2024/11/30

【クライミング心理学】山ヤ(ナルシスト)の虚構を暴くと、敵認定されます

■ アメリカではナルシストが大量生産されているらしい…

たぶん、日本はアメリカの30年遅れなので、日本も同じパターンをなぞっているということなのではないですかね??

これはアメリカから流れてきたFBの引用ですが… 

どうも、ナルシストによる虐待、というのは、米国ではかなり頻繁に起きているみたいなのです。

■ 以下引用

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 Caught the Narcissist in a Lie? Now You’re the Enemy 

Once you expose a narcissist’s lies, the mask slips—and they’ll never trust you again. Why? Because their entire world is built on deception, control, and manipulation.

Behind The Mask: The Rise of a Narcissist takes you deep into the mind of a master manipulator. This gripping novel uncovers the lies, tactics, and destruction narcissists leave in their wake—and what happens when someone dares to see through the facade.

 Discover:

・How narcissists craft their web of lies and manipulate those around them.

・The devastating impact on their victims—and how they fight to break free.

・The hidden truths behind their charm, grandiosity, and emotional abuse.

 Behind The Mask isn’t just a story—it’s a mirror to the experiences of countless survivors, offering validation and understanding to those who’ve lived through narcissistic abuse.

Don’t let their lies control you. See the truth for yourself.

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ーーーーーーーーーーーーーーーDeep L による翻訳
ナルシストの嘘を暴いた?今、あなたは彼らの敵 

ナルシストの嘘を暴くと、仮面がはがれ、相手は二度とあなたを信用しなくなる。なぜか?彼らの世界全体が、欺瞞、支配、操作の上に成り立っているからだ。

嘘、戦術、破壊を暴き、誰かがあえてその仮面を見破ったときに何が起こるか?

 発見せよ:

1)ナルシストがどのように嘘の網を張り、周囲の人々を操るのか。

2)ナルシストが被害者に与える壊滅的な影響と、被害者がそこから抜け出すために戦う方法。

DeepL.com(無料版)で翻訳しました。
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■ ナルシストによる虐待 山バージョン

アルパインクライミングの、ナルシシズムの世界は、何か胡散臭いというか、

 1)嘘で塗り固めた実績
 2)上下関係などによる、支配とコントロール、
 
です。具体化すると?

 1)嘘 = 例:一升瓶担いで阿弥陀北稜、例:白亜スラブ、例:栗城劇場
 2)支配とコントロール = 先輩・後輩、山岳会での新人への操作的待遇、ネット配信を伴う善意の偽装

です。

嘘というのは、〇〇北稜とか、ルート名がかっこいいだけでなんかすごい、みたいな感覚です。

また、山行の内容を、詳しく語らない、など真実を伏せる、ということも含まれます。

例えば、エイドで登ったことをエイドを出したと書かなければ、誰でもフリーで登ったんだと昨今は常識的にそう判断してしまいます。

なので、嘘という積極的虚構だけではなく、いうべきことを言わない、という消極的な虚構も含まれます。

ルート名とグレードだけで判断するのは危険です。

特に、山の難易度について無知な一般大衆は、標高だけで安直に騙されてくれます。

これは、NHKですら、やっています。NHKでサフィラが放送されたときにも、グレードの解説がなかったので、もちろん、D15はすごいのですが、例えば、昨日ドライツーリングを始めた人はD5からスタートですので、そのような情報があれば、D15ーD5で、10ランクも違い、いかにすごいか?ということが分かりやすいですし、じゃD5から始めてみようか、という人も増えるかもしれませんが、放送番組というのは、教育を目的にしているわけではないので、そういう情報はなしに、ただグレードが教えられるだけで、結果としては、”なんやらすごいらしい”程度の粒度の荒い理解になってしまいます。

(あとでギンちゃんのYoutube対談を見て、すごさをあおっていないで、逆だったので好感しました)

一般大衆が、興味もない山の世界のグレーディングに無知だったり、関心が薄いための勝手にすごいと誤解するのは、ほほえましいレベルなのですが、昨今は有識者である山岳会も理解できないです。

