2022/06/11

どんだけ~?に気づくべし


■ おかしいと気が付くとき

私は、”母の私に対する要求が異様なまでに高い”と気が付いたのは、掃除していないと怒られたとき、

リビングのモノの配置が昨日と同じだ (= 粗いレベル、発病レベル)

と言って、怒られたときでした。

玄関の靴が並んでいない、レベルでは、そうね、と思って、並べてあげていました。(=中間レベル)

さすがに、昨日と今日で同じ配置なのは、拭き掃除をしていないからだと言われたときは、はぁ?どんだけ~って思いました。

母は、私にモノを投げつけてしつけを称する人でした(=微細なレベル)

モノを子供に投げつけることが、”微細”と言えるかどうか?は微妙ですが、私は母を許し(母なりの教育なのだろうと)、せっせと母を満足させるよう、母親代わり役をやってあげていたのですが、さすがに、リビングに昨日とモノが配置同じなのは、いくらなんでも、ねぇ…。

■ クライミングバージョン

同じことで、クライミングも、白亜スラブでロープアップされず、次のピッチで、ロープが足りず、仕方ないので自己確保で登ったら、1つのボルトに二人で仲良くぶら下がっていた時には、つまり終了点を見落としていたときには…やっぱり、どんだけ~?って話です。(=粗いレベル)

全然、自己申告と比べて登れていない(過信)。それ以前にも、過信の兆候は、いっぱいあったのでした…

懸垂でロープが少し足りない (=中間レベル)

自分が行動食忘れた時、相手に権利のように要求する(=微細レベル)

自分はロープに座って、ポンプアップによる引き上げを要求するのに、私がぶら下がると数秒で文句垂れ(=微細レベル)

ポンプアップなんてしてくれるどころか、だんだん引き下がる(=微細レベル)

残置のビナを持って帰りたがる(=微細レベル)

母親に食事を作ってもらっていて悪いと思っていない(=微細レベル)

なんで、色々と前兆…微細レベル で出ていたのでした。

私はそうしたミスが起こるのは、うっかりやクライミングの未熟さが因なのかとおもっていたので、許し続けていましたが、そうではなく、”俺様”な自己認識が、因、でした。

岸良で私のクライミングが後回しになった時、これは、

 男尊女卑が因

だと切り分けられました。 無知が因なら、有知になれば因は取り除かれますが、男尊女卑が因だと、一生取り除くのは無理ですね。

正しく原因が分かる=治らないと分かる=その人と登り続けるのは馬鹿

です。

■ 因 … マザコン 母親が男性を甘やかしている

最近、女性の農業者に売り先を紹介してあげたのですが、その際に、まだ生産すらしていない息子をつなげようとしていた時も、え?!どんだけ~?でした…(=粗いレベル)

だって、いくら息子を助けたいということでも、自分の畑すら持っていない人に、売り先紹介してどうする?いくらなんでも、誰でもおかしいと気が付くレベル感…。

これくらい、九州では、母親は息子を甘やかしているのです。

子どもクライミングで、母親が14歳の息子を抱っこしているときも、おえ~!って思いましたが(=中間レベル)。

■ 一般化 = 法則化

おかげで、個人的には、私の母が、弟をどう取り扱っていたのか?ということに気が付くきっかけになったのでいいのですが…。

クライミングの事例でも、

”自己申告より、自分のレベルが低いのが分かっていない”という症状は、

”日本男児への甘やかしが常態化しており、男性が母親に甘やかされ状態だから” が、病根です。男尊女卑が病根。

一般の母親は、母親本人が男尊女卑を自覚していなくても、息子への愛というより、女性としての自分の不安さから、息子を取り立てようとします。日本社会では女性より、男性の方が優遇措置なのを知っているからです。どんなダメ息子でも、なんとしてでも助けようとしてくれます。

受け取る男性の側が、それを普通だと思っていると、子供相手なら微細レベルの症状ですが、大人になってからだと、どんだけ~?に発展します。

40代になって親に食事作ってもらっている人と結婚したい女性います?いないですよ?

■ 因は、”甘やかし”

人々は どんだけ~? に、なかなか、気が付けない。

九州のフリークライミングのどんだけ~?は、2020年にもなってカットアンカーでリボルトしようという話(比叡)とか…。

マジ、どんだけ~?です。 いくらなんでも、誰でも気が付くレベル。

それらは、ビレイがちゃんとできている人がいないという目撃事件(=中間レベル)や、山岳会に行ってみて、ロープワーク講習会でもお遊びレベル(=微細レベル)っていうので気が付けるはずなのです。

ちゃんと気が付いていたので、九州の山岳会はすべて避けています(そこまで馬鹿じゃない。念のため)。

気が付かなかったのは、若い人が間違った指導をうのみにしているために、間違った技術がずっと続いているということ、でした。(支点ビレイを指摘したら、ありがとうと感謝されるべきところ、逆ギレされました)

■ 自分を客観視しましょう

そのどんだけ~?に気が付ける機会をどう増やすか?というのが、振り返る心、自分を客観視する心、だと思います。

客観視するには、より高い視野を持つしかありません。

 九州を分かるためには、全国で登り

 全国を分かるためには、世界で登る。

という必要があります。

今日、紹介した、ユタのクライミングなど、九州の指導者レベルの人が行くべきではないですかね? 俺はトップクラスだ!と思っている人こそ、行ってほしいですな。

英語が話せないので会の人を連れていく自信がない、ということで、日本人は海外クライミングに出れていないようです。

年配のクライマーは海外ではお荷物人材扱いされるのが当然なので、出たとしても日本人だけでまとまり、海外の人と一緒に登るような交流をしないようなので、向こうの技術を伝えられそこなってしまっています。

いっておきますが、私は英語ペラペラ(IELTS7.0/8.0満点)ですが、トップロープのお礼に自分の語学スキルを差し出さねばならないようなクライミング界の弱者ではありませんので…念のため。

海外クライミング誘ってくださる方は同じような自立した方のみでお願いします。協力はしますが、依存されても困ります。下駄履かせてもらったり、助けてもらっているのに、逆ギレとか九州男児はしますからね…マジ勘弁です。