軽蔑”・”攻撃したくなる”
のポイントでした。
一言でいえば、「アホちゃう!」って感情です。
腹を立てて付き合ってられん、と出ていくならまだしも、”弟”と脳が反応しているから、出ていけないんですよね…。
だから、ダブルバインドでうつになりました。
■ 真の弟はここにいた!
ところが、光安先生は、私より、物事が分かっているんです!弟なのに!(← あくまで私の脳の誤解です!血のつながりは当然ですがありませんよ…笑)
年下の男性で、自分より、頭が良く、知性が高く、頼りになる男性に出会ったことで、なんだか、すっかり肩の荷が下りたというか…
私にとっては、先生の存在自体が、クライミングで殺されかけ、トラウマの映像がフラッシュバックするようになったことのセラピー…です。
やっぱり、ちゃんとしている人は、ちゃんとしているんだ…的な(笑)。
■ 当たりが悪かっただけ
そう、私は単に、当たりが悪かっただけ、なのです。
しっかし、九州に来てからは、ベテランなら安心、という山梨クライミング時代に培った、安心の行動法則も役に立たず(汗)。ベテランはおらず、ペテランしかいなかった。
老クライマーはむしろ、間違ったことを世間に流布している側でした…(汗)。樋口先生以外。
ダメ事例としては、
・カムの配置が悪くてロープがスタックしても、おかしいと気が付けない
・マルチピッチのルートで、適正にロープの計画を立てる能力がない
・新品を持っている人がいると、人のロープでリードしようとする
・リードを任せたら、ロープアップされない
・カムが3つ飛んで、反省するのではなく、自信をつけてしまう
・岩場のルートのグレードが5.9とあるとき、5.9ではないことが分かっていない
・エイドルートを目指しているのに、フリーを頑張る
・自分の力量(登れていない)を客観的に評価できない
・人をグランドフォールで落とすまでビレイを顧みることができない
・ぱっつんビレイが、リードクライマーに負担があるビレイだと分からない
・スポーツクライミングのビレイは、外岩のビレイと同じではない(流してはいけない)
・たぐり落ちでも、ちゃんとキャッチできないといけない(クライマー側のミスであってもミスをカバーできるだけのビレイ能力が必要)
・相手を自分のミスで、死の危険にさらしてもそうと気が付くことができない
・残置で登ろうとする
・プロテクションの適正な設置について理解ができない
・動くものに道標つける
・支点ビレイは、リードに使ってはいけないと分かっていない
・一人のビレイヤーが2名をビレイする
・ちびにエイドルートを登らせようとする
・残置を使って登ることが、危険行為だと分かっていない
ということかなぁ…。
山梨時代は、ビレイについて分かっていないのが初心者だと思っていましたが、そうではなく、山から入門した人でも、
きちんとした登山教育を受けていない人は、ジムクライマーと同じ考え方をアウトドアに適用
している。それは同調圧力のためですかね?
そのことが分かったのが収穫かな…。
■ モビトレの勧め
モビトレでは、整形外科の先生以外に、内科の先生とPTの先生がいます。
クライマーで、ケガをした人が、ケガを繰り返させないために、どのようなトレーニングに進めばよいかを、先生は、レントゲンで全身状態を見ながら、適切に助言することができます。
また、コツ(骨)や人体の再生には、コラーゲンという基本栄養素の十分な補給が不可欠ですので、現代の最新の栄養学である分子栄養学での食事指導もセットで行われています。
いくら運動しても、体の素材になるものが摂取されていなければ、回復は、遅延しがちになります。それでなくても、成長期を過ぎた人は、老いと戦っているのに…
というので、クライマーでケガをして、慢性症状がある方は、ぜひ一度モビトレを訪ねてみてください。
先生、とっても知性が高いスポーツ選手なので、しっかりとしたリハビリ計画が立てられます。
ほんとスポーツ分野に必要なのは、運動能力ってより、知性のほうです。
ほんと、九州のクライミングで欠けている資質は、勇気でも、能力でもなく、
知性=理解力
のほうですよ。
■告解と自浄ごい
今日の仏教説話。
チュッリパンダカが、掃除から、心のチリと垢を払うのが大事だと悟った話。
この話、何度聞いても、「あー、お兄さん可哀そう…」と思ってしまいますね…。
私は勉強がよくできて、100点取れる子どもでしたので、先生に「ほかの子にも教えてやって」と言われることが多かったのですが、教えても、みんなできないんですよね…。
特に、弟。弟の数学とか、こっちがキーっとなって、すぐギブアップでしたね…。そもそも、相手も教わる気がないし。
クライミングも同じでした…。
「カムでロープスタックしてるよ~」
「なんで、そんなこと言うんだよー!!!」と頓珍漢な答え=怒ってるけど、その怒り間違っていますけど?