それどころか、クライミング界の唯一のマスメディアである、ロクスノすら理解できないのです… 

アルパインクライミングに関する無知、ここに極まれり、です。

そこで、今の大手マスメディアで流されている山岳情報の大半が、

  大げさなガセ 

に近いことになっています。

例えば、事例として、以前、デナリの山岳滑降のNHK特番があります。一緒に見ていたら、師匠が、「一番難しいルートを登ったことになっているけど、2番目に易しいルート」と指摘していました。そりゃ、スキーを担いで上がるんだから、クライミング要素ばかりの一番難しいルートは、登れなくて当然です。しかし、NHKがしれッと嘘をついて報道しているのです。

昔の人は、山岳会で、山に対する礼儀、として、

 一番長くて顕著な尾根から登り
 すべての尾根を登り終えるまで、その山を知ったことにならない

という教え方でした。尾根一つ攻略するだけでも大変で、私はナメラ沢でやっていたのですが、派生尾根が3つあるから、その派生尾根を3つとも済ませないと終わったことにならないので、これで山行3回はやらないといけません。(ああ忙し!)

こんな風に山が成長していくのが、アルパインクライミングの楽しさ、でした。少なくとも私にとっては。

だから、九州では、尾根と谷をくまなく歩いた米澤先生のことは、お会いする前から尊敬していました。そのほかの誰も、このような山をやっていた人はおらず、九州のクライマーは、ほとんどが、実力誇示派のナルナルちゃんだらけのような気がしました。

そうしたクライマーのビレイを期待されているのが、女性クライマーで暇な人、ってわけです。

私はフリークライミングも外ボルダーも、分からないので、ただ、相手は善意だった、つまり作法が違うのかもしれませんが。

しかし、車もこちらが出して、登るルートも私が選んでやって、それで、私には何が得るものがあるんだろうか…と思いました。

私がナインを登り貯めたいという自己流の成長戦略を持っているのに、無理やり落ちざるをえないようなグレードに取り付かされ、しかもそのボルトが40年物では…それで落ちて死んでも、自己責任で片付けられますが、それこそ新田次郎の小説化できそうではありませんか?で、エライ嫌な目に遭いました。これは被害妄想ではなく、起ったことです。

これはフリークライミングのレベル…基本、落ちても死なない前提…で、起きただけでなく、アルパインの領域である、沢も同様でした。具体的には、ボルトが打ってある祝子川を、「スポーツクライミングみたいな沢」と言って、たったの2名で行くように、勧めてきた山岳会のリーダーがいました。しかし、そのような沢って、アルパインクライマーだったら、基本的に価値がない沢とみなす、と思います。

しかも、沢って一年中水がかかっているわけですので、そのような場所に設置されたボルトというのは、”安全”を意味するのではなく、その逆です。いつ抜けてもおかしくないロシアンルーレットを意味します。なので、そもそも、リスクを自分で考えるという作法自体が、山岳会の教授法から欠如している、ということです。

さらに言えば、沢で2名ということ自体が、相当なリスクです。沢登りって山の形態の中では最も危険なものです。尾根ならヘリが来ますが、沢ではヘリすら来ません。

ついでに言えば、2名では密室殺人…意図したものではなく、ミスでも…が可能になってしまいます。もっとも分厚い保険が必要なのが沢登りなのです。

正しい対応は、2名では危険があるので、グループを勧め、沢の技術を一通り、しっかり復習したうえで行け、という助言を与えることでしょう。

さらに、一緒に行くことになっていたパートナーは、アルパインクライミングには最も向かない性格というか…リスクを、ま、いっか…と看過することが確実に行動実績から分かる人…ナルシストはこういう人が多いで。本人は悪気はないので反省はないです…でした。

白亜スラブでの行動は、一般クライマーの予想を上回る稚拙レベルな意思決定でした。50mシングルで来ているときに25mと35mのピッチをつなげば、誰が計算しても10mロープが足りません。そのような計算なしにリードしていたということですし、さらにそれが発覚した後のセリフが…「ロープはやっぱり60だね」では…。60でも足りないです。ここは私が、特別に師匠から教わっていた技術を出して、彼のしりぬぐいを行ったのです。普通の人は教えられていないので、普通のセカンドだったら、ヘリレスキューだったでしょう…

