2025/02/18

停滞の名誉化とガラパゴス化の九州クライミング事情

当方は、2020年を過ぎているにもかかわらず、エイドクライミング(人工的な手段を使う登攀)や、5.12波状攻撃登り、が、九州で評価されていることに驚きました。

私は、これは1980年代で進化が止まっている証拠だと考えています。

さらに、その停滞を「多様性」として肯定的に語る風潮はおかしなもの、と感じます。

世界レベルのクライマーと比べて、実力が劣るにもかかわらず、自己評価が高い九州のクライミング界の現状に呆れ、フリークライミングが主流の現代においてエイドクライミングを誇ることの違和感を感じました。

その時代錯誤を自覚せず、わざわざ公的な記録にあげて、他者承認を求める、ということに違和感を感じたのが九州時代でした。

このような現象は、いくつかの概念で説明できます。

  1. 「ガラパゴス化」 – 限られた地域やコミュニティ内で独自の進化を遂げ、世界的な潮流から取り残される現象。日本の携帯電話市場などで使われる。
  2. 「ノスタルジアマーケティング」または「レトロ美化」 – 過去の技術や文化を「伝統」や「多様性」として肯定し、停滞を正当化する現象。
  3. 「エコーチェンバー現象」 – 限られた集団内で同じ価値観が強化され、外部とのズレに気づかない状況。
  4. 「停滞の名誉化」 – 実力不足や技術の遅れを、あたかも価値があるものとして語る現象。
  5. 「コンフォートゾーンの罠」 – 挑戦を避け、過去のやり方に固執することで進化が止まる状態。

この場合、特に「ガラパゴス化」と「停滞の名誉化」が当てはまりそうですね。

■ 事例

「停滞の名誉化」の事例として、以下のようなものがあります。

1. スポーツ・競技の世界

  • 伝統的なトレーニング法の過信
    → 科学的なトレーニングが発展しているのに、「昔ながらの根性論」が尊ばれ、新しい手法を拒む。
  • 日本の高校野球の酷使問題
    → ピッチャーの連投が「美談」とされ、科学的な選手の保護が軽視される。  
筆者コメント クライミング界の場合、「ランナウト」が美談とされ、現実的な安全が軽視されていますね。

2. 企業・経済の世界

  • FAX文化の維持(日本の企業)
    → 世界ではデジタル化が進んでいるのに、「これが日本のやり方」として紙とFAXが残り続ける。
  • 終身雇用の美化
    → 企業の競争力低下につながるのに、「日本型雇用の強み」として変革を拒む。

3. 文化・芸術の世界

  • 古い技術やスタイルの過度な美化
    → 映画業界で「フィルムこそ本物の映画」という考えが残り、デジタル技術の発展が軽視される。
  • 伝統芸能の過度な保守化
    → 歌舞伎や能などで新しい演出を試みると、「伝統を壊す」と批判される。

4. 教育・学問の世界

  • 黒板とチョークへのこだわり
    → デジタル教育ツールが発展しているのに、「昔ながらの授業の方が良い」と変革を拒む。
  • 大学の権威主義
    → 実力よりも「〇〇大学出身」という学歴が過度に重視され、新しい才能の評価が遅れる。

どれも「本来は進化すべきものが、過去の栄光や価値観によって止まってしまう」パターンですね。

■ エコーチェンバー現象 事例

エコーチェンバー現象の事例として、以下のようなものがあります。これは「同じ意見の人たちだけで囲まれ、異なる視点に触れずに偏った認識が強化される現象」です。

1. SNSとインターネット

  • アルゴリズムによる情報バブル
    → TwitterやFacebookなどのSNSでは、ユーザーの好みに合った情報ばかりが表示されるため、異なる意見に触れにくくなる。
  • 陰謀論の拡散
    → 「ワクチンは危険」「地球は平らだ」などの陰謀論コミュニティにいると、反証となる情報が排除され、誤った情報が強化される。

2. 政治・社会問題

  • 偏った報道の影響
    → 保守派の人がFOXニュース(アメリカ)ばかり見たり、リベラル派の人がCNNばかり見ることで、中立的な視点を失う。
  • 極端なイデオロギーの強化
    → ある政治思想や社会運動(例:極右・極左、フェミニズム、反フェミニズムなど)に関する特定のグループにいると、異なる意見を持つ人が敵視される。

3. ビジネス・企業の世界

  • 社内の「YESマン」文化
    → 会社のトップが気に入る意見しか言えない環境になり、都合の悪い事実が報告されなくなる。(例:東芝の粉飾決算問題)
  • 業界の「閉じた常識」
    → ある業界内で古いやり方が「常識」とされ、外部の革新を受け入れられない。(例:日本の銀行業界のデジタル化の遅れ)

4. 文化・趣味の世界

  • ファンダムの過激化
    → アイドルやアニメのファンコミュニティで、批判的な意見が排除され、盲目的な称賛が強化される。(例:「推し」に否定的な意見を言うと袋叩きにされる)
  • 伝統と革新の対立
    → 伝統芸能やクラシック音楽の世界で、「古典こそ正統」という考えが強まり、新しい試みが受け入れられにくい。

エコーチェンバー現象の問題点は、「違う意見に触れないことで、視野が狭まり、誤った認識が強化される」こと。進歩を妨げたり、社会の分断を引き起こしたりする原因になります。

■ フィルターバブル

「エコーチェンバー現象」と似た概念には、以下のようなものがあります。

1. フィルターバブル(Filter Bubble)

