2020/08/06

バニラ・ジェンダー仮説が私のクライミングの壁でした!

■バニラ・ジェンダー仮説

女性の成功の大小を、男性と同じ価値基準で計ることの、的外れさを指摘している言葉です。バニラ・ジェンダー仮説という心理学で専門用語があるのです。

バニラジェンダー仮説は、昇進を断る女性がいることから、研究された概念です。
(バニラだけが唯一のフレーバーじゃない https://www.economist.com/books-and-arts/2008/04/17/vanilla-is-not-the-only-flavour

昇進、栄誉、名誉、昇給、というものは、男性ならだれでも、当然のように、褒美、と感じるものだと思いますが、女性にとっては、そうではないということです。

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実際に調べてみると、小さい時からの知能指数、大学進学率、大学院での学位取得率など、男性より女性の方が優秀であることがわかっています
このままでは大学が女子大化してしまうと危惧した大学当局が、男子学生に下駄をはかせて入学させているというのです。
こうした優秀な女性たちがなぜ有望なキャリアを離脱するのでしょうか?
ーーーーーーーーーーーーーー https://ameblo.jp/l-counseling/entry-10290389019.html

■ ”成功”を押し付けられている?!

どうりで、師匠らが彼らが考える成功を私に押し付けようとしていると感じていたわけが分かりました…

私は勝手に自分で自分の”成功”を定義して、勝手に自動運転で成功していきますので、心配しなくても大丈夫ですよ~

今、私が ”成功”、と定義づけていることは、

クライマー界にリスク管理意識を根付かせる
ってことです。ので、どっちのほうがすごいクライマーか?競争とか、グレード更新とか、全然興味ありません。

私が心から求める ”成功” というのは、一般の男性が求める ”成功”… みんなから一目置かれるクライマーになる、有名になる、すごいルートが登れる… と全く違うんです…。ごめんよ。

クライマーとしての私を馬鹿にする人がいたとしても、だから何?ってくらい、蚊に刺されたくらいの痛みしかないんです…

皆さんは、バカにされている私を見て、気の毒に思ってくれるから、色々と私が登れるけどそれなりにグレードがあるもの、を勧めてくださるんですよね??

その基準からみると…ですが、いかに無欲か?という話です。

■ いかに無欲か?
なにしろ、昇進のチャンス!と言えるような奴ですら断るくらいんですよ… ご一緒するのを断ったルート

1)錫杖 岩
2)石尊稜 雪
3)錫杖 アイス
4)祝子川 沢
5)大山北壁
6)2回目の龍洞

名誉とか楽しさとか取って、命が持っていかれるのはヤダなと思います…  錫杖は私は行けましたが、後輩君をまだ一本もマルチを登っていないのに、つれていくのは倫理に反すると思ったので断りました。彼は歩荷要員でした。

石尊は代わりに昇仙峡のワイドクラックに行きました。ほんとは南沢大滝に行くのが良かったんですが…黄連谷の転進だったので。

錫杖アイスは、師匠の過信が心配でした…大山北壁もです。あと一人メンバーがいたら行きました。

祝子川は先輩が二人で行こうと誘ってくれたのですが、私が流された場合、一人だと…ゴルジュって逃げようがないですよね?みんなは、スポーツクライミングみたいな沢だと言っていましたが、だとしてもチャレンジ系の沢に2名こっきりは… エスケープ豊富な場所ならいいけど… まぁ、これは念のための用心でした。

2回目の龍洞は、相方の女性がツヨツヨ男子にこび売っているところだったので、これはお邪魔虫と思って辞めました…女性でも価値観が男性よりの人はいます。そういう人は強いことに自分の価値を見出していますので…それはそれでいいと思うのですが、私は自分の強さが私のクライマーとしての価値とは思えないんです…実際、弱いんで。弱くてもこれだけ登れているってのが人類の光と思っています(笑)。尊敬しているのは、老いても登れるところを、誰にも頼らないスタイルで登り続けたフレッド・ベッキーです。

というので、まぁ欲深くないクライマーです。私が心から楽しいと感じるのは、フォローしてくれたベテランはシラケた顔をしていましたが、まぁまだ東稜みたいなレベルです。

振り向いてロープの流れがいいと、うふ☆私って素敵!って思います。

クラックも同じ理由です。

2020/08/04

日本式相互ビレイ監視システムの詳細?

