■The North Face | Reformation ~ 佐藤裕介/Yusuke Sato ~
イマイチだった前回よりうんと良くなってる~
とすごくうれしくなった今日。もう、解毒剤ですね、解毒材。何の毒に対してか?
1)3級しか登れないのに2段をノーマットで登るとかいう初心者ボルダラー
2)根子岳を登れるようになりたいとか言ってアルパインを理解していない自称アルパインクライマーの九州初心者
佐藤さんみたいなクライマーが目標値として設定されないから、アルパインクライマーについては、こうなってしまうのではないか?と情状酌量の余地もあるのではないか?とは思いますが… ボルダラーについては、小山田さんという偉大な見本があるので、情状酌量の余地なしですね。 大体、手本があっても手本にしないのが男子。
九州では、”未知への憧れ”、ではなく、”お前、階段、何段飛べる?俺10段!”が、アルパインだということになっています。 バカみたい… 落ちたら一巻の終わりのところで、ロープを出さない方がカッコイイ、という価値観です。
断っておきますが、私のロープを出す基準は、ガイド基準、ではなく、山岳会基準、ですからね。前の会の33歳の室野君がロープを出してもらわないと降りれないところ、私はノーザイルで降りていますから(真砂尾根。SABで確保するような尾根です)。
さらに言えば、こちらの会って、北鎌尾根程度で、死者出していますから。これは、こっちのアルパインを志向する人たちが、中高年がジャンダルムにノーザイルで行くのと同じ感覚を継続してリスクのある山をやっているって意味です。
最近では、クライミングジムの店長という人からもロープ組みたいという連絡来ましたが、分かっていなさそうでした。分かっていないことを分かっていないから、「あなたが思うより僕はちゃんとわかっている」と言っていましたが、九州に6年登っていて、カットアンカーであることに気が付いていない。カム持っていない。
1年登っただけで、「ナニコレ、変なボルト!」とか、「ナニコレ、変な終了点!」とか、気が付きましたよ? 気が付かない時点で、もう、かなり安全意識おろそかなのでは?なんせ、目の前にあるものを全信頼しているってことですから…。
ちゃんとしたクライマーは、普通にショートで岩を登る時ですら、岩が壊れないか?叩きながら、登っていましたよ?
佐藤さんのモチベーションアップはリフォームだったらしいので、私もリフォームに取り組むと元気がでるかも(笑)?