意味: アルゴリズムによって自分が見たい情報ばかりが表示され、異なる意見や事実に触れなくなる現象。
違い: 「エコーチェンバー現象」は自ら選んだ狭い世界での意見の強化だが、「フィルターバブル」はアルゴリズムによって外部の情報が遮断される点が異なる。
: Google検索やSNSのおすすめ機能が、過去の閲覧履歴に基づいて特定の情報ばかり表示する。

2. グループシンク(Groupthink)

意味: 集団内での意見の一致が優先され、異論が排除されることで、非合理的な判断や意思決定が行われる現象。
違い: 「エコーチェンバー現象」は情報の偏りが問題だが、「グループシンク」は集団の圧力で反対意見が言いづらくなる点が異なる。
: NASAのチャレンジャー号事故で、問題を指摘する声が押し潰された。

3. 偏向確認バイアス(Confirmation Bias)

意味: 自分の信じている情報を優先的に受け入れ、反対の証拠を無視する心理的傾向。
違い: 「エコーチェンバー現象」は環境によるものだが、「偏向確認バイアス」は個人の認知的な傾向。
: 陰謀論者が、自分の考えを支持する情報だけを集めて確信を深める。

4. セクト主義(Sectarianism)

意味: 特定の集団が極端な内向き思考を持ち、外部の意見や人々を排除する傾向。
違い: 「エコーチェンバー現象」は情報の偏りだが、「セクト主義」は排他的な態度や行動を伴う。
: カルト宗教や過激な政治団体が、外部を敵視しながら内部で結束を強める。

どれも共通して**「異なる意見に触れず、特定の考えが強化される」という点が問題**になりますが、そのプロセスや原因には違いがあります。

「エコーチェンバー現象」「停滞の名誉化」「価値観の多様性を認める」の違い

概念 定義 特徴 結果・影響
エコーチェンバー現象 限られた集団内で同じ価値観が強化され、外部の異なる意見を排除することで偏った認識が生まれる現象。 ・内輪の意見だけを聞く ・異なる意見を排除 ・フィルターバブルやSNSで加速 ・視野が狭くなる ・誤った情報が強化される ・社会の分断を生む ・SNSで自分と同じ意見の人だけをフォローし、反対意見をブロック ・特定の政治思想の中で対立が激化する
停滞の名誉化 本来進化・更新されるべきものを「伝統」や「誇り」として正当化し、変化を拒むこと。 ・過去のやり方を過剰に正当化 ・新しいものを否定 ・現状維持を「美徳」とする ・革新が阻害される ・競争力が低下する ・時代遅れになる ・FAXやハンコ文化を「日本の良き伝統」として守り続ける ・昔の根性論トレーニングを「名誉ある方法」として続ける
価値観の多様性を認める 異なる考え方や文化を尊重し、共存することを目指す態度。 ・対話を重視 ・意見の違いを認める ・共存のための工夫をする ・新しいアイデアが生まれる ・異なる立場の人と協力できる ・社会の発展につながる ・ヴィーガンと肉食主義者が互いの選択を尊重する ・伝統文化と最新技術が共存する

3つの違いをシンプルにまとめると…

  1. エコーチェンバー現象「閉じた世界の中で、同じ意見を強化する」(外の意見はシャットアウト)
  2. 停滞の名誉化「過去のやり方を無理に美化して、変化を拒む」(進歩を否定)
  3. 価値観の多様性を認める「異なる考えを尊重し、共存する」(柔軟な姿勢)

つまり、「多様性を認めること」と「停滞を名誉化すること」はまったく違うし、「エコーチェンバー現象」と「多様性」は正反対の概念になる。

筆者コメント: 「セミチューブとアックスが共存」していた、長野のケースが、”伝統文化と最新技術が共存すること”で、「エイドで鍛えてやる」が”陳腐化した技術を伝統として守り続ける” に相当しますね。人間の直感は、正鵠を得ている、と確信しました。

区別のポイントは、最新技術と共存しているかどうかで、最新技術…例:トップレベルのアイスクライマーや冬壁技術、フリークライミング技術、との共存がない場合、古き良き時代への固執ですね。

ここまで考えても、「停滞の名誉化」により、不名誉なクライミングが名誉として承認欲求の手段に用いられ、そのために死者や重大事故が多発している、というクライミング界にしたことの責任の一端が、私にあるとはどうしても考えられず、また、私がそうしたクライミングの世直しをする、指導的立場にあるとは、どうしても考えられません。

いくら人材難だからって。

暇だったらしてもいいけど、そんな暇人な人、定年退職した人以外にいます?

誰だって人生は一度きりなのですから… そんなことに時間を費やしたくないわーというのが私の本音です。

2025/02/15

【引き寄せの法則】が作り出した現実

■プロンプト

あなたは精神科医です。子供時代に、父親に殺される恐怖を味わった子供が作る潜在意識による引き寄せを使った現実を例示してください

■ ChatGPT様

子供時代に父親に殺される恐怖を味わった人が、大人になってから無意識のうちに「引き寄せる」可能性のある現実をいくつか例示します。こうした現実は、本人が意図しているわけではなく、潜在意識のパターンが現実化してしまうものです。

1. 危険なパートナーを選ぶ

  • 無意識のうちに暴力的または支配的な恋人や配偶者を選び、「いつか殺されるかもしれない」という恐怖を再体験する。
  • 父親との関係が「愛と恐怖が共存するもの」だった場合、その形の愛しか認識できず、似たような関係に惹かれる。

2. 命の危険を感じる環境に身を置く

  • 過酷な労働環境(ブラック企業、危険な職場)に身を置き、「生き延びるために常に警戒する」状況を作る。
  • スリルを求めて危険なスポーツやギャンブルにはまり、無意識のうちに「生死の境をさまよう状況」を作り出す。