■ビレイに不安だった私へ 大丈夫だったよという報告

先日行った日向神では、全く知らない人と組んで登ることになった。が、上手くリスクコントロールできた。これを自己信頼の基礎としよう。

普段、初めての人と組むときは、人工壁でロープ合わせをしてからしか組まないことにしている。理由は、登っていたら、ビレイの手元は確認できないからだ。私は人工壁では、1ピン目で落ちて止めてもらう。

■ 一般的なビレイヤーの確認方法

高いところで、下が空隙なら、落ちてもグランドフォールしないので、高いところで、わざと落ちて、ビレイヤーのビレイを確認するように、一般にフリーのクライマーは、初めて組む人と登る場合は勧められている。

■ 私の方法

しかし、私はグランドフォールして頭を7針縫ったことがあり、それは1本目をドローかけて直後の核心だったので、(初めの一歩という課題名。この課題からスタートしてね、という意味ではなく、最初に核心があるよ、という意味)私の場合は、1本目でも落ちれるビレイヤーが必要だと思っている。

今のところ、日向神では、下部核心という課題はないので、落ちても、まぁ大丈夫だという場所になっている。
さて、一本目のリードだが、1)見るからに登れそうに見えたのと、2)5.9だし…というので、知らないおばちゃんにビレイをお任せした。あまり慣れていない方だと明らかに分かったので、「ビレイできますか?」と聞いたら、相手は心外だったらしく、怒った顔で「できます!」と返してきた。まぁ、相手のとっても、内心、”あんたのほうこそ誰よ? 何様のつもりよ?”と、思うであろうと思われ、まぁ、それは仕方がないのである。

日本という国は、全人類が平等ではなく、不平等な国であり、年齢が下、つまり能力が下、が当然とされているので…。しかし、岩場では、そういうものでは人は測れない。
 
で、まぁ落ちないでリードしたんですが、ビレイしてもらったけど、アンカーでテンションと言ったら、テンションが来るのにエライかかったので、上でロープを握って待っていた。青ちゃんの教えだ(笑)。知らない人と登るときは、そうしなさいと言われた。その後、別の時に彼女が相変わらず終了点で、張ってーと言われてから、3回も4回も手繰らないといけないで、またそれも遅かったので、「終了点でテンションって言われてから遅いって下手くそって意味よ」と教えてきた。顔をこわばらせてていたが、本当だから、仕方ない。会に属していたら、人間関係が大事なので、誰も本当のことを言ってくれない。

下手くそな人は、なぜかトップロープのビレイしかしなくていいことになっているため、本人があれ?って気が付くまで、人によっては一生気が付かない。ので、嫌われても痛くもかゆくもない、部外者が、それとなく、チクリと言うという役割分担になっている。そもそも、ビレイに上手下手があるとすら思っていない人が多いのだから。

■ OK人材

となりの5.10Aは、別の方にビレイしてもらい、その方はたぶん、大丈夫そうだったので、核心前にテンションしてもらった。ロープのたるみを適切にしてもらうため。

というのは、楽勝で登れるところを登っているときに困るのが、ロープが来ないこと…。

大体の初心者のビレイヤーは基本ビレイにビビりすぎであり、ロープが来ない…クライマーは、イラッチスイッチが入る。私は入らない。来ないロープ=よく見てくれてる、と解釈している。大体、タイト目で、徐々に緩んでいくのが良いビレイだ。

で、核心は上だったので、一度テンションで、その後はムーブ解決して登れた。が、その上にも核心があったので、良かった。終了点では、すぐにテンションが来た。

■ もう後方部隊でいいよ人材

74歳で最近始めた方もビレイしてくれるという話だったのだが、あきらかにスラック多すぎ、ダラリンすぎるように感じた。年配の方は、もうビレイしなくていいと思うんだけど…。

だって、遠くも見えないでしょうし…。同じように74歳の方と登っていた時、案内されて行ったのだが、取りつきでは全くないところに、取りついておられ、ご自身で衰えを自覚されたことがあった…その時は、やんわり、これは踏み痕らしくないですね~みたいなことを言ってあげたのだが…。私自身も相手の認知力の衰えを感じた。

■ 行きたくないところは誘われないように工夫する裏技

実は、青ちゃんも集合時間を間違えてルートに来ることがあった。あれはわざとで、衰えをわざと周りに見せて、自分がビビっていることを知らせるという裏技。

フリーも同じで、あまり頼られたくないときは、わざと岩場にたどり着くまで時間を稼いで、とりつきを間違って見せるというのが一つの手法だ(笑)。そういう時は大体分かる。