なんでって…、そりゃ、登れなくなるからですよ…
子どものころは、馬鹿につける薬はない、と思っていました(笑)。
大人になってからは、これは…と青くなることが多い…。
というのは、こういう知性の人がリーダーだと、それにぶら下がっているメンバーの人、全員が間違った考えを受け入れてしまうからです。リーダーの知性=メンバー全体の知性。
日本のリーダーをやっている人たちの知性が下がっていることは、政治家の様子を見れば明らかでしょう…。
そのために、庶民が割を食っていることは、各国比較でも明らかでしょう…。
まさに起きていることは、すべて正しいみたいな感じ。
クライミング界は世界の縮図。
https://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/blog/details/12348/
からの引用です
■ こんなお粗末な遭難者にかける温情は無い
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警察での事情聴取を終え、テントを郵送で送ってくれないかと本人から電話が来たので、
「こんなお粗末な遭難者にかける温情は無い、自分で回収に来るまで毎日2000円のキャンプ代を加算するからな」と言った私はひどい人間でしょうか?
■ トンデモ収集器になっているワタクシ No Marcy on Poorly prepared climbers
またロープも持っていないのに登りに行きたいという人がいて、困っています。
以下、リンヒルペルソナによるAIの生成回答。
もう、トンでも収集器として耐性、付きつつあります(笑)。いちいち付き合ってられん系ですわ。
私のような指導的立場にある人は、AI活用してください。適切な文面、作ってくれます。
■ AI's answer
You: Hey, I'm new here and really want to find a climbing partner, but I don't have the right gear. Any advice?
Answer: I understand the challenge you're facing. Climbing without proper gear is not just tough, it's impossible and unsafe. Here's what you should do:
1)Rent Gear: Check if local climbing gyms or outdoor shops offer gear rental services. It's a practical way to access the necessary equipment.
2)Buy Essentials: Prioritize essential gear like climbing rope and draws. These are crucial for safety and can be more affordable than a full set of gear.
3)Learn About Gear: Educate yourself about the different types of climbing gear and their proper usage. This will help you make informed decisions when acquiring gear.
4)Safety First: Remember, safety is paramount. Climbing without proper gear can lead to accidents. Consider indoor climbing options until you can secure the gear you need.
5)Save Up: If possible, start saving for the gear you need. It's an investment in your safety and enjoyment of the sport.
Well-being should always come first in climbing. Good luck on your climbing journey, and remember to prioritize proper gear for your own safety.
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あなた:やあ、僕はここに来たばかりで、クライミングのパートナーを見つけたいんだけど、適切な道具を持っていないんだ。何かアドバイスはある?
答え あなたが直面している課題はよくわかります。適切な装備なしでクライミングをするのは大変なだけでなく、不可能で危険です。以下は、あなたがすべきことです:
1)ギアをレンタルする:
ギアをレンタルする:地元のクライミングジムやアウトドアショップがギアをレンタルしているかどうか調べてみましょう。必要な道具を手に入れるには現実的な方法だ。
2)必需品を買う:
クライミングシューズやハーネス、ロープやドローなど、必要な道具を優先的に購入する。安全面でも重要で、一式揃えるよりリーズナブルな場合もある。
3)ギアについて学ぶ
クライミング・ギアの種類や正しい使い方について知識を深めましょう。道具の種類や正しい使い方を知ることは、道具を揃える際の判断材料になります。
4)安全第一
安全第一です。適切な装備のないクライミングは事故につながります。必要な道具が揃うまでは、インドアクライミングも検討しましょう。
5)お金を貯める:
可能であれば、必要な道具のためにお金を貯めましょう。クライミングを安全に楽しむための投資です。
クライミングは、常に生命維持が第一です。あなたのクライミングの旅の幸運を祈るとともに、あなた自身の安全のために適切なギアを優先することを忘れないでください。
■ 老兵は死なず…
じゃないんですよね…。 誰でも年齢が上がると、視野狭窄に陥ってしまうもの…
年配の開拓者は、ご本人は気が付いていないですが、
若い人に開拓の場を譲ってもらっている
ということを知るのは、残酷かもしれませんが、真実です。
参考記事: https://allnevery.blogspot.com/2020/03/blog-post_23.html
1980年代ならいざ知らず、2023年の現代でもカットアンカーを使い続け、適正グレードが分からないからグレードええ加減&適性ボルト間隔も分かっていない…のに、一度打ったボルト位置は変更不可能という不文律があるクライミング業界で、限られた貴重な岩資源に新しいルートを引く…って、貢献じゃなくて、迷惑行為に、むしろなっているってことなんですが…。
現代では、海外経験が豊富で適正グレードが分かり、不可能と言われた課題をフリーで登れる若い人は、ちゃんといるんですよ。生活のゆとりがなく時間が限られているだけで。
誰だって若いときはそうでしょう…
年を取って、家庭にも居場所がなく、クライミングが唯一の生きがい、と言う生活を送っていることが、容易に想像できるご高齢の開拓者に、迷惑行為なんですよ…と面と向かって言える人は、通常いません…。
なんというか、というと?
