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クライミングをこれからも楽しむために…と題された黒田誠さんの寄稿です。
https://www.jpnsport.go.jp/tozanken/Portals/0/images/contents/syusai/2021/tozankensyu36/2-7.pdf
やっぱり、カットアンカーは終コンです。
ズバリ、これです(笑)。
まず、”知る”。知識の壁です。ヤマケイ登山シリーズ 『フリークライミング』(北山真)をきちんと読みましょう。
フリークライミングとは、ロープを前進の道具に使わない、という遊びなのですよ?支点をAゼロしていたら、遊んだことにならないです。
そもそも、ロープの使い方について勉強しないで来る人が多いので、パラパラでいいから、ロープの書籍を見ましょう…『イラストクライミング』に一杯載っています。
エイトノット、ムンター、クローブヒッチくらいは分からないと…。
■ やってみる
体験クライミングのことです
■ そのあとが肝心
やってみたら、何がどう危険なのか?ある程度分かったはずです。
死に筋をはずす=リスクをつぶして行けば、多少間違いを内包していても、死なずに進んでいくことができます。
すると徐々に ”分かる”という状態に近づいていきます。気づきの数は膨大です。
■ している
習慣と言うことです。私もクライミングは、ほとんど習慣になっています。
■舞台裏が見えないのがいけないのでは?
私はインスタは飲食店ではないので、興味がなく、しないのですが…ツイッターもしないです…なにしろ、情報伝播とかムーブメント作りが狙いではない…ブログは内省が主たる狙いです。
しかし、FBで最近、女性が自分のセルライトとか、醜い部分を自撮りして、加熱する嫉妬の嵐… 自己顕示欲の競争を鎮火しようとしている様子が流れてきた…。
また、開拓者で有名な東さんが、開拓者は報われないと語っていました。そういえば、この写真の小山田さんもそう語っていました…
私も故・吉田和正さんのビレイヤーでしたし、米澤さんの手伝いで、多少は開拓の苦労には近いところにいたかもです…九州は岩場はいっぱいあるけど、すぐ苔でいっぱいになるんですよね。
で、一般クライマーのみんなは美味しいところ、かっこいいところだけしか見ないと思いますが…
ロープにぶら下がる知識と技術がないと、苔おとしもできないですよね。だから、技術的に無知なボルダラーとかジムクライマーはできないで、アルパインのクライマー上がりばっかりが開拓クライマーにならざるを得ないってことなんでしょう…
でも、そうするとアルパインの人はそんなに登れませんから…。課題の中身、成り立ちが、アルパインの思考体系に則ることになる…50mで3級1本、4級2本、5級3本、みたいな?
そこまで極端には現代はしないとは思いますが、安全は後回しになってボルトルートの意味がなくなるかもしれません…
あ、話がそれましたが、舞台裏のほうが大変なんだよ、って話題です。
Work "with" nature, not "against" nature
is what I am learning now. I had learned how to work with nature in my mountain climbing, in snowy mountains.
I was an eco-friendly consumer for a long time but I feel now I like to step forward to a higher stage about working with nature... like I do not feel the needs of eating what this season can not produce... because eating against season is unnatural.
So I guess I should judge my "success" according to
"how nicely I work with nature", since the season never stops.
■ 基礎的なクライミングなら、特殊な才能は要らない
クライミングは、基礎的な登攀であれば、特殊な才能がないとできないことではなく、普通は誰でも楽しく登れるものです。なにしろ、アレックス・オノルド君のお母さんは、60代でエルキャップを登っています。スタートは50代だそうです。
また私自身も43歳からのスタートですので、”一般ピープルがエンジョイクライミングするレベルのクライミング”、つまり、5.12以下、は、誰もに門扉が開かれたものであることを証明した、と言えるでしょう。
■ 一緒に登ってくださった方に感謝
ここ数年、私と登ってくださった方、夫が本来するべきことをして下さり、本当にありがとうございました。
最近、クライミングの業…も果てつつあり、やり残した仕事は、ほとんどなくなりました。
九州でのリボルトが進み始め、それを見ることができたのが、ホントに肩の荷が下りたというか…。なにしろ、九州、地元ですからね~。故郷は、私にとって悲しい思い出がある場所で嫌いと言っても、故郷は故郷。身内には良くしたいです。
九州の、私以外の誰も指摘できない、トンデモ終了点の数々の存在が、全国の良識あるクライマーの知るところになって良かったです…。あ、それどころかUIAAの知るところになってかもですが。
ほんと、それを伝えるために山梨でクライミングする羽目になり、そして九州に遣わされたんですかね???