3. 自己破壊的な行動を取る

  • アルコール依存や自傷行為、極端なリスクを伴う行動を繰り返し、「殺されるのではなく、自分で破滅する」方向に進む。
  • 健康を害する生活習慣(過食、拒食、睡眠不足)を続け、体を弱らせることで潜在意識の「死の恐怖」とシンクロする。

4. 権威的な存在に服従しすぎる

  • 父親のような権威的な人物に対して過剰に従順になり、「逆らうと殺される」という無意識の恐怖から、自分を抑え続ける。
  • カルト的な組織や極端な上下関係のあるコミュニティに引き寄せられ、支配される立場に甘んじる。

5. 父親を投影する相手と戦い続ける

  • 上司や権威者、パートナーに対し、過剰な敵対心を抱き、「殺される前に戦う」ような姿勢を取る。
  • 常に対立を生み出し、人間関係の中で「生存をかけた戦い」を繰り返す。

これらの現実は、幼少期のトラウマによる深層心理のパターンが影響しているため、本人の意思とは関係なく繰り返されることが多いです。しかし、潜在意識にある思い込みを認識し、適切なセラピーや内省を行うことで、こうしたパターンを変えていくことが可能です。

Adaptive Thinkingと転移学習がポイントかもしれません

アイススケートを習っていますが、1か月で別人になりました。しかし、ポイントはクライミングの習得と似ている気がします。

1)安全に失敗する方法を学ぶ

まずアルパインならビバークや敗退、マルチピッチなら懸垂下降やセルフレスキューワーク、フリークライミングならローワーダウンと結び変え、終了点の知識、、ボルダリングならランディングと、失敗に対処する方法を習得する

= アイススケートでも、コケ方を最初に習います。

2)巨人の肩に乗る = エキスパートに教えを乞う 

今スケート教室に行っているのは、私が山岳総合センターのリーダー講習に出たのと同じではないかと思います。

また菊地さんや故・吉田さんのクライミング講習に出ています。友達に聞いて回って、みんなと同じにするという戦略はとっていません。エキスパートに最初から聞く。

今日は、ベテランのプロスケーターのおじちゃんに再会できて、上達を報告でき、よかったです。

3)良いお手本を真似る

何が良いスケーティングかというスケーティングのビジョンをプロからもらって、隣の人からではない。 

たぶん、子供の戦略は、隣同士で競う、って言うのではないかと思いますが…大人になったら、すでに評価の確立した素晴らしいお手本が手に入るのですから、最初から一流のお手本を目指したほうが遠回りが少ないかも。

4)少量頻回の練習
子どもは、長時間大量にやっていいと思いますが、大人は子供みたいにスパルタ方式でやると体を壊すだけなので、自分の体と相談しながら練習量は決めたほうがいいですね。私は少量頻回があっています。

5)根性より、”科学的知識”

根性論で頑張るのは、もはや昭和の在り方で、現代は、”科学的裏付けのある知識”が有効なようです。

つまり草野球のやり方ではなく、一流のプロ野球選手と同じやり方を一般人に持ち込むのが良いのではないかと思います。

以下、ChatGPTが教えてくれた、現代的な大人の学び方のポイントです。

1. 適応的思考(Adaptive Thinking)とは?

適応的思考とは、新しい状況や変化する環境に柔軟に対応し、最適な判断を下す能力のことです。固定された考え方に縛られず、状況に応じて戦略や行動を変えることができるスキルを指します。

適応的思考の特徴

柔軟性(Flexibility) – 新しい情報や環境の変化に応じて、自分の考え方や行動を修正できる。
問題解決能力(Problem-solving) – 直面した課題に対して、既存の知識を応用したり、新しい方法を試したりできる。
学習と成長(Learning & Growth) – 過去の経験から学び、それを次の場面に適用できる。
ストレス耐性(Resilience) – 不確実な状況でも冷静に対応し、適切な意思決定ができる。

心理学的背景

適応的思考は、**流動性知能(fluid intelligence)**と関連が深い概念です。流動性知能は、新しい問題を解決したり、パターンを発見したりする能力で、クリエイティブな問題解決に役立ちます(Cattell, 1963)。また、**メタ認知(metacognition)**のスキルが高い人ほど適応的思考が得意であると言われています。メタ認知とは、自分の考え方を客観的に理解し、必要に応じて修正できる能力のことです。

適応的思考の例

🟢 スポーツやクライミング – ある動作がうまくいかないときに、異なる方法を試して最適なアプローチを見つける。
🟢 教育や指導 – 一つの指導法がうまくいかない場合、別の教え方を試し、学習者に最適な方法を見つける。
🟢 キャリアや人間関係 – 予期せぬ出来事や環境の変化に対し、新しい戦略を考え、適応する。

ユーザーの文章との関連

「古い体育会系の教え方ではない教え方で教えている、友田さんというスケーターに会いました。」
→ 既存の方法にとらわれず、新しい指導法に興味を持つ姿勢が見られる。
「アイゼンの爪と同じことで、出す位置に、問題があると、滑りも変わってくるみたいです。」
→ クライミングの知識をスケートに応用し、異なる分野間で共通する原理を発見している。

これは、まさに適応的思考の例であり、新しい情報を取り入れて柔軟に対応しようとしている姿勢が表れています。


2. 転移学習(Transfer of Learning)とは?