その人は、祝子川のようなゴルジュ主体の沢で、”ゴルジュでは流さないといけない”ことを知らない可能性が高く、そういう人にビレイされると、うっかり程度の浅慮なことで、殺されてしまいます。実際、私はうっかり程度のことで、ビレイで落とされたことがあります。

案の定ですが、別の女性が、私と同様の設定(男女2名の沢)にこの沢に行き、殺されてしまっていました。こちらのリンクに詳細があります。

さて、いろいろと思い出してしまいましたが、このように、

 山業界での情報弱者化

は、著しく、たとえ年を取っていたとしても、山業界に来たての人は、全くの無知をもとに
根拠のない、ポジティブ思考で、山を勧めてきます。ご本人は無知なので、ポジティブな言葉がけをすることについて、非常に無責任な態度であることに自覚そのものがありません。

 大丈夫、みんなだって行けるんだから、君だって行ける

 勇気を出して行ってきな!

こんな言葉をかけてくる人に、悪意がある、と思う人はいないでしょう。それに実際、悪意はありません。あるのは、

 無知

です。

その人も一歩一歩自分の足で、山のレベルを上げてきた、という経験が不足するため、見えているリスクも見えない、という状態なのです。

リスクは、一人一人個別に違います。

こういう風に常にポジティブなのは、”よい子病”の性格なので、フリークライミングのルートでも、「できる、できる!」と取りつかせると思います。それは、本来スポーツクライミングの壁でやらせるやり方です。現代のフリークライミングのルートは落ちても安全、ではありません。

逆に信頼できる山岳経験豊富な人は、相手の経験値が浅いと思えば、Ⅳ級の箇所ですら、大丈夫か?登れるか?と聞いてきます。山梨では私はそのような人と登ってきました。

私の会ではなくても、新人が無知により、無謀な試みをするのを防いでくれるというのが、山岳会の役目で、逆ではありません。

さて、次の要素に進みます。

■ ナルシスストは、大衆の無知を チャンスとみなす

山の世界の無知は、リスクであるのですが、逆にこれをチャンスとみなすのがナルシストです。

というのは、しょぼい山でも、〇〇南稜とかついていれば、大衆を騙せてしまうのです。

昔の山ヤさんは、業績の大小をこちらが分からないのを前提にして、ものすごく高値で業績を売りつけてきます。業績と言うか、自分のことを、高く売りつけるというほうが正しいのですが…

しかし、いくら若いときにすごい業績があっても…、

今、歩けないし、登れないのでは??

■ 山の世界で、ナルシストの害から逃れるコツ 

その1)過去の栄光を語りたがる

”ナルシスト”というところを、”ペテランクライマー”と呼び変えてもいいかもしれないんだが…

私の山岳会の経験で、信州大学卒だった先輩がいたんだが…その先輩は、一言も俺はすごい、俺は昔5.13登った、とか言わなかった。一方、逆にその先輩にリードしてもらわないとどこにもいけないメタボの先輩は、山の自慢話ばかり…。

で、一緒にいるのが大変なくらいだった… なんか心理カウンセラーの傾聴能力は、そういう人相手には、火に油を注ぐ気がします。

教訓: 過去の栄光に傾聴してはいけない

2)無謀と誰でも認知できる計画を言ってくる

ある日、トンデモな内容の山行が、新人のため的な口実で計画されたのですが…それが、「一升瓶担いで阿弥陀北稜」でした…。

前述の、「2名で祝子川」と同じですね。

阿弥陀北稜の時は、私は出しに使われた!という認識がありましたが、その先輩、念のための予備で、別の新人のM野君も、だしに使っていたんですよね…。私は当時の師匠の鈴木さんのおかげで、難を逃れましたが、後でM野君の書いた報告書を見たら、ひどい目に合っていました…。

3)技術的に全く進化を辞めてしまっている

このように、ナルシストの方は、「自分で自分はすごい」と相手が聞いてもいないことをわざわざ言ってきます。専門用語で、ラブボミング、というのをやってきます。つまり、エサを撒きに来ている。

しかし…、

ベテランだ、ベテランだ!という割に、なんか使っている技術が、しょぼい。正確に描写すると、

 ベテランというよりは、旧態依然

というほうが正しい場合、要注意です。

アルパインクライミング界も進化しています。いつまでもⅣ級A1ではないですよね?

