2024/07/27

【近況】やっと小屋入り サイハテ感あり

 ■ 交通機関の乗り継ぎがサイハテ感を生み出す素なのか?

大阪から、サンダーバードで大日岳に入りましたが、いや大阪からは遠い。

大阪市営地下鉄→環状線→サンダーバード→北陸新幹線→富山電鉄→ケーブルカー→バス→徒歩40分→(前泊)

前泊地 → かなりアスレチックで鎖場などもある北ア的登山道 4時間のコースタイムのところザックが重くて、7時間(汗)

という経過をたどり、やっと入山しました。いや~、ザックが重かった。

計っていないので分からないのですが、体感15-6kgと思うのですが、数年分のリハビリが積みあがっている状態なので、すごく筋力が低下しており、そこへ思わぬプール熱で消耗しており、しかも、道が… こりゃ~ボッカさんは歩いていないなって道でした。

同じように見える道でも歩荷が歩いている道は、ほとんど体位を崩さないで歩ける感じに細かく踏みあとが付いている。でも、この道は北アのアスリートな飛び石登りを前提にしている感じでしたので、ザックが大きく、体が降られる登りが許されない重さの場合、かなりシビアでした…私の体重を50Kgとすると、15kgって3分の1くらいありますから、そうなると、振られるのが大変になります。

というので、4時間のコースタイムでしたが、7時間もかかりました。その分、休み休みいったので、とっても景色がきれいで楽しめました☆

称名川がいかに地形を削ったか?を眺めながら歩く、天空の回廊でした。

ジオパーク的な関心がある方に大変おすすめの道でした。


■ この日の危険予知

1)登山道のロスト

一か所、古いトラロープの箇所があり、そこは、ガレと登山道が合流するのですが、そこで登山道は元来た方向に屈曲するので、それを知らないと、ガスっていたり、初めて通ると、前進する方向から、転換するのが難しく感じる人がいるかもしれません。

2)飛び石的

また小屋泊前提の軽い荷なら気にならない飛び石歩きも、歩荷があると、体が振られることが許容しづらくなるので、飛び石が必要なスキルのメインの道で、歩荷は、体幹が強い人限定かもしれません。

3)両手が必要な登り

鎖も出ている箇所があり、多少クライミング的な能力を要するので、基本的に荷が重いとムーブを起こしづらく、正対でそのまま上がることになり、ムーブを出して楽にする、ということはザックが重いとしづらいです。

4)トラバース

トラバースがメインで、まぁ、道幅は体の幅くらいあるので、落ちることは考えにくいですが、仮に落ちると、まぁ何百メートルか、サヨーナラーとなる感じかな…。と思ったので、これはヘルメットあってもいいかなと思いました。まぁヘルメット会って助かるレベルの転落ではないかもですが。ストックは必携です。傾斜がある箇所、両手を使って登る場所は、ところどころでした。

5)すれ違いざまの転落

80代の高齢者の団体ご一行とのすれ違いが予見できるときに、すれ違いやすいところですれ違いのために小休止したら、トラバースの斜面で動かないので、声をかけて大きく開けてもらったのですが、その大きく開けるときに、通行者の後ろに「ライチョウがいる」とかいうのです。それで振り向いて、ザックが他の人に当たり、そして落ちる、というのが、危険予期できないのかな?と思いました。

6)谷側によけるすれ違い

同じくすれ違いで、谷川によけてくれて、どうぞ、とか言われても…(汗)。そこ、めっちゃ危ないですよ、と指摘して、より安全なほうによけてもらいました。

一般登山者は、10年近く前の以前の様子と、まぁ変わらない感じでした。