■ パタゴニアから声明文
パタゴニアから声明文が出ていた。
ジャンボさんからの文章がこれだ。
https://www.climbing-net.com/general/patagonia_2306/ より引用。
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クライマーは山や岩に登るべきラインを見いだす。その過程の中で、多かれ少なかれ自然に手を加えることになる。
クライマーのエゴ? でもそのおかげで豊かな 時間を過ごせるし、そのフィールドに対してより 深くコミットできるようになる。
であるならば、そのエゴに対して責任を持とう。フィールドを守るのはもちろんのこと、僕た ち自身のクライミングは未来のクライマーに審判を下されるのだと肝に銘じたい。
想像力を駆使して、五十年後に輝く行動をしよう。クライミングは、時代を超えて同じ喜びを共 有できる唯一無二の存在なのだから。(横山勝丘)
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■ 小学6年生に分かるように言わないと分からないんですよ…
うーん。 この文章で、意味が分かる人は、たぶん、現代のクライミング界にはいないのではないだろうか?年配のクライマーも含め…。
クライマーは岩場に手をくわえる = ピトンを打ったり、ボルトを打ったりすること
という1対1対応がたぶん、想像力の欠如で発想できない。
・現代クライマーは、ジムクライマーなので、ラインを見出すとか意味が分からない。
・その上、プロテクションを自作するクライミングをまったく知らない。
手を加えることはエゴである= ピトンを打ったり、ボルトを打つことはエゴである
と文意ではなるんだが、たぶん、ここが最大に理解できない。
エゴとはなんだ!開拓して、クライミング界に貢献してやってるんだぞ!俺は!
と真逆の発想をしていそうである。
ならばエゴに責任を持とう=打ったピトンやボルトに責任を持とう!
と文意ではなるが、
ピトンやボルトは自分のために打てば、あとは永久放置してよいと教わったぞ?おれは!
後世のやつは、おまえら、自分で勝手に登れよ、
と思っていそうである。
しかし、ここまで文意を解釈すること、そのものができない人がたぶん9割なので、
ん?何やら格調高い言葉を言っているような感じだが、なんのことだろ?俺わかんね!
で終わってしまっているというのが、結局、現状なのではないだろうか?
AIに分かりやすくリライトしてもらわないと、クライマーには通じません(笑)。