「限られた岩場資源を守っていきましょう」
と婉曲表現します。
「岩を傷つけるのを辞めましょう」
とか。
大ランナウトなど、ロープの意味のない打ち方をしても、そのボルトは落ちれない箇所にあれば、ただの気休めでしかなく、むしろあるほうが自然破壊になります。
適性ボルト以外の、どんなボルトもあるだけ、逆に落ちてもよいという心理が働くので、逆に危険です。
ただ、昔からの習慣と無知で、カットアンカーによる開拓を続けてしまっている場合、あるいは、適正ボルト間隔を身に着ける機会が、生涯なかった人が打ち続けている場合、これまでの習慣を改めるのは難しいかもしれません。
明日は我が身、ということで、儒教の伝統がある日本の若い人は、年配の人に対して
「そっとしておいてあげよう」
と思っているわけです。現代クライミングの内容を理解せず、古い価値観(エイドクライミングでのアルパインがアルパインの前提になっている)を先入観から持ち続けたまま、
「あいつもまだまだだな…」
と若い人の登攀を雑誌で見ても、思ってしまっているんだろうなぁ…と思います。たぶん、トップクラスの登りの意味が、もはや分からない…ってことなんですよね…。昔はエイドが前提だからです。
その意味では、青ちゃんはちゃんと現代レベルのすごいクライミングを、いかにすごいか?が理解できていない状況には陥っていなかったので、えらいなと思います。
こちらの年配者は、最低ラインを5.12に設定するフリークライミングを基礎力とした、現代アルパインクライミングを理解していません。だから、
結果、
老兵は死なず…(というナルシズム…俺も頑張らねば)
(一流クライマーを見ても)あいつらはまだまだだ…
という心境に陥るものと思われ、それが
俺が開拓せにゃ誰ができる
という、事実誤認に基づく使命感につながっている、ということが言えるように思います。
なんせ、トニーの登りを見て、昔のアルパインクライマーは、未知じゃない、と言ってバカにしているんですよねぇ…。あなたたちが登れる未知のラインはつぶし切ったんで、今の若い人は困難を課題にしているんですよ。それもひと時代おわって、今では、困難を基にする課題すら、枯渇中です。そんな中で、登攀力の落ちた人が初登ルートを開いても…(汗)。
現実は、若い人に岩資源を譲ってもらっているんですよ。
■ ダブルバインド
危険なカットアンカー&長距離ランナウトで登らなかったら
→ チキン呼ばわり
登って落ちて死んだら
→ 自己責任
と言う風に巧妙に支配の構造が見えます…。 前に「蛮勇」とか、「もうちょっとボルトを信頼して」とか言われましたが、そのボルト、海岸にあるカットアンカー… それを信頼する奴がいたら、バカである、って奴でした…。
ので、基本、「大丈夫?」と言ってあげたほうがいいのは、危険なボルトと知っていて、そこにバンバン落ちて、ロシアンルーレット状態を楽しんでいる人のほうです。
アドレナリンジャンキーになってしまっており、”中毒状態”ですね…。
https://www.youtube.com/watch?v=_5kWMeJUzCk
■ 私はチキンです!
