■ 起業予定
分子栄養学コンサルタントとして起業予定です。
https://www.orthomolecular.jp/one/
私は現在コーチング(神先生の主催するミルトンエリクソン派の心理学および世代間のトラウマを扱うトランスジェネレーショナルセラピー)と分子栄養学を学んで、起業予定中です。
対象は、
・鬱の方 (自分が鬱体質)
・発達障害のお子様 (クライマーで発達障害の人だと危険が多い)
・アスリート&ダンサー (自分が経験した…)
・ご高齢の女性 (入院生活で知ることに…)
を考えています。
理由は、私自身が、海外の岩場でも登るクライマーで、クライマー界は、ものすごく発達障害の大人が多いからです。
アスリートのやせ問題、摂食障害も深刻。
■30年のベジタリアン&ヴィーガン
私は30年ラクトオボベジタリアンをしたのちに、4年のヴィーガン期間を経て、悪性貧血になり、希死念慮を併発したことで、分子栄養学に出会いました。思えば、ずっと鉄不足に悩まされており、クライマー女性は、あざが多いことで知られています。
仕事でヨガを教えていたため、食習慣オタクで、一般の人以上に、食に関する知識はありました。
しかし、それでも、ヴィーガンが良いのではないか?という情報に操作されてしまったのです(”ゲームチェンジャー”と言う映画があります)。
■ 文化的背景
背景には、私のアメリカびいき、そして、私の心の原点となっている、サンフランシスコのサブカルチャーがあります。
米国クライミングは、カウンターカルチャーの流れを汲み、オルタナティブライフやサイケデリック(幻覚)を後押しするのです。
米国流のクライマーは、基本的に、ヒッピーの流れをくむもの。だから、現代トップクライマーのアレックス・オノルド君は、ベジタリアンですよね?
ヨガの文化も、カウンターカルチャーを源流とし、インドの文化と近く、ヨガでは菜食がメインの食事法で、ヨギーで地位が高い人は、みなベジタリアンです。ヨガのベジタリアンは、カースト制度と連結しており、バラモンは基本ベジタリアンです。ヨガをするのはバラモン階級。バラモンが主催しているレストランはすべてのカーストの人が食べれるので盛況。三井物産時代にも、インドの電力会社のお偉方の接待で、ヴィーガンのレストランを探して奔走しました。
クライミングの文化も、ヨガの文化も、私のサンフランシスコの原体験と一致していたため、私にとっては、私らしい活動として、非常に習得が早かったです。
■ 日本を知る
今年の3月にアキレス腱を断裂し、入院しました。ところが、入院食もダメで、管理栄養士さんの慣行のカロリーベースの栄養学に対する自信もゆるぎなく、私の知識を話しても、意見を覆せることはありませんでした。
自分のためだけだと、すでに十分知識は、あったと思うのですが、入院は整形外科でしたので、術後のグルタミン投与や、ビタミンCの骨に対する効果は、知られていないようでした。入院食も糖質過剰で、たんぱく質が低く、これでは、栄養が回復を後押ししていない、と言う感じがしました。
入院では、本当に多くのご高齢の女性が栄養の欠損から、些細な転倒で、大手術を余儀なくされ、結果、寝たきりになっている現実を拝見し、フレイルやサルコペニアが蔓延している現実を知りました。家庭内で、女性の地位が低いためか、簡単な食事で済ませてしまうためのようです。
このような経緯で、起業予定です。
独学時代が1年半ほどあり、ポーリーン先生や、ホッファー先生、三石先生の、分子栄養学の古典書物は、すでに読んでいました。
今、悩んでいるのは、統合失調症に対するナイアシンの効果に関する機序が、あまり解明されていないことです。
また、心理学を取り入れたのは、栄養に関する悩みは、分かっていても、できない、行動に移せない、ということが多いので(私のような、深刻な事例は別ですが)、それをクライエントに後押しするためです。
今、おひとりクライエント役になってくださる方を抱えていますが、現在ゆとりがあるので、さらに栄養学の相談者(ボランティアクライエント役)を募集します。
得意な分野は、上記にも書きましたが、鬱、中性脂肪・脂肪肝(メタボ)、発達障害、気分障害、不眠、貧血を代表とする鉄の摂取について、ベジタリアンからプロテイン中心食への転換、筋トレの効果を最大化するための食事術、などです。
私自身に起きたことですが、消化力が弱いと、肉を食べても、あんまりスッキリ感がありません。ので、頼まなくても、だんだんベジタリアンになります。食が細い子供や男性も、ひょろりん体系で、現代的なメタボの悪影響から逃れているようですが、単純に栄養をスルーしているだけだったりして、決して健康と言える状態にはなく、体重中心の健康観を改めたほうが良いように思われます。
そのような状態で、クライミング志向すると、そもそも持久力がないので、一瞬で終わるボルダー寄りになるような気がします。私もクライミングしながら、いきなりエネルギー切れになる現象をジムでは体験していました。岩場では、持久力は炭水化物ですが、切れると、体内のたんぱく質を筋肉から取り出し始めるので、やせになります。脂質をエネルギーとして使うためには、ケトジェニック体質への転換が必要ですが、糖質を摂っていると、切り替えは起こりません。
というので、クライマー型細マッチョ体系を求める人の栄養相談も受け付けます。
健康は体重にはなく、自分の実感の中にあります。
栄養相談されたい方、ボランティアとして、立候補、よろしくお願いいたします。