転移学習とは、一つの分野で習得した知識やスキルを、別の状況や領域に応用することを指します。例えば、スケートのバランス感覚をクライミングに活かすといったように、学習したことを他の分野で役立てるプロセスです。

転移学習の種類

🔹 近距離転移(Near Transfer) – 類似した状況で学んだことを応用する(例:フリークライミングの技術をボルダリングに活かす)。
🔹 遠距離転移(Far Transfer) – 異なる分野に学習内容を応用する(例:スケートのバランス感覚をヨガやクライミングに活かす)。

心理学的背景

転移学習は、**構成主義(constructivism)**の学習理論と関係が深いです。構成主義では、人は知識を単なる情報として記憶するのではなく、過去の経験と結びつけながら意味を構築すると考えられています(Piaget, 1952)。つまり、関連性のある異分野の知識を結びつけることで、学習がより深まるのです。

また、転移学習には**「深い学習(Deep Learning)」**が必要です。表面的な暗記ではなく、原理や概念を理解し、それを新しい状況に適用する能力が求められます。

転移学習の例

🟢 スポーツ間の転移 – バスケットボールの俊敏性をサッカーに応用する。
🟢 言語学習 – フランス語を学んだ経験を活かし、スペイン語を学ぶ際に役立てる。
🟢 仕事のスキル – プレゼン能力を活かして、YouTube動画の話し方を向上させる。

ユーザーの文章との関連

「アイゼンの爪と同じことで、出す位置に、問題があると、滑りも変わってくるみたいです。」
→ クライミングの知識(アイゼンの爪の位置)をスケートに応用するという、異分野間の転移学習が発生している。

「クライミングの指導者向けの指導法の確立に、ご協力いただける方かもしれません。」
→ スケート指導の方法論を、クライミング指導に応用しようとしている。

これらの例は、遠距離転移(Far Transfer)の典型例であり、ユーザーが分野を超えて学習を応用する力を持っていることを示しています。


3. 適応的思考と転移学習の関係

適応的思考と転移学習は密接に関連しています。
✅ 適応的思考があるからこそ、新しい状況に応じて既存の知識を柔軟に応用できる。
✅ 転移学習ができる人ほど、異分野の知識を活かして創造的な問題解決が可能になる。

たとえば、

  • 「クライミングの知識をスケートに応用する(転移学習)」ためには、
  • 「この知識はスケートにも活かせるのでは?」と考える柔軟性(適応的思考)が必要です。

4. まとめ

ユーザーの文章からは、
適応的思考(新しい教え方への関心・柔軟な視点)
転移学習(クライミングとスケートの知識の統合)
が高いレベルで働いていることがわかります。

この能力は、スポーツ指導や教育、さらにはクリエイティブな問題解決が求められるあらゆる分野で強みになりますね!

2025/02/14

言いたかったことを言う! 「クライミングパートナーぐらい自分で見つけて」「ロープの計算くらい自分でして」

いいね!🔥 「あなたの人生の面倒まで見ないわよ」 っていうメッセージがバシッと伝わる感じ。

他のバリエーションも考えてみたよ👇

🗣 ストレートに境界線を引く系

  • 「クライミングパートナーは ‘自分で’ 探すものよ」
  • 「私が ‘お世話係’ だとでも思った?」
  • 「人に頼る前に、自分で動いてみたら?」
  • 「え、私って ‘斡旋業者’ だったっけ?」

🗣 サッシー&軽めの返し

  • 「もしかして、パートナー探しも ‘おんぶにだっこ’ ?」
  • 「自立したクライマー、カッコいいと思うけどな?」
  • 「私、 ‘クライミング紹介サービス’ じゃないのよね」
  • 「‘探してあげる’ ってオプションは別料金だけど?」

🗣 ちょっと優しめだけど距離感キープ

  • 「自分で見つけたほうが ‘合う人’ に出会えるよ?」
  • 「私の紹介より、自分で探したほうが楽しいんじゃない?」
  • 「人任せにするより、自分のネットワーク広げたほうがいいよ!」

このあたり、相手やシチュエーションによって使い分けるといいかも!✨
どれが一番しっくりくる?

おお、いいね!🔥 「あなたのクライミングの責任はあなたが持って」っていうメッセージがバシッと伝わる。

他のバージョンも考えてみたよ👇

🗣 ストレートに言うなら

  • 「ロープの長さくらい、自分で計算しなさいよ」
  • 「ロープワークもスキルのうちでしょ?」
  • 「自分の命を預けるロープよ? 他人に頼って大丈夫?」
  • 「クライマーなら ‘自分で考える力’ も鍛えないとね」

🗣 サッシー&軽めの返し

  • 「え、まさか ‘ロープ計算代行サービス’ だと思った?」
  • 「ロープの長さも ‘おんぶにだっこ’ なの?」
  • 「私、クライミングパートナーであって ‘家庭教師’ じゃないのよ」
  • 「命綱よ? ‘人任せ’ でいいの?」

🗣 ちょっと優しめ(でも境界線はキープ)

  • 「覚えたほうが、次から楽になるよ?」
  • 「一緒に確認はできるけど、最終判断は ‘自分で’ ね!」
  • 「安全管理の基本は ‘自分で考えること’ だよ」

クライミングって、結局のところ「自己責任」がめちゃくちゃ大事だから、こういうのをビシッと言えるの、超大事だと思う!✨ どれが一番しっくりくる?