なぜ、わざとだということが分かるのか?というと、自分が好きなものの時は間違わないからだ。彼だとアイスのルート…自分が選んだルートで、リードオンリーで、リードを譲らずに登れる相手だったら、間違わない。インスボンも同じだ。リードの取り合いになりたくないそうだ。で、行きたくないときは、初級ルートですら、わざと時間に遅れ、二度と相手が誘ってこないように仕向ける。八つの中央ルンゼへ勝っちゃんと私のために行ったときになぜかついてきてくれたんだが…。まぁ、あまり必要はなかったんだった。というより、わざと遅れてきたりしたので、驚いたし、わーい!と滝に真っ先に取り付いていたが…青ちゃん体重が重いので、滝つぼに落ちていた(笑)。アイス私のほうが体重面で有利な場合もある。

話がそれたが、この年配の方のビレイで、ベテランクライマーが上の方で落ちていたので、上なら落ちれるということらしい…が、だいぶ距離落ちていた。3mくらい。

■ 流して止めなくていいですよ

日向神では、流して止める、がまだ現実に受け入れられている。現代のロープは、伸縮性が良くなり、流さないと人体にショックがかかるほどのことはない。腰が…などの理由がある人は、ロープに投資して高いロープを買うことだ。

現代では、ロープの性能がいいので、流す必要がないということを理解するほどは、みなロープの勉強を多分していないということだ。

最近のロープはショックロードで、大体30%伸びるんですよ? 2mの高さで落ちたら、60cm伸びるわけで、1.4m落ちるとなると、どんなにタイトなビレイをしていてもグランドになる。

そういうことを考えると、1ピン目の位置は2m以下には作れないが… すくなくともパツパツビレイなら、落ちても止めてもらえる位置には、打ってほしいものだ。

また話がそれた…。この方のビレイはしてもらわないで済んでほっとした。あとはずっと自分の能力をはるかに超えるグレードでTRしていた。

TRはロープの伸び量が多いので、別に安全とも言えない。ただキャッチ慣れしてもらうことはできるかもしれない。ついでにいえば、ヌンチャクを外しながら登ると負担が大きい。

とりあえず、誰が安全で誰がダメそうか、あまり困ることもなく切り分けられたので、良かった。

安心できる男性のベテランが3名もそろっている中のクライミングだったので、本来はもっとリスクを取っても良かったのかもしれない。

とりあえず、メンタルに負担がなかったのは、

楽しさ
が証明していると思われ、すごく楽しく愉快に過ごした…。一緒にリスク管理してくれた方に感謝だ。


クライマーに必要な体力

■ 「弱い!!」

しばらく一緒に登っていた先輩に、私がボルダーで登れないので「弱い!」と言われたんですが…しかも、叫ぶように強く…

でもね…。そのあと、今夏、田んぼで作業した時、私よりうんと年下の農業男子より、私強かったんですよ。まぁ、農業男子がそれだけ運動不足で体力低下しているのかもしれないですけど…。かれら1時間の加也山で筋肉痛なくらいですから…。

今の私は確実に2018年のインスボン帰りとかと比べて弱いですが…。一般の世間の人と比べると男性と比べても、まぁ強い訳で…。まぁ、若い男性のクライマー君らが、どれくらい体力有り余っているか?っつーはなしですね???

私はクライミングは、余った体力の平和的利用法として非常に良いと思います。

先輩は、基はボクシングを習っていたそうです。親がこの子の余った体力を何に振り向けさせてあげようかな~とか、考えたのかなぁ??? 

私の弟は、そわそわと集中力がなく、じっとしておれない活動力が強い子供で、母が水泳をさせたら、メダル選手にすぐなりました…メダル10個くらい持ってた。県大会とかのです。200mメドレーとかそういうのですよ。

ので、そんな風な活動過多だった人って、体力が桁外れなはずですが、そんな体育会系?な人でも、40代では、20代の普通の男子より、歩きだと遅くなります。
まぁ、男子は男子のモノサシでお互いを計り合っていてくれていいと思いますが、そのモノサシで計ったら、99%の人は誰でも弱いので、

弱い!
と言われて、きょとんとしてしまったんでした…。なんでそんな当然なことを今、新発見したことのように言うのかな?って…。

自分より年上の女性が自分より弱いのは、天と地ほど当然のことでしょう…。

小さな前兆から大きな怪我へ?

