2024/07/28

【クライマーの国際事情】行き過ぎた個人主義=文化の喪失、精神性の喪失

 ■ 米国不法移民問題と中国人が日本の神社仏閣を爆買いというニュース

アメリカで、トランプが台頭したのは、行き過ぎたグローバリスムのため。不法移民が増え、米国人の米国人らしい生活が脅かされるということが、問題視されるほどまで、不法移民の量が増えたということなんですが…

日本では、合法的な経営者ビザできた中国人の爆買いが同じ問題となっています。

https://globalstream-news.com/240727-2/?utm_source=newsletter&utm_medium=link&utm_campaign=240727

今回の大統領選は、米国を形作る、その根幹にある価値観をめぐる闘争になるそうです。

アメリカへの盲目的な追随で国を作ってきた日本にとっては、アメリカのかじ取り次第で、自分たちの将来像も異なることになるかもしれません。

A)国民国家の理念を否定し、世界統一政府を目指すグローバリスト=現民主党政権

 OR

B)建国憲法の原点に戻り、信仰と自由に基づく国

この選択をアメリカ国民に問う大統領選… 

まさに歴史が作られる瞬間を見ることになりそうですね。

■ 日本を振り返ると?本当に外国人は日本のためなのか?

すでにコンビニは外国人の店員さんだらけになり、大阪には日本語が通じない中国人街がすでに生まれており、

 日本人がやりたがらない仕事を外国人に押し付ける

という形で進んでいる日本の外国人居住は、この調子でいけば、手痛いしっぺ返しをこうむることになりそうです…。

本当に日本のためになるのか?という点で、問題が浮かび上がってきています。

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この米国の不法移民の問題は、日本にも共通していると思います。

最近、日本でも移民問題が市民生活に大きな影響を与えています。もっというと中国資本をはじめとする外資による日本の資源や企業の株の買い占めに加え、我々の身近な神社仏閣までが買収されている実態があります。

 インバウンドに加えて経営・管理者ビザを持った中国人がこれ以上大量に流入し、彼らが数の上で多数を占め、近隣の水源や神社仏閣まで取られてしまうと、我々日本の市民にとってはあたかも「租界」、中国人コミュニティが日本各地に点在し、我々の権利が及ばない彼らだけの「治外法権」が出来上がっていく。こんな近未来が見えています。

中略

今の日本の仏教界や神社庁が腐敗しているといっても、共産主義国の拝金主義がやってきたらひとたまりもありません。魂ごと売り渡して先祖代々の墓も祀りも終わってしまうでしょう。

日本は魂ごと拝金主義に負けるのか?日本人の意地はないのか?なぜ日本の市民だけが税金の恩恵を受けずに、無策な政府に納税し続けなければならないのか?

ーーーーーーーーーーーーーーー 上記サイトより引用

■ 地域の人々が移住者に期待する要件をすべて満たしている… のは誰?

実は、過疎の村に移住を検討したことがあるのですが… 

ローカルの人の期待が大きすぎ、掛け違っていることが、あらかじめ、分かる感じでした。

地域の人の期待は大きく、とても移住者には、できないような大きな期待があります。魂を売るではないですが、その地域に骨までうずめるつもり…すべての財産をなげうって土地を買ってほしい、先祖の墓を守ってほしい、田畑を守ってほしい、地域の活動に参加してほしい…、これまでと同じやり方を続けてほしい、たとえ間違った方法でも… 

つまり、平たく言えば、移住、本気度を示せ!みたいなことになってしまい、そうできないと地元が受け入れない、という問題があったりしました。

https://youtu.be/3kFE5k8EHmM?si=W32HXqfmrx9MHQ34

救世主を求める… そんなところが疲弊した地域には必ずあります。

気づかぬうちに他家の墓守をさせられてしまうという問題も…。日本では、地域の人の特殊な地域ルールに、普遍的だったり常識的だったりする考えは、合理的な話が通じないという問題もあり、それはそれで問題です。しかし、その問題?を放置しているとどうなるのか?と言えば、世界的な視野で見て、より厳しい立場に立たされている人々…祖国を追われた人々が、その場所に入るのです。