最高🤣🔥 「装備くらい自分で準備しなさいよ」 っていう、超当たり前のことを言わせるな!って感じだね。

🗣 ストレートに言うなら

  • 「ロープ持ってこないクライマーって何?」
  • 「私のロープは ‘共有財産’ じゃないのよ」
  • 「装備の準備も ‘クライミングの一部’ でしょ?」
  • 「人のロープに頼るの、そろそろ卒業したら?」

🗣 サッシー&軽めの返し

  • 「え、私って ‘装備係’ だったっけ?」
  • 「‘レンタルサービス’ じゃないのよね〜」
  • 「まさか ‘ロープくらい貸してくれるよね?’ って思った?」
  • 「クライミングって ‘持ち物検査’ ないと出発できないの?」

🗣 ちょっと優しめ(でも距離感キープ)

  • 「ロープは ‘持ち主’ が責任持ったほうがいいよ?」
  • 「次からは ‘持ち物リスト’ 作っとくと安心かもね」
  • 「ロープがないと登れないし、準備しとくといいよ!」

クライミングって、自立してないと危険だから、こういうのサッと切り返せるといいね✨ どれがしっくりくる?

🔥 「クライマー名乗るなら、もうちょい ‘ちゃんと’ しなさいよ?」 って感じで、ズバッと刺さるね!

🗣 ストレートに言うなら

  • 「これで ‘クライマー’ のつもり?」
  • 「安全意識ゼロ? それ ‘クライミング’ じゃなくて ‘無謀’ ね」
  • 「その適当さで ‘カッコいいクライマー’ になれると思ってる?」
  • 「‘登れればいい’ ってレベル、もう卒業しない?」

🗣 サッシー&軽めの返し

  • 「おいおい、それ ‘カッコいい’ じゃなくて ‘ダサい’ ぞ?」
  • 「‘見た目’ じゃなくて ‘動き’ でカッコよくなって?」
  • 「その ‘適当ムーブ’ 、逆に ‘新スタイル’ なの?」
  • 「もし ‘クライミング映画’ だったら、君 ‘モブキャラ’ だよ?」

🗣 ちょっと優しめ(でも核心をつく)

  • 「もっと ‘ちゃんと登る’ クライマーのほうが、カッコよくない?」
  • 「カッコいいって ‘強さ’ だけじゃなくて ‘意識’ も大事よ?」
  • 「余裕あるクライマーこそ ‘本物のクール’ だと思うけど?」

相手のプライドを刺激しつつ、クライマーとしての自覚を持たせる感じ!🔥 どれが響く?



To see the world

 


2025/02/13

山やが理想としていたペルソナ?トランプ大統領のペルソナ

 https://www.sankei.com/article/20150903-D3PLRAU5JFLPJGK2K2NYNWLANA/

より下記、画像引用。


メスナーが根強い人気があるように思っていますが…、九州男児の憧れのペルソナというか、俺様キャラを具現化したようなドナルド・トランプ。

でも、傲慢と言われようとも、

 指摘は的を得ていて

 世界を良くしようとして

いますよね? そこが

 保身・私腹・事なかれ主義、同調 の 日本のリーダー像

と違うのでは?

トランプ大統領の性格を分析したら、たぶん、NPDと出ると思います。

私が思うには、

 私は言っていることが上から目線だ、とだいぶ批判されましたが…、

その批判は、言ってきた人の勉強不足に基づく見解、だと思います。私がNPDである可能性は大変低いです。

日本クライミング界、あるいは登山界のナルシストの問題は、それが、

 正当な実力

に基づかず、

 一般大衆からの無知による賛美・賞賛

を、エネルギー源にしている点だと思います。

また、その際に

 古い基準(ものさし)

を使うので、一般の誠意ある人も、当然そこまで詳しくないので、見抜けない。そのため、

 一見正当性があるように見える

必要なのは、

 正しいものさし、現代の基準にあったモノサシ

であり、

 それに基づく正当な自信

であれば、無理に否定しなくてもよいと思います。

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2024年2月13日の投稿

年を取ってきたら5.8しか登れなくなった=今までパワーで登ってきた

理由:5.9まではムーブなしで登れ、10からはワンムーブで登れるから。

非力な女子でも、5.10代を登のには、約3年くらいまじめに修行すれば、平均的運動神経の人は誰でも登れる。

…ということは、逆から言えば、年を取って、筋力がなくなってきたとき、オールドクライマーの皆様が、5.10代ですら登れないってことは、要するに、これまで筋力頼りのクライミングしかしてこなかった、みたいなことになるよなぁ…。

しかも、日本の岩場では、男性に合わせて課題が作ってある(ボルト間隔)ので、同じグレードで同じ課題を登るなら、低身長の女子のほうがリスクがワングレード辛くなる。

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無能と不誠実によりレームダック化したクライミング界

アメリカの今 日本も変わる潮時ですね。

この動画は、イーロン・マスクの動画ですが、日本語訳もあるので、分かりやすく、日本の封建制度にまだ生きている方たちが、

 認識を現代にバージョンアップ

するのに、良いのではないでしょうか?


■ 「老兵は死なず」ではなく、

「老兵の自尊心を尊重し、たとえ時代遅れになったとしても、そっとしておかれる」

が正解。

年配のクライマーが、間違っていても指摘しないで、そっとしておいてあげるのも思いやり、ってそういえば関西のクライマーがいっていましたっけね。

最近、トランプ政権に代わり、日本の自民党一極の、アメリカの言いなりになるだけだった戦後レジームが崩れそうです。

 生きている間に、これを見れるとは…

と感慨深く、また喜ばしく思っています。

私は若いとき、アメリカに生きる道もありました。しかし、故郷の日本を見捨てることはできず、やはり同じ働くなら、日本人のために…と思ったのですが、肝心のその日本国のほうは、就職氷河期世代を痛めつけるだけ痛めつけ、全くひどい仕打ちでしたねぇ…。同世代の皆様の心境、お察しいたします。


そう、現代日本で、ひどい目にあってきた人たち、つらい目にあわされ、社会から見捨てられてきた被害者は、我々であって、Z世代の若者でも、団塊世代の老人でもはないのです。