■マイルドな脱水?
肉離れした右足のふくらはぎがクライミングで張って、その後、張りが取れない。
で、夜中に目が覚めた…(汗)。
がっつりカリウムが取れる、おいしいスイカを夜中に食べる羽目になった(笑)。

私が肉離れになった遠因は、脱水にもあるのかもしれないなぁ…。

山で強度が強いのをしたら、下肢にむくみが出ることが、ままありました。強度が強いというのは、金峰・甲武信の後に、甲斐駒、千丈とかそういうの。 

余談ですが、テント泊縦走を身につけないと、ダッシュでピストンで登る山連続っていう、縦走よりうんと強度がキツイ(累積標高差が大きい)山をすることになります。大体おばちゃんたちはみんなこれが好きで、縦走は嫌い。縦走だと食事が貧相だからだと思う。

一方、若い人は、縦走派が多い…けどやっぱり質素な食事で耐えるのはできなくて、山小屋で食事を出してもらって充実派が多い。総じて、重い荷に耐える&荷を軽く済ませて粗食に耐える…のどっちも、できなくなっているかもしれない。もちろん、特殊事情の人は除くべきなのだが、多くの人は、太っている、とか自分の事情に過ぎないことを特殊事情に換算していると思う…。自分のせいで動かすことができないことが、特殊事情で、本当の特殊事情は、がんで何度も手術したとか、体脂肪率10%以下とかです…。

■ 漢方

最近、体質を改善したいと思い、漢方を始めたのですが、やはりむくみを改善する系の者が入っており、私の山の核心はそこだったのかなぁ…と。
普通の縦走で出てきた些細な問題…むくみ…十分なレストでごまかしてしまえる問題ですが…を放置したから、クライミングで肉離れの重大な怪我につながったのかも?

むくみ放置 → 準備運動軽視×いきなり岩場×ザック重い×けど大丈夫などの過信 → 肉離れ → 過信による治療遅れ → 2か月完全にベッドの中 → 体重増加 → 右ひざ脱臼 → 復活遅れ…

というので、やはり、怪我から復活したら、青ちゃんもそうでしたが、限界を押し上げるクライミングはまだまだ先です。

みなさん、私に限界を押し上げるクライミングを求めないでください。

2020/07/31

Mt.Menpoko in Sobo katamuki Mountain Range in Miyazaki : Dai Chousei Route

 This is the record of 16th April in 2018.

The day was bright sunny and we were so excited.

6 am we got up, 8 am we started.

Start is a camp site called "Shisi gawa camp" (鹿川キャンプ場)

I was very glad I know how to see the difference between climbers vague trails from actually well stepped hiker's trail... it is a way more vague...

When I was not yet confident enough, I used to hike all the peaks in the mountain range so I will know the escape route when I am lost and stuck. That was the preparation to the serious climbing but these days I feel more confident to try on any new crags without doing hiking homework.

This place resembles Kanmanboron, a famous granite route in Mt. Mizugaki in Yamanashi prefecture... it is the granite stone paradise in Japan...

But much smaller scales... I saw a small stream and nice woods, a half an hour walking you are already in the foot of climbing rock... it was much shorter than we expected so we did a little exploring...

These area seems to have no access issue since they actually have trail signs to show the way to the climbing routes.

We went to further on, since we arrived earlier than we thought, and found a beautiful big fall...

There was an interesting rock called "Paken iwa" so we enjoyed scenery a little...

This place is a large granite which seemed like Mizugaki and Insubong.


 This is the climbing route from the bottom.

 Big fall...

I wanted to come back with my husband for just hiking...
 Interesting shape of the rock.
 You can see the size of the rock.
 This photo is the sight from the top, since I could not take a photo while I was climbing...
 Also from the top.

You can come to the same place without climbing, just hiking, so it is shared mountain like El cap with hikers.

The peak gotten by climbing feels much more than the peak gotten by just walking.

How difficult may be more important in happiness??
 Another top.
 Pink flower tree... was so pretty.
This is the stream we crossed on our way back...















on Climbing...
1st pitch: Me lead. I said I'd lead, since it is the easiest pitch, also had the first bolt in my sight... but I could not see my second bolt... so bolt is just a matter of ... I don't know the proper word but useless. Never fall is the word.

But the slab was easy, and I felt if it is Insubong, it will be just a approach, not a route.  Korean climber are lazy so many never bother to use ropes... it useless when you don't have proper bolts anyway.