日本人同士でも、移住者に嫌われてしまう、過去の遺物に囚われた、過疎の村がでてきており、そんな中で、外国人がとても親切だったりすると? 都会からの移住者に嫌われてしまった村では、何が起きるか?
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中国人が宗教法人を買う理由

1)宗教法人の代表は通常の営利法人よりも帰化申請が通りやすい

2)日本に永住したいと考えている

3)母国での財産没収の不安

4)母国での医療事情が脆弱

5)母国で言論が不自由

6)子供の教育を中国では受けさせたくない

7)習近平政権下における徹底した愛国教育が不安

8)自由に学べる日本で子供を育てたい

https://gendai.media/articles/-/131074?page=2 より抜粋引用

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多分、これを中国人と知らず、聞いたら、どれも日本の過疎の村の人は、好ましく思うのではないでしょうか?

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1)宗教法人になると、地域に浸透しやすい

2)その地域に永住したいと考えている

3)生まれ故郷での財産は、すでに負動産になっている

4)生まれ故郷での医療事情が脆弱

5)生まれ故郷で、しがらみが多い

6)生まれ故郷では、子供に教育を受けさせたくない

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日本人同士の地域移住が上手く行かない理由を、ガマンできる、乗り越えられるシビアな現実を背負っている=ババが引ける、のが、

 母国が政情不安定な国の外国人=難民

ということになるのかもしれません。

そんな理由で、日本が日本でなくなってしまう日が来てしまったら、それは、祖国を乗っ取られたと言えるのか、むしろ、日本人自身が、祖国を捨てた、ということにすぎないのかもしれません。

だってその、日本人が誰もやりたがらないコンビニバイトだって、そのバイトで食えるなら、やりたい人はたくさんいます。

農業の後継者にせよ、コンビニのバイトにせよ、あなたが親だったら?子供にやらせたいです?

親ならやらせない、というのは、その仕事はババって意味です。なにせ、おいしい仕事NO1な仕事…例えば、歯科医とか、過剰供給中です(笑)。

例えば、コンビニバイトなら、川上村に移住したいクライマーなど、もしその賃金で、たとえ貧しくても、いくらかでも生活ができるなら、日本人の若者だって、やる人がでるでしょう。でも、生活できないから、その仕事に魅力がないから、仕事に就きたがらないわけです。

その仕事を日本人の短期的にバイトしている若者にも魅力があるような内容にしてこなかったという…無策が重なった結果が、日本の外国人労働者の実態なわけです。

給与の面で報われないというのは、要するに経済成長していない、という意味です。

高い教育を受けた人がコンビニバイトをしたくないのは当然の帰結です。高い教育を受けた日本人の若者に適した仕事の内容にしてこなかった、という社会的失策の結果で、

  若者が根性がない

という問題に帰結すべきではない…。

なぜなら、外国人労働者だって、彼らには引くに引けない祖国の事情があるから、ガマンしているだけであって、その制限が取れたら、つまり、日本人に帰化できたら、ガマンはしなくなり、次の”犠牲者”を求めるだけだから、です。

アメリカで見ました… 移民一世は、身を粉にして、自分の子供に同じ思いをさせないために、他のアメリカ人の3倍頑張って給料は半分…その頑張りがアメリカという国を作ってきたのです。

今まで、その移民一世の立場を日本国内で担ってきたのは、女性なのかもしれません。男性の3倍働いて、給料半分って、ん?どこかで聞き覚えがあるぞ?って感じです。

そんなアメリカみたいな弱者を強者が搾取する国に、日本もなろうとしてしまった…うっかり…みたいな現在地。

それもこれも、私たちはこのような国です、〇〇な国です、と自己主張ができないため、つまり、国としてのアイデンティティが欠如しているため、なのです。そのアイデンティティを何も言わなくても察してほしい…という甘えが、今の状況を作っているような気がしてなりません。

ひいては、それは、GHQ憲法から日本オリジナルの憲法に脱皮できない…、という日本人の在り方の問題。

アイデンティティをあいまいにしたまま、なんとなく、許されて生きたい、みたいな日本の自尊心の低さが表れているようで、とても残念な実態。

…ということを考えてしまったグローバルストリームニュースだったのでした。

        初日にもみたけど雷鳥さん