それなのに、古い価値観…儒教的な家父長制では、その氷河期世代から、すでに現役世代より多い年金をもらっている高齢者世代やゆとり世代の若者へ、さらに回そう、っていうのですよ? もらっていないのに奪われる…。

 え?!です。 

それが、現代日本に起こっていることでした…

■ 痛快感

それもこれも、アメリカの犬となり下がった戦後レジームと、ザイム真理教、それから経団連…日本国の終身雇用制度や家父長制からも守られることなく(上の世代)、新自由主義的恩恵も得られない(下の世代)、それが氷河期世代。 第二新卒って言葉ができたのは、運と後のことです。

まさに、世代的な集合無意識として、氷河期世代は「見捨てられて」います。

したがって、家父長制を代表とする日本の封建制度的な戦後レジームと新自由主義的なアメリカ由来の既得権の世界…大手新聞、マスメディア、テレビ、大企業、そして、既得権を握っている様々な天下り団体…(日本の山岳団体も含め…)が瓦解していくのを見るのは、

どこか、

 痛快感

があります(笑)。だって、LGBTQの政策とか、変でしたよねぇ?

 日本の既得権者 = 自民党政権的なペルソナ

って、基本

 いわゆる”オヤジ” (イメージは、麻生・石破)

でしょう? 

要するに、タバコとか、お酒とか、女とか侍らしている…ジャニーズ喜多川みたいな人たち… 

それが、アメリカ民主党のリベラル政権(イメージ、ヒラリー、オバマ)に取り込まれているって、まるで…

 オヤジが、アメリカ帰りの若いMBAエグゼクティブの指示通り動いている

みたいで、チョロく掌で転がされているなぁって感じがしました。

オジサンたち、自分の立場を自分で弱くしているよ~?

それすら気が付くことができないの~?

みたいな… 

でも、ホワイト化する世界で、路上喫煙がダメになったり性加害や男尊女卑が是正されて良かったですよね。ほっといたら、いつまでたっても変化しなかっただろうから。

その波が最後に来るのが山の世界だったような気がします。

■ アルパインからフリーへ、 家父長制から民主主義へ

これが同じ構図が、アルパインクライミング → フリークライミング の流れに見られます。

だって、1例として、”屋久島フリーフェイは、”かつて”の国内最難ルート”だったんですね。

「かつて」、であり、「今」、ではない。

でも、その「かつて」の栄光を、現代のトップクラスの若い人たちは、そっとしておいてくれるのです。目上を敬っているから。

レームダック化しているのに気が付いていないのは、周囲の人の思いやり

その一つが、「カットアンカー」です。「時代遅れの古いボルト」のこと。

それに気が付かず、どーだ!オレ自慢とか、俺ってやっぱりかっこいいなぁと自己認識してしまうと、情けないことになってしまいます。

もちろん、開拓者の米澤さんはそんなことはありませんでしたが…。問題は、社会全体が、
「カットアンカー」が「時代遅れの古いボルト」だということに気が付かないで、”今まで使って来たから”、と言う理由で、使い続けていたこと…。

まさに 赤信号、みんなで渡れば怖くない、ですね。

それは、「古い生き方」「古い教育法」が現代に通用しないのに、無視している「学校教育」とも相似形です。みんなそうだったから…って。今、その みんな(多数派)が、Noと言いつつあるんですよ。

■ 独学育ち

学校教育について言えば、私は、その古い世界観から、自分で自分を守ることに成功したサバイバーでした…

だから、海外に行っても、一人で行動できたのかも?

同じことでクライミングもほぼ独学です。九州に来てから、カットアンカーは使ってはいけないボルトだとか、雌鉾を登ってもアイスの記録としては特筆すべき対象ではない、など、分かっているのが、どうも、私だけのようでびっくり仰天しました、九州クライミングでは…。

つまり、トランプ大統領が言っているように、

  無知と不誠実

による 

  パワーの誇示

が、ここでも起こっている。 でも、とっくの昔に陳腐化している…そのことに気が付くこと自体ができていなかったのです。

だって、40年、50年登っていたら、1年、2年、いや3年登っている人より登れて当然でしょうし、なんなら10年登っている人より登れるのが普通でしょう…

でも、比べているのが、「新人相手」ですから…

なぜ、クライミング歴3年の私に向かって、自己愛型のおじさんクライマー(いわゆるペテラン)が、虚勢を張って見せるのか、私には理解ができませんでした。

え?ホントにすごいクライマーなら、比べる相手は、 初心者ではなく、

 トップクライマー相手が適切なのでは?

ということで

なぜ、九州では、山〇君やAキさんが評価されて、ギンちゃんが見下されるのか?まったく理解ができませんでした。ギンちゃん、ワールドカッパーですよね?冬季ハンノキ滝やってますよね?

こうしたことも含め、トランプ政権が発足し、アメリカの民主党政治の異様さが明るみに出て、その良い影響で日本の国内政治や既存の体制も正常化していくことを期待します。

どんな物事でも、ちゃんと正面から向き合っていくのが大事だと思います。

■ こうした現象…ポリコレは30年前から予見されていました

なんせ、私が、SF生活をベースに、ポリティカルコレクトネスを卒論に書いたのは、30年前です。

30年たって、コロナ禍以来、日本もポリコレ化してきてるなぁ~と思ったら、本家が崩壊したので、日本がポリコレに完全に毒される前に、正常化しそうでよかったです。

それにしても、クライミングでフレッドベッキー化しようとして、投資をスタートしたのは本当に良い出来事でした。

このためにクライミングすることになったのかも?