So I must lead this easy... still I was scared since the bolt too far means free soloing...
My rope was soooo heavy so my belayer must have been very scared and he must have been crossing his finger for me... very tight belay.

I was sooo scared so I was very very quick to up climb, to the bolts... in slab, you better not to hesitate.

2nd pitch: My partner led... he is 5.12 climber but still very careful, it is a slab so climbing skills does not matter much, the friction of your climbing shoe matters.

3rd Pitch: my lead climb.  The rope work is easier in this switching system... we are so happy about it.  I put my small cam in the flack in the beginning but it seemed not strong enough... still may be better than nothing??? I always take my protection whenever I can. I am fighting against my laziness to skip the pros. Actually climbing gets harder when you have to set the pro.

The pitch was a large traverse, so this means also you can not afford to fall.

4th pitch: also traverse. my partner led.

5th pitch: Big big traverse, me leading... I was surprised there were only two bolts this pitch... it is already far from the ground but still.. only 2! also the bolt quality was questionable...

6th pitch: my partner led. The end of the "beautiful traverse". This is the hardest pitch in this climbing route.

We decided to connect two routes so we go up the peak by climbing...

7th pitch : is just a band walking the traverse walk... this traverse is just connecting two routes so much easy so I became a bit lazy, I did not use two draws to make rope smooth to run, so the rope became a way too heavy because of the friction... a good lesson, think about rope and friction always! Belaying my second was a way hard since the rope was heavy due to the rope drag.

8th pitch: Actually the 1st pitch of another route... 5.6 slab it says... my partner took the lead since he saw me scared. Very very far bolts it seemed.  I felt 5.10a due to the bolt distance.

9th pitch: my partner led since it was more difficult than the one before...  the climbing line was not straight so more dangerous. The rope gets tangled easily when lead climber is the same person so we became careful about tangled rope, it is a nightmare when you don't have a rope when you are on slab!!

10 th pitch: a easy traverse. the rope was dragged so was very heavy.  Used a rock as a substitute for draws...

11th pitch: the only crack route, very short one point crack, may be 5.9 or so. My partner free soloed, I was roped.  The rough stone surface made our hands bloody.

This is the end! The top was so much like Mt. Kinpo I used to hike in Yamanashi... there are some holes that rain made...

We enjoyed a great view from the mountain top and we went down using hiker's trail... this trail is easy to get lost..  we followed animal track a few times by mistake, we were not watching carefully because we were so struck with a beautiful view...

we started to climb at 10:30 and at the top 15:00 and came back where we stared at 17:30, the camping site where we parked.

Related site( outside this blog but you can see the photos)
http://kac90.sakura.ne.jp/report/2019/1020mennbokoiwa/index.html
https://yamap.com/activities/4353471


Kamikaze Bomber & Japanese climber's mentality

■Kamikaze Bomber & climber's mentality

I was so surprised that old and famous, also very respected and established climber developer had mentioned about Kamikaze bomber when he described the concept on the climbing routes he had created... the place was notoriously far bolted crag (you can reach to the climbing area within one hour, so it can not be an alpine route...)

He said, if the climb is RCCII 5th grade, in 50 m climbing bolt should be 1 bolt, and if 4th grade, 2 bolts, if 3rd grade, 3 bolts. 

What's RCC II grade? Of course!  Click here.
 http://nozakimakoto.hatenablog.com/entry/2015/01/08/173637

RCCII grade is Japanese grade that is only used in Japan, 5th means = you can not walk, you need hands, 4th=5.2-5.4, 5th=over 5.7 by definition. 

However in reality, the climbing is not this easy, since local climber tend to give grade easier, i.e., they say 5.7 when actually in international grade, it is 5.9. 

So by many people's opinion, the route's the easiest climb was 5.7 or so... since Japanese start to use rope at 5.7 or above, so this crag is 5.7(or above slab) and the bolt is 25 m (or 17 m away...at most) .

One of the old climber told me, " You know it was worse, before it was 40 m apart...". 

So they think it is improved and compromised...

But who wants to climb 5.7 and "death possible" route??? 

5.7 is a way too easy compared to today's climbing standard, modern climber are climbing much difficult route than 5.7, meaning 5.9 is beginner level, 5.12 intermediate, 5.13 or above is considered skilled... so no one likes to climb easy 5.7 with risk of life...

Of course the first developer's style and intention had to be respected, perhaps, preserved, but this is not enjoyable nor attractive. The "Easy-but-far-away-bolt" route is least enjoyable route, to be very precise. If it is ever justified, it is when you climb at the first ascent.