その様子は、トップのアルパインクライマーの山の様子に描かれています。私は個人的には、スーパーアルパインとか、ニューアルピニズムと呼び、昔のエイドクライミング主体のアルパイン技術とは、別の技術として、教えたほうがいいのではないか?と思っているのです…。

というのは、手袋では、岩を登らないです、もはや。前提になっているクライミング技術が全く違うのではないかと思います。

■ 現代アルパインを登るには、ミックスのテクニックは必携

現代のアルパインが、ミックスクライミングが前提ということは、

 「アルパインクライミングの基礎力はフリークライミングです」

という教え方は、もはや古いのではないでしょうか?

もしかして、正しいのは

 「現代アルパインクライミングの基礎力は、ドライツーリングです」

というのが、正しいのではないでしょうか?私はテクニカルルートは昇天しか知りませんが。

荒船・昇天のようなミックスでグレードを上げていくことが、強いアルパインクライマーに育っていくための基礎的要件のような気がします。

そういうわけで、ギンちゃんのサフィラはアルパインのトップクライミングの可能性を証明する技術的根拠になるかもしれません。

さて、以上が山でペテランに引っ掛からない方法のまとめ、です。

1)過去の栄光
2)無知による無謀な計画 無謀とすら気が付くことができない
3)技術的進化の停止

です。これらの行動の原因となるのは

1)情報弱者化
2)共感力が希薄
3)やってはいけないこと、vs 欲 で、欲が勝ちやすい 自己顕示欲に負けやすい
4)責任感 vs 快楽 では、快楽に流されやすい

という特性があります。基本的に存在しないのが、責任感、です。

周囲全体をも無知なので、自分の頭で考えることができる側のほうをみなと違うから、間違っていると指摘してしますので、結果として、ガスライティングされることになります。

山は、みんなと同じでは生き残れません。自分で考える力が必要です。

周囲と同じであるか?ないかで、うちらはOK、あなたはNotOKと判断されると、ほとんどすべての人が、自分の判断力を疑うことになります。

考える力を奪われること、はクライマーとして、最もよりどころとする能力を疑うことですので、非常に弊害が大きいです。クライマー人生の終わりを意味する人もいるかもしれません。

自分のほうが間違っているんじゃないか?という自己嫌疑が、ガスライティングです。

いいえ、100人中99人がそう言っても、あなたは間違ってはいません。

死んだら一巻の終わりです。何か言ってくる人には、死んだら責任取ってくれるんですか?と聞きましょう。

こうした無知によるアルパイン”ペテラン”クライマーのアドバイスを聞いて登ったりし、それで、あなたが死んでも、誰も責任は取れないのです。

祝子川で死んでしまった女性は、どれほどの無念だったでしょう… 九州では、北鎌尾根程度で、仲間を墜落死させてしまうようなレベル感です。

厳しい山がそもそもないので、自然界を舐めている、という文化土壌…実感で支えられている…があります。例えば、昨日、山を始めました、というおじちゃんが、ワイドのクラックをデブのおばちゃん登山者に君も行ける!と根拠も希薄に励ます、という文化土壌です。これは、十坊岳で見聞きした事案です。危険だと思ったので制止しましたが、自分は初めてこの山に来た、と言っているおじさんでした…。太っている人にとってはクライミングはかなり難しい行為です。

こうしたナルシストの被害に遭うと、自己嫌疑により、苦しくなることがあると思いますが、そのような方は、ご相談ください。

殺されかけた怒りを自己に向けると、うつ病の発症になります。

怒りの適切な処理が必要です。

当方、だいぶ知見が蓄積し、回復への道のりも見えてきました。


           ここはビレイが難しいので、初心者には向きません
          5.12登る奴でも、ロケーション的に怖いルートでした