■業力不滅
今日の仏教説話は、業力不滅だった。(ペテランクライマー)+(私)で行く山
=果=凍傷者3人出した阿弥陀北稜
=果=2名のリードを一人がビレイしていた比叡
(現代新人:荒木さん)+(私)で行く山
=果=ロープが上がらなかった白亜スラブ
などなど… 起きたこと(果)が思わしくない、場合の
因(内部要因)について考えています。
■ フォースか?パワーか?
つまり、内因がフォース(ペテラン=プライド、現代新人=欲望)だと出てくる結果も、
・凍傷だとか、
・え?っていうビレイとか、
・まともな登攀になっていないとか、
つまり、総称すれば、ヒヤリハット、になるわけです。
■ 死なない程度のヒヤリハットはやったほうがいい
と言われます。実際、その通りなのですが、結局やったほうがいいのは、
反省付きの場合だけ
です。
反省なし → ヒヤリハットが積みあがって、ホントの事故へ → 死亡
になるわけです…。大体やらかしそうな人は、前々からそう言われている人ですよね。
■ まとめ
因 = フォースか?パワーか?を見極める
果 = 反省を頻繁に行い、誤りを正す
まぁ、言われてみれば当然ですが、その当然ができなくなる、魔が差す、のが、クライミングって活動の本質ですね。
この表で行くと、一般クライマーは、HappinessとProductivityの領域を、
若者山岳会は、Peak Performance without stress
一流クライマーは Extraordinary outcome を
目指せば、いいのではないかと思います。
用心としては、ルートに行く動機がPrideなどのフォースであるときは、セカンドでも付き合わないことですね。