■衝撃の『毒になる母親』
もしかして、私の母は、ナルシストだったのかもしれないと思って、手に取ってみた本…衝撃の事実が発覚…。
母は自己愛マザーでした。
■ やってもやっても上を目指せって無理
私のフリークライミングへの抵抗は…、”やってもやっても、まだガンバ!”と言われるってことでした…。
41歳でクライミングを始めた身からすると、43歳で5.9がオンサイトでき、46歳でインスボンでセカンド、ラオスで自立、台湾でトラッド自立っていうのは、素晴らしい成果に思えるのですが…?
世間はそれでは許してくれない。なんだ、お前はまだ10ⅽかよ、みたいな感じです…。
11ノーマル…、つまり、11なら大抵は落ちないっていうのは、5.12をRPしている人の話ですよね? 現代では5.12をRPしている若い男性でも、OBGな5.9もとい10cでエイド出すくらいな実力のこともあるようですが…?
なので、私の中では、もはや11も一本は登れている(目標は到達した)ことだし、これ以上グレードを上げて指皮を減らしたり、減量作戦したり、筋トレしたりする意味が、そもそも感じられないのです…。
クライマーってのはね、指が曲がってなんぼだよ…とか、そうでないと世間が許してくれない感がありました…。
はぁ~?なんで~?
私が5.9を登っていたころは、10cをしている人は、オンサイトの持論を展開したりして超偉そうな感じでしたが、自分の番になったら、手綱を緩めることすら、許されないんだとは??
この、”エンドレスに努力せよ感”って、受験勉強の時代のノリでは…?
確かに10代のコンペクライマーなら、私だって今のうち頑張っときな、と思いますが。
41歳からコンペで優勝を目指すってないですから…。せっかくだから出て見ましょうか程度の参加の岩根コンペで5位で、そんなに悪い成績には思えない。
そもそも、グレード競争は、破綻しており、現代のトップは5.17くらいになっているんじゃ?
そんな愚かな競争になんで最初から負け組の私を巻き込みたいのか、意味不明でした… 自分がトップになってから言ってくれ…
おとなの登山は最初から自己満足。ナンバーワンじゃなくて、オンリーワン。
■ 自己愛パートナーのおかげ
母の自己愛性に気が付いたのは、自己愛性が強いパートナーと組んで、行動様式に類似性を感じたため…
え?この人、うちのお母さんみたい…?という出来事が起こるのでした…。
だから、病気やケガはありがたいというのと同じですね。私に気づかせてくれるためにある、ということです。
この本を読んでまとめてあり、納得。ワークやります