2021/06/10

開拓のリアルとインスタ映え?

 ■舞台裏が見えないのがいけないのでは?

私はインスタは飲食店ではないので、興味がなく、しないのですが…ツイッターもしないです…なにしろ、情報伝播とかムーブメント作りが狙いではない…ブログは内省が主たる狙いです。

しかし、FBで最近、女性が自分のセルライトとか、醜い部分を自撮りして、加熱する嫉妬の嵐… 自己顕示欲の競争を鎮火しようとしている様子が流れてきた…。

また、開拓者で有名な東さんが、開拓者は報われないと語っていました。そういえば、この写真の小山田さんもそう語っていました…

私も故・吉田和正さんのビレイヤーでしたし、米澤さんの手伝いで、多少は開拓の苦労には近いところにいたかもです…九州は岩場はいっぱいあるけど、すぐ苔でいっぱいになるんですよね。

で、一般クライマーのみんなは美味しいところ、かっこいいところだけしか見ないと思いますが…


これをするためには、これが要るんですよ。



ロープにぶら下がる知識と技術がないと、苔おとしもできないですよね。だから、技術的に無知なボルダラーとかジムクライマーはできないで、アルパインのクライマー上がりばっかりが開拓クライマーにならざるを得ないってことなんでしょう…

でも、そうするとアルパインの人はそんなに登れませんから…。課題の中身、成り立ちが、アルパインの思考体系に則ることになる…50mで3級1本、4級2本、5級3本、みたいな?

そこまで極端には現代はしないとは思いますが、安全は後回しになってボルトルートの意味がなくなるかもしれません…

あ、話がそれましたが、舞台裏のほうが大変なんだよ、って話題です。