If you are a today's average free climber or sport climber who enjoy climbing for fun, not for adrenaline rush, showing how bold you are to the others or some crazy heroism, such as to show how death wishing you are like in Kamikaze pilot..., you don't enjoy this kind of routes.

So this is the great gap between new generation and old generation...  Old generation insist on that,  it is "our tradition". Is it so???

I had a big question so I went to check about it to Nagasaki and visited war memorial museums too.  

And my conclusion, is "yes", it is in us, but that is the exact cause which led all of Japanese citizen in a bad consequence in WWII. So we should not repeat the tradition. 

I had already done this scary route led 1st, 3rd 5th pitches and were very scared...(my record is here:  https://allnevery.blogspot.com/2020/07/mtmenpoko-in-sobo-katamuki-mountain.html : Japanese
https://allnevery.blogspot.com/2018/04/blog-post_42.html)

My experience of climbing in Laos had involved no scare like this... in Japanese route, you can be killed even with best belayer, and no matter what grade you climb, even though you are a 5.14 climber, you can fall in 5.7 since it is outdoor, tiny bugs or a snail or whatever.... can scare you or things could happen...

New climber trying to protect themselves by getting a higher climbing skill, like trying to get a better climbing skill, since if you don't fall, you really don't need a rope. (actually this is "the" situation...rope useless,  so literally the climbers climbing these routes are same as climbing free solo) but you never get rid of fear... since the risk is not actually covered by being a 5.12 climber to climb 5.7 route... the risk is something else that can not covered by climbing skill itself, even rope does not cover the risk, if the bolts are too far...

There has been the death accidents in this crag too, and it is a beautiful white granite hills... like in Insubong, but it is the least enjoyable, also unreasonable crag ever I met. 

Why it became so? Because guys wanted to death withing style, and that is what gives adrenaline dose to them...

Certainly not for me!

Related articles:
Sobo Katamuki Mountaine Range
https://allnevery.blogspot.com/2019/02/sobo-katamuki-mountain-range.html  

2020/07/30

Nagasaki Tour; To check why Japanese climbers are death wishing

Nagasaki Tour

I wanted to go to Nagasaki for two reasons...

No.1 was to see, the consequence of WWII... Japan had rebuilt the country from literally wreck... then 80's flourish came, and the lost 10 years we say, young people were kicked out of the job market...in sake of saving dad's generation's jobs... then another 20 years void came... the local businesses were left go out of business...instead Global companies came. This made every town of Japan look similar... Ion Shopping mole, Convenience stores, Chain restaurants instead of traditional local restaurants... same in Hotels... so the local city had lost its character...for trip-wise, it is sooooo boring...

Just few month ago, I met Nikki from Detroit, who had just moved to Fukuoka, in a few block away from my place, and this time, me and Nikki, and Lisa from South Africa, who were visiting Nikki went to Nagasaki to see, Atomic bomb museum... so taking my foreign friends are No2 reason, since it is my obligation as an English speaking Japanese to guide them to the history, also introducing to a balanced view of what happened in Nagasaki.

To my surprise, the atomic bomb museum was re-created to give less impact of how miserable the war victims were, like the people walking with their burned skin hanging... and to go into the water dying... 

I had a such a mental shock when I learned about these facts when I was in Junior high-school... but there were no such display anymore in the museum... I thought the exhibit became sooo mild... in a way, laundered... so Atomic bombing seem small... than actually was.

After viewing night view from Inasa yama... we went to a local standing bar, and sad thing was, a man was trying to convince me that in WWII, Japan was trying to save South Asian Countries from colonization from the West... That is true, but you can NOT ban violence with violence, can we?

So I learned there are strong mentality in young Japanese male citizen that they still think Japan should play a policeman in Asia... arrogance in us. 

In my point of view, those countries are capable enough to think what's best to their countries... also, nowadays they are the one flourishing not us...  

The black and white thinking... such as any EAST is good and any WEST is bad...  kind of thinking... is too childish... There are good Americans and bad Americans, just like there are bad Japanese and Good Japanese... you can not divide people in two by color or where you belong...

The worse is that  Japanese people blame the westernization for misbehavior of fellow Japanese. But in my observation, it is originating from our own.

Japanese male female relationship is somewhat weird.. women are expected to let her happiness second of men... men seem to think its the way it is... just like kids expect their mom to put him first... I feel awkward about this while I climb with Japanese young man...i.e. I am always belaying and there is no return belay to me from them... ? I am not your mom, is my word. But they seem not to notice.