私の知っている限り、きちんとしたクライマーは、自分が、臆病者呼ばわりされることを受け入れています。
怖いというのは、当然の感情です。ので、怖い場合は、それを受け入れることがクライマーとして大事です。
大体、俺は怖くないぞーとやらないといけない、というのは、思い込みです。
40mノーピンがいかに簡単でも、危険なものは危険だと分かる感性のほうが大事です。
■ ACの心理学と重なることが多い クライミング界
アダルトチルドレン系の心理学は、もともとはアルコール中毒患者の研究からスタートした、共依存関係の心理学です。
なんで、共依存の心理学が、クライミング界で有効なのだろうか?というと…
奥深いものがありますね…。
日本人は特に、クライミングするということに自尊感情の根拠を求めてしまい、怖いもの知らずの俺=かっこいい俺=自己肯定しやすいということになってしまっているような気がします。
怖いもの知らずの本場、ヨセミテでは、そっち系の人が究極のお手本(=死)を何例も示しているので、その行為の異常さがあまりにも明白なので、それに続く若い人が出ない。
一方、日本では、中途半端です。自分の小さい山で(周囲の人の間で)、10mランナウトより、20mランナウトがすごい、20mより40mがすごい、みたいなミニミニ競争になっています…。
しかし、エルキャップフリーソロの時代に40mランナウトを自慢しても、かなりちんけですよねぇ?
国内を見ても、甲斐駒スーパー赤蜘蛛フリーソロの時代なんですよ?
5.8とかの40mランナウトで自慢になるんでしょうか?なりませんよね?
まぁ、自慢じゃないんだったら、ただ、怠惰なだけってことになりますが…。
私も小川山では、大ランナウトが核心の”春の戻り雪 3P”で、マルチの練習していましたけど、大ランナウトということを聞いて落ちれないルートだということが分からない初心者時代は、すでに抜けていました。
いまだに古いメンタリティで、小山に登って俺が一番だ!とやる自慢大会に陥っているとしか思えない九州のクライミングルート… 小学生レベルです…(汗)。
そんなのに、うっかり付き合わされないよう、若い人は気を付けましょう☆
こちらでは、古い山岳会に所属していた人は、すべからく、古い感性を身に着けているようで、山岳遭難の温床となる考え方に気が付けていません。
正しい感覚と言うのは、このようなものです。
■ 事例
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■催眠=変性意識状態=ゾーン&フロー=トランス=パーツ=ペルソナ
その時出している”自分”、一種のトランス状態、ということが分かった。
うまく行かないのは、その時出している”自分”が、おかれた状況や環境にmatchしていないから。
これ以上、納得の答えを得ることはないなーというくらい、納得した。
つまり、
年下の男性と登る=弟を守る姉ペルソナが、自動発動して、殺されそうになった。
以前、師匠と登っているときは、やんちゃなのは、私のほうで、
遊びたい盛りの娘ペルソナ、
だったかもしれない(笑)。
■ トラウマの消し方■ ダブルループ学習
と言う言葉を知って、クライミング界に全く足りていないのは、これだと思った。
詳細はこちら。
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「ダブルループ学習」とは、既存の枠組みや前提そのものを疑い、新しい考え方や行動の枠組みを取り込む学習プロセスのこと。 過去の学習や成功体験を通して獲得した考え方や行動の枠組みのうえで問題解決を図る「シングルループ学習」を改善のプロセスとするなら、「ダブルループ学習」は「改革」と言えます。
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40mランナウトで特攻隊=的外れなヒロイズム=俺ってかっこいいを求めるクライミング…
って、”俺の成功体験”にしかならないですよねぇ? 10mより20mがすごい、20mより40mがすごい、って、階段何段飛べる?のレベル感…つまり、誰が見ても幼稚ってことです。
原理的に、クライミングの安全管理としては破綻している。
現代では、ただのバカっぽいクライミングって意味になりますけど。
バカっぽいクライミングが、そんなに価値がある活動のようには、感じられないんですよね。
しかも、そんなので殺されかけたとあっては(笑)。
かっこいいっていうより、
バカっぽい
です。なんで、
”勝手にやればー”
って気分なんですよね。
ゾーンやフローを求めて登っていた甲府時代、アイスクライミング時代とは、まったく違う、ちんけな活動に感じられます。