だって、もともと、別に私はクライミング派ではなく、ただただ雪の山が好きで、登れる範囲で登っていただけの人ですからね。
山梨にいるから、山梨でローカルな山をするなら、どうしてもクライミング能力…特にクラック…が必要と言われて、そうか、と取り組んでいただけのことで…。クライミング大好きって言う人種じゃないんですよね。私が好きなのは、自然、のほうで、クライミングの命がけ路線は好きになれない…
なんせ、クライミング自体にそんなに情熱ないし。
とはいえ、ラオスにも韓国にも行くことになった。
それも、数奇なご縁と思っていました…。なんと、それは、このためだったのか!という感じ。
そもそもラオスに行かなければ、日本が変、というのも気が付かなかったわけですから。
インスボンに行かなければ、UIAAアルパインサマーの日本語版が世に出ることもなかったわけですから。
ということで、神(神という言葉が苦手な人には集団的叡智)の使徒としての役目は、大体全うしたかな…と。
■ 使徒として実行した仕事 3つ
UIAAアルパインサマーも出たし、日向神の支点のこともだし、大村にもスピード壁できそうですし…あとは、私はもう、倒れても倒れても立ち上がる、あしたのジョーみたいな、パンチドランカーみたいな状況ですので、ちょっと自分を充電しないと、次の良き出来事を仲介する、使徒としてのパワーも出ない感じです。
まぁ、何をしたら充電になるのか分かりませんが…通常は、旅が充電ですが… とりあえず、良い求人があるので応募してみているところです。
はあ~、長いクライミング旅路だったなー。疲れた。
ここからすべてが始まったフリーの旅路 |
■ 慢はHumanのマン
今日の仏教説話。人間というのは、どう転じても、
自分をすごいと錯覚
したい存在なのだそうです。とすると、クライミングは、さしづめ
即席慢
ですね(笑)。
誰でも、登れると、”おお~、すげー”と思います。
比較的簡単に、感動が作れる(笑)。
■ 日本人は自信がない人が多い
日本では、自信がない人、が多いと私は感じているので、それで、みんなを励ます?自信を持たせる手段として、クライミングはいいな~と思ったりしました。
クライミングは新しいスポーツで、まだまだ世間に誤解が多く、比較的簡単なことが難しいと誤解されているので、俺には無理って思う、ひょろ系男子が、細マッチョで自信があふれる男性に大変貌を遂げる可能性があります(笑)。
ま、そのような体験で作る自信というのは、幻想、とも言えますが、幻想でスタートしても、実際コツコツとした努力を積み上げることへのスターター、起爆剤としては有効です。知恵の領域の小技ですね。
私は個人的にストレス発散にはクライミングが一番効果的と思っているんですが…。
マインドフルネスというのは、
自分が何をやっているかに超・自覚的
という意味です。
https://next-sapiens.net/mind/stress/mental-exercise/
によると
1回 30~60分の運動時間
1回 90分を超えない
3時間を超えると運動しないよりもメンタル負荷が悪化
だそうです。
週に3~5回
1週間にトータル2時間~3時間
やっぱり、集中することがいいみたいな気がするんですけどね。
自然界の中にいるということが大事なような???
■ バイオフィリア(自然愛)
バイオフィリアという概念もあるそうです。
エドワード・オズボーン・ウィルソン
https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3_%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81#%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E4%BB%AE%E8%AA%AC
自然の中で行うクライミングは、メンタルヘルスに最強ですね!
現代のクライミングの在り方としては、都会からのリセット、ストレス解消、マインドフルネスの実践、うつ病予防、などを、メリット、効果として考えたらいいのかもですね。
そうすることで、永遠に続くグレード競争から脱することができるのではないでしょうかね?
今日の仏教説話は、パートナーがいない場合
これがお釈迦様の回答。
マイナスになる関係は、時間の無駄ですので、断念しましょう…。誰かと群れていたいというのは、人間の本能のようですが、マイナスの人と一緒にいるくらいであれば、一人でいたほうがむしろ成長できます。というのがお釈迦様の真意で、これは、
一緒にいるべき友人を選べ、
という話です。良い集団に属すことが最優先で、それが叶わない場合は、一人歩め、です。
高め合える関係 → ◎ プラスの関係
協力しあえる関係 → プラマイゼロの関係
足を引っ張り合っている関係 → × マイナスの関係
一緒にいる方が、一人でいるより、負担が大きく、成長できないのであれば、単独登攀のほうがおススメです。
トップロープフィックスで登れる岩場を確保しましょう(笑)。