Those kids became young man, and the young man became the matured man and they all seem to do the same... perhaps, the Japanese army in the WWII had the same mantelity... they can put their own ego first and they can put the other people's happiness second... that's the habit... so no one thought it is the wrong doings... the consequence? The Atomic bomb and the suffering of 40 to 50 years after the war... still "male"(in western, "the while male") put their merit first and flourish at the cost of young people and woman (in western "minority") sacrifice in our society. 

We haven't changed a bit.

This is what I learned in my trip to Nagasaki this time.



2020/07/25

セカンドレイプ的な… 男性との健全な関係性を築くという課題????

セカンドレイプ的な… 男性との健全な関係性を築くという課題????
そういえば、ですが、中学のころ、普通に2段ベッドで寝ていたら、誰かが私のお腹を触っていて、目が覚めました… 
見ると、弟の同級生が私のお腹を触っていた!
で、上の段で寝ていた弟を起こして、
姉ちゃんピンチ!
と起こしたのですが…弟(当時13歳)が子供すぎて頼りにならず…え~何が問題なの~状態でした…
だって夜中に家に他人がいるんだよ???
今ねえちゃんがセクハラされてピンチなのに… しかも犯罪レベル…!!!
弟が頼りにならない…という事例でした。
私がクライミングにおいて、健全な関係を男性のパートナーと構築するのに困難を感じているのは、明らかな問題だと思います…
しかし、この問題は、日本人の男性との間にしか起こらないのです…。
ラオスに行ったとき、トニーは私を助けに来てくれたのでした…イヤイヤ登らされる関係から… 新保さん、いい人なのでしたが、共感力低すぎ、私が嫌がっているのに登れ、って‥(汗)
最近、回ってきた動画で、アメリカの女性議員が男性議員にビッチ呼ばわりされた事件がでていましたが…私が受け取った山岳会でのセクハラは、要するにセクハラしてきたオジサンのおご家族がそれだけ我慢してきている、同じ痛みを年がら年中受けているって意味なのです…
男性たちよ…私にセクハラするって言うことを反省するより、どれだけ身近な女性たちが犠牲を強いられているかということに思いを馳せなさい…って感じでした。
私にセクハラしてきた…同じテントで寝ているのに、”浮気したい”とか”お金がないから浮気できない”とか言ってきた人…
同じことを娘がされて、それでいいんですかね????
私は強力な女性ですから、そんなことされてもやり返すだけですけど…
世の中は私みたいなパワフル女性は少数派で普通は泣き寝入りです…
多分娘さんも・・・・・・

2020/07/22

私設インタレストグレード

■ 私のインタレストグレード評価軸

この価値軸で、自分のクライマーとしての進化を計れる 5段階評定

1)人との絆で登れたか? 例:メンター
2)地域愛で登れたか? 例:笠置ロック
3)特定の山との因縁を解決できたか? 例:メルー
4)ひたむきな努力を傾けたか?: 例:ドーンウォール
5)生と死の意味に迫ったか? 例:フリーソロ
6)クライミング史の進化に寄与したか? 例:剣点の記
7)チャレンジは十分あったか? 例:アイガー北壁
8)未知への冒険はしたか?  例:7イヤーズインチベット
9)無駄な死を避けたか? 例:八甲田山
10)登るとは?という永遠の問いを問い続けたか? 例:クレイジーフォーマウンテン

この評価軸を心に持ちながらクライミングしていると、多様なクライミングの価値を創造していけるかも?
私設インタレストグレードです。

クライミングの価値

クライミングの価値
1)人と人の絆型 例:メンター
2)地域愛 例:笠置ロック
3)特定の山との因縁 例:メルー
4)ひたむきな努力: 例:ドーンウォール
5)生と死 例:フリーソロ
6)人間史の進化 例:剣点の記
7)チャレンジ 例:アイガー北壁
8)冒険  例:7イヤーズインチベット
9)無駄な死 例:八甲田山
10)山に登とは何か?という永遠の問い 例:クレイジーフォーマウンテン

