■ クライミングバイブル
に書いてあります。
まぁ、現実問題、
日本には、100本オンサイトできるほど、
5.9
の数がない。
ので、みんなレッドポインターになるわけですが…
だからと言って、
100本オンサイトしてから次に行く
を
4本に下げていい
というのは
100→4
下げ過ぎですな。
じゃ、どれくらいまで下げれるのか?。
■ じゃ、どれだけどれくらいまで下げれるのか? 量→質転換が起こるポイント
じゃどれくらいまで下げれるのか?っていうことが疑問になりますが…
量から、質への転換が起こるポイント
があります。そして、これは個人の資質により、様々です。
私は、三つ峠の中央カンテが初めて行ったマルチですが、いきなり2度目からリードしています。別に落ちそうな気配はゼロでした…ので、残置ハーケンのプアプロテクションを見ても怖いとも思わず。 ランナウト、など、良く意味が分かっていないくらいの時です。
こんな簡単なところでもダメな人はダメです。同じ三つ峠でもショートの5.9が登れるまでは、小川山でもっと難しいレベルのをTRして月一回で1年くらいかかりました。
量というのは、頻度とも関係があります。月1回の人は年12回しか触れませんが、週1回なら36回、毎日なら365回です。
よく登山歴10年とかいう人聞きますが、良く聞いていたら年1回を10年だったりしますよね? それだと10回という意味なので、全然ド素人さんです。
というわけで、量から質への転換が起こるには、高頻度でクライミングに触れる必要があります。
その質の転換が来るときは自分で勝手に分かります。クライミングはある時突然上手になります。
■ ある時突然上手になる、が楽しいのがクライミング
クライミングのだいご味は、まさに、これではないですかね?ある時突然、上手になる。
それは、
スタートした年齢
現在の年齢
元の筋力の有無
運動神経の有無
元の運動体験の豊富さ
などで、その突然上手になるタイミング、が決まってくると思われます。
■インスボン行く前
私はインスボンに行く前は、1年くらい、クラックばかりをインスボンのために練習していたわけですが…
吉田和正さんに言われてレストを多くしたら、ジムに一回も言っていないのに、甲府幕岩で人がビックリするくらい上達したことがあります。
レストして上達 → 頑張り過ぎていた
経験値を上げて上達 → ラオス後
ムーブを教えてもらって上達 → アクティバの内藤さんとか
などなど、突然上手になる日がきますので、一番のマイナスは
十ぱひとからげの指導
です。日本の指導者のみなさんは、これ好きですよね~!!! 3回フォールしたらハイ終わりとか。
日本の教育の画一教育の悪い面を、そのまま引き継いでいる…
クライミングは心理的で個人的なものです。軍隊式教育ともっともそぐわないものですよ。