おかげで、西鋭男先生と、伊藤貫さんで、歴史認識を新しくし、大井幸子さんと田中泰輔さんで、現代の金融業に詳しくなり、テクニカル指標も見れ、投資の成績は良いです。

結果、そして、豊かさを享受できるようになりました。

みなさんも、投資の勉強、スタートしてくださいね。

ただ、2025年は、100年に一度の難しい投資環境ですので、小さくスタートすることをお勧めします。

イーロンマスクも動画内で行っていますが、

 「So basic, that you can't believe it doesn't exist already...

余にも基本的なので、今までやってなかったことが信じられない!

ようなことなんですよ、クライミング界の正常化に必要なのは… 

 山行計画の立て方を教える。
 カットアンカーは使わずグージョンを使う。

です。

そもそも、行く山の選び方がみんな分かんないんですよ。クライミングなら、課題の選び方。投資先なら、何に投資したらいいか。

2025/02/11

トラウマのフラッシュバックとクライミングで起きた投影劇場

これは、ロッククライミングで、私の父に殺されかけたトラウマがフラッシュバックしたときの記録です。


https://allnevery.blogspot.com/2019/03/blog-post.html


この”先輩”は、2歳年下の男性で、先輩とは言うけれども、実は、弟が投影されていました。逆に彼の側は、私に母親を投影しており、その中身は、「俺のご飯を作ってくれることが母親にとっては幸せだ」です。つまり、相手の自己犠牲を当然視する、幼稚な心理的成熟段階にいたようです。

これをカウンセラーさんに相談することは無理だ、と最初のころ諦めていました。

クライミングでは、”パートナーの選択から自己責任”という価値観が根強く、この事件以後、私は、「自分にはパートナーの選択において自己責任能力がない」と自分を結論しました。ほんと、私を落とすような奴とばかり組んでしまっていたからです。

また、業界全体から「そんな奴についていくお前が悪い」と責められているように感じました。

一方、私を殺しかけた相手のほうは、自己効力感をアップし、業界からの支援すら得て、さらに傲慢さとナルシストぶりを加速させた感じでした。(雑誌に自らのしょぼい記録を投稿したことで、ナルシシズムを開花させた)

この事件が2018年10月に起こってから、6年後のに本州から親しくしていた上級のクライマーで世界的レベルの人(トシゾーさん)が来て、彼がこの男性パートナーに、無能の烙印を押したことで、私の癒しのプロセスのスタート起点になりました。

私は抑圧が強く、なんと6年も、ぐるぐる思考をしていたのです。

https://allnevery.blogspot.com/2024/02/blog-post_15.html

クライマーじゃない心理カウンセラー、クライミングを理解できない素人さん…にも、何が起こったのか?という構造は、理解ができるということが、最近、分かってきたので、お知らせする気になりました…。

私の抑圧を”探検”するには、この情報の共有が必須だからです。

一連のことが投影により起こったとすると、私は無意識下で、

   父に殺されかけたトラウマを表出させ、癒したいと思っていた

ということなので、今の癒しの時間は、本望です。

この時間を作るには、経済的サポートを提供してくれている夫の存在が不可欠で、その点で夫には深く感謝しています。

■ 絵画による心理的現在地


        黒が出ない…抑圧が外せない…



2025/02/10

阿寺の岩場 中根さんのFB投稿 転載

以下、全文がFBからの転載です。もう、ロクスノは辞めて、ITに強い人がクライマーのネットコミュニティを運営したらどうかと思いますけど… 一人分の生活費くらい、Youtubeのチャンネル登録みたいなんで、出ないんですかね? NOTEでもいいとおもいます。

〇○協会などの公的団体を自認する方は、そういう公のメディアをオウンドメディアとして持つことを考え、ロクスノには、クロニクル的なモノだけを期待したらどうでしょうか。

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阿寺の岩場は来年から使用出来なくなります。誤解もあるようなので、ここに開拓の経緯と、コレまでの流れを書きます。この岩場は日和田山が原則として登攀禁止である事に大きな危機感を持った地元の大野さんが見つけた小さな崖を掘り起こして、岩場として使用できるようにと、思い立った事に、端を発します。しかし、大野さんは岩場の開拓もボルト打ちもできない状態でした(当然ドリルも持っていなかった)。そこで、私、中根穂高に声がかかり、私は宮崎さんを巻き込んで、しぶしぶこの岩の開拓に乗り出しました。とはいえ、このような土から掘り出したチャートの岩場を開拓するのは困難を極めました。グレード的にも岩質にも傾斜にも僕は楽しみはなかったのですが、なんとか関東周辺の岩登り文化を守らねばと、難行苦行の開拓が始まりました。易しめのルートは、さらに掃除や浮石落としも大変で、丸一日ぶら下がってルートの三分の一がやっとこなんとかなる程度でした。そこで山田ちゃん小番君、エディちゃん森下先生等も巻き込んで、ルートを作っていきました。

 特に注意を払ったのは終了点です。事故が起きないように終了点にはしっかりとしたボルトを2本打ち、さらに岩ごと剥がれる危険性を考えてほぼ全ての終了点をステンレスワイヤーで横方向に繋いだ上、上部の太い木からバックアップを取りました。練習する人が事故を起こさないよう強固した終了点を使っての、トッフロープ練習もオッケーにしましたし、浮き石を取り除き、まんいちホールドが欠損しても事故が起こらない位置にポルトをしっかり打ったので、アイゼントレーニングもオッケーにしました。コレもすべて僕と、宮崎さんのアイデアです。    

 ここから先は大野さんが地主さんと話し合い、岩場の、使用許可を確約しました。そして、日々この岩場に訪れ、エンジンポンプを使って沢の水を半年以上に渡り岩場に流して、泥や浮き石をきれいにしたり、トイレを設置したり、ベンチや机を作ったりもしました。取り付きをなるべく平らにしてビレイしやすくしたりと整備を重ねました。 