他にあるかなぁ…

山岳会で起きた様々な嫌なことの原因を解説

■ 山岳会で起きた様々な嫌なことの原因

は、人々がレッドやオレンジ、アンバーのパラダイムにいて、私がグリーンのパラダイムで長年生きてきているからだと思いました…。

※ それぞれのパラダイムがどのようなものかはこちらに解説があります。
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■ 主な事件
俺一高事件 → 学歴自慢 レッドパラダイムの人
セクハラ事件 → アンバーパラダイムの人
いいとこどり事件 → アンバーパラダイムの人
コンパニオン事件 → アンバーパラダイムの人
沢でロープなし事件 → レッドパラダイムの人
仲間意識事件 → アンバーパラダイムの人
言う通りしないならもう君とは登らない!事件 → レッドパラダイムの人
他の人と登ると怒る件 → レッドパラダイムの人
相手が成長すると自分が不安事件 → レッドパラダイムの人
人工壁に行くとねちねち怒る師匠 → オレンジパラダイムの人
登れるクライマーは嫌いなんだよね、という師匠 → アンバーパラダイムの人
すでに払った会費を返却してもらうのに恩着せ → アンバーパラダイムの人
あの子はモノにならない事件 → オレンジパラダイムの人

というので、これからはうまく対処できそうだ。

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レッドパラダイムにいる人
・他者の感情に気が付かない
・自己中心主義に疑いがない
・上下関係に疑いの心がない
・残虐性に疑いの心がない 恐怖と服従のパラダイム
・恐れに動かされている
・力と逞しさをよりどころにしている
・敵か味方か?
アンバーパラダイムにいる人
・成人の半分
・家父長制を当然として受け入れている
・支配と独占
・男女差別を当然として受け入れている
・自民族中心を当然として受け入れている
オレンジパラダイムにいる人 
・グローバル企業にいる人、企業経営者
・未来に生きているので、現在に感謝しない
・エゴを失う恐れから成功へパラダイムシフトができない
・アカウンタビリティが重要
・正しい正解はない世界という理解
・イノベーション、実力主義、アカウンタビリティ

■ 今の私の居所 グリーンパラダイム
・非営利
・人が財産
・公平、平和、協力、コンセンサス  
・流行を追わない
・ビレッジ志向 
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グリーンパラダイムをクライミングでは布教中でしたが、私がアルパインの伝統を受け取るには、アンバーやレッドのパラダイムの人にも沿ってみないと受け取れないわけで…受け取っている間にグリーンパラダイムを伝播しそこねたのは、単に自信がなかったためです。

自信復旧に取り組みます。

選手と子供に同情

■選手と子供に同情

達成のみを褒賞とするオレンジパラダイム…というのが、スポーツクライミングの世界にありがちです。

オレンジパラダイムだと、オリンピックで優勝などの達成があるまでキリがない。クライミングだと世界最高難易度を登るまで、全員が敗者です。

(成功)OR(挫折感を抱えてメンタルを病んで退場)か?のどちらかの解しか用意されていない世界に、”頑張れ”の掛け声で、子供を追い込むのは、いかがなものか?と思っていました。 

■ フリークライミングとスポーツクライミングの違い

一応、ご存じない方のために言うと、フリークライミングとスポーツクライミングは異なるものです。

フリークライミングから文化的要素を除外し、達成感の喜びだけを抽出し、極度に安全化したものが、スポーツクライミングです。スポーツとしての要素だけのクライミング、と言う意味です。

子どもたちには、文化的側面も、知的なゲームとしてのクライミングの楽しさも、両方を味わえる環境…せめてグリーンパラダイムな世界(多元的な世界)を残してやりたいものです。

クライミングを日本に広めているつもりで、挫折感を抱え、その克服に一生を費やすような大人を大量生産しないようにしたいものです。

■ 他スポーツでも多くみられる前例

バレエの世界では、上記のような過ちが多く、3歳などの子どもからバレエを習った人の9割は、三羽の白鳥(つまり主役でない役)で自分の限界を感じ、バレエを辞めた後は、一切バレエとの関係を持たないです。つまり、バレエとの関係を断つ…が、挫折を表現していますね。

■ 運動能力が低いとかつて判定された人の穴場

クライミングは、どちらかというと、他の運動で、まったくダメ烙印押された人が、自尊心を回復、というシナリオが多い活動です。

およそ男性らしくない、ひょろっとした(なよっとした?)体格の人に適しています(笑)。

”俺は男だー!”と野郎臭全開の人が登れない課題を、”何が難しいのですか?”と、吹き抜ける、そよかぜのごとく、サラっと登る、さわやか系男子、というのが定番です(笑)。

文字通り、体型も考え方もスマートな方、ぜひトライしてみてください。