2022/08/03

業力不滅…フォースか?パワーか?を見極めよう

 ■業力不滅

 今日の仏教説話は、業力不滅だった。

(ペテランクライマー)+(私)で行く山

=果=凍傷者3人出した阿弥陀北稜

=果=2名のリードを一人がビレイしていた比叡

(現代新人:荒木さん)+(私)で行く山

=果=ロープが上がらなかった白亜スラブ

などなど… 起きたこと(果)が思わしくない、場合の

因(内部要因)について考えています。

 ■ フォースか?パワーか?

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つまり、内因がフォース(ペテラン=プライド、現代新人=欲望)だと出てくる結果も、

・凍傷だとか、

・え?っていうビレイとか、

・まともな登攀になっていないとか、

つまり、総称すれば、ヒヤリハット、になるわけです。

■ 死なない程度のヒヤリハットはやったほうがいい

と言われます。実際、その通りなのですが、結局やったほうがいいのは、

  反省付きの場合だけ

です。

 反省なし → ヒヤリハットが積みあがって、ホントの事故へ → 死亡

になるわけです…。大体やらかしそうな人は、前々からそう言われている人ですよね。

■ まとめ

因 = フォースか?パワーか?を見極める

果 = 反省を頻繁に行い、誤りを正す

まぁ、言われてみれば当然ですが、その当然ができなくなる、魔が差す、のが、クライミングって活動の本質ですね。

この表で行くと、一般クライマーは、HappinessとProductivityの領域を、

        若者山岳会は、Peak Performance without stress 

        一流クライマーは  Extraordinary outcome を

目指せば、いいのではないかと思います。

用心としては、ルートに行く動機がPrideなどのフォースであるときは、セカンドでも付き合わないことですね。