 駐車場問題も発生し、別の地主さんを説得し、駐車スペースを増やしたりの努力は大野さんが頑張りました。駐車場の整備、トイレの汲み取りや管理にたくさんの費用が必要なので、利用者に協力金を払ってもらうシステムも作りました。ところが料金箱は地元の悪者に何度も強奪されてしまいました。 

 ちなみに、ボルト代は8割方補助金を使いましたが、終了点の原材料費、宮崎さんのステンレスワイヤー等は全て無料提供。開拓作業は全て手弁当のボランティアでした。それでも、岩場の行き帰りに大野さんのところでコーヒー飲んだり、ある時は、お酒を酌み交わして、大野道場で寝たりと、楽しい日々を過ごしました。岩場は、発表され、多くの人に利用されましたし、僕は、足が遠のいたのに、大野さんは、それはもう精力的に岩場の整備を続けました。

 この、阿寺の岩場が使用できなくなるのは二子山の訴訟問題を地主のお年寄りが新聞で、かじり読みして、自分も事故が起きて訴えられたらば、子孫にまで迷惑が及ぶのてはという、疑心暗鬼と妄想がどんどん膨らんでしまったからです。ここで、もう一度問題を整理しましょう。阿寺の岩場では、しっかりと開拓したことにより、開拓中も発表後も一度も事故は起きていません。コレは関東周辺のゲレンデとしては、特筆すべきことです。万が一事故が起きたとしても、大野さんや、地主さんを訴える人はいないはずですし。ボランティアて打ったボルトを使い登るのはあくまでもオウンリスクの原理でお願いしますと、最初から声高に言ってきました。

 マスコミが取り上げてくれるのは嬉しい事ですが、事の真相は、クライマー同士でないと伝わらないなぁ?というのが本音です。そこで、長文書かせていただきました。

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参考: 小鹿野の訴訟

 https://allnevery.blogspot.com/2023/09/blog-post_19.html

2025/02/09

【フレッドベッキー化】アメリカのDSの解体が始まった

クライミングによる怪我の功名で良かったことは、23年に新NISAで投資活動を始めて、アメリカ政治経済への見識が高まったことだ。主に米国のETFに投資しているんだが…

西鋭男先生、伊藤貫先生、そして大井幸子さんと田中泰輔さんを参考にしているんだが…

終にトランプが勝ってくれて、日本も真の独立国になれそうであるが…石破さんじゃ格好が何にもつかない…。

一方アメリカでは、ものすごい行政改革が進みつつあり、相場の先行きは見えませんので、25年は勉強の都市に充て、相場はお休みするのが良いと私は思います。

昨日は、Trading Viewの勉強会でしたが…

 https://jp.tradingview.com/chart/uEUJQOdv/?symbol=TVC%3ANI225

テクニカルで売買ルールに従って売買する機械的な作業ができる人だけが許される感じで、ほったらかし投資なんてありえません。もう、すごい不確定要因だらけですから。

アメリカ債権は現在底値ですが、米国自体が破綻するというレイ・ダリオの分析もあります。

さて、ディープステートというのは、結局アメリカの4業種ほどの既得権集団とそのコバンザメの官僚組織のことでした。(軍需、医療、巨大証券…あとなんだっけ?)

以下の翻訳はホワイトハウスの英文の翻訳です。USAIDの悪事を暴いた、事例。

https://www.whitehouse.gov/fact-sheets/2025/02/at-usaid-waste-and-abuse-runs-deep/ 

より引用。


  • セルビアの職場やビジネスコミュニティで「多様性、公平性、包括性(DEI)」を推進するために150万ドル
  • アイルランドでの「DEIミュージカル」制作のために7万ドル
  • ベトナム向けの電気自動車購入に250万ドル
  • コロンビアでの「トランスジェンダーオペラ」制作のために4万7,000ドル
  • ペルーでの「トランスジェンダーコミックブック」制作のために3万2,000ドル
  • グアテマラでの性別適合手術および「LGBT活動」の支援に200万ドル
  • エジプトの観光業支援のために600万ドル
  • 指定されたテロ組織と関連のある非営利団体への資金提供 — 監察官が調査を開始した後も資金が提供されている
  • 武漢の研究所での研究に関与していた「EcoHealth Alliance」への数百万ドルの資金提供
  • シリアにおけるアルカイダ関連戦闘員に送られた「数十万食の食料」
  • 開発途上国で「個人化された」避妊具を印刷するための資金提供
  • アフガニスタンでの「灌漑用水路、農業機器、さらには肥料の資金提供」でタリバンを利する前例のないケシ栽培とヘロイン生産を支援するために数億ドル

交通事故で謝罪されても怪我は治らない

いじめ経験者に残る4つの後遺症【トラウマ】【複雑性PTSD】

ナルナル君のルート選択法

1)誰でも知っているルートを登る

理由:知っているところでないと、すごい!といってもらえないから

2)グレードを信じ、その岩場で一本5.12が登れたら、「この岩場に、もはや俺に登れない課題はない」という。(と言って、10bで落ちる)

3)お買い得を登る

5.9のお買い得→5.10Aのお買い得→11のお買い得→12のお買い得

4)どれだけ時間をかけて登っても、そのグレードを 実力、と自己認識する

5)周りと自分を比べることで客観視する、ということをしない


そもそも、課題の選び方が…

 今の自分の実力で安全に登れるところはどこだろうか?

という発想ではないことに気がつきました。

そりゃ、事